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俺「ストライクウィッチーズにようこそ」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 18:56:01.63 ID:1Sz37SbH0
ストパン世界に俺を入れてイチャイチャしようずwwwwwwwっていうスレ
     _,-ー――‐,−――‐‐-、
    i´::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::〉、
    {、┼‐::::/::::::::::::::::::::::::::::} ̄  `ヽ、
     トー-":::::::::::::::::::::::::::,::-┘ i: : : ヾ、
   ,-/\::::◎:::::::::::::::_,.::/    i: : : : : : `i
   i:〃  `ー―― '´ 、      ヽ: : : : : : i、___
   i:i i   !    ゙、 \      ヽ: : : : : i∠´  妄想を垂れ流すのもよし
   i/ ,  ト、、   ト、__\_    ゙、: : : :iハ   初SSに挑戦してみるのもよし
   ./ / __.i-ヾ-  .} `ミ、__\_   ∧: : : :.}、i   そこの君も書いてみたら?
  /,イ   |_弐  ヘ ≦=rtテミァi-. i \: : :}
  〃 i   代テ心、  ヽ、  辷_シ i ./   匸    フフッ紳士達の集いにようこそ
    丶|ヽ i ゙ー" `゙ー-`     i/ / / ̄´
     ` ヽi、   、       // ,、.i、
        ヽ    _,    〃i// ヽゝ
         ` 、      / /i、
            ` >.イ /./::.ヘ
           /:::::::{ー"/ .,--、.i゙゙゙`-、__
        ,,,,-/:::::::::{∧/::::/_/::\゙\_フ、
      ,-‐´::::`>、::// /______/:::::::::/:::::i
      i:::::::/:::::::::::i〃:::::::::::`ヽ、:::::::::::/:::::::::::::i
      i::::_:i:::::::::::::::i/:::::::::::::::_/::::::::::::::::::::::::::::::::i
      i:::::::i:::::::::/::::::,-ー―-、::::::::::::::::::::::::::::::::::i
まとめwiki:ttp://www16.atwiki.jp/vip_witches/pages/1.html
避難所全般:ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/14336/

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 18:56:25.75 ID:1Sz37SbH0
前スレ
俺「ストライクウィッチーズだぞー」
ttp://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1327053982/
避難所
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14336/1326991116/

雑スレ
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14336/1326958414/

wiki運営スレ
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14336/1316961776/

強さ議論スレ
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14336/1299158886/

避難所運営スレ
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14336/1314193112/
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 18:57:46.99 ID:1Sz37SbH0
↓今後使うかもしれないテンプレ(仮)です これについての意見は避難所のまとめwiki運営スレッドにお願いします


※俺スレのお約束※

1、他の人が投下してるなら割り込まないでね
2、投下予約できるならしてね
3、長時間にわたるようなら分割するか、一旦切り上げて再度予約しよう
4、予約のすっぽかしは迷惑がかかるからやめよう 予約キャンセルの時は一声かけてね
5、
>>1の一行目を第一に考えてほしいな

 (クロス・パロディについて)
書き手は、読み手のことをよく考えて設定を練っていこう
過剰なクロス・パロ要素は、読者を置いてけぼりにしてしまうかも
また、読む側にも「気に入らないなら読まない」という選択肢がある事を忘れないで

・批判、スルーされても泣かないで!
・ストパン愛を忘れない ←重要

 ト 、     __    _   _ ..ィ
 .',  _ >- ニ、 : : : : :`:.く       /
  >' .ィア´: : :, :/: : : :ヽ、ヽ、  ./
 /イ V.:/: : : /;イ: : :.ヽ、: ヽ: :',  /
. '   l :!:i : : l.ハ.!: : : : :.ヘ: :l、!:.トイ
    l ハl ィ7 ヽ、 ト、-lト、!`! リ
    lハ | :::::::::::::::::::::` `' l l./
.      Vl '⌒::::::::::::⌒ヽ .lハ'
      ヘ、 ┌┐  .ィイ   ここには紳士しかいませんよ・・・
       ` -` - <i: : :/
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 18:58:09.83 ID:1Sz37SbH0
(´・ω・`)   n
⌒`γ´⌒`ヽ( E)
( .人 .人γ /      ご覧のスレは
=(こ/こ/  `^´   人と人との心の壁も破壊します
)に/こ(           壁殴り代行鰍ニ

           l:::::::l   .置  ss
 け  置  ss ,ゝ::ノ   .い
 ! !   .い    (::::::::`ヽ  て
      て   (::::::::::::::::l   け
         /::r=≠、、 )  ! !
⌒ヽ    (:::::::::ヾ)___)从 ̄`ヽ    貴方の可能性を信じたい
___ノ  (´ ̄`:::::::::::\´´   __∨,/´ 妖怪ss置いてけ(おとよひさ)
  な  >\!\:厂 ̄  /⌒ゞi!
  あ (    /L...:::_ _//ィ⌒/' !
  ! !  ヽ..__/|    `ー,、ヽニ《_/
     (´厂| |    / `T´/i
/⌒ヽ(⌒|  l ヽ < <   _.У .!
      rfi   \   \///  |
    /| !!    ` ー/ .//   !
                           ,. -‐==、、
             ,. ===、、       .  i       :::ト、
           _,/      `ヾ´´`ヽ、 ゚ .l ウォトカ:::ト、\  新ss ウラーーーー!
           // COLA ::::/  :::::!===l      :::|ス. ',
             /./       .::::/トカ ::::l    |  __ ..... _::::|} ヽ l-、      万人の幸福を求める
.           ,ィク ,'..__    .::::/    ::::l ウォl '´    `)'`ヽ ヾ;\     同志達の提供でお送りします
       /::{゙ ヽ、 ``丶、;/‐‐- 、::::l     `'::┬‐--<_   } ./;:::::\    
     /::::::::!   ,>---‐'゙ー- ...__)イ ,. -‐‐-、ト、   |l::ヽ /;';'★:::\    
.     /|:::★;';'\/} (ヽ、  _/|   (´    _,.ィ!::ヽ.  ヾー'´;';';';';';';';';:: /ヽ、 
   / ,ノ:::;';';';';';';';';'/  /ヽ、二ニ-イ   ヾT ¨´ ,/;';';::`、. \';';';';';';';';';';〈::...
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 18:59:13.40 ID:1Sz37SbH0
       /ヽ   {\
      i:::::::,   i:::::ヽ
.      !:::::「┬ ̄i:::::::::,
      i::::::! ─ -!::::::::i
     /' ,  i i 、  ヾ!     保守目安でありますwwwwwwww
    / i-+!ゞ、_!>!-! i  !     月曜日の野郎は私が始末しておいたでありますwwwwwwwピィwwwwwwww
    /イ! >  < !≠-_ト..、
    / !⊂つir-ヽ⊂/::/:::::::::>              平日         休日
     i! > 、 ー ´イヘ-:::::/  19:00〜1:00   10分以内      5分以内
    i ! !i/!></ヽ:::::/!     1:00〜2:00  15分以内     10分以内
     i! /i。-i!-。-:i! ! /!     2:00〜4:00  25分以内     20分以内
     >::::iー:i!::─:::V! /!/     4:00〜9:00  50分以内     45分以内
    /::::::i-。::i!::-。-:::iレ       9:00〜17:00 20分以内     15分以内
   <::::::::/二::i!:::二::::i::ゝ      17:00〜19:00  15分以内    10分以内
    ヽ_\ < \ /ト、_ .....
      !  i⌒!  i::::::::::::::::: )
      !  !  !  !  ̄   ̄
.      i   !  i   !
       i  !  i  !
.       i__.!   !__!
       ヒj   ヒソ
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 19:04:49.11 ID:1Sz37SbH0
ほしゅっと

15分くらいから投下始めます
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 19:04:55.73 ID:0TzgagCo0
>>1
8 :毎日ナオちゃん[sage]:2012/01/22(日) 19:12:37.23 ID:1Sz37SbH0
そろそろ投下始めます

お久しぶりです 「毎日ナオちゃん」です
今回は生存報告を兼ねた即興短編です
今朝のフミカネ氏のツイッターのイラストで思い付いた話です
かなり短くなると思います

それでは、次から投下始めます
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 19:12:58.41 ID:3oGlqqjy0
>>1
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 19:16:14.87 ID:0TzgagCo0
おお 支援!
11 :毎日ナオちゃん[sage]:2012/01/22(日) 19:18:20.04 ID:1Sz37SbH0
「さあエディータ、汗を拭き取ってあげよう」

「ちょっ……伯爵……そこはもう拭きとって……ンッ……」

ガチャッ

管野「ロスマン先生ー見舞いに来たぞー」

俺「お加減はいかがですか?」

伯爵「いやいや、小さいとはいえ女の子のここには汗がたまりやすいからね」

ロスマン「ンアッ……だからってそんなには……ヤッ……!」
12 : 忍法帖【Lv=22,xxxPT】 [sage]:2012/01/22(日) 19:21:33.23 ID:GrJn4foL0
支援ニンジャナンデ
13 :毎日ナオちゃん[sage]:2012/01/22(日) 19:24:26.87 ID:1Sz37SbH0
伯爵「やあ、ナオちゃん、俺クン」

ロスマン「」

管野「」

俺「………お邪魔しました」

キィィバタン

伯爵「ウフフ………………よし、エディータ続きをしようか」

ロスマン「やめなさいエセ伯爵! 待って二人とも! 誤解よ! 誤解だから!」




ロスマン「ハァ……まったくこのエセ伯爵は……」

伯爵「顔を真っ赤にさせちゃって。満更でもなかったくせに」ヘラヘラ

ロスマン「う、うるさい! 風邪を引いてるんだから仕方ないじゃない!」

俺「あっロスマン曹長、そんなに叫ぶとお体に触りますよ」

ロスマン「だってこのエセ伯爵が……」ケホッケホッ

伯爵「ゴメンゴメン。ちょっとからかいすぎたよ」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 19:27:18.88 ID:0TzgagCo0
支援
15 :毎日ナオちゃん[sage]:2012/01/22(日) 19:30:07.08 ID:1Sz37SbH0
管野「体調の方は少しは良くなっているみたいだな」

俺「これなら食べ物も食べれそうですね。シチュー作ってきたので良かったら食べてください」

ロスマン「あらありがとう。俺クンが作ってくれたの?」

管野「おう! オレが命令して作らせたんだぞ!」

俺「ジャガイモを切るのはナオちゃんがやってくれたんですよ」

管野「あっバカ! 黙ってろっつったろ!?」アセアセ

ロスマン「そうなの? ナオちゃんもありがとう」ニコッ

管野「お、おう! まぁ……ロスマン先生にはいつも世話になっているからな……」モジモジ
16 :毎日ナオちゃん[sage]:2012/01/22(日) 19:36:14.34 ID:1Sz37SbH0
伯爵「あれ? お礼を言うのはナオちゃんだけかい? ボクだって汗を拭いたりしてあげたのに」ニヤニヤ

ロスマン「そうね。ありがとう伯爵」

伯爵「あ、あれ? エディータ熱がまた上がったんじゃ……ボクはお礼を言われるようなことは何も……」

ロスマン「付きっきりで看病してくれたんでしょう? 寝込んでてもそれくらいは気付くわよ」ニコッ

伯爵「き、気付いてたのか……し、紳士として当然のことをしたまでだよ」モジモジ

ロスマン「あら、エセ伯爵が珍しくしおらしいじゃない」クスクス

伯爵「クスッ……ボクをからかうくらい元気になったみたいだからもう大丈夫そうだね」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 19:37:34.54 ID:OeSZ5LhK0
支援
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 19:42:03.43 ID:3oGlqqjy0
しえん
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 19:43:25.00 ID:kjAPAxBd0
しえんぬ
20 :毎日ナオちゃん[sage]:2012/01/22(日) 19:45:27.73 ID:1Sz37SbH0
俺「曹長の弟子達もこんなに心配しているんですから、早く良くなってくださいね」

ロスマン「俺クンは?」

俺「はい?」

ロスマン「俺クンは心配してくれてるの?」

俺「もちろんですよ」ニコッ

ロスマン「そう……俺クンはナオちゃんにしか興味がないと思っていたけど、少しは私達にも関心を持っていてくれてるみたいで安心したわ」

俺「いやいや俺だってちゃんと皆さんのことを仲間だと思ってますよ」

ロスマン「それなら仲間として改めてお願いするわ。ナオちゃんのこと、よろしく頼むわよ」ニコッ

俺「はい。言われなくても存分にお節介を焼かせてもらいますよ」ニッ



おわり
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 19:46:21.42 ID:GrJn4foL0
乙!
22 :毎日ナオちゃん[sage]:2012/01/22(日) 19:48:57.57 ID:1Sz37SbH0
短いけど以上です
ヤマなしオチなしで申し訳ない

リアルの方が割と忙しくなって書き溜めが難しくなるので、本編の続きは2月中旬以降になると思います
でも、時々安価即興をしに出没するかもしれません

それでは、支援してくださった方、読んでくださった方、ありがとうございました!!
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 19:50:40.87 ID:cjFYn+DE0
乙!
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 19:51:31.73 ID:OeSZ5LhK0
乙乙
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 19:53:25.91 ID:1Sz37SbH0
ほしゅっと
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/22(日) 19:55:05.81 ID:yFXpe1DG0
乙おーつ
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 20:01:08.61 ID:yFXpe1DG0
(片翼ssを待ちわびる音)
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 20:04:21.58 ID:N+n3JKIA0
今日って予約とかたしかなかったよね?
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 20:05:22.49 ID:1Sz37SbH0
早い所だともうコミックス発売されてるんだっけか?
ウチの県がその早い所にカテゴライズされるわけないから28日まで待つしかないだろうなぁ……
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 20:05:44.76 ID:1Sz37SbH0
>>28
うむ
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 20:10:55.81 ID:JkjhlZJi0
乙&保守
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 20:14:57.96 ID:N+n3JKIA0
>>30ありがとう

じゃあ2030あたりになったら投下させてもらいます
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/22(日) 20:18:48.04 ID:9AHv7aHq0
そろそろまとめwikiヒロイン別更新する人現れないか
ニパとエイラ読みたいけど大魔人時代から来てなかったからさっぱり
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 20:22:26.10 ID:1Sz37SbH0
>>32
ごーごー

>>33
ニパ√は青春俺以来誰も書いてないんダナ
エイラ√はヒロイン別まとめに載ってないのでは更生俺とかもあるんダナ
個人的なおすすめは更新止まってるけどIfダナ ロリエイラわっほい
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 20:26:21.93 ID:1Sz37SbH0
wiki出来た当時のことは知らんけど、今は作者が自分でヒロイン別を書いてるんなイカ?
少なくとも俺はそうしてる
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 20:30:39.39 ID:kjAPAxBd0
ヒロイン別はやろうやろうと思いつつ先延ばしになってる
37 :NT俺[sage]:2012/01/22(日) 20:32:54.53 ID:N+n3JKIA0
ではそろそろ投下開始。

NT俺 第13話 「失うのが怖いなら、失わせなければいい」


ACXの体験版を楽しみにしていたけど、エラーやバグが多すぎてぜんぜん楽しめなかった。

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 20:34:07.19 ID:1Sz37SbH0
あらお久しぶり支援
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 20:37:10.32 ID:/vIAgBqi0
支援支援
40 :NT俺[sage]:2012/01/22(日) 20:37:47.76 ID:N+n3JKIA0
芳佳「うあ〜、疲れたぁ〜」

リーネ「結局、あんまりお掃除できなかったね……」

エーリカ「私としては掃除なんてしなくてもよかったんだけどな〜」

バルクホルン「いいわけないだろう! あんな部屋に住んでいて、カールスラント軍人として恥ずかしくないのか!?」

エーリカ「別に〜。特に困んないし」

ミーナ「だめよ。これからは定期的に部屋を掃除するよう心がけなさい」

ペリーヌ「中尉には何を言っても無駄だと思いますわ……」

ウィッチーズの面々が疲れた様子で談話室へ入っていく。
それというのも、今日は朝からペリーヌのズボンを盗んだルッキーニを追いかけて基地中を駆け回っていたからだ。
騒ぎは最終的に敵もいないのに出撃しかける事態に発展し、しかもその後、全ての元凶になったエーリカのごみで埋もれた部屋を掃除する羽目にまでなった。
その上後も色々とトラブルが重なり、結局、掃除も中途半端なまま終わっってしまったのである。
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 20:43:03.35 ID:3oGlqqjy0
支援
42 :NT俺[sage]:2012/01/22(日) 20:43:48.34 ID:N+n3JKIA0
ルッキーニ「うじゅあ〜。お腹空いた〜」

シャーリー「あ、そうだ俺、この間作ってくれたやつまた作ってくれよ。ほら、芋のやつとか」

俺「ああ、あれか。いいよ」

エーリカ「お芋!? 私も食べる!」

俺「はいはい。じゃあちょっと早いけど夕食の用意を始めるか」

そう言って俺が談話室を出ていくと、急にバルクホルンとペリーヌがそわそわとし始めた。
二人は意味もなく何度も姿勢を変えたり、あちこち視線を泳がせたりと落ち着きの無い素振りを見せている。
そして、先に動いたのはペリーヌだった。

ペリーヌ「私、俺さんをお手伝いして来ますわ。ええ、ガリア貴族として当然の行いですもの!」

ペリーヌは訳の分からない理由を言ってソファから立ち上がり、小走りで部屋を出ていった。

バルクホルン「………………」

エーリカ「ねえ、トゥルーデ」

バルクホルン「なんだ、ハルトマン」

エーリカ「俺の料理も楽しみだけど、久しぶりにカールスラントの料理も食べたくなっちゃったんだ。だから、トゥルーデも何か料理作ってくれない?」

バルクホルン「……仕方がないな。では、私も何か料理を作るとしよう」
43 :NT俺[sage]:2012/01/22(日) 20:51:48.05 ID:N+n3JKIA0
口では仕方ないと言いつつ、いそいそと厨房へ向かうバルクホルン。
バルクホルンが出ていった直後、シャーリーがニヤニヤとしながらエーリカに話しかけた。

シャーリー「うまいことやったなぁ、ハルトマン」

エーリカ「トゥルーデったらこの間から急に意識するようになっちゃったんだもん。こっちが動く理由を作ってあげないとね」

リーネ「ペリーヌさんも素直じゃないですけど、バルクホルン大尉も相当ですよね……」

芳佳「え? 何? 何の話?」

ルッキーニ「どういうことー?」

シャーリー「んー……。ルッキーニにはまだ早い話、かな?」

ルッキーニ「ええ〜! あたしにも教えてよぉ〜!」

会話に花を咲かせ、どんどんとテンションを上げていくシャーリー達。
軍に所属しているとはいえ、年頃の少女達にとって恋愛に関しての話題が大好物であることは変わらないようだ。
だが、そんな彼女達を難しい顔で見つめる者がいた。
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 20:52:26.96 ID:Bui78huV0
支援!
45 :NT俺[sage]:2012/01/22(日) 20:56:54.49 ID:N+n3JKIA0
ミーナ「ウィッチと男性の接触は規則で禁じられているけど、俺さんはウィッチだし……。この場合はどうなのかしら?」

坂本「解釈次第だろうが……。まあ、俺なら大丈夫だろう。誠実な奴だ。滅多なことはしないと思う」

ミーナ「そのあたりは心配していないんだけどね……」

坂本「……まだ、忘れられないか? 昔の事が……」

ミーナは軽く目を伏せ、過去の記憶を思い返す。
かつて、共に同じ道を目指した恋人がいたこと。
夢を捨てて軍に入った自分に対し、彼も共にいたいと思ってくれたこと。
そして、自分の元へ必ず帰って来ると言ったのに、彼は帰って来なかったこと。

ミーナ「……私はただ、うちの子達に辛い思いをさせたくないだけよ」

ぽつりとそう言い、ミーナは立ち上がった。

ミーナ「さてと、明日までに片付けないといけない仕事があるし、私は執務室へ行くわ」

坂本の視線から逃げるように談話室を出ていく。
胸中で押し殺しているものが何なのか無意識で考えないようにしながら、ミーナは歩く足を速めていった。
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 20:57:08.61 ID:J0pb4EdZO
新スレ来てたか

支援支援
47 :NT俺[sage]:2012/01/22(日) 21:01:17.84 ID:N+n3JKIA0

俺「へぇ……。そんなことがあったんだ」

風にはためくシーツを視界に捉えながら、俺は相槌を打った。

芳佳「いくら規則だからってお話もしちゃいけないなんて……。リーネちゃんもおかしいって思うでしょ?」

リーネ「う、うん……」

この日、俺は芳佳やリーネと共に洗濯物を干しつつ、芳佳に愚痴を聞かされていた。
その内容は、朝にハンガーにいる整備員達へ差し入れを持っていったら『ウィッチとの必要最低限以外の接触は禁じられている』と言われ、断られたというものだ。
芳佳はそれが大変不満のようだったが、リーネはそれほどでもないらしい。

リーネ「でも、私は家族以外の男の人とあんまりお話したことないし、学校も女子校だったから……」

芳佳「そうなんだ……。あっ! 赤城だ!」

芳佳の声に俺が海へと視線を向ける。
するとそこには、巨大な船体を持つ空母が悠々とその身を浮かべていた。

芳佳「私、あれに乗ってブリタニアまで来たんだよ。来る時にネウロイに攻撃されたから修理してるって聞いてたけど……直ったのかな」

赤城の姿にしばらくの間目を奪われていた俺達だったが、そこに突然シャーリー達が現れた。
48 :NT俺[sage]:2012/01/22(日) 21:07:07.50 ID:N+n3JKIA0
シャーリー「おー、ここにいたのか宮藤」

ルッキーニ「ミーナ中佐が呼んでたよー」

芳佳「え? ミーナ中佐が? いったいなんだろ……?」

芳佳がその場を後にするとそれに続いてリーネやシャーリー達も屋内へ去っていき、自然と俺一人が残る形となった。
ふと、先程の芳佳の話を思い出してみる。

俺「一般隊員とウィッチとの最低限以外の会話を禁ずる、か」

いつの時代も軍隊というものは男性の比率が高く、そんな場に見目麗しい彼女達がいれば問題が起こるのも無理はないのかもしれない。
冷たい考え方をすれば、軍にとって『ウィッチ』という駒を最大限に活用するためには必要な規律なのだろう。
ウィッチの入隊時の階級が軍曹になっているのも、現場の男性兵士達が彼女達を『女性』として見ないようにするためだと聞く。
だが、俺には一つ気になることがあった。

俺「……俺の場合はどうなるんだろう」

自分は男だがウィッチでもあるので、他のウィッチとも普通に接することができる。
だが、だからといってそれに対して役得だと素直に言えるほど、自分は女性に対して積極的な方ではない。
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 21:08:05.04 ID:0TzgagCo0
支援
50 :NT俺[sage]:2012/01/22(日) 21:13:54.34 ID:N+n3JKIA0
俺(まあ、ここのウィッチ達とはそれなりに仲良くなってはいるけど……)

なぜか、真っ先にバルクホルンのことが頭に浮かんだ。
最初は嫌われていたし、自分も堅苦しい軍人というイメージしか持っていなかった彼女。
だが、妹の前で見せたあの慈愛に満ちた眼差しを。
そして、先日の戦闘で「信じている」と言ってくれた彼女の言葉を。
彼女の新しい面を見つける度、本当は妹思いの優しい女性なのだということがわかっていった。
それにここ最近は何かと一緒にいることが多い気もするし、以前より距離が近くなっているとも思う。

俺「バルクホルン大尉……」

自然と彼女の名前が口から漏れる。
少し前からなんとなく気付いてはいた。
彼女のことを意識することが多くなっていることに。
多分、自分は彼女に惹かれているのだろう。
だがしかし、この場所ではその気持ちを持つことは許されない。
俺がざわついた気持ちを持て余していると、唐突にサイレンの音が鳴り響いてきた。
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 21:20:58.79 ID:3oGlqqjy0
支援
52 :NT俺[sage]:2012/01/22(日) 21:21:16.24 ID:N+n3JKIA0

ミーナ「俺さん! 後ろにつかれてるわ! 気を付けて!」

俺「了解!」

ミーナの注意する声を聞き、俺は速度を落とさずに後方を確認した。
サイコロのような形をした小型ネウロイが5機。
それぞれがビームを放ちながら執拗に後を追ってきている。

俺「うるさいんだ……!」

タイミングを見計らって急減速をかける。
それに加えてG-B.R.Dのスラスターを前方へ向けて噴射させ、一瞬で敵機の後ろをとった。

俺「落ちろ!」

背後を晒した小型ネウロイの集団にぶつ切りのビーム弾を連続で叩き込む。
追ってきた敵機を撃ち落とすと俺はすぐに周囲を確認し、次の標的を貪欲に探し求めた。

芳佳「今日の俺さん、なんだかすごいですね」

坂本「そうか? どちらかと言えばいつもより動きが荒いように見えるが……」

芳佳は戦場となっている空域を上から見下ろしながら隣の坂本へと話しかける。
坂本はそれに答えつつ、魔眼を使って戦場を見渡していた。
53 :NT俺[sage]:2012/01/22(日) 21:28:18.61 ID:N+n3JKIA0
坂本(敵の数も大分減ったが、未だにコアを持った敵の姿が見えんな……)

当初、敵戦力は1機の大型ネウロイかと思われていたが、攻撃開始直前に敵が分離し、今や200機以上の小型ネウロイの群れが相手となっている。
よって、坂本は魔眼でコアを持っている1体を探している最中だ。
護衛は芳佳が担当し、バルクホルンとエーリカ、ペリーヌとリーネ、ミーナと俺が敵部隊を攻撃して数を減らしている。
ただ、各員が順調に敵を撃墜していく中、どうも俺の様子がいつもと違うのが気になった。
ミーナの2番機として1番機のフォローに回ってはいるが、機動や攻撃にどこか荒々しさが感じられるのだ。

坂本(俺……いったいどうしたんだ……?)

そして、そう思っているのは坂本だけではなかった。

エーリカ「俺、なんかいつもとちょっと違うね」

バルクホルン「ああ。なんだか苛ついているように見えるな」

俺たちから少し離れたところで戦闘をしているバルクホルンとエーリカ達も、俺の動きの変化に気付いていた。

エーリカ「心配?」

バルクホルン「な、仲間の心配をするのはおかしいことではないだろう!」

エーリカ「え〜? 私は別におかしいなんて言ってないよ〜?」

バルクホルン「ぐぬぬ……」
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 21:29:23.58 ID:ywkd0etr0
支援
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 21:31:12.39 ID:s08KgqlQ0
ところで「俺」ってどうやって飛んでるんだろう・・・
ストライカー?
56 :NT俺 >>55それってこの「俺」のこと?[sage]:2012/01/22(日) 21:36:03.82 ID:N+n3JKIA0
ミーナ『各員へ通達! 少佐が敵コアを発見、こちらで撃墜するから他を近づかせないで!』

バルクホルン&エーリカ『了解!』

ミーナ達が大陸側へと逃げていく敵機の追撃に向かっていく。
しかし、そこに俺の姿はない。
バルクホルンが探してみると、俺はミーナ達の後を追おうとする敵を片っ端から撃ち落としていた。

俺「ここから先へは行かせない……!」

セオリー通り、数発撃つごとに射撃位置を変え、次々と迫り来る敵機を狙撃していく俺。
しかし、攻撃を重視し過ぎているせいか、俺の動きは単調なものになっていた。

バルクホルン「俺! 横から回り込まれているぞ!」

だから、その隙を突くように回り込んでいた敵機に気付くのが遅れた。
敵のビームが当たる寸前に俺はなんとかシールドを展開し、間一髪で防御に成功。
俺が反撃しようとしたが、既にその敵はバルクホルンが撃墜したところだった。
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 21:36:41.75 ID:GrJn4foL0
G-BIRDじゃなかったっけ?
58 :NT俺 この俺は普通にストライカー使ってます[sage]:2012/01/22(日) 21:43:57.83 ID:N+n3JKIA0
バルクホルン「無事か、俺」

俺「すみません、大尉。助かりました」

バルクホルン「気にするな。それより──」

バルクホルンが他の敵へ注意を向けようとした瞬間、周囲の敵機が一斉に白いかけらになって崩れ始めた。

坂本『こちら坂本、敵コアを破壊した。残っている敵は……いないようだな』

バルクホルン「……終わったか」

エーリカ「終わったか、じゃないでしょも〜! 俺が心配だったのはわかるけど、急に飛んでったりしないでよぉ〜」

バルクホルン「べ、別にそんなことは無いぞ。ただ、一刻を争う状況だったから急いだだけだ」

後から飛んできたエーリカが文句を言う隣で、俺はミーナが大陸側にある基地の跡へ向かっていくのを目撃した。

俺「ミーナ中佐……?」

バルクホルン「ん? ……そうか、ここは……パ・ド・カレーか……」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 21:44:06.20 ID:1Sz37SbH0
支援
60 :NT俺 [sage]:2012/01/22(日) 21:50:12.73 ID:N+n3JKIA0

俺はいつもより少し騒がしい基地の通路を一人で歩いていた。
遠くの方からは他の隊員達の賑やかな声が聞こえてくる。
それというのも、戦地へ出発する赤城の乗組員を激励するために先程ミーナが歌を歌ったからだ。
曲目は『リリー・マルレーン』
それを、いつもの軍服を脱ぎ、美しいドレスに身を包むミーナがサーニャのピアノに合わせて歌い上げたのだ。
その調べに誰もが聞き惚れ、心を癒したことだろう。

ミーナ「あら、俺さん?」

俺「中佐?」

俺の歩いている通路の向こうからミーナがやってきた。
未だに着替えていないらしく、ドレス姿のままだ。

俺「とても素敵な歌でしたよ。ドレスもよく似合ってます」

ミーナ「もう、お世辞なんて言わなくていいのに……」

俺「お世辞なんかじゃないです。でも、少し意外でした」

ミーナ「何が?」

俺「赤城の激励のためとはいえ、歌を歌ったり、芳佳達に見送りを許可したりすると思わなかったので」
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 21:50:45.44 ID:yFXpe1DG0
しえーん
62 :NT俺 [sage]:2012/01/22(日) 21:55:36.05 ID:N+n3JKIA0
ミーナ「もっとお堅い女だと思ってた?」

俺「い、いえ、そんなことは」

内心で思っていたことを言い当てられて俺は狼狽えた。
そんな俺の様子にミーナは小さく笑い、そして、壁に身を預けた。

ミーナ「いいのよ。今までの私は臆病になりすぎていたみたいだから。これからは少し前向きになることにしたの」

どことなく晴れやかに見えるミーナの表情。
確かにその姿からは以前よりも柔らかみを感じることができた。

ミーナ「それより、俺さんの方こそどうかしたの?」

俺「俺は……別に。特になんとも……」

ミーナ「今日の戦闘の様子を見ていればわかるわ。何かあったんでしょう?」

ミーナの問いかけに俺は言葉を詰まらせた。
俺自身、今日の自分がいつもと違っていたということは自覚している。
その原因が単なる個人的な苛立ちであるということもわかっている。
だから、そんな個人的な事情を上官であるミーナに言うことに躊躇いを感じるのだ。
63 :NT俺 [sage]:2012/01/22(日) 22:02:14.73 ID:N+n3JKIA0
ミーナ「……前にね、トゥルーデに言ったことがあるの。『私達は家族だ』って」

俺「家族……?」

ミーナ「そう。私達はただ集まってネウロイと戦うだけの存在じゃない。嬉しいことも辛いことも共有して、一緒に生きていく。言わば家族みたいなものだと思うの」

家族。
俺はかつて自分にもあったそれを思い浮かべ、今と重ね合わせてみる。
違うはずのものなのに違和感が無いのは、きっとそれだけ自分がここに馴染んでいるということなのだろう。

ミーナ「だから、悩みがあるのなら話してみてちょうだい。私だけじゃない。きっと他の子達もあなたを心配してるわ」

上官としてではなく、まるで本当の家族のように心配してくれるミーナ。
その姿を見て、俺は自分の想いを打ち明けることを決めた。

俺「……もし……もしも俺が……ウィッチーズの誰かに惹かれているとしたら、どうします?」

ミーナは応えない。
咎める様子も無く、ただ静かに俺の話を聞いている。
それほど驚いていないところをみると、もしかしたらこの事態を予期していたのかもしれない。

俺「許されることじゃないでしょう? しかもその人はすごく真面目な人で、軍人として誇りを持って戦っている。きっと、男女の惚れた腫れたなんて興味も無いはずです」

ミーナ「それって……」
64 :NT俺 [sage]:2012/01/22(日) 22:09:06.86 ID:N+n3JKIA0
俺「わかっているんです。俺がくだらないことで悩んでいるってことは。今日みたいなことがないように、これからは戦闘に集中して──」

ミーナ「それは違うわ。誰かを大切に想うことはくだらなくなんてない」

ミーナがはっきりとした口調で言い切る。
その瞳には強い意思が見てとれた。

ミーナ「私は昔、大切な人を失ったわ。その辛さや悲しみは今でも忘れられない。でも、今はこう思うの。失うのが怖いなら、失わせなければいいって」

俺「そんなの、ただの理想じゃないですか……」

ミーナ「確かに簡単なことではないけど、そうするべきだと思う。だって、誰かを大切に想ってしまうのは止められないんだもの。なら、それを貫くしかないでしょう?」

俺「でも、規則では……!」

軍の規則ではウィッチが異性と関係を持つことは許されていない。
ミーナ自身、その規則を徹底させてきたはずだ。

ミーナ「そうね。私の立場からは規則に反するようなことは推奨できないわ。だから、その辺は俺さんの判断に任せることにします」

俺「そんな……いい加減なこと言わないでくださいよ!」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:10:51.82 ID:ywkd0etr0
支援
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:11:36.94 ID:u8Au0TPZ0
支援
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:12:17.38 ID:GrJn4foL0
しえんしえーん
68 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 [sage]:2012/01/22(日) 22:13:24.43 ID:dUqZ80Nf0
支援
69 :NT俺 [sage]:2012/01/22(日) 22:15:50.60 ID:N+n3JKIA0
ミーナ「一応言っておくけど、節度あるお付き合いをするようにお願いするわ。じゃ、後は二人で、ね?」

俺「え?」

ミーナの視線が俺の後ろへ向いているのを見て、俺は振り返った。

バルクホルン「あっ……」

そこには、いつもの凛とした表情ではなく、どこか不安げな顔をしたバルクホルンが立っていた。
しかも意外と距離が近い。今の話を聞かれたかもしれない。
俺はどういうことかとミーナに聞こうとしたが、既にミーナはその場を去ってしまっていた。

バルクホルン「俺、あの……ええと……」

俺(聞かれていた!? どうする? こうなったら、いっそのこと……!)

意を決し、俺はバルクホルンに向き合った。

俺「大尉! 明日は非番ですよね!?」

バルクホルン「そ、そうだが、どうした?」

俺「明日、俺とデートしてください!」
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:18:03.61 ID:ywkd0etr0
支援

えらいまた直球やね
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:20:03.67 ID:0TzgagCo0
支援
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:22:37.41 ID:GrJn4foL0
素で俺と結婚して下さい!に見えた
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:24:52.34 ID:N+n3JKIA0
今回はここまで。

最近投下スピードが遅くなってきた。
以前は月1くらいのペースで投下できてたのに・・・。
話の流れは頭にあるんだけど、なかなかそれを形にできないんですよね。

あと、この後特に予約とか無いみたいなんで保守代わりにふと思いついた小ネタ投下してみてもいいですか?
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:25:24.51 ID:1Sz37SbH0
乙ー

ごーごー
75 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [sage]:2012/01/22(日) 22:26:00.82 ID:n3GgnQZT0
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:27:05.26 ID:0TzgagCo0


GO!
77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:27:21.43 ID:J0pb4EdZO
乙&カモン!!
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:27:46.33 ID:GrJn4foL0
乙乙ゴー
79 :NT俺 小ネタ[sage]:2012/01/22(日) 22:29:59.04 ID:N+n3JKIA0
モブA「ミーナ中佐が歌うって?」

モブB「ああ。しかも最初は基地で歌うつもりだったらしいけど、予定変更して赤城の甲板で大々的にやるみたいだ」

モブC「艦上ライブってことか!? よく許可が降りたなあ」

モブD「よく分からんが中佐が上に『キュッってしますよ』って言ったらすんなり許可されたらしいぜ」

モブE「お、そろそろ始まるみたいだな」


〜赤城甲板〜


ミーナ「勇敢なる連合国兵士のみなさーん! こーんにーちわー!」

モブ共『こーんにーちわー!!』

ミーナ「今日はぁ、ミーナのソロライブに来てくれてどうもありがとぉー!」

モブ共『うおぉぉぉぉぉぉぉー!』

ミーナ「じゃあ早速、ミュージックスタート!」

(推奨BGM:http://www.youtube.com/watch?v=uxuhILdxNIU&feature=bf_prev&list=PL6559DD89B4BAA1D0&lf=results_video
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:31:52.06 ID:yFXpe1DG0
おい、見れないからまさかと思うがその曲はひょっとしてオッパイ歌姫の(ry
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:34:25.91 ID:3oGlqqjy0

そして支援
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:35:20.47 ID:ywkd0etr0
支援、そしてこれだけは言わせてもらう

ミーナさんじゅうはっさい無理すんな
83 :NT俺 小ネタ >>80そうよ!そのまさかよ![sage]:2012/01/22(日) 22:35:40.63 ID:N+n3JKIA0
モブ共『L・O・V・E! LOVELY ミーナ!』

バルクホルン「異様な光景だな……」

俺「狂気じみてますね……」

シャーリー「ていうか、ミーナ中佐ってあんなキャラだっけ?」

ペリーヌ「なんだかいつもより若々しく見え……ひっ!」

坂本「どうした、ペリーヌ」

ペリーヌ「い、いえ、何でもありませんわ……?」

俺(今一瞬ものすごいプレッシャーを感じたような気が)

ルッキーニ「そういえばサーニャは?」

エイラ「サーニャはキーボードとして参加してるんダナ」

芳佳「それにしても凄い人気ですよねぇ。あそこにいる黒い人も凄くノってるみたいですし」

ネウ子「………………」キャッキャウフフ

全員『……ってネウロイィィィィィィィィ!?』
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:37:12.69 ID:ywkd0etr0
支援
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:37:15.50 ID:/vIAgBqi0
それにしてもこの軍隊 ノリノリである
86 :NT俺 小ネタ [sage]:2012/01/22(日) 22:41:30.87 ID:N+n3JKIA0
リーネ「ど、どうしよう!?」

坂本「くそっ! 刀を持ってきていれば……!」

バルクホルン「とにかく避難だ!ライブは中止し――」

ミーナ「待って!」

坂本「ミーナ!?」

ミーナ「私には分かるわ。あなたは私の歌を聞きに来てくれたのよね?」

ネウ子「………………」コクコク

モブA「でもネウロイなんだし、敵は倒さないと――」

ミーナ「戦いなんてくだらないわ! 私の歌を聴けぇ!」

(推奨BGM:http://www.youtube.com/watch?v=C9AoDg3kLEg&feature=related
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:41:30.71 ID:8mbUpfOs0
他作品の名前出してしまって申し訳ないが、抹殺者俺のエフィがはしゃいでる姿を妄想した
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/22(日) 22:42:58.23 ID:AqNKFHh8i
理恵さんはやっぱ歌も上手いなぁ
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:43:40.46 ID:ywkd0etr0
ミーナさんノリノリすなぁ
90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:45:17.95 ID:kymG31hQ0
支援
91 :NT俺 小ネタ [sage]:2012/01/22(日) 22:47:08.01 ID:N+n3JKIA0
ネウロイA「………………」フリフリ

ネウロイB「………………」キャッキャ

ネウロイC「………………」ユラユラ

シャーリー「ノってる……。ていうか、いつの間にか増えてる……」

俺「わかりあえるんだ……! 人とネウロイだって、わかりあって一緒に生きていけるってことなんだよ!」

芳佳「そうですよ俺さん! こうなったら一緒に歌いましょう!」

俺&芳佳『ペーガサスファンタジー!そーさゆーめーだーけはー!だれもーう−ばえーないこーころの翼だーかーらー!』

バルクホルン「そうか……俺、お前は答えを見つけたんだな……」

坂本「よーし、私達も歌うぞ!」

全員『おー!!!』

ネウ子「………………」ヤックデカルチャ!

こうして人類とネウロイの戦いは唐突に終わりを告げ、世界に平和が訪れた。
ミーナは平和の歌姫として人類史上最大のアイドルとなり、後に世界の支配者となるのだった。
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:49:18.67 ID:ywkd0etr0
oh・・・…
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/22(日) 22:50:59.45 ID:iBU1sooJ0
なんてこった・・・・・
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:55:19.08 ID:HoEx9pjN0
超時空シンデレラミーナさんじゅうはっさい
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:55:29.44 ID:J0pb4EdZO
なんというオチwwwwww

乙!!
96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:55:32.39 ID:N+n3JKIA0
小ネタ終了。
思いつきでやった悪ふざけでしたが、保守代わりということで勘弁してください。

長時間だらだらと続けてしまいましたが、今日はこれで本当に終わりです。
本編共々たくさんの支援をしていただき、ほんとうにありがとうございました。

ていうか昨日からやってるけど本当にACXはエラーが多いなあ・・・。
体験版だからか?
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:56:10.23 ID:/vIAgBqi0
乙乙
98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:57:25.20 ID:1Sz37SbH0
長時間の投下乙ー
99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:57:31.93 ID:u8Au0TPZ0
乙乙

2315あたりから投下するんダナ
100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:57:45.18 ID:yFXpe1DG0
乙乙
どうやらフロム側のサーバーが不安定らしいが
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 22:58:49.97 ID:KJhOp/UQ0
乙!
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:00:06.04 ID:HoEx9pjN0
乙じゃないかレイヴン……尻を貸そう
103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:00:38.03 ID:dUqZ80Nf0
乙乙!
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:00:50.21 ID:0TzgagCo0
おつおつ
105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:01:13.15 ID:yFXpe1DG0
>>102
(KARASAWAをブチ込む音)
106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/22(日) 23:01:32.43 ID:HfaXRUPB0
乙乙
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:02:05.22 ID:OeSZ5LhK0
乙乙
>>102
(核腕からミサイルを発射する音)
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:04:36.18 ID:ywkd0etr0
乙wwwww
109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:08:17.13 ID:bpYgNGiP0
ほっしゅ
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:08:34.01 ID:3oGlqqjy0
乙!
111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:13:09.90 ID:ywkd0etr0
ほしゅ
112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:14:11.69 ID:GrJn4foL0
24:30くらいから予約したいが
いつもこの時間に予約投下してる人がいたから被りそうでこわい
113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/22(日) 23:14:44.45 ID:HfaXRUPB0
何予約したもん勝ちだよ

これから保守投下おk?
114 :砂漠のボルゾイ[sage]:2012/01/22(日) 23:15:15.28 ID:u8Au0TPZ0
みなさんお久し振りです。
寒くなってきましたね。でも我が家のボルゾイちゃんは元気です。


前回までのおさらい

真美「ひさしぶりですね」

マルセイユ「うん。だからwikiを見れば解決だ」

ケイ「うっわ手抜き」

私「でも、今回は話の繋がりも特にない」

ライーサ「それは、そうだけど……」

マイルズ「誠意ってものが……」

私「気にしない気にしない」


こんなところで開始



もしかしたら2430くらいまでかかるかも
115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:15:18.78 ID:8mbUpfOs0
予約も投下もGOGO
116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:15:34.87 ID:OeSZ5LhK0
きたぁぁぁぁぁぁぁ!!!
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:15:55.76 ID:yFXpe1DG0
>>113
>>99
悪いが先約ありなんダナ
118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:16:42.43 ID:GrJn4foL0
ボルゾイきたあああああ!!
やっぱり予約取り消しでお願いします
119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/22(日) 23:16:55.10 ID:HfaXRUPB0
おっとすまない

支援
120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:19:08.43 ID:ywkd0etr0
あら久しぶり

支援
121 :砂漠のボルゾイ[sage]:2012/01/22(日) 23:20:16.55 ID:u8Au0TPZ0
私「はぁ……」

アフリカに私が来てからそれなりに経った。
なので、もうそろそろこの暑さにも慣れてきたと思っていたのだが、

私「やっぱり、暑い……慣れない」

さすがにオラーシャ出身の彼女にはまだまだ灼熱の大地は辛いものであった。

私「夏服のはずなのに暑い……」

力なく、シャツの襟を引っ張って風を送り込もうとする。
オラーシャ空軍の軍服は、夏服と言ってもオラーシャ基準である。アフリカ基準に置き換えれば厚着だ。

私「……死ぬ」

ケイ「相変わらず、ぐったりね」

私「……」

苦笑いを浮かべて声をかけてきたケイに、返事をする元気もないのか、私はこくりと頷くだけ。
122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:20:55.19 ID:GrJn4foL0
支援支援!
123 :砂漠のボルゾイ[sage]:2012/01/22(日) 23:25:49.28 ID:u8Au0TPZ0
私(……そういえば)

じっと、ケイの恰好を見つめる。
ぱっと見は全く軍服に見えないが、扶桑陸軍の戦闘装束だという巫女装束。
白い上着は薄手で、胸元が結構空いているし、裾に余裕があるのでとても通気性がよさそう。
腰回りの赤いベルトのようなものも、ひらひらとしていて、涼しげだ。

ケイ「……」

じー、と穴が開く程に見つめられ、ケイは一歩後ずさる。
私が真美に行るちょっと過激なスキンシップを思い出して。

私「ねぇ、ケイ」

ケイ「な、なに?」

私「その服、貸してくれない?」

ケイ「ごめん、もう一回言ってくれない?」

私「ケイが着てる、扶桑の軍服、貸して」

ケイ「…………えっ?」

残ったのは、呆けた表情を浮かべるケイと、心なしか目を輝かせながら両手を突き出す私だった。
124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:29:26.46 ID:zALuylQC0
おぉ支援
125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:30:19.60 ID:WaAPXU640
眼福期待支援
126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:30:46.02 ID:GrJn4foL0
たれパイ支援
127 :砂漠のボルゾイ[sage]:2012/01/22(日) 23:30:50.95 ID:u8Au0TPZ0
場所は移り、ケイが寝泊まりしている天幕。

ケイ「ほんとに……着るの?」

私「もちろん」

その中にいるのは、天幕の主人たるケイと、私。

私「ケイなら、身長も体型そんなに変わらないから、問題ない」

ケイ「まぁ、そうね」

私の方が少々身長が高いが、バストサイズ的にも二人の差は許容範囲に収まっている。
なので、ケイの服を私が着ても確かに大丈夫ではあるのだが、

ケイ(今って、戦時中よね? それでここって、前線よね?)

ほんとにこんなことしていいのだろうか、という考えは消えない。
そもそも軍服は、規律統制、敵味方及び所属の区別を容易にするためにあるもので、みだりに貸し出していいものではない。

私「どうしたの?」

ケイ「え? ああ……」

少し表情が険しくなっていたらしく、私が小首をかしげる。
128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:31:45.95 ID:ywkd0etr0
支援

なにそれみたい
129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:34:04.52 ID:N+n3JKIA0
支援!
130 :砂漠のボルゾイ[sage]:2012/01/22(日) 23:35:52.76 ID:u8Au0TPZ0
ケイはなんでもないという風に手を振ってみせて、

ケイ「それよりあんた、約束覚えてるわよね?」

私「うっ! それ、は……」

げっ、といった表情の私。
すかさずケイは両手を腰に当て、悪い笑みで畳み掛ける。

ケイ「なに忘れたの? それじゃあ貸せないわねー」

私「いや、その……忘れて、ない」

ケイ「よろしい♪」

恥ずかしそうに、視線を逸らしながら言う彼女と対照的に、ケイは明るい笑顔。

ケイ(オラーシャウィッチの扶桑軍服姿な写真を撮れるチャンスなんてそうそうないものね!!)

曲者揃いの部隊を率いる部隊長は、とっても強かだった。
鼻歌交じりの上機嫌で行李から服を探す。

ケイ「えーっと……あったあった。はい」

私「うん」
131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:37:11.70 ID:WaAPXU640
ちっっっっ
132 :砂漠のボルゾイ[sage]:2012/01/22(日) 23:41:00.65 ID:u8Au0TPZ0
渡された軍服上下一式を、私はまじまじと見つめる。
高くあげてみたり、ひっくり返してみたり、どこかその姿は年頃少女っぽさを感じさせた。

私「……くんくん」

そして、一通り見終わると、服に顔をうずめてにおいを嗅ぐ。

私「やっぱり、ケイのにおいがする」

ケイ「……そりゃそうでしょ、私のなんだから」

彼女の能力的ににおいを嗅ぐ癖があるのはわかっているものの、実際に自分の私物に対してやられると気恥ずかしく、ケイはぽりぽりと指先で頬を掻いた。

私「でも、やっぱり軍服で戦場での汗とか洗濯の時の石鹸のにおいも混じってるから、これをもっと詳しく置き換えるなら、出動後のシャワーからあがってきたばっかりのケイのにおい」

ケイ「そんなのどうでもいいからさっさと着ろ!!」

身もふたもない言い方に恥ずかしさが一気に上昇、顔を赤くしたケイのチョップが私の脳天に直撃した。

私「いたい……」

ケイ「バカなこと言ってるからでしょうが」

腕を組み、ケイはふんと鼻を鳴らす。

私「でもさぁ、ケイ……これ、どうやって着るの?」

ケイ「ん? あー……」

扶桑陸軍の軍服は、扶桑の伝統的な装いであり、洋服しか知らない私には、まったく初めてのもので、着方がわからないのも道理であった。
133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:41:57.36 ID:kymG31hQ0
お久しぶりの熱い支援!!
134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:42:58.35 ID:WaAPXU640
ケイさんの白い背中が見たい 只独りw
135 :砂漠のボルゾイ[sage]:2012/01/22(日) 23:46:02.42 ID:u8Au0TPZ0
洗濯物が一杯入った籠を抱えて歩く小柄な人影が一つ。

真美「よいしょ……」

前が見えているのか心配になるほどの分量だったが、パワーに関しては部隊で一番な彼女の足取りはしっかりしている。
そして、彼女が敬愛する扶桑の先輩の天幕を通りかかった時だった。

ケイ『とりあえず服脱いじゃって』

真美「え?」

天幕の中からよく聞きなれた声が耳に飛び込んできた。
しかも、信じられないような発言。

真美(そ、空耳だよね、きっと……うん、そう)

そう自分に信じ込ませようとするが、

私『わかった』

真美「ええっ!?」

こちらも聞き間違えようがない声が聞こえ、完全に足が止まった。
136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:46:07.99 ID:MsFmFSvaO
ボルゾイ来てた!支援!!
137 :砂漠のボルゾイ[sage]:2012/01/22(日) 23:51:03.99 ID:u8Au0TPZ0
真美(ななななな、なんでケイさんの天幕の中から私さんの声が? しかも内容が……)

純情少女真美は、一瞬にして顔を真っ赤にしてしまう。
でも、ちょっぴりそっち方面の興味が出てくるお年頃なので、聞き耳を立てることは忘れない。

ケイ『うっわ、前から思ってたけど、こう改めて見ると肌白いわね!』

私『でも、アフリカじゃあ苦労ばっかりでいいことない』

ケイ『服の下の白さなんだからいいでしょ』

真美(ふっ、服の下って……それって、つまり!)

あわあわと一人慌てる真美。

ケイ『っと、あんたもうちょっと足開いてくれない?』

私『こう?』

ケイ『よろしい』

真美(あ、足開くってなに!?)

ここあたりに来ると真美の思考の暴走もかなりのものになりつつあった。
138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:51:56.40 ID:s2y22pEy0
真美ちゃんに足開くの意味を手取り足取り腰取り教えてくる
139 :砂漠のボルゾイ[sage]:2012/01/22(日) 23:56:05.18 ID:u8Au0TPZ0
真美(そ、そんなケイさんと私さんがそんな関係だったなんて……しかも、意外にもケイさんが主導権握ってる感じ)

普段、私から少々過激なスキンシップを受けている真美としては、ケイの言葉に大人しく従う彼女というのは意外であった。

真美(でも、それってつまりケイさんが嫌々ってわけじゃないってことだから……)

瞬間、ぴこーんと真美の頭の上に電球が灯った。

真美(つまり、ケイさんが頑張れば私さんから受ける被害が減るってこと!?)

閃きだった。
真美とて私のことは嫌いではなかったけど、耳に息を吹きかけたり甘噛みしてきたりといった行き過ぎなスキンシップはちょっと遠慮して欲しいと思っていたのだ。
しかし、ケイが私を手籠めにしてしまえば話は別である。

真美(ケイさん頑張ってください!! 私応援してますから!!)

どんどん真美の頭の中ではストーリーが出来上がっていた。
140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:57:56.78 ID:WaAPXU640
行く末は3P と何故に考えぬのか。深窓の令嬢ゆえの限界か。
141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/22(日) 23:58:24.12 ID:dUqZ80Nf0
ええな…支援
142 :砂漠のボルゾイ[sage]:2012/01/23(月) 00:01:07.10 ID:u8Au0TPZ0
ロマーニャ兵L「ん?」

ロマーニャ兵M「どうした弟よ」

ロマーニャ兵L「ああ、兄さん。いや、あそこに稲垣軍曹がいるんだけど、なんか様子が変でさ」

ロマーニャ兵M「うん? あぁ、なるほど」

ロマーニャ兵L「兄さん、なにかわかるの?」

ロマーニャ兵M「まぁな。なぁに、あの年頃のお嬢ちゃんなら、ちょっとイケナイ想像しちゃうこともあるさ」

ただ、ケイの天幕のすぐ前で立ちすくす姿はあまりに目立ち、いらぬ誤解を招くのだった。
そして、

私&ケイ「……何、やってるの?」

真美「えっ!? いえ、そのちょっと!! ってあれ、私さんそのかっこどうしたんですか!?」

つい考えに没頭してしまい、着替えを終えて出てきた私とケイに出くわしてしまうのだった。
143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:04:01.44 ID:RzRBBapu0
支援
144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:04:04.73 ID:5h+D61QL0
支援!
145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:04:27.04 ID:vJokaou30
! むーちゃす・ぼにーた! ベサメ・ムーチョ!
146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:05:51.73 ID:R3uWRih+O
>>138

(十八年式村田銃が火を噴く音)


支援支援
147 :砂漠のボルゾイ[sage]:2012/01/23(月) 00:06:11.53 ID:30qowSLo0
真美「な、なるほど……私さんが、扶桑の軍服を着てみたい、と」

ケイ「そ。なにを考えてだかは知らないけどね。あ、そのまま視線こっち向けて!」

私「うぅ……」

オアシスの水辺、約束通り『激写! 扶桑軍服なオラーシャウィッチ!』の撮影会が開かれていた。

ケイ「おっけー」

ぱしゃり、とシャッター音が鳴る。
ふぅ、と額の汗をぬぐったケイの表情は、とても清々しい。

ケイ「じゃあ次は、あそこのナツメヤシにもたれかかりながら空を見る感じでお願い」

私「まだ、やるの?」

ケイ「当然!」

私「……はやまったかもしれない」

ケイ「はいさっさとポーズ取る!」

有無を言わさぬ調子で、ケイはぱんぱんと手を叩いた。
148 :砂漠のボルゾイ[sage]:2012/01/23(月) 00:11:17.05 ID:30qowSLo0
真美「……」

仕方なさそうにポーズを取る私を、真美はぼーっと眺めていた。
袴から伸びる二本の足は、嫉妬したくなるくらい真っ白で、袴の緋色と眩しい対象をなしている。しかも扶桑人と違って足が長いためにふとものかなり上まで見えている。
それでいて、きゅっと締まったウエストが憎い。
白衣の小袖から出ている腕も細くて、可憐さを感じさせる。
そして、純扶桑の装いでありながら、アンバランスに思える彼女の西洋人と一目でわかる顔立ち。いつもは結わえている銀色の髪は、今はストレートに流されており、陽光を浴びて輝く。
空を見上げる形なのでよく見える喉の真っ白さも眩しい。
真美でなくても、見とれそうな魅力があった。

ケイ「よーし、じゃあ次ね!」

私「……」

もう結構な時間を取り続けているのだが、まだケイの撮影意欲が満たされることはなく、観念したらしい私は声すら出さなかった。


だが、その瞬間にサイレンが基地中に鳴り響いた。
149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:11:22.37 ID:6klLo//70
支援

その写真は何処で買えますか?
150 :砂漠のボルゾイ[sage]:2012/01/23(月) 00:17:10.91 ID:30qowSLo0
ケイ「ちっ、このタイミングで?」

真美「しかもこれって、スクランブルですよ!」

緊急出撃を知らせるサイレンだ。

ケイ「私っ、真美っ、行くわよ!」

表情を一瞬で引き締めて隊長のそれにすると、部下二人に声をかけて駆け出す。

真美「はいっ!」

私「了解」

先行するケイの背中を見ながら、こっそり私はこう思っていた。

私(助かった……)

しかし、大変なのはこれから空にあがってからだった。
151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:22:13.02 ID:6klLo//70
支援
152 :砂漠のボルゾイ[sage]:2012/01/23(月) 00:22:13.14 ID:30qowSLo0
カールスラント兵A「あれ?」

カールスラント兵B「どうした?」

カールスラント兵A「いや、扶桑の航空ウィッチって、三人もいたか?」

カールスラント兵B「なに言ってんだおめぇ? 扶桑の航空ウィッチって言ったらカトウ大尉とイナガキ軍曹の二人だけだろ?」



リベリオン兵C「扶桑の軍服着たウィッチが三人……」

リベリオン兵D「……だな、なんでだ?」

リベリオン兵C「あの馬鹿でかい武器の割に小柄で黒髪なのがイナガキ軍曹で、茶色髪なのがカトウ大尉だよな」

リベリオン兵D「三人目……なんか髪の毛が白くないか? いや銀か?」



ロマーニャ兵E「おいおい、なんてこった! カメラが無いじゃねぇか!!」

ロマーニャ兵F「こうなったら目に焼き付けてやるぜ!!」

ロマーニャ兵E「俺も俺も! いやー、でも驚いたよな」

ロマーニャ兵F「まさか、私中尉ちゃんの扶桑軍服姿が見れるとはな!」
153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:22:28.12 ID:vJokaou30
空戦機動中の写真、纏めて買おう!
対価支払いだ。ボディ・ジェルでどうかね、ケイ君。
154 :砂漠のボルゾイ[sage]:2012/01/23(月) 00:27:15.68 ID:30qowSLo0
その日の夕刻だった。もう既にいつもの服装に戻った私の周りには人だかりができていた。

マルセイユ「なあなあ私! 今度はカールスラントのやつなんてどうだ!」

ライーサ「とっても似合うと思うなぁ」

アビゲイル「いやいやここはリベリオンでしょ」

マリリン&パトリシア「陸軍のだけどものはためしに!」

マイルズ「陸軍のなら、うちのでも……」

皆が皆、手に手にそれぞれの国の軍服を持っていた。

私「……」

兵たちからはひゅーひゅーと口笛混じりの声援を送られ、恥ずかしさがMAXに達していた私。

私「どれも着ない!!」

マルセイユ「逃げたぞ、追え!!」

ウィッチーズ「おー!」

その日、遅くまでウィッチたちの喧騒はやむことはなかったという。


ケイ「一人勝ち……ってね」

残っていたのは、カメラを大切そうに撫でるケイだけだった。
155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:29:02.65 ID:5BS7ycZU0
アフリカに俺ん家のパスタ乾麺全部郵送する支援
156 :砂漠のボルゾイ[sage]:2012/01/23(月) 00:29:16.58 ID:30qowSLo0
いや、ほんとに最近更新が途絶しすぎててすまない……
でも、とりあえず唐突にボルゾイちゃんに扶桑の陸軍制服を着せてみたかったからおケイさんとペアルックにさせてみた。想像したらたまらなかったもんで
それにしてもうちの娘がどんどん天然になってる気がする


ちなみにこのたびの写真につきましては加東圭子氏まで別途お問い合わせください


支援感謝
Wikiのコメントも感謝。ホント、復帰する励みになりました
157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:30:38.26 ID:4g5Y+gJj0
乙乙
158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:31:00.34 ID:vJokaou30
乙! 楽しかったよ。
おれもあなたほどギリギリラインでエロを回避できればいいんだが。
(書き手が其れを望むので無理ダ)
159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:32:06.09 ID:6klLo//70


写真置いてけ!!
写真置いてけ!!
なぁ!!
160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:32:30.92 ID:5BS7ycZU0
乙乙! 復帰おめ
いいもの見れたし、今日は投下止めて寝ることにしよう。
161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:34:34.76 ID:RzRBBapu0
乙です
162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:36:10.66 ID:RzRBBapu0
人が少なそうだし、試験的に初投下してもよいかな?
163 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 [sage]:2012/01/23(月) 00:38:47.17 ID:DkNVMnOG0
乙乙!
次回待ってます!

>>162
GOGO
164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:39:29.17 ID:LxCQGkBS0
乙&>>162GOGO!
165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:39:46.37 ID:30qowSLo0
>>162
誰でもみな最初は初めてだ
166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:39:46.54 ID:6klLo//70
>>162
b
167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:40:09.27 ID:BZh+Ml1R0
おひさおつおつ
168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:40:18.03 ID:RzRBBapu0
じゃあ50分から投下します

スオムスいらん子中隊物
二巻よんでないと分らないかもしれませんが
未読の方にも配慮したつもりです

ビューリングお姉ちゃん大好き俺君が頑張るお話
169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:45:26.59 ID:6klLo//70
ビューリングお姉ちゃんとな?

それは期待せざるを得ないな
170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:46:47.70 ID:qBkvWJPR0
ヒョードルとスパーリングしてくる
171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:46:49.81 ID:RzRBBapu0
いらん子雑用係の俺君はビューリングお姉ちゃんが大好きなので頑張るようです 第一話

いらん子中隊二巻 スラッセン奪還作戦後
*エピローグより*

ビューリング「トモコが見つかったって?」

エルマ「ええ、糸河さんとハルカさんが見つけたそうです!」

ビューリング「そうか…それなら一安心だな」カチ

エルマ「えへへ…本当によかった…よかったですよぉ…」

ビューリング「…まったく、泣く奴があるか」

エルマ「だって…だってぇ…」シクシク

シクシク…

ビューリング「? おい、今何か聞こえなかったか?」

エルマ「ふぐぅ…んぇ?な、なんですかぁ?」

ビューリング「誰かの泣き声のような…」

エルマ「ええっ?!他のウィッチ…じゃ、なさそうです…よね?」キョロキョロ

ビューリング「今ここにいるのは私たちだけだが…確かに聞こえた」スタスタ

エルマ「あ、ま、待ってください〜」トコトコ
172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 00:48:17.46 ID:CyEA8wTt0
ビューさんとは期待
173 :>>170 ヒョードルさんは俺じゃありませんw[sage]:2012/01/23(月) 00:48:32.92 ID:RzRBBapu0
ビューリング「どうやらこの瓦礫の下から聞こえるようだな」
エルマ「ルーデルさん達の部隊の方でしょうか?」

ビューリング「それか地上部隊のか…おい!聞こえるか!」

??「…!だ、誰?!誰かいるんですか?!」

ビューリング「救援活動をしている。怪我はないか?」

??「だ、大丈夫です…た、助けて…」

エルマ「かすかに魔力を感じますね…やっぱり他のウィッチが…」

ビューリング「とにかく、この瓦礫をどけよう。手伝ってくれ。
       …おい!今から瓦礫をどかす!念のため両手で頭を抱えてろ!」

??「わ、わかりました!」

ビューリング「……こいつは驚いたな…」
エルマ「な、ななな…」

俺「よかった…助かった…もう駄目かと…う…ううぅ…」ベソベソ

ビューリング「……まさか民間人とはな」
エルマ「い、一体全体どういう事なんでしょう…」

俺「うわ〜〜〜ん!」

ビューリング「…とりあえず、救助しておくか…」
174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:51:24.31 ID:RzRBBapu0
*ミッケリ臨時空軍基地内 司令室*
ハッキネン「…とりあえず、事情は分りました。それで、その民間人はどこに?」

ビューリング「今エルマ中尉がついています。それよりも…」

ハッキネン「ええ、わかっています。
      スラッセン陥落からこれほどの時間が経っているにも関わらず
      その人がなぜ今まで生きながらえてこれたのか…」

ビューリング「それに加えて、あいつは男だ。しかし、かすかだが魔力を持っているようです」

ハッキネン「まったく、あなた方はいつも悩みの種を持ってきますね」

ビューリング「…私に言われましても、我々はいつも通りにやっているだけだす」

ハッキネン「いえ、こちらこそ失礼しました。別に皮肉を言いたかったわけではありません」

ビューリング「わかっています。……それより、これからどうするおつもりで?」

ハッキネン「数日後、奪還されたスラッセンでパーティがある予定です。
      それとほぼ同時期にここを引き払い、カウハバへと再移転します。
      ですので、それまでに彼の事を調べなくてはなりませんね」

ビューリング「トモコが負傷し、私たちのストライカーも使い物にならない。
       ということは、尋問はこちらの役目ですか?」

ハッキネン「尋問ではありません。ありませんが…まあ似たようなものでしょう」

ビューリング「了解いたしました」
175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:51:31.07 ID:6klLo//70
しえん
176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:52:54.10 ID:BZh+Ml1R0
しえんぬ
177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:53:53.11 ID:DkNVMnOG0
支援
178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:53:57.67 ID:RzRBBapu0
*in 急造取調室*

ビューリング「では、取調べを行う」

エルマ「しょ、少尉…取調べじゃなくて、もう少しやわらかい言い方で…」

ウルスラ「…自白剤いる?」

オヘア「まあ気楽にねー」

俺「ええと…よろしくお願いします…」

名前は?
俺「あ、○○○と言います」<!-- 適当な名前入れる -->

出身は?
俺「スラッセンです…多分」

ビューリング「多分?」

俺「えっと…その…捨て子で…」

エルマ「つ、つつ、次の質問です!」

年齢は?
俺「今年で12歳になります」

エルマ「ハルカさんと同い年か一個下かな?」

オヘア「全然そうは見えないね。あと二つは若くみえるねー」
179 :支援ありがとう[sage]:2012/01/23(月) 00:56:19.98 ID:RzRBBapu0
ご職業は?
俺「えっと…スラッセンの酒場で下働きをしてました」

オヘア「あぁ!通りで見たことがあると思ったねー」

エルマ「へあ?知り合いさんだったんですか?」

オヘア「カウンターの裏でちょこまか動いてたねー」

俺「ぼ、僕も知ってます。マスターがこの国を救ってくれる英雄達だって自慢してました。
  ええっと…よくお酒のみに来てましたよね?」

エルマ「え…基地抜け出してそんな事してたんですか…?」

ビューリング「そうだったか?全然覚えていないが」

ウルスラ「私もしってる」

オヘア「なんにせよ、トモコが中隊長になってからじゃもういけないかもねー」

エルマ「うぅ……そ、それはどういう意味ですかぁ」

ビューリング「ふぅ…次の質問だ」

お前はウィッチか?
俺「へっ?ぼ、僕がですか?」

ビューリング「そうだ。スラッセンが落とされて何日たったと思ってる?」

俺「え、ええと、あの時は何がなんだか分からず…」
180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:57:31.47 ID:5h+D61QL0
支援!
181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:57:35.14 ID:vJokaou30
名前はねえ、 地下に埋められていたから白菜。
182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 00:59:07.75 ID:RzRBBapu0
ビューリング「通常、ウィッチ以外はネウロイに近づけない。
       普通の人間では、奴らが放つ瘴気に毒されてしまう。
       だが、お前は陥落から今日までの間、瓦礫の下に埋もれてたとはいえ、無事に生き延びている」

俺「えっと…その…」

ビューリング「そんなことが出来るのは、訓練されたウィッチくらいだ」

俺「あ…う…で、でも…」

ビューリング「改めて聞くぞ」

お前は何者だ?
俺「う…うぐぅ…そ、そんなごといわれでも…きがついたらがれきにはざまっでで…」グズグズ

オヘア「あわわ!ビューリング!顔がこわいねー!」

エルマ「だ、大丈夫ですよ!泣かなくっても大丈夫!」

ウルスラ「……私も気になる。いったい如何にして男性に魔力が宿るのか、それが後天的なものなのか先天的なものかによって、今後の戦争のパワーバランスを一挙に覆す可能性を秘めていると思う。現在主流の宮藤理論が……」

オヘア「きゅーけい!休憩ね!一旦休憩にして、俺君はこっちで暖かいミルクでものむねー!」

エルマ「恐くないですよ!こわくなーい!ほーら、もうこわくなーい!」

俺「あぐぅぅ…」

ビューリング「……」はぁ…
183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:00:06.96 ID:6klLo//70
支援

とうとういらん子にもちびっ子投入か
184 :支援感謝[sage]:2012/01/23(月) 01:01:22.72 ID:RzRBBapu0
*in 雪が降り積もる外*
オヘア「あれはやりすぎねービューリング。相手は子供なんだから、もう少し手加減を…」

ビューリング「……気にはならないのか?」

オヘア「気にならないと言ったら嘘になるねー…そんな事ありえないとずっと思ってたし」

ビューリング「……」カチ

オヘア「またタバコねー…いい加減止めないと子供が産めなくなっちゃうね!」

ビューリング「それは迷信だと、この間ウルスラが言っていた」

オヘア「え、うそ…?!」

ハッキネン「芳しくないようですね」

オヘア「あれ?少佐、どうしたねー」

ハッキネン「なんとなく気になりましたので、様子をちょっと見に来ました。 ……尋問、どのような感じでしょうか?」

オヘア「ビューリング少尉が泣かせて、今は一時中断あ〜んど休憩中ね」

ビューリング「……」

ハッキネン「…はぁ… わかりました、次は私も立ち会います。不審人物とはいえ民間人ですから、あまりへんな事はしないように」

ビューリング「ただ気になったから聞いただけなんだがな…」

オヘア「問い詰めてるようにしか見えなかったし、ユーは目が恐いからねー」
185 :支援感謝[sage]:2012/01/23(月) 01:03:18.58 ID:RzRBBapu0
ビューリング「落ち着いたか?」

エルマ「ええと、はい…」

俺「ご、ごめんなさいでした…その…ぼ、ぼく…」

ビューリング「……いや、こちらこそすまなかった。目つきが悪いのは生まれつきなんだ」

俺「え?め、目つきですか?」

オヘア「ほんとねー、でも空の上じゃそのこっわ〜い目が逆に安心するねー」

俺「え…綺麗な目だと思いますけど…?」

オヘア・エルマ「はい?」
ビューリング「……」

ハッキネン「おほん…尋問を再開してもよろしいですか?」

俺「あ、はい…!今度は泣かないように頑張ります!」

オヘア「ビューリング少尉?」

ビューリング「……」

エルマ「…か、固まってる……?」

ウルスラ「(本のページをめくる音)」

ハッキネン(早くもハルトマン曹長は興味を無くしたようですね…)
186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:04:46.55 ID:RzRBBapu0
*数十分後…*
ビューリング「…なるほど、整理すると…」

エルマ「十二歳の孤児で」

オヘア「スラッセンのバーで働いてて」

ハッキネン「良くわからないけど魔力があって」

ウルスラ「…それも自覚のないままに」

ビューリング「襲撃で逃げ遅れて、ずっと瓦礫の下に埋まっていたと…」

俺「えと…昔は水だけで一週間生きなきゃいけなかったりしたから、あんまり食べなくても大丈夫なんです…」

オヘア「どれだけ貧乏ねー…っとと…」

エルマ「ま、まぁとにかく、無事で何よりです…ね?」

ビューリング「…結局よく分らないままだが、これでいいのですか?少佐」

ハッキネン「よく分らないものはよく分らないのでしょう。あと、ビューリング少尉、ここは禁煙です」

オヘア「ビューリングは美しい瞳を褒められて動揺しっぱなしねー」ケタケタ

ビューリング「……」(火のついたタバコをリベリアンに投げつける音)

オヘア「んぎゅあ!!?ああああつ!あつつ!」

俺「あわわわ……」
187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:05:04.54 ID:6klLo//70
支援
188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:06:13.09 ID:RzRBBapu0
ハッキネン「…とにかく、君」

俺「は、はい!」

ハッキネン「尋問は終了です。異常事態扱いをしてしまい大変失礼致しました。
      スラッセンに帰るのであれば、軍の方から車両を出させていただきます」

俺「あ、いえ、そんな…ご迷惑でしょうから…」

ビューリング「ここから街まで、子供の足だとかなりかかる。それにもうこんな時間だ」

俺「あぐ…」

ハッキネン「…そういうわけですから、送らせてください。
      ビューリング少尉、運転を頼みます」

ビューリング「なぜ私が」

ハッキネン「ついでに、この臨時基地の書類等も輸送お願いします」

ビューリング「……了解しました」
189 :支援感謝ー[sage]:2012/01/23(月) 01:07:42.48 ID:RzRBBapu0
*ミッケリ臨時基地 正門前*

俺「皆さんありがとうございました!」

エルマ「元気でね〜!」

オヘア「また酒場に遊びにいくねー!」

ウルスラ「(本から顔をあげ、コクコクと頷いている)」

ハッキネン「安全運転でお願いします」

ビューリング「…わかった。それじゃあ行って来る」


オヘア「ミーがいってもよかったね」

ハッキネン「貴方の場合、いったら行ったで帰ってこなさそうですので」

エルマ「あはは…」

ハッキネン「拾ってきたのはビューリング少尉ですし」

エルマ「拾ったって…」

ハッキネン「それに、どうやら彼女に懐いてるようですから」

一同「?」
190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:08:55.66 ID:RzRBBapu0
*車中*

俺「あ、あの、ビューリング少尉」

ビューリング「なんだ?」

俺「その、助けて下さって本当にありがとうございました」

ビューリング「いや、それが仕事だからしたまでだ。気にしないでいい」

俺「それでも、僕にとって少尉は命の恩人です」

ビューリング「…礼なら、爆撃任務にあたった別部隊に言うんだな」

俺「はい!ウィッチの人たちには皆感謝してます。皆の帰る場所を取り戻してくれたんですし」

ビューリング「……そうか」

俺「働かせてもらってた酒場が無事だといいんですけど…あ!もし無事だったら是非また来て下さいね!マスターに内緒で、ちょっとだけサービスしますから!」

ビューリング「だから気にするなと…」

俺「いえ、是非お願いします!もし見つかっちゃっても、マスターなら許してくれると思いますし…」

ビューリング「わかった。なら、普段よりいい酒を頼もうかな」

俺「あ…は、はい!」
191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:09:49.72 ID:5h+D61QL0
支援
192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:09:58.86 ID:RzRBBapu0
俺(ビューリング少尉…タバコ吸いながら運転してる…)

俺(なんだろう…すごく…格好いいな…)

ビューリング「…どうした?私の顔になにかついてるか?」

俺「え、あ、い、いえ!その…少尉は綺麗だなって思って…」

ビューリング「は?」ギャリギャリギャリ

俺「わわわ!ちょ、ハ、ハンドル!急ハンドルは危険です!」


*一時間後*


ハッキネン「おかえりなさい少尉」

ビューリング「外で待っていたので?」

ハッキネン「まさか。車の音が聞こえたので……なんでフロントガラスがこんなに汚れているんですか?」

ビューリング「…ちょっとぬかるみにやられただけです」
193 :支援感謝[sage]:2012/01/23(月) 01:11:58.91 ID:RzRBBapu0
*ミッケリ臨時基地食堂*

ハッキネン「カハヴィをどうぞ」

ビューリング「ありがとうございます」

ハッキネン「穴吹智子中隊長は病院で検査のため一日だけ入院するそうです」

ビューリング「人の怪我はそれほどでもないが、機材のほうがな」

ハッキネン「恐らく第一中隊と同じか、試作型のメルスが回ってくるはずでしょう」

ビューリング「なるほど」

ハッキネン「人的被害がほぼ皆無だったのは、まさに僥倖といった所です」

ビューリング「爆撃部隊は?」

ハッキネン「ルーデルさん達も、トモコ中尉と同様です」

ビューリング「そうか…それはよかった」

ハッキネン「……かつての戦友ですか」

ビューリング「なにか?」

ハッキネン「いえ…それよりも、少し話があります」
194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:14:24.12 ID:RzRBBapu0
ビューリング「帰る家がない?」

ハッキネン「はい。スラッセン偵察部隊の報告によれば、彼の働いていた酒場はほぼ全壊状態のようです。
       他の施設への被害もかなりのもので、復興にはかなりの時間がかかりそうです」

ビューリング「そうか…まあネウロイの拠点にされたような物だからな」

ハッキネン「そこで、彼の処遇について少し考えてみました」

ビューリング「…なぜ?」

ハッキネン「それは、私がなぜ彼に世話を焼くのかという質問ですか?」

ビューリング「…軍が、ただの一民間人にそこまでするのか、について」

ハッキネン「それは失礼。……ハルトマン曹長によれば、過去一切のどのデータにも、男性に魔力が宿る事例はありえないそうです」

ビューリング「まあそうでしょうね」

ハッキネン「今回偶然保護した彼ですが、明らかに魔女の素質、もしくはそれに順ずる何かを持っています」

ビューリング「……」

ハッキネン「もしも男性でも魔力を使用する事が出来るのであれば…」

ビューリング「私たちはたちまちお払い箱…か」

ハッキネン「それは遠い未来の話でしょうが、少なくとも彼は軍にとって重要な研究サンプルになりえます」

ビューリング「……何?」
195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:14:41.31 ID:6klLo//70
支援
196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:16:13.69 ID:RzRBBapu0
ハッキネン「残念な事にスオムスはウィッチ研究の実績が殆どありません。
       ですが、彼を研究すれば他の強国に先駆けて魔力の新たな利用法が確立出来るかもしれません。
       これは戦後世界、あるいはネウロイとの戦いが長く続く場合においても、有効な手段となりえる事項です」

ビューリング「…あいつをモルモットにする気ですか?」

ハッキネン「私がやらなくとも、軍がやる可能性は否定できないでしょう」

ビューリング「あれはタダの民間人だ。それも少年です」

ハッキネン「私たちも、ただの少女です。それに、モルモットですか?それは私たちも同じでしょう?」

ビューリング「ハッキネン基地司令、僭越だが殴ってもよろしいか?」

ハッキネン「……落ち着いてください。いえ、そうですね…失礼しました。無礼を許して下さい」

ビューリング「…寝言は寝てから言ってもらいたい」

ハッキネン「ですが…今ではなくても、いずれ。私ではなくとも、誰かが…その少年をモルモットにする可能性はあります」

ビューリング「…私があいつを助けて、基地につれてきたからか?」

ハッキネン「……とにかく尋問をした以上報告書はあげなくてはなりません。そこで、提案があるのですが…」

―――――――
――――
――
197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 01:16:49.88 ID:vrOwySAj0
支援ぬ
198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:18:18.85 ID:RzRBBapu0
――
――――
――――――


ビューリング「あいつを?失礼ですが、正気ですか少佐」

ハッキネン「本当に失礼ですね。ですが正気です少尉」

ビューリング「……」

ハッキネン「勿論、本人の意思次第です。彼が拒むのならそれはそれで。微力ながら、隠蔽の力添えも出来ますからね」

ビューリング「だが…」

ハッキネン「先ほどの失言を蒸し返すようですが…これはなるべくして起こった事態だと考えるべきかと」

ビューリング「……ケセラセラ、か」

ハッキネン「…なんですかそれは?」

ビューリング「そういうことわざみたいなのがあるそうで。オストマルク時代に…いや、なんでもない、忘れて下さい」

ハッキネン「了解しました。さて、それではお疲れの所ありがとうございました」

ビューリング「いえ、大丈夫です」

ハッキネン「そうそう、対価…というわけではありませんが、今後は少尉にそれなりの自由行動を認めようと考えています」

ビューリング「……?」
199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:19:20.66 ID:RzRBBapu0
ハッキネン「…?あの子にまた会うと約束したのでは?」

ビューリング「…気が向いたらですが」

ハッキネン「そうですか、ではもう結構です。下がってください」

ビューリング「はっ 失礼いたしました」

ハッキネン(子供が傍にいれば、もう少し丸い性格になると思ったけど…)
ハッキネン(……まあ長い目で見ましょうか)

*そして夜は更けていく*


いらん子雑用係の俺君はビューリングお姉ちゃんが大好きなので頑張るようです 第一話 おしまい
200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:21:13.54 ID:RzRBBapu0
初投下で続き物とかやっちゃってごめんなさい
全然いちゃいちゃしてなくてごめんなさい
支援ありがとうございました

この後ビューリングお姉ちゃん大好きになる俺君ですが
なるべくいらん子未読の人にも分るように、かつ過度のネタバレが無いように気をつけたいと思います
201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:21:23.86 ID:4g5Y+gJj0
乙乙
202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 01:22:25.56 ID:vrOwySAj0
乙乙

これから投下ないならちょちょっと投下するね
203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:22:38.34 ID:RzRBBapu0
あと書き始める切欠になったヒョードルが使い魔な俺とか妄想してた紳士さん
この場を借りてお礼を申し上げますビューリングお姉ちゃん大好き
204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:22:51.72 ID:RzRBBapu0
支援GOGO
205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 01:25:11.48 ID:vrOwySAj0
206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:25:17.84 ID:DkNVMnOG0
乙乙〜次回もまってます

雑用係とは気が合いそうだ
207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:27:04.71 ID:kOTPL9lBO
208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:27:20.45 ID:vJokaou30
乙でスタ〜
209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:28:16.64 ID:6klLo//70


だが一つだけツッコミ入れさせてくれ

いらん子の巻末にある解説で男も稀に魔力持つ奴居るってかいてあるよ
210 :ビューリングさんと俺[]:2012/01/23(月) 01:29:10.95 ID:vrOwySAj0
━司令室━

俺「俺少尉以下三名参りました」

ハッキネン「早速ですが命令を口達します。俺少尉、オヘア少尉、迫水上等飛行兵曹に明日から夜間哨戒任務に就いてもらいます」

俺「突然ですね」

ハッキネン「命令です」

俺「いや、そういうわけではなく。唐突だなと」
211 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:33:16.04 ID:6klLo//70
支援
212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:33:34.88 ID:RzRBBapu0
>>209
ぶふぁっ まじじゃないか…!
とりあえず、男性ウィッチ研究の材料になっちゃうかも知れないっていう立場に俺君がいるということで…
教えてくれてありがとう

>>210
ビューリングさんSSとな!これは支援
213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:33:39.56 ID:5h+D61QL0
支援!
214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:34:28.83 ID:DkNVMnOG0
支援
215 :ビューリングさんと俺[]:2012/01/23(月) 01:34:36.02 ID:vrOwySAj0

ハッキネン「先日まで夜間哨戒任務を担当していたウィッチが負傷し、現在飛行できません。よって推測航法の可能な海軍のウィッチであるあなた方にお願いしたい」

俺「了解しました」

ハッキネン「詳細は追って連絡します。解散」



━自室━

俺「というわけで夜間哨戒に出てくるわ」

ビューリング「大変だな」
216 :ビューリングさんと俺[]:2012/01/23(月) 01:39:07.26 ID:vrOwySAj0
ビューリング「夜間単独飛行なんてよくできるな」

俺「海軍のウィッチだから航法は楽勝だよ。これでも一時期機動部隊にいたんだぜ」

ビューリング「なら、大丈夫だな」

俺「ああ、それじゃ行ってくるよ」

ビューリング「…」
217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:43:31.83 ID:6klLo//70
支援
218 :ビューリングさんと俺[]:2012/01/23(月) 01:44:51.38 ID:vrOwySAj0
━数時間後━

俺「ただいまー、っとあれ?」

何事もなく哨戒飛行を終え、部屋に帰ってきたのは日にちをまたいだ後だったが、部屋には明かりがついていて、

俺「リズ?」

部屋のベッドの隅の椅子でビューリングが座ったまま寝ていた。恐らく俺の帰りを待ったまま寝てしまったのだろう

俺「まったく…風邪ひいたらどうするんだ?」
219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:46:58.25 ID:6klLo//70
ラスト支援

おやすみ皆の衆
220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:49:30.80 ID:5h+D61QL0
支援
221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:53:06.84 ID:RzRBBapu0
支援
222 :ビューリングさんと俺[]:2012/01/23(月) 01:53:37.57 ID:vrOwySAj0
ビューリングをいわゆるお姫様だっごの形でベッドまで運び着替えようとした時

俺「おい、離してくれ」

ビューリングが俺の首にまわした手をかたくなに離そうとせず、俺はベッドから離れることができない。

本当に寝ているのか疑問に思いながらその場でじたばたしていると、

ビューリング「…おれぇ、すき」
223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:54:07.90 ID:vJokaou30
スオスム日和だから寒いのかね 支援
224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 01:54:33.04 ID:EWcbmQNQ0
1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
5. ファーランド サーガ1、2
6. MinDeaD BlooD
SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
【2次】アニメSS総合スレへようこそ【創作】
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1321393501/101-200
【2次】ギャルゲーSS総合スレへようこそ【創作】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/gal/1298707927/101-200
225 :ビューリングさんと俺[]:2012/01/23(月) 01:56:18.38 ID:vrOwySAj0
その一言で俺は抵抗する気をいっぺんになくし、そのままビューリングを抱きしめたまま寝ることにした

翌朝ビューリングが自分を抱きしめたまま寝ている俺に気づいて、びっくりしたとかしてないとか…

終わり続け

226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:56:59.74 ID:4g5Y+gJj0
乙乙
227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:58:03.64 ID:DkNVMnOG0
おつおつ〜次回も期待
壁えぇッ!

この後予約無いよね?投下してもよろしい?
228 :ビューリングさんと俺[]:2012/01/23(月) 01:58:54.74 ID:vrOwySAj0
支援ありがとうございました!

最後が規制の関係で中途半端になって申し訳ありません

ビューリングさんは俺の嫁

229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 01:59:54.25 ID:RzRBBapu0
投下が沢山あって今日は幸せ
乙!
230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 02:02:48.04 ID:vrOwySAj0
231 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 02:04:03.60 ID:DkNVMnOG0
では…投下する機会を何度も逃して深夜になっちゃったけどその方が良いか。

避難所 俺「ストライクウィッチーズなのさ……」>>900より

やっぱり俺は俺 番外編 下「絶望のさなかで」後編

を投下します。

今回で番外編は一応終了です。次回の後日談にて俺俺は完結となります。

番外編の内容は、本来は本編として11話前編の後に描くつもりでしたが、どうも救いが見えなかったので…
232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 02:04:26.19 ID:5BS7ycZU0
すいません ヒョードル言ってたのは俺です
投下三連とか支援することを強いられるな
233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 02:05:23.34 ID:4g5Y+gJj0
お、こっちか支援開始
234 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 02:09:36.17 ID:DkNVMnOG0
――731部隊研究所跡地にて――

元の世界の歴史、ストライクウィッチーズの世界の歴史、俺ストSSの誕生から今までの歴史、

俺はノートパソコンに、自分の知っている限りを打ち込み始めた。

――元の世界:1939年9月1日 第二次世界大戦勃発
――ストライクウィッチーズの世界:1939年9月3日 第二次ネウロイ大戦勃発
――俺「ストライクウィッチーズ?」:2010年9月16日 スレッド誕生

自分の記憶で補いきれない分は、パソコンに残っているデータから情報を調べる。
それはまるで、俺ストSSを書くための資料集めのように。

教官「小説を書く…どういうことだ?」

俺「SS『731な俺』は本来のストライクウィッチーズの世界の共通点を完璧なまでに多く含んでいるから、ネウロイは利用し再現しようとした…」

カタカタと部屋内にキーを叩く音が響く。

俺「だから今度は、俺達がネウロイを利用する番だ。」カタカタッ
235 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 02:14:30.76 ID:DkNVMnOG0
教官「利用する?はっ…一体何を」

俺「侵略に有効な情報を活用する特性。それと…別の世界、別の時代で生きていた俺と教官を誘拐したように、宇宙や時間を行き来出来る地球外生命体であること…」カタカタッ

絶望から抜け出したい一心で思考する。

俺「ネウロイは電波を通じて『ストライクウィッチーズ』という元の世界で生まれた作品を発見した時、感心したはずだ。この世界の設定を正確に描いてしまっていたために。だけどハッピーエンド、彼らにとって侵略には有効じゃない。」カタカタッ

教官「…有効になると思うがな。奴らにとって相手側の行動を先読みすることが可能になる。」

俺「確かに。でも、信憑性に欠けるはずだ。設定は合っていたとしても作品通りの展開になるとは言えない。」カタカタッ

教官「……。」

俺「俺が思うに…だからこそ『731な俺』と言う『彼』と『731部隊』等の設定がほぼ完璧なまでの共通に溢れ、バッドエンドな展開を持つSSを確率的に優先し、テストを含めて再現を望んだ。」カタカタッ

教官「ほぅ。」
236 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 02:20:03.07 ID:DkNVMnOG0
俺「ネウロイのお偉いさんは喜んだはずだ…『彼』を生かしたらそのSSの展開が実現していったことを。あとは再現の調整をするために大型や小型ネウロイを台本通りに出撃させ、」カタッ…

俺の手が止まる。

俺「俺や教官のような兵士A〜Kの適正を持った11人の脇役を用意する。」

教官「…なるほど。まぁ兵士K役の現代人から一通り説明を受けていたが、どうやらお前も学習しているようだな。」

俺「ロマーニャを侵略されたのも、501が崩壊したのも…宮藤が死んだのも、兵士E役である俺の行動が全て…ネウロイに分析され、先読みされていた所為でもある…」

ちくしょう…全てはコントロールされていた…俺が宮藤と再開しようとする行動も……慰めようとした行動も……
どう行動するかをネウロイは知っていた……。

俺「くやしいが…もうっ…バッドエンドの結末は過ぎた……でも、これから先の未来は脇役の適正は通用しない…はずだ」

教官「それで、そのネウロイ共の特性をどう利用するつもりだ?」
237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 02:23:09.74 ID:5h+D61QL0
支援
238 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 02:26:06.35 ID:DkNVMnOG0
俺「この世界だけでなく…元の世界とスト魔女世界の歴史全てを描く正確な設定、そして『731な俺』を超える共通と、この先の未来と完全に一致する展開…――」


俺「小説…いや、完璧なノンフィクションSSを書き上げるんだ。ネウロイが再現し、俺が最終的に望む展開へと変えてもらうために。」


教官「――……一応聞いておこう。お前の望む展開とはどういうことだ?」

俺「フィクションをノンフィクションに……悪く言えば妄想を現実にするみたいな…さ…」

完璧なノンフィクションに脚色し、ネウロイに再現させる。

……あの時、俺がこの世界に来たキッカケのように…

俺「俺がネウロイのコアになって、元の世界で2012年に土手を走っている俺に触れさせる。」

そして伝える。ネウロイとの「共鳴」を利用して…俺がコアになって…「兵士E」になろうとする俺自身に…

「未来を変えてくれ」と…「自分を変えてくれ」と…「戦ってくれ」と…

「501を…宮藤を救ってくれ」と……
239 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 02:31:07.01 ID:DkNVMnOG0
俺「トラヤヌス作戦が失敗した時にスト魔女世界に訪れる俺と俺自身が『共鳴』し……訴え続ける。」

…過ぎたことかもしれない…でも、こんな未来は許せないんだ…

宮藤たちが死ぬ未来なんて、絶対に認めちゃ駄目なんだ――


俺「今度こそ嫉妬、劣等、潜在意識を乗り越え、未来を変えろと…。」

教官「………」

俺「たとえ俺の声が『ネウロイの声』になったとしても、『兵士E』になろうとする俺自身を変えてみせる…」


――絶望のさなかで俺が掴み取った可能性。しかし…


教官「……不可能だ。」
240 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 02:37:15.88 ID:DkNVMnOG0
俺「っ…やるんだよっ!『731な俺』がバッドエンドなら、俺達が書く小説もバッドエンドにする!ネウロイが侵略に有効だと認識できるために」

教官「書けたとしても、お前がネウロイのコアになるとは限らん。」

俺「ネウロイは元の世界から人を誘拐したように脇役の俺達を操作できる!だから一度『共鳴』を患った俺をコアに改変することだって可能なハズなんだ!」

教官「お前がネウロイになった時点で、自らが人間であった時の意志を伝える方法など無くなる。」

俺「どうして!?」

教官「ネウロイがお前の書く小説を再現するとして、奴らにとって危険な発想を持つ人間の記憶を残したままコアに改変すると思うか?」

俺「そ…それは…。」

教官「第一、過去の501の救助を優先するために、未来を最悪の展開にさせようとするなど言語道断だ。」

俺「彼女達の未来が変われば全てが変わるんだっ!みんなが生き残れば…再現にズレが生じて最悪を回避できる!」

教官「……まだ、気が付かないのか。再現時のネウロイは確実にお前の記憶を消し、コアへと変えるだろう。だが、奴らを釣って再現に至るまでに一番の問題がある――」
241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 02:38:12.10 ID:4g5Y+gJj0
しえん
242 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 02:42:38.58 ID:DkNVMnOG0
可能性は無いに等しい。仮に小説内で「俺が人間の記憶を残したままコアになる」と書き、ネウロイ側の再現を望んだとしても、
危険性を感じたネウロイは、その小説の再現など決して実行しない。

つまり描かなければいけない小説は、完全に人類から非難される作品。

だが、最大の問題点は小説を書く「過程」に存在する。


教官「――この先の知りもしない未来をお前に描くことが何故出来る?出来はしないはずだ。『未来予知』とやらの魔法を使える訳でもない。」


納得させる、ある程度の未来の展開を正確に描かなければ、ネウロイは再現に応じない。

俺「……だから……だから何年も生きて書き続けるんだ!!ネットが蔓延る60年後までずっと、ネウロイが納得する…正確な未来の展開を何通りもっ!!」

教官「書いた展開が未来と合致するなど有り得ん。」

俺「可能性はゼロじゃないんだ!何千、何万冊もの作品を書いて…それをネウロイが電波で気付くようネットに流す!!」

教官「それまで生きられればの話でもある。」
243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 02:42:55.95 ID:5h+D61QL0
寝る前の支援
244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 02:48:06.42 ID:BZh+Ml1R0
睡魔には勝てなかったよ支援
245 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 02:48:08.98 ID:DkNVMnOG0
俺「生きる…絶対に…。だから、教官にも手伝って欲しいんだ…あんたなら元の世界での戦争経験もあるし、そ」

教官「ふざけるな、断る。」

俺「なっ…なんでだよ…!?」

教官「小説だがSSだが何だかを書くために戦争を利用し、霊英を侮辱するような現代人のお前に加担などしない。」

俺「っ…古い頭で考えるんじゃねぇよ!!お願いだ…これしか…方法が残されてないんだ……」

教官「そしてまた、この世界の先の未来をも絶望に落とそうとしている。どっちにしろ納得できん。」

俺「だから、それも変えてみせるんだ……俺を信じてくれ…っ!過去を変えれば、未来も変わる…。」

教官「無理だ。」

俺「頼むよ…昔に死んだはずだったあんたは…今この世界で生きてるじゃねぇか…だから…」

教官「…………」

俺「……っ……くっ…」
246 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 02:53:34.59 ID:DkNVMnOG0
教官「……諦めろ。」

俺「…まだ…っ」

教官「もう何もかもが遅い。」

俺「俺はまだっ…!」

教官「これは戦争だ。」

俺「…ぅぅ…っ………ま…まだぁっ…!」

教官「ストライクウィッチーズは死んだんだ。」

俺「っ!!……………まっ……まだだああっ…!!」

俺は感情が抑えきれず、椅子から立ち上がって、教官の胸倉を掴む。

俺「俺はっ…あきらめないんだぁああ!!」

教官「……離せ。」

俺「まだなんだ……たとえ俺が…脇役だとしても…才能が無くても……活躍できる主人公じゃないとしても…っ」

湧き上がる感情を募らせる口が唾を飛ばし、胸倉を掴んだ腕が振動する。
247 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 02:59:00.38 ID:DkNVMnOG0
俺「馬鹿にされる人間でも…弱い人間でも…演出に利用されるザコ役でもっ…ネウロイになっても…」

教官「………離せ。」

俺「自己犠牲を強いられる人間でも……誰かの引き立て…踏み台になる人間でも…兵士Eでもっ」

教官「…………」

俺「一人の生きている人間なんだ…だから可能性があるんだ……そう思わなくちゃ、やっていけないんだ……――」


俺「死んでしまった人達や、ストライクウィッチーズが好きなんだ。宮藤芳佳が好きなんだ。…だから守りたいんだ!!」


教官「――………。」

俺「……俺が……変えるんだ…俺が……」
248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 03:00:35.50 ID:4g5Y+gJj0
すまぬ、落ちる支援
249 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 03:04:05.91 ID:DkNVMnOG0
教官「いい加減離せ。」バッ…ドンッ

俺「あぅっ…!」ドサッ
教官に突き飛ばされ、腕を離して地面に転がった。

教官「何度おれに突っかかる気だ、俺二等兵。」

俺「…………。」

教官「……扶桑とロマーニャ軍上層部による731部隊の隠蔽は完璧ではない…後にこの廃墟も再度調査され、解体されるだろう。」

俺「…………だからなんだよ…」

教官「…………」

俺「くそっ…っ…。」

教官「さて、最後の講義を始めるぞ。なぜ隠蔽しようとしているか分かるか?」

俺「……えっ?」

いきなりの教官の言葉に、俺は困惑する。
250 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 03:09:16.43 ID:DkNVMnOG0
教官「自国の民意に反するからだ。ネウロイ戦争終結後は平和、ではなく確実に国同士の競争社会が実現する。まさに元の世界、アメリカ…ソ連邦…日本…数多くの国々のように。」

俺「……それはでも…この世界には魔法力があるし…団結力だって」

教官「ウォーロック事件が良い例だ。誰がしも「上位に立ちたい」という闘争本能は拭い切れん。」

教官はノートパソコンを横目で見ながら、俺に話し続ける。

教官「脇役やネウロイが引き立て役となる俺ストSSを描いた現代人のように…この世界の人間誰もが独占欲を有する。」
251 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 03:14:38.99 ID:DkNVMnOG0
俺「…………。」

教官「そして、彼少尉の命令違反が原因で引き起こした事件により、ネウロイ側ではなく人間への不信感が生まれつつある。」

俺「…………」

教官「いずれこの世界でも戦争は起こるだろう…人同士のな。」

俺「……そ…そんな……」


教官「――だがしかし、それはネウロイにとってとても望ましい展開と言える。」


俺「………………!!?…っ…それって…」

教官「国同士が対抗するため、奴らにとって敵の軍事力が上昇することになるだろう。しかし人々の不信感により、ネウロイが介入した瞬間敵は錯覚を起こす。」

俺「…この世界の人が…他国や他人を信じられなくなって……」

教官「ましてや『この国に協力している』と銘打ち、人間同士の戦争中にネウロイが何処かの国を支援し始めたのならば…。」

俺「…敵対心が増して…人々が……更に殺し合いをはじめる…。」
252 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 03:19:40.61 ID:DkNVMnOG0
教官「まぁ予想であり、ネウロイ戦争が終結し、ネウロイの残党がいればの話だが。」


――俺はハッとした。
教官が話したこと、それはネウロイに再現させるための小説を書くヒントに成り得る。

教官「ノートパソコンの存在を知った政府は驚愕するであろう。そして、確実に利用しようとする。」

俺「きょ…教官…あんた…」

教官「それだけは、避けなければいけないことだ。分かるか?現代人。」

俺「……あ…あぁ…。」

教官「…以上、講義を終了する。」

そう言うと教官は、研究所の奥の部屋に向かって歩き始めた。

俺「…?…どこに行くんだ?」

教官「731部隊の存在と正体を世間全体に知らしめるための証拠集めだ。」

俺「……!!」

教官「政府の奴らの手に渡る前に回収しなければならん。人々の不信感は更に増すだろうが、隠し事は良くない。軍人して公表しなければならないこともある。」

俺「……きょ…教官…」
253 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 03:24:43.50 ID:DkNVMnOG0
教官「お前も731部隊のことは良く学習しておけ。過去に戻り、いずれ乗り損ねた梅花に搭乗するのだからな。」

俺「…!……あっ…あの教官…!ありがとうござ]

教官「勘違いをしているようだな。」

教官は振り返った。
照明が暗くて分かりにくかったが、堀の深い教官の顔が薄い笑みを浮かべているように俺は見えた。

教官「民意を尊重したまでだ。」


――歩いていく教官の後姿を見て、訓練施設にいた時と同じように俺は思わず敬礼した。

俺「…ありがとうございました。」

教官は奥の部屋のドアノブに手を掛ける。しかし、立ち止まって俺に再度話しかける。

教官「お前はおれの教え子でもあり、そして同じ日本人としての祖先でもある…そうだろ?」

俺「…?は…はい。」
254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 03:24:55.54 ID:nLeeVkSO0
支援
明日の22:00から予約して落ちる・・・
255 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 03:29:45.65 ID:DkNVMnOG0
教官「なら戦え。この現実と化した世界、そして記憶を消すであろうネウロイと。」

俺「…はいっ。」

教官「……戦争に、主人公などいない。」

教官は部屋のドアを開ける。

教官「………先ほど、『脇役でも』『兵士Eでも』『ネウロイでも』と言っていたな。しかし、それは違う。」

俺「…………――」


教官「お前はお前だ。」


――教官は、最後にそう言ってドアを閉じた。
256 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 03:34:44.29 ID:DkNVMnOG0
――あれから、20年もの月日が流れた。
俺は軍を離れ、扶桑国内のひっそりとしたボロアパートに身を置いていた。

ノートパソコンに残ったウィッチのイメージモデルになった人々の歴史データ等を基に、元の世界の戦争を正確に描く。
さらに、元の世界とストライクウィッチーズ世界との共通点も詳細に表す。

そして、何通りもある未来を予想するために、ひたすら文字を書く日々。

世界の情勢を調べ、教官の名を借りて協力してもらっている軍人からの情報や、戦況報告などを活用する。

その日々の中で俺は、ネットだけでなくメディア全体にもネウロイは反応するのではないかと思い、書物として幾つもの作品を発表した。

「前半では元の世界の戦争を描き、それをテーマに後半ではストライクウィッチーズの世界の戦争を描き、結末はネウロイは一旦身を引き、人類が殺し合いを始めるまで待機している」という内容で。

しかし扶桑憲兵の検閲により書物は当然黒く塗りつぶされ、出版社を追われ、何度も逮捕されかけた。

ラジオも利用し、俺は一般人が聞けない周波数上で朗読した音声を流した。はたしてネウロイに聞こえていたであろうか。

その数年後、教官の予想通り、ネウロイと人類との戦争は終結した。

ネウロイが突如出現しなくなったために。
257 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 03:39:49.78 ID:DkNVMnOG0
――更に20年の月日が流れる。
当時、高度経済成長の最中にいた扶桑は、科学と魔法を通し、軍事力という面で一番大きな発展を遂げる。

しかしその成長によって得た力は、人々の信頼に反して牙を剥き始めた。

両国間の衝突によりウィッチがウィッチを撃墜するという事件が発生。
平和の歯車が大きくガタついた瞬間だった。人々は国境に意識を持つ。

想定され始める、人類同士の戦争。

そしてその時の俺は、「変人」として扱われるようになっていた。
はたまた、「最悪の小説を書く作家」として。

俺の作品を読みきった読者はこう語る。
「実在したウィッチ達をモデルに、魔法の無い世界で戦わせる発想は良い。」
「だが、何故後半から現実を舞台にした話が始まったのだろうか。2012年の魔法の無い世界から来た青年が、第二次ネウロイ大戦、その後の未来を体験する。」
「そして一番意味不明なのが、自らがネウロイのコアになって、魔法が無い世界からこの世界に来た切欠となった土手の場所へ2012年当時の1分前に戻ると言う結末。」
「無限ループのような結末を望んだのだろうか?それともネウロイ大戦後の社会への不安を表しているのか?政府への不満が高まった『731部隊騒動』に関連する描写もあり。」
258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 03:40:37.08 ID:nLeeVkSO0
あ、正確には今日か・・・まあいいや寝る
259 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 03:44:53.74 ID:DkNVMnOG0
――そして更に20年後、2005年、扶桑国内のボロアパートにて――

カチッ カチッ…

宅配員「鳴らない……はぁぁー…。」

誰も住んでいなさそうなアパートへの配達を上司から任されたため、嫌々ながら引き受けざるを得なかった。
しかしインターホンを鳴らそうとしても鳴らない。
宅配員はボロっちいドアの前で溜息を吐いた。

ポストを確認すると、何年も前の新聞のチラシが挟まっている。

宅配員「すみませーん。クロネコアカギの宅急便でーす。留守ですかー?」

返事は無い。恐る恐る、ドアノブに手を掛けた。

宅配員「いませんかー?(ガチャ)あれ…鍵は掛かってないのか。」

ドアを開けると宅配員の目に異質な空間が飛び込んだ。

宅配員(うぁっ!?何これ怖ッ!?)
260 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 03:50:49.07 ID:DkNVMnOG0
――壁一面に張られた無数のメモ書き。手のひらサイズの紙が何千…何万枚と隅々を覆っている。天井さえも。

宅配員「なに?なにこれ?」

気になってメモ書きの一部を読む。

宅配員「2007年4月…扶桑にてネウロイが目撃される。2008年5月…『731部隊騒動』の犠牲者遺族の再公判…」

その紙以外にも一日違いで同じ事を何度も書いている。組合せば何通りものパターンが生まれるだろう。

宅配員「2011年3月…扶桑にて震災…ってこの年号、数年も先のことじゃねぇか。エセ預言者?」

不審に思いつつも部屋を散策して行く。するとメモ書きで埋もれた中に、画鋲で止められた写真が一枚だけ存在した。

宅配員「誰だこれ?うーんかなり昔だ…海軍の格好してるし………でも可愛い女の子だなぁ」

その時、背後でモソッっと何かが動いた。
宅配員はビックリして振り返る。そこには布団から起き出た一人の老人がいた。

宅配員「じっ…じいさんかぁ!あ!怪しいものでは無いです宅配便です!」

俺「……あぁ…。」
261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 03:55:32.89 ID:qBkvWJPR0
ウィッチ全員殺したり不謹慎ネタを進んで使ったりする俺SUGEEEEを楽しむ作品ですか?
262 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 03:56:03.63 ID:DkNVMnOG0
宅配便「(ずいぶん歳いってんなぁ…)これ…判子お願いします。」
郵便物を手渡す。

俺「あぁ……サインでいいかい?………ちなみに……君…今はぁ…何年だ?」

宅配員「えっ?2005年ですけど…」

俺「そうか…じゃあ、あそこの壁にあるメモを剥がして貰えるかな?あっちは全部、2004年のものだから。」

宅配員「??ぇえ?」

俺「…それじゃあ、俺はそろそろ投下する時間なんでな。」

老人はパソコンを起動させ、テキストを開く。そしてそこに描かれた大量のSS。

『元の世界とストライクウィッチーズの世界の歴史を描き、結末は老人がコアとなり、そして人々による戦争が始まる』

結末と設定は同じだが、時間系列や展開が少しずつ違う何通りものそれを専用のまとめページに何時間もかけてアップし始めた。

俺「………………さあ…どうだ…?今回も駄目なのか?まだ足りないのか?」

宅配員「あのー……剥がし終わりましたよー………?」

パソコンにと話しかけている俺を見て、宅配員は資料が入った荷物を置き、静かに去って行った。
263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 04:00:27.70 ID:5BS7ycZU0
>>261
最初からよんでみ?すげえ面白いぞ
264 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 04:01:44.15 ID:DkNVMnOG0
>>261 何も言い返せん…

――6年後、2011年、ボロアパートにて――

俺「……………ぁ」

身体が動かない。視界がぼやけ、声が発せられない。

唯一動くもの、それは脳。

……もう…だめか……やはり…俺には……成せなかった……

『れ…さんっ…――』

……誰の声だったか。思い出せもしない………ただ一つ分かるのは……

…俺は救えなかったってことだ…。

はっ…誰を?

『…さんっ――』

そんなに親しいわけでもなかった…俺の一方的な……ものだっただろう

もう…希望は尽きた…脇役は…脇役のまま……
265 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 04:07:06.63 ID:DkNVMnOG0
『お…れ…――』

………でも好きだった。脇役でも…

『俺さん…――』

俺の名を呼んでくれる…宮藤が好きだった。

『俺さん――』

…宮藤?――


動かない手を無理矢理動かして、俺は投下予定の最後のSSに、ある一節を加えた。
キーを打ち込み、投稿ボタンをクリックしようとする。

俺「これ…ぁ……さ…い…ご………。」カタッ…カタッ…

脇役だって…生きてるんだ…頑張れるんだ…
いじめられっこだって…出来るってことを証明するんだ…

これが……俺の最後の…「共通」点……
266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 04:11:24.71 ID:qBkvWJPR0
>>263
奇をてらっただけの作品でイチャのイの字もない
外伝では本編で持ち上げられまくった結果「もっと斬新にすればマンセーされる」と思ってウィッチを殺す始末
いくら面白くてもスレチでしかないですしおすし
267 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 04:12:56.80 ID:DkNVMnOG0
「2011年」カタカタッカタカタカタ…

最後の…戦い…

「10月」カタカタッ…

でも…まだ……

「俺」カタッ…

戦わなくちゃ…

「享年85歳」カタカタカタカタカタカタ

…まだ……

……

「2011年10月 俺 享年85歳」

カチッ



268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 04:14:54.46 ID:5BS7ycZU0
支援支援
269 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 04:18:19.24 ID:DkNVMnOG0
――









同じような内容が描かれた数多ものSS。

その中で、ネウロイは遂に発見する。

再現すれば侵略に有効であろう、

最大限の共通、正確な展開、最悪の結末、

そして、未来を変えるという希望が隠された、

俺の描いたSSを――
270 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 04:24:07.41 ID:DkNVMnOG0
――ネウロイの巣にて――

死亡したはずの俺が次に目を開けた時、俺はネウロイの巣の中にいた。

自分の身体を見る。しかしそれはもう人間の身体ではなかった。

意識と記憶が飛び始め、ネウロイのテレパシーのようなものが俺の頭を支配する。

『おまえはこれから兵士E役の適正者と共鳴し、そいつをこの世界につれて来るんだ』

「ああ…俺自身を……か…」

何もかもがコアへと変わっていく。

「…あれ…何しなくちゃいけないんだっけ…思い出せない」
「そっか…きっと……俺は繰り返してるんだ…バッドエンドを…」

「…ループしてるんだ…こうなることも…はじめから決まってたんだ…」

記憶が消えていく。

『おまえはネウロイ』

「…ネウロイ…」

「…そうだ、おれはネウ」
271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 04:24:43.70 ID:BZh+Ml1R0
しえんぬ
272 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 04:29:20.86 ID:DkNVMnOG0
『「――俺さん!」』


「…?」

「いや…違う…」

「おれ…は…ネウロイじゃない……」

『おまえは兵士E』

「…兵士E……でもない…」

「………お……れは…」

「おれは…」


宮藤の声が、気付かせる自分の存在。

66年。

もう一度生きて会えることを願い、懸けてきた時間。

過去を変え、実現しようとする未来。

ストライクウィッチーズの未来――
273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 04:31:01.41 ID:5BS7ycZU0
C
274 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 04:32:56.77 ID:5BS7ycZU0
>>266
なら自分で書いてみたらいいと思うよ(´・ω・`)
275 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 04:34:26.55 ID:DkNVMnOG0
2011年、日本


あるクリエイターが発表した、エースパイロット達をイメージモデルとした作品、
「ストライクウィッチーズ」は小説、アニメ、ゲーム、映画化と多くのファンの間で親しまれていた。


同年、扶桑


とある作家が発表した、ウィッチ達をイメージモデルとした作品、
魔法のない世界で人間同士が戦争をするという物語は、出版当初からの批判もあり、
今では多くの書店からその姿を消した。


そして、2012年、日本
276 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 04:39:30.98 ID:DkNVMnOG0
俺が発表した、二つの世界を完璧に描いた作品、
作者がコアとなって日本へ戻り、人類同士の戦争が予期されるSSは、ネウロイの手によって再現されることとなる。

コアとなった俺は、共鳴によって俺自身へ呼びかける。
「お前はネウロイじゃない。兵士Eじゃない。一人の人間だ――」



――覚えている。


『「――お前はお前だ。」』


頭に響く、教官の声。



「…忘れていない…。」
277 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 04:45:38.11 ID:DkNVMnOG0
そして、


「…あぁ…そうだった。」



心の奥底に刻まれる、



「おれは……俺は…」




決意。




「――俺は俺だ。」




〜やっぱり俺は俺 第1話 「別世界へ」へつづく〜

EDテーマ Stance Punks - Hello, No Future
http://www.youtube.com/watch?v=XYBKz_ZOemk
278 :やっぱり俺は俺[sage]:2012/01/23(月) 04:51:16.94 ID:DkNVMnOG0
最終次回予告

コアになった俺の声は、最後の最後で俺を「兵士Eからの脱却」「俺自身の変化」へと導いた。

未来は変わり、オペレーション・マルス後、ロマーニャは開放され、ストライクウィッチーズは休息を得る。
それも一時。元501のウィッチ達は平和を目指し、すぐさま戦い続ける。

彼やおじさん、脇役、兵士達の未来とは。

俺が成し遂げた望み。代償は「自分」という自己犠牲。

だが信じている。
あの日戦ったことが、いつか「俺自身の力」になるということを。

そして耳に響く、

笑顔になった宮藤の声。

次回、やっぱり俺は俺 番外編 完「やっぱり俺は俺」


以上です。ここまでの支援ありがとうございました!次回で完結です。
不快にさせてしまった方々には本当に申し訳ない。
279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 04:53:36.73 ID:BZh+Ml1R0
おつおつん
280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 05:06:05.23 ID:BZh+Ml1R0
ねるまえのほ
281 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 05:08:18.43 ID:RzRBBapu0
超乙
282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 05:10:22.84 ID:RzRBBapu0
出勤前の保守
283 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 05:16:50.17 ID:5BS7ycZU0
お疲れさま

さて、朝の保守タイムだねエイラ
284 : 忍法帖【Lv=27,xxxPT】 [sage]:2012/01/23(月) 05:43:48.60 ID:fCjBr5Yl0
おは保守
285 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 05:55:11.76 ID:fCjBr5Yl0
朝の保守投下、次からしますね。低クオリティ注意
286 :トンビ俺 ルチアナと一緒[sage]:2012/01/23(月) 06:04:19.19 ID:fCjBr5Yl0
ルチアナ「起きてください...」

俺「んん・・・」

ルチアナ「朝ですよー?」

俺「ふぁ.........して...」

ルチアナ「?」

俺「お目覚めのキス、して欲しいな」

ルチアナ「お、お目覚めのキスですか!?」
287 :トンビ俺 ルチアナと一緒[sage]:2012/01/23(月) 06:10:57.10 ID:fCjBr5Yl0
ルチアナ「......は、はい...」

ルチアナ「きゃっ!?」

俺「おはよう、ルチアナ」

ルチアナ「おはようございます...ってあの・・・」

俺「んー...」クンクン

ルチアナ「恥ずかしいですっ・・・」
288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 06:16:06.65 ID:4g5Y+gJj0
おはよう支援
289 :トンビ俺 ルチアナと一緒[sage]:2012/01/23(月) 06:18:12.10 ID:fCjBr5Yl0
俺「パンとソーセージの匂いがするね。今日は軽食?」

ルチアナ「はい、ちょっと忙しかったので...では早く食べに行きま...」

俺「良かった。冷めても大丈夫そうだね・・・・・・」

ルチアナ「んむっ!...朝からこんな事、んっ!...ダメです・・・」

俺「大丈夫だって。まだ・・・時間もある」

ルチアナ「もう...一回だけですよ?...ちゅっ...」
290 :トンビ俺 ルチアナと一緒[sage]:2012/01/23(月) 06:24:23.18 ID:fCjBr5Yl0
ルチアナ「結局二回もしましたね・・・」

俺「ルチアナが可愛いからしょうがないさ・・・」

俺「美味しい料理、ごちそうさまでした」

ルチアナ「どういたしまして。今日はいつまで掛かります?」

俺「多分・・・19時までには帰れると思うよ」

ルチアナ「ふむふむ...」

俺「じゃあ・・・行ってきます。ルチアナ」

ルチアナ「行ってらっしゃいませ。俺さん」

ルチアナ「・・・私も用意をしないと・・・」

ルチアナ「本当に・・・毎回激し過ぎます・・・俺さんったら・・・」
291 :トンビ俺 ルチアナと一緒[sage]:2012/01/23(月) 06:32:41.16 ID:fCjBr5Yl0
・・・

俺「1番機、高度が落ちているぞ。針路確認も良いが地表面との距離も確認しろ」

ウィッチA『分かりました!』

俺「3番機、今の針路から10度修正しろ。お前は北海に行く気か」

ウィッチC『すみません!』

ハイデマリー「どうして・・・射撃訓練では二人とも良い成績なのに・・・」

俺「リベリアン、だからではないでしょうかね...」

ハイデマリー「どちらにせよ、夜間哨戒では私の指示が必要でしょうね・・・」

俺「なるべく早く、一人で哨戒出来るように訓練させます...」
292 :トンビ俺 ルチアナと一緒[sage]:2012/01/23(月) 06:38:52.93 ID:fCjBr5Yl0
俺「・・・二番機、現在位置が分かるか?」

ウィッチB『現在は...シャルルロアの上空7600mです』

俺「正解だ。何で判断した?」

ウィッチB『周辺基地からのレーダーの位置や電波強度からです。後はラジオ局の電波も...』

俺「・・・この子、かなり出来そうだ」

ハイデマリー「はい。リベリオン空軍が推薦状を出してきたようですから...」

俺「なるほど・・・」

俺「・・・全機、訓練は終了だ。帰還して良いぞ」
293 :トンビ俺 ルチアナと一緒[sage]:2012/01/23(月) 06:45:05.96 ID:fCjBr5Yl0
『了解!』

ハイデマリー「いつもありがとうございます。訓練してくださって・・・」

俺「いえいえ、これが私の仕事ですから。そろそろお昼にしましょう」

ハイデマリー「なら・・・あの・・・今日は弁当を作ってきたんです!」

俺「・・・俺に?」

ハイデマリー「はい!もし良ければ...」

俺「あー・・・ルチアナが作ってくれているので・・・」
294 :トンビ俺 ルチアナと一緒[sage]:2012/01/23(月) 06:51:26.35 ID:fCjBr5Yl0
ハイデマリー「そうですか・・・ごめんなさい」

俺「・・・・・・食べますよ」

俺「これでも結構食べる方ですからね!もう一つくらい軽く食べられますよ!ハハハ」

ハイデマリー「そうですか!ではどうぞ!」スッ

ハイデマリー「後で感想を頂ければ・・・色々参考にしますので...」

俺(食べれるけど・・・太りそうだな。まぁいいか・・・)

・・・
295 :トンビ俺 ルチアナと一緒[sage]:2012/01/23(月) 06:57:28.26 ID:fCjBr5Yl0
学生A「ルッチー!今日の授業はもう終わりー?」

ルチアナ「はい。どうやら担当の教授が休みのようです」

学生A「じゃあ後で一緒にお店に行かない?新しく出来た所なんだけど・・・」

ルチアナ「魅力的ではありますが・・・今日は用事があるので行けません」

学生B「あの彼氏の事?」

ルチアナ「い、いえ。市場に行くだけですよ...」

学生A「美味しい手料理で男をメロメロ、これは強いわね・・・」
296 :トンビ俺 ルチアナと一緒[sage]:2012/01/23(月) 07:06:29.89 ID:fCjBr5Yl0
学生B「私みたいに料理が上手くない者には他のスキルを磨かないと行けないのに・・・羨ましいわ」

ルチアナ「貴方は前から『結婚しないで働いていく』と言っていませんでした?」

学生B「親が『孫の顔が見たいわー』ってウルサイのよ。まぁ今から頑張れば玉の輿を狙う事くらい・・・うーん」

学生A「ルッチーは本当に恵まれているわよ?相思相愛で相手も空軍の元エースなんて...」

ルチアナ「確かにそうですが・・・そんなに良い訳ではありませんよ」

ルチアナ「ちょっと子供っぽい所もありますし、不思議な趣味もありますし」

ルチアナ「その・・・私を求めたりする事も多いですし」
297 :トンビ俺 ルチアナと一緒[sage]:2012/01/23(月) 07:14:48.79 ID:fCjBr5Yl0
学生B「もしかして・・・嫌いだったりするの?」

ルチアナ「いえいえ、そんな事はありません」

ルチアナ「ちょっと不器用な所が逆に私を好いてくれていると教えてくれますから・・・」

ルチアナ「もうこんな時間・・・それではこれで。また明日...」

学生B「・・・私もあんな恋がしたいわ」

学生A「そうね・・・」

・・・
298 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 07:21:11.32 ID:YjkXiyaQi
しえん
299 :トンビ俺 ルチアナと一緒[sage]:2012/01/23(月) 07:27:02.44 ID:fCjBr5Yl0
ルチアナ「このムール貝を一袋お願いしますね」

店主「あぁ君か。今日は貝の炒め物かい?」

ルチアナ「はい。一応それを・・・」

店主「ふむ・・・なら今日はいつものお礼にこれをあげよう!」

ルチアナ「エビ...ですか?」

店主「エビと貝。何を作れる?」

ルチアナ「・・・なるほど、ありがとうございます」

店主「いやいや。彼氏さんもきっと喜ぶよ!」

チリンチリン

ルチアナ「ピーマンとタマネギはあったはず。あとはトマトですね...」

ルチアナ「帰ってくるまでに作らないと・・・」
300 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 07:31:34.19 ID:R3uWRih+O
おはよう

起きたら現在進行形で投下がある幸せ

支援だ!!
301 :トンビ俺 ルチアナと一緒[sage]:2012/01/23(月) 07:35:14.15 ID:fCjBr5Yl0
・・・

俺「......2番機、敵は居ないか?」

ウィッチB『大丈夫です。全部落としました』

ハイデマリー『まってください。こちらに一機接近するネウロイがあるようです』

俺「了解。1番機と3番機は迎撃に向かえ。2番機は今の空域を哨戒するように」

ハイデマリー『・・・そろそろ俺さんは帰った方が良いのでは?』

ハイデマリー『きっと・・・ルチアナさんも待っています』

俺「ですが...」

ウィッチA『大丈夫ですよ教官!この空を守ってみせますから!』

俺「・・・分かった。今あるネウロイが迎撃されたら、後は君達と司令に任そう」

俺「もうこんな時間か...今でも待ってくれているかな...」
302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 07:39:52.99 ID:bhCmlAa70
おはよう俺スレ
303 :トンビ俺 ルチアナと一緒[sage]:2012/01/23(月) 07:42:46.28 ID:fCjBr5Yl0
・・・

俺「・・・ただいまー」ガチャ

ルチアナ「すぅ......Zzz」

俺「ゴメンね。テーブルで待たせちゃって」

ルチアナ「むにゃ....Zzz」

俺「今日はパエリアを作ってくれたのか・・・頂く事にするよ」

ルチアナ「くぅ.....おいしいですか?...zzz」

俺「・・・・・・美味しいよ。いつもありがとう」

ルチアナ「どういたしまして...zzz」
304 :トンビ俺 ルチアナと一緒[sage]:2012/01/23(月) 07:53:38.07 ID:fCjBr5Yl0
投下終了。保守おつかれさまです。
年代設定などを書き忘れていましたが
・番外編終了後、ベルギカのアントウェルペンに移り住んだという設定
・ルチアナは美術アカデミーの生徒、俺はサントロンでナイトウィッチの新人育成
・アントウェルペンとサントロンは距離的には車で1時間

という感じです。
因みに私が知る限り、初めての地の文無しなSSだと思います。
305 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 07:59:50.74 ID:YjkXiyaQi
乙乙
306 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [sage]:2012/01/23(月) 08:06:04.30 ID:uJb6Q+/40
307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 08:08:02.80 ID:zrgY/bcm0
朝早くから乙ー
308 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 08:22:48.40 ID:zrgY/bcm0
それじゃあ行ってくるよハルカチュッチュッ
今日は遅くなるかもしれないから先にご飯食べててね
309 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 08:25:49.65 ID:R3uWRih+O
乙!!

朝から良いものが見れたよ
310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 08:41:46.99 ID:fCjBr5Yl0
保守
311 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 08:44:40.11 ID:aPWnFB370
出かける前に保守と24時半から予約

312 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 08:48:27.01 ID:R3uWRih+O
予約ハイリマシタァ!!
313 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 08:55:14.40 ID:cJAUr/UGi
予約表
22:00〜
24:30〜
314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 09:18:22.16 ID:8ICQXbsXO
315 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 09:22:47.56 ID:uJb6Q+/40
316 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 09:38:26.99 ID:cJAUr/UGi
317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 09:57:11.22 ID:EW5UWQrE0
318 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 10:04:37.59 ID:8uoXCOOmO
319 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 10:17:18.72 ID:uJb6Q+/40
320 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 10:27:56.53 ID:rgcSIFsz0
321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 10:40:46.84 ID:gIwprEhU0
322 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 11:03:08.17 ID:cJAUr/UGi
323 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 11:06:48.63 ID:2hx4fzOSi
324 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 11:12:13.47 ID:8OVnx+mN0
保守
325 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [sage]:2012/01/23(月) 11:14:26.06 ID:8ZkaSVx70
326 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 11:32:04.17 ID:b0OGypGWO
327 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 11:33:14.21 ID:8OVnx+mN0
例え、誰かが見ていなくても保守してスレを残す
それが私の仕事
328 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 11:43:50.82 ID:l8dkJIt00
俺もいるぞ!
329 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 11:55:25.84 ID:RdUrZYwSO
俺もいるぜ(CV:田中秀幸)
330 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 12:23:23.42 ID:8OVnx+mN0
ありが保守
331 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 12:28:48.41 ID:EW5UWQrE0
332 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 12:30:04.62 ID:R3uWRih+O
俺ストスレはあと10年は戦える……ッ!!
333 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 12:40:11.94 ID:zHZcPU1J0
ほほ
334 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 12:45:43.28 ID:owyAQZnfO
とりあえず三月まではまあ戦えるよねほし
335 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 12:48:56.04 ID:2hx4fzOSi
規制なんてなかった
336 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 12:49:14.01 ID:gIwprEhU0
完結させるまで戦い続ける
337 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 12:54:06.46 ID:VOw5QHDKP
ぬう
338 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 13:05:37.72 ID:R3uWRih+O
339 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 13:23:18.27 ID:R3uWRih+O
しゅ
340 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 13:23:46.18 ID:U4YypifF0
串さして規制突破したぞ美佐ァ!
341 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 13:28:35.74 ID:aFmrNk2yO
おめっとさん
342 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 13:50:46.00 ID:zHZcPU1J0
ho
343 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 13:59:27.73 ID:l8dkJIt00
shu
344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 14:12:15.58 ID:MYFle1Xj0
345 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 14:35:05.45 ID:8ICQXbsXO
ほわ
346 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 14:45:24.54 ID:V6rZ1LNJ0
ほしゅ
347 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 14:57:03.65 ID:owyAQZnfO
アンノウン見ながら保守
348 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 15:10:34.73 ID:RzRBBapu0
まだあるかな?
349 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 15:18:33.79 ID:RzRBBapu0
六時くらいまで残っていれば、昨日の雑用俺の続き投下するかもー
350 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 15:20:16.64 ID:V6rZ1LNJ0
30分から保守投下します
351 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 15:33:15.49 ID:ct4m/E2gO
くるか……!?
352 :試作な俺[sage]:2012/01/23(月) 15:34:52.13 ID:V6rZ1LNJ0
それじゃあ投下します。前回(26話)からの続き、本編です

前回のあらすじ

・黒幕の空軍大将が追い詰められて自害。量産計画は完全に消滅
・俺は助手たち研究員により、強化処理を取り除いて人間に戻る手術を施されるが、船の上の出来事の精神的ショックにより記憶が錯乱していた
・そんなときに大型ネウロイが強襲。ストライクウィッチーズは窮地に陥る
・完全に怖気づいていたが、宮藤に叱咤激励されて記憶を取り戻す。俺は再び空へ
・テウルギストを犠牲にしてネウロイを一撃で撃破。とりあえずみんなから一発殴られて、過去のことを水に流す
・頭の中に聞こえていた正体は、体内のネウロイの≪声≫だった。そしてそのネウロイ側の人格が消滅した


確かこんな感じだった気がする

投下します
353 :試作な俺-27話 ↑の二つ目、「手術を施され成功するが」でした[sage]:2012/01/23(月) 15:38:08.82 ID:V6rZ1LNJ0
<某国・某大型研究所>


兵士「これが、最後の資料になります」

将官ウィッチ「……構わないね?」

俺「はい」

将官ウィッチ「では、廃棄を」

兵士「了解しました」

俺「…………」

─────


俺「すいません。無理を聞いてもらって……」 ペコッ

将官ウィッチ「いや、構わないよ。君にはあの場に立ち会う資格があったんだから」

俺「…はい。ありがとうございました」

将官ウィッチ「これでもう、君や他の試作体のような犠牲者たちが生まれることは二度と無い」

将官ウィッチ「しかしそれまでに、沢山の罪の無い人間がこの計画の犠牲となった。 ……だがどうか、 ” 今更 ” だなんて思ったりしないでくれ」

将官ウィッチ「これは間違いなく……君たちが勝ち取った結果なのだから」
354 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 15:40:00.48 ID:RdUrZYwSO
しえんぬ
355 :試作な俺-27話 支援感謝です[sage]:2012/01/23(月) 15:42:14.90 ID:V6rZ1LNJ0
俺「俺なんて、何もしていませんよ」

俺「みんなが居たから、みんなが動いたから……俺は今こうしてここに居る。生きることが出来たんだと思います」

将官ウィッチ「そうか……いい仲間に巡り会えたな」

俺「ええ。本当にそう思いますよ」

将官ウィッチ「……さて、先ほどの話の続きをしよう。元実験部隊たちのこれからの処分の話だったな」

俺「はい」

将官ウィッチ「……まず、驚くかもしれないが聞いてくれ。あの出来事は『なかったこと』になった」

俺「え・・・?」

将官ウィッチ「恥ずかしい話だが・・・今回私たちは反乱の兆しに気がつけなかった。完全にアルタネィティブに騙されていた」

将官ウィッチ「もしも君たちが動かなければ私たちはきっとそのまま大将に騙され続け、そして彼の目論見通りに強化ウィッチが量産されていただろう」

将官ウィッチ「そして何時しか、その矛先が人間に向けられていたかもしれない。彼は多くの情報を操り我々を欺いていた。強化ウィッチについても勿論だ」

俺「…………」

将官ウィッチ「一歩間違えれば、何かが違えば反乱は起きてしまっていた。世界は壊されていたかもしれない。今回は首の皮一枚でギリギリ繋がったんだ。
        だがそんなことになっていたにもかかわらず、軍上層部は騙されていた。計画自体を知っているのが上の人間だけだったとはいえ、何とも間抜けな話だろう?」

将官ウィッチ「そんなことが外部に知られれば、軍の面目はまさに丸潰れだ。そして上層部は体面を重視し、あの一連の出来事を『なかったこと』にした」

将官ウィッチ「強化ウィッチ製造計画、研究、試作体、選別、被検体……。それらの存在したことを否定し、全てを闇に葬ることにしたんだ」
356 :試作な俺-27話[sage]:2012/01/23(月) 15:44:44.23 ID:V6rZ1LNJ0
俺「ぜ、全部なかったことにって……」

将官ウィッチ「存在否定と言っても安心してくれ。口封じで命を奪うだとか、そんな真似をするつもりはない。ただ、口外しないと約束してくれれば───」

俺「そんなことじゃありませんよ・・・!なかったことにするって、そんなの有りですか!?」

俺「それじゃあ、今まで犠牲になった奴らは・・・!」

将官ウィッチ「……そのことについては本当に申し訳ないと思っている。すまない。私にはこうすることくらいしか出来ない」 ペコッ

俺「……! やめて下さい。あなたが頭を下げたって、何にも……」

将官ウィッチ「…………」 スッ

俺「……すいません、そうですよね。ここで俺が何を言ったって、何かが変わる訳じゃない。例え軍が事実を公表したとしても、死んだ人間が生き返ったりはしない……」

俺「だけど、そんなの……簡単に割り切れないですよ……っ」

将官ウィッチ「……君はさっき私に言ったね。資料を処分開始する前に私だけに打ち明けた」

将官ウィッチ「自分がダルシム大佐の実の息子だと言うことを。そして、親の罪は子が背負うべきだろうかと」

俺「……はい」

将官ウィッチ「結論から言おう。そうする必要はない。大佐の罪を君が背負うことなんて無いんだ」

将官ウィッチ「君は君であって、彼ではない。例えそれが親子でもだ。自分は自分でしかないんだ。
        ありもしない罪で人を裁くなんて、一体誰が出来ると言うんだ?」

俺「…………」
357 :試作な俺-27話[sage]:2012/01/23(月) 15:47:31.23 ID:V6rZ1LNJ0
将官ウィッチ「君の親子関係を知っている人間はもう殆どいない。調べて分かったんだが実験部隊の初期の隊員……
        つまり、君の素性を知っていた隊員の殆どは、過去の実験途中の暴走事故で死亡していた」

将官ウィッチ「恐らく現在で事実知っているのは、君自身と私。そして生き残りの研究者たちと、ストライクウィッチーズ内の数人くらいだろう」

俺「……それが、何だって言うんですか」

将官ウィッチ「つまり、君は誰かに強いられることは無い。これからは自分自身で未来を選ぶことが出来るんだ」

将官ウィッチ「そして既に私は君に伝えている。多くのことを話し、君に教えた。君は知ることが出来た」

将官ウィッチ「過去を変えることは出来ない。失われた時間は嘆いたって戻って来ない。君が犠牲者たちを想うのなら……。
        これから重要なのは、全てを ” 知った上で ” 、君がこれからどうしたいのか。そういうことじゃないか?」

俺「…………」

将官ウィッチ「聞かせてもらえないか? 君がこれから先、どうしたいのかを……」

俺(俺の未来……、俺自身がこれからどうしたいのか……)


俺「俺は───」



─────

358 :試作な俺-27話[sage]:2012/01/23(月) 15:50:04.44 ID:V6rZ1LNJ0
<数日後・ロマーニャ近海>


ビシュゥン!ビシュゥン!!

大型ネウロイ「─────────!!」

サーニャ「っ……」 ドシュドシュドシューン

ドガドガドガァァァァァン!!!

大型ネウロイ「─────!───────!!」 キュウイィィ・・・

エイラ「また再生したゾ」

シャーリー「ああもう!しつこい……!」

ズガガガガガガガガガガ!!

子機ネウロイ「」 パシューン

バルクホルン「この程度の敵、今まで戦ってきた奴らに比べれば……!」

坂本「……俺、バスターライフルのチャージまでの時間は?」

俺『大丈夫だもっさん。たった今終わった!』

坂本「もっさんじゃない!……よし、各員は即座に射線上から退避! 俺は確認次第撃て!」

俺『了解!』
359 :試作な俺-27話[sage]:2012/01/23(月) 15:53:54.58 ID:V6rZ1LNJ0
大型ネウロイ「─────────!!」

俺「装甲も再生速度も関係ない……」


俺「直撃させれば そ れ で 終 わ る」


ズゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォーーッ!!!!


大型ネウロイ「─────────……・・・」 バキィンッ!パシュゥーーン……


サーニャ「ネウロイの撃破を確認。増援の反応はありません」

シャーリー「ははっ、相変わらずすっげー。やったな俺っ♪」

俺「うっ・・・」 グラッ

シャーリー「お、おい俺。大丈夫か?」

俺「あ……ああ、何とか、な…………」

俺(くそっ、バースト一発でこのザマか・・・。情けない)

バルクホルン「俺。やはりバスターライフルを実戦に投入するのは無茶だ。一発撃つ度に毎回こんなに魔力を消耗していたら、体が持たないぞ」

俺「ああ……。悔しいけど、もうコイツは俺の手に余る代物だ。今回こそ上手く行ったが、あまり実戦で使うべきではないな……」
360 :試作な俺-27話[sage]:2012/01/23(月) 15:57:54.06 ID:V6rZ1LNJ0
<その日の夜・基地内食堂>

俺(疲れ"た……)

リーネ「お疲れ様です、俺さん」

俺「ああ……リーネもお疲れ」

宮藤「だいぶ参っているみたいだね、俺さん。やっぱり昼間の戦闘でバスターライフル使ったせい?」

俺「んあー……そうだな。アレは生身の人間が扱うモンじゃないって、撃ってみて改めて痛感したよ」

俺「やっぱり、新しい戦い方を身につけるしかないよなぁ」

リーネ「新しい戦い方?」

俺「ああ、俺はもう人間だからさ。強化ウィッチの時と比べて弱体化は避けられないし、みんなの足を引っ張らないように戦い方とか考えなくちゃって」

俺「今までは武器メインで固有魔法が補助だったけど、これからはどっちも使えるようにならなきゃなぁ」

宮藤「そういえば俺さん、先週2、3日くらい出掛けてたよね。確か……」

俺「向こうの研究所にな。データ廃棄に立ち会って、お偉い方のウィッチの人と話して来た」

俺「一部のデータはまだ捜索中みたいだけど、強化ウィッチ関連のデータは全て処分出来たから、もう俺達みたいなのは二度と生まれて来ないってさ」

リーネ「良かったぁ。じゃあ、もうこれで終わったんですね」

俺「いや……まだ終わってなんかいない」
361 :試作な俺-27話[sage]:2012/01/23(月) 15:59:38.52 ID:V6rZ1LNJ0
リーネ「え……?まだ何か……」

坂本「我々にはまだ叩くべき敵がいる。……『インペラトール』だ」

ミーナ「本日付けで正式に、私たちがインペラトールの撃墜任務を一任することになったわ。とにかくあの機体を何とかしなきゃ」

俺「……」 コクッ

シャーリー「ああ、アイツかぁ。あたしもすっかり忘れてた」

バルクホルン「能天気だぞシャーリー。奴はネウロイと同じくらい危険な相手なんだ。何とか見つけだして破壊しなければ……」

宮藤「でも、その肝心のインペラトールはどこに行っちゃったんでしょう?」

ミーナ「あの人たちの報告によれば、恐らく現在もインペラトールは暴走状態。こちらからの機能停止は不可能。直接出向いて停めるしかないわ」

ルッキーニ「(モグモグ)だけど、あれから一度もあのロボット襲って来ないよねぇ? 結構時間も経ってるのに」

サーニャ「私も何度か索敵しましたが、一度も捕捉できませんでした」

ミーナ「そう、この二週間インペラトールは発見できないままよ。目撃情報は0。そして、アレによって齎されたと思われる被害も0よ」

ペリーヌ「つまりどこかに隠れているだけだと。でも、何故ですの……?」

坂本「それは分からん。確かに奴は今のところ被害を出していない。……だが、それだけで無害な存在とは言えん。自らに敵対しよう者には容赦しないだろう」

ミーナ「もし事情を知らない船が近くを通過してしまったり、あの機体の移動コースに街があったりしたら大変なことになるわ」

坂本「何にせよ、アレを野放しにはしておけない。見つけ出して確実に破壊しなくてはな……」
362 :試作な俺-27話[sage]:2012/01/23(月) 16:04:25.41 ID:V6rZ1LNJ0
<翌日早朝・基地近辺海岸>

俺(トゥルーデはああ言っていたけど、奴は……インペラトールはそんなレベルの相手じゃない)

俺(本調子じゃなかったとは言え、みんなが10人掛かり押されていたと聞く。並のネウロイよりもずっと危険な相手だ。それに……)

俺(あの兵器にはあの男が開発に関わっている。つまり……あのクソジジイが作ったモンだと言える)

俺(アレを仕留めなきゃ、計画が終わったとは言えない。俺も前へと進めない。その為にも───) スウゥ

俺は魔法力を解放し、使い魔を発現させる。烏の真っ黒い羽が側頭部に生えた

俺(このままじゃ駄目だ。強化ウィッチとしてのアドバンテージを失った今、俺自身も新しい戦い方を生み出さなければ……)

俺(インペラトールに勝つためにも、これからの戦いのためにも……!) グッ……

──────────

コンコン

バルクホルン「起きろ俺。いつまで寝ているんだ。もう朝食の時間だぞ」

バルクホルン「……開けるぞ」 ガチャッ

ガラーン・・・

バルクホルン「居ない……?(ビシュゥン!)」

バルクホルン「! 今の音は……」
363 :試作な俺-27話[sage]:2012/01/23(月) 16:07:06.10 ID:V6rZ1LNJ0
<海岸>

ビシュゥン!


俺「ハァ……ハァ……! 威力を上げて、もう一回……!」 スッ

指を開き、左手を前方やや上方に突き出す

俺(魔法力を開放……魔力変換開始)

俺(体内魔力の流れを操作、左手に集中……変換…………) ヴォン"!

俺(光球体状に具現化。続けて変換。圧縮……圧縮…………圧縮………………!)

俺(変換完了。腕先に魔法陣を展開。射線を固定。目標を確認……)


俺(発射……!)


ビシュゥン!!


左手先の魔法陣から収束された青白いビームが発射され、高速で真っ直ぐ進んでいく

その狙いは岸から離れた先方の海上にある、射撃訓練用の的だ
364 :試作な俺-27話[sage]:2012/01/23(月) 16:11:04.10 ID:V6rZ1LNJ0
が・・・駄目っ・・・・・!

俺「あっ……!」 グニャァ

ビームはターゲットのやや右上を通過し、目標の角を少し消滅させただけだった

俺「くそっ、ダメだ。狙いが逸れやがる……」 パタン

力が抜け、俺は浜辺に仰向けで寝転んだ

俺(これで何度目だ?くそっ……。魔力を増やすと命中率が下がる。隙もデカくなる。こんなんじゃ敵に当たる訳がない)

俺(でも減らしたら減らしたで豆鉄砲だ。命中率を殺さずに、破壊力を上げるにはどうすれば…………ああもう)

俺「つ、疲れた……。喉渇いた……」

ピタッ

俺「つめたぁっ!?」 ガバッ

バルクホルン「朝早くから精が出るな、俺」

俺「トゥルーデか……びっくりした。いつから見てたんだ?」

バルクホルン「少し前からだ。それよりも喉が渇いたんだろう? 水を持ってきたぞ」 スッ

俺「あ、ありがとう……」 パシッ

俺(キンキンに冷えてやがる・・・ありがたい)
365 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:11:45.76 ID:RzRBBapu0
支援な俺
366 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:12:33.30 ID:R3uWRih+O
支援
367 :試作な俺-27話 支援ありがとう[sage]:2012/01/23(月) 16:13:29.04 ID:V6rZ1LNJ0
俺「(ゴクッゴクッ)プハァ……生き返った」

バルクホルン「調子はどうだ?俺」

俺「まぁまぁかな。それよりも、トゥルーデは何でここに?」

バルクホルン「先ほどお前が訓練しているのが見えたのでな。しかしアレは何なんだ? 遠目では腕から光線を放っているように見えたのだが……」

俺「ああ、簡単なことだよ」 スタッ、スッ……

俺は立ち上がり、先ほどと同じように左手を突き出す

俺「(ヴォン"!)魔力を変換……………………圧縮して…………………………」

バルクホルン(俺の左手に、光が集まっていく……)

俺「…………シュート!!」 ビシュゥン!

バルクホルン「!」

再び青白いビームが腕から放たれる。先ほどより大分細い。
今度はちゃんと的に直撃し、数秒かけて溶解。程なくして完全に蒸発させた

俺(……全ッ然ダメだな、こりゃ。実践的じゃない)

バルクホルン「すごいじゃないか俺!」 パチパチ

俺「えっ、あ、そう?」
368 :試作な俺-27話[sage]:2012/01/23(月) 16:16:03.16 ID:V6rZ1LNJ0
バルクホルン「ああ、驚いたぞ俺。お前そんな技が使えたんだな。知らなかった」

俺「使えたと言うか……また使えるようになったと言うか」 ポリポリ

バルクホルン「……? これはお前の固有魔法である、魔力変換なのだろう?」

俺「一応ね。でもそれはあくまで補助であって、やっていること自体は初歩的な魔力の操作だよ。大したことじゃない」

俺「ただの昔やっていたことの真似事さ。こんなの全盛期に比べれば、本当カスみたいなモンだ。バスターライフルにも遠く及ばないし」

バルクホルン「そんなに卑下することないだろ。バスターライフルと比べるなんて、まずその前提がおかしい。アレは完全に規格外であって、個人と比較する対象ではない」

バルクホルン「それに、力が不完全だと言うのならば、これから欠点を補って行けばいいだけの話だ。その為に特訓していたんだろう?」

俺「……ああ、わかっているさ。勿論そのつもりだ」


バルクホルン「そうか、それなら良かった。……ところで俺。先ほどの腕からの光線は、初歩的な魔力の操作だと言ったな」

俺「言ったけど?」

バルクホルン「ならそれは、特訓すれば私たちにも出来るようになることなのか?」

俺「なるぞ。変換能力者じゃないから少し仕様が変わるけど、一応撃てるようにはなるな」

バルクホルン「おおっ、それなら私にも教えてくれないか? うまく行けば、隊全体の火力を上げる事が出来る♪」

俺「いいよ。ただし魔法は尻から出るけど」

バルクホルン「やめておくか」
369 :試作な俺[sage]:2012/01/23(月) 16:22:16.15 ID:V6rZ1LNJ0
今回はここまでです。話のペース遅いのに投下も遅くてすいません。最近書く時間があまりない・・・

あらすじのところで説明し忘れていましたが、『インペラトール』ってのは実験部隊によって作られたウォーロックのカスタム機です。現在暴走して逃亡中
言わば、「ぼくのかんがえたつよいうぉーろっく」って感じのトンデモ機ですが、勘弁を


稚拙な内容ですいませんが、読んでくれた人、支援してくれた人ありがとうございました
370 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:24:34.87 ID:RzRBBapu0
乙です
371 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:25:52.12 ID:FWymhf5C0
乙乙乙!
372 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:31:47.08 ID:2hx4fzOSi
保守
373 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:39:59.37 ID:cYt9SWMc0
374 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:41:24.43 ID:LxCQGkBS0
ただいま俺スレ
375 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:43:14.69 ID:vOmmz4Sd0
規制が酷いらしいけど大丈夫かな?
376 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:47:12.04 ID:knL4iTh60
乙!
377 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:47:39.18 ID:jbs/hD9Z0
書き込めるといいな……
378 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:49:07.42 ID:LaPKK/zU0
規制されてなかったら20時から予約
379 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:50:25.10 ID:R3uWRih+O
380 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:53:09.22 ID:jbs/hD9Z0
予約表
20:00-
22:00-
24:30-
381 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:54:12.28 ID:zrgY/bcm0
予約表
22:00〜
24:30〜
20:00〜


今日も予約いっぱいでホクホクダナ
382 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:54:55.79 ID:LxCQGkBS0
今から3レスほど落としていってもいいですか?
383 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:55:38.78 ID:vOmmz4Sd0
夜は安泰ダナ
384 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:56:40.57 ID:R3uWRih+O
GO!!!
385 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:56:50.78 ID:zrgY/bcm0
>>382
ごーごー

悪いが俺はもう出かけるんダナ
386 :技術中尉「お久しぶりです」[sage]:2012/01/23(月) 16:57:44.11 ID:LxCQGkBS0
1945年、ロマーニャ
501JFW基地
格納庫


シャーリー「〜〜♪」

鼻歌交じりに、マーリンの出力比率を少しづつ弄る。
設計上の安全率を超えるか超えないかのギリギリまで引き上げて調整するものだが
何度もやったものだから、もう手馴れたものだ。

シャーリー「ん〜…これで良しっと」

思い通りの比率に仕上げて猫背気味だった背を軽く伸ばす。
離れたところから金属と金属が触れる音が途切れることなく聴こえてくる。
格納庫を見渡すと、整備中隊のロマーニャ人と見慣れない顔の整備士がチェンタウロの前にいた。

「…ほぅ。大分手馴れているようだけど、このテのエンジンを整備したことがあるのか?」
「ええ。こっちへ来る前にこれとは違いますがDB601を整備してました」
 
扶桑人の整備士が迷うことなくボルトを選んでチェンタウロに組み付けていく。
ロマーニャ人整備士が感心したように口髭を撫でた。
遠目からでも手際よくボルトとナットを締めているのが分かる。
387 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:58:17.59 ID:zrgY/bcm0
おおお久しぶり支援
388 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 16:59:38.77 ID:V6rZ1LNJ0
支援
389 :技術中尉 支援感謝! プロローグなんですぐに終わっちゃいます[sage]:2012/01/23(月) 17:02:49.45 ID:LxCQGkBS0
「なるほど。しかし扶桑人でDB系統の整備経験ありとか珍しいな」
「以前いた部隊でDB601を主に整備していたんですよ」
「ああ、考課表に以前は実験部隊にいたって書いてあったな。そこで何の実験をしていたんだ?」

整備中隊の隊長が訊くと急に今まで動いていた手が固まった。
安全帽に隠れて表情は見えないけど、何か迷っているような感じがした。

「…ストライカーの最高速度実験です」
シャーリー「…!」

ポツリと呟かれた一言でもしっかりと『最高速度』という単語を捉えた。
話していることをよく聞こうと自然と体が彼らの方に傾いた。

「すごいじゃないか。そんなエリート部隊にいた奴が来てくれて
 しかもDBを専門に弄ってましたとか、明日から俺の仕事が減りそうだ」
「元々エリートでも専門でも無いんですけどね…」

冗談に困ったように笑いながらストライカーのパネルを閉じる。
後ろで控えていた整備士が日誌に整備記録を書き込んだ。
390 :技術中尉 これでラスト[sage]:2012/01/23(月) 17:08:00.95 ID:LxCQGkBS0
「じゃあ、これで作業は終わりだ。昼休憩は12時から13時までだからな」
「了解です。ちょっと外で一服してきます」
「おう、行ってこい行ってこい。だが他のウィッチにバレないようにしろよ。
 教育上あまりよろしくないみたいだからな。わかったか、僕技術中尉?」
僕「了解です、整備隊長殿」

生真面目に敬礼して格納庫の外へ向かっていく。
その途中で中尉があたしの視線に気付いたらしく、作業帽を浮かせて軽く会釈をした。

シャーリー「ふぅん、僕中尉って言うのか…」

何事も無かったかのように中尉が格納庫を出ていくのを見送ったあと、P-51に向き直る。
扶桑の実験部隊出身で、見た感じ腕も良さそうだ。
もしかすると、最高速度をもっと増やせる方法を知っているかもしれない。

シャーリー「…よっし、聞いてみよっと」

規則では『必要以上の』接触を避ければいいから、もし何か訊かれても必要だからと伝えれば良い。
僕中尉が一服し終えてどこかへ行ってしまう前に
手早く周りの工具とマニュアルを片付けて格納庫の外へ向かった。
391 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 17:11:23.56 ID:LxCQGkBS0
今回の投下は以上です。

前回から3週間近く音沙汰なしで申し訳ないです。
久々に書いてみたら詰まってしまったので、今回はこれでお茶を濁します。
次こそは投下間隔内で落とせたらいいなぁ。

支援とご静聴ありがとうございました!
392 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 17:12:43.31 ID:knL4iTh60
乙!
393 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 17:18:11.86 ID:gIwprEhU0
394 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 17:18:56.75 ID:RzRBBapu0
乙です
改めて 18:00から短いですが投下予約
395 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 17:26:07.95 ID:vOmmz4Sd0
保守
396 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 17:36:21.33 ID:gIwprEhU0
保守っと
397 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 17:40:00.25 ID:2hx4fzOSi
398 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 17:42:49.75 ID:RzRBBapu0
失礼しました 18:00から予約取り消しします
職場に戻らんといかんとです ごめんなさい
399 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 17:44:41.04 ID:LxCQGkBS0
マジすか、お疲れ様です
400 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 17:52:29.02 ID:LxCQGkBS0
保守
401 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 18:00:29.65 ID:gIwprEhU0
402 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 18:04:53.13 ID:5BS7ycZU0
なんだ。ショタ俺楽しみだったのに。
403 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 18:15:18.29 ID:gIwprEhU0
ほしゅしゅ
404 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 18:19:41.81 ID:bhCmlAa70
ただいま俺スレ
405 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 18:22:02.43 ID:hygsv9B8O
この流れで止まってる奴らもどんどん復帰してくんないかなー
406 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 18:25:23.55 ID:fCjBr5Yl0
学生組は忙しいだろうし、ちょっと難しいかもね...
407 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 18:28:43.33 ID:gIwprEhU0
高校生は受験で大学生はたしか今ぐらいが学年末だしな
408 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 18:32:50.03 ID:LxCQGkBS0
来年の今頃は資格取得で自分も大変だろーなー
409 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 18:41:57.28 ID:R3uWRih+O
この時期は辛いであります
410 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 18:49:33.26 ID:RdUrZYwSO
ほし
411 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 18:57:34.70 ID:gIwprEhU0
ひゅうま
412 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 19:05:16.78 ID:EW5UWQrE0
おなか空いたよリーネちゃん
413 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 19:12:22.04 ID:RdUrZYwSO
僕の頭を食べなよ(CV:中尾隆聖)
414 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 19:18:53.16 ID:bhCmlAa70
キュッ
415 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 19:28:42.39 ID:gIwprEhU0
ほっほ
416 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 19:34:37.36 ID:5BS7ycZU0
落ちるな保守
417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 19:39:34.09 ID:XPr/075k0
418 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 19:49:19.17 ID:gIwprEhU0
419 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 19:56:40.00 ID:bhCmlAa70
420 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 20:00:45.80 ID:LaPKK/zU0
ちょっち20時からの予約が少し遅れるか無理になるかも・・・
421 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 20:11:00.46 ID:5h+D61QL0
422 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 20:15:03.00 ID:nLeeVkSO0
423 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 20:15:25.31 ID:RzRBBapu0
ただいま俺スレ
424 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 20:26:00.49 ID:DHjyMQZh0
しゃぶれよ
425 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 20:29:49.77 ID:LxCQGkBS0
保守
426 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 20:35:26.33 ID:RdUrZYwSO
ほす
427 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 20:39:21.21 ID:vrOwySAj0
428 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 20:44:56.46 ID:R3uWRih+O
429 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 20:47:14.53 ID:nLeeVkSO0
430 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 20:52:28.99 ID:EW5UWQrE0
431 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 20:58:56.81 ID:l8dkJIt00
432 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 21:07:09.85 ID:vrOwySAj0
433 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 21:14:47.36 ID:LxCQGkBS0
ほむるほるん?
バルクホルン?
434 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 21:15:53.43 ID:8OVnx+mN0
ほし
435 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 21:20:20.32 ID:h51ld44f0
エーリカ希望
436 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 21:20:19.29 ID:ByFvK22l0
437 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 21:23:44.54 ID:h51ld44f0
下で君と笑いあったあの夏
438 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 21:29:41.18 ID:gzHFRUZp0
もうあの頃には
439 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 21:37:40.32 ID:gIwprEhU0
戻れない
440 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 21:39:13.12 ID:nLeeVkSO0
けど
441 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 21:40:17.39 ID:4g5Y+gJj0
   航空歩兵 ┌┐
      | ̄|[][].│ .|____ ___,、
  ┌‐‐┘.└‐┐|  .____| |___  >、
  └‐‐┐.┌‐┘|  | /ヽ     / /./`;、
   /ヽl  |< \|_|/ /  ヘ  ./  \`'、/
  く _/.|_| \_ >「   ̄` .`、< /\ \
   .`       ´  ̄ ̄ ̄ヽ_,ゝ`'  .\/
             いらん子中隊はじける
442 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 21:45:10.70 ID:R3uWRih+O
雪か……
443 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 21:46:08.06 ID:h51ld44f0
後15分か、、、鬼父でも見てくるかな
444 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 21:47:09.87 ID:gIwprEhU0
西部警察でも見てくるか
445 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 21:48:08.71 ID:h51ld44f0
テレテ~テテレ~テレレ~テテテ~テ~
446 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 21:49:20.85 ID:LxCQGkBS0
次の予約まであと10分か
447 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 21:53:51.55 ID:h51ld44f0

              ,  '´       `' ,
            /              ヽ
           / \ /             丶,      ____
          /  ` /  /    、____ ,, ー,ニニヽ  ´
          | / //ハ|     .i    ̄     |           _______
          |/ |/ニ、| i    ハハ ヾ  i |   .|      /  ´____ 
          i| ハ ,ニ、! ',   /メ、| |  | |   .|       ...,:::´....:::::>::´:: ̄`\
          |  | Y |゚ハ  ', /!,ュ、ハ |  :| |  /      ((___,、:::::/::.........゚::::::::::ハ
          | ハ| ゞ   V |−ハヾ V|  :| | / _____,,r´:::::`ー-- 、__ー---=ニソ  i__...__
          |:::::: ハ  '     ゞソ ゙/リ  ト/! /、´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄::::::::::ノ ̄|
            V::'  \ r ,     /    | /   \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)  }
           ','    \  ......./ ......::/..(     ヽ::::ヾ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r´  {
        |i   ヾ   ( ト,  !....::::::ソ ノ、     |ニソ::::::::::::::::::::::::::::::,r-- ´  ノ'
        ヾ、 _    | ハ `ト、___ /:::::( `ヾ=、__彡´::::::::::::::::::::::::::::/      ノ
    ,__r--、 、__    r'  ミ`=、________ \     ノ:::::::::::::::::::::::イ´       イ    ___
,rー´         ヽー´   ヾ、:::`ー----(-=ニ、|、_:::::::::::::/  )  ______,, ニソニニ,´ニ=----
ィ ノ),r---´`ー 、_       ノ `ー=、::::::::::::|    |__:::/ ̄  ̄(ー==ニ ´__   ヾ´`、
ー'           `ー---´      `ヾ-ノ    r´       }_  r´ ` \    {
                           |    |´           {  ヽ    `ヾ  )
448 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 21:53:50.91 ID:nLeeVkSO0
おぃーっす
そろそろ投下すんべ
449 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 21:55:22.13 ID:4g5Y+gJj0
>>447
可愛い踏みたい
450 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 21:55:28.66 ID:h51ld44f0
マダー
451 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 21:57:04.50 ID:RzRBBapu0
wktk
452 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 21:57:30.61 ID:h51ld44f0
>>447
あなや
453 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 21:58:00.14 ID:nLeeVkSO0
本編投下すんの久々だわ

前回までのあらすじ(クリスマス除く)
・サーニャの恋をエイラがカミングアウト
・エーリカ・リーネが知っちゃった
・主人公不在
454 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 22:01:46.84 ID:uJb6Q+/40
久しぶり支援
455 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 22:03:13.92 ID:nLeeVkSO0
整備兵1「・・・・・・。」

整備兵2「・・・・・・。」

整備兵は完全に意気消沈していた。
つい先日届いたばかりの零式艦上戦闘脚・改が・・・。

整備長「あー、片方は完全にイっちまってるなこりゃ・・・。」

整備兵1「あんだけ許容量底上げした機体の回路を焼ききるとか・・・。」

整備兵2「どんな魔力量してるんだよ俺軍曹は・・・。」
456 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 22:04:12.20 ID:R3uWRih+O
支援也
457 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 22:05:06.26 ID:h51ld44f0
エーリカgj 支援
458 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 22:06:50.42 ID:LxCQGkBS0
久しぶり支援
459 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 22:09:46.89 ID:nLeeVkSO0
整備兵1「一部の整備兵はクラッシャー俺って呼んでるらしいぜ・・・。」

二人の整備兵はorz状態でストライカーの前にへたり込んだ。
そんななか整備長だけは顎に手を当てて何かを考え込んでいる。

整備長「・・・おい、たしかリトヴャク中尉が前に使ってたストライカーが片足分だけあったよな。」

整備兵2「え?」
460 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 22:13:02.22 ID:zrgY/bcm0
待ってたよ支援
461 :兄貴な俺(規制のせいで行数が・・・)[sage]:2012/01/23(月) 22:13:09.94 ID:nLeeVkSO0
整備兵1「はい、たしか前に片足分だけ破壊されたやつですよね?」

整備長「おう、あれ今すぐもってこい。」

整備兵2「どうするんです?」

整備長「なぁ、俺たちだって技術屋の端くれだ・・・俺軍曹の馬鹿みたいな魔力に耐え切れる機体、こしらえたくないか?」

整備兵1「ま、まさか整備長!?」
462 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 22:13:36.06 ID:RzRBBapu0
支援
463 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 22:18:17.29 ID:nLeeVkSO0
整備長「幸いこの零式も片足分だけならかろうじて生きてる、それにリトヴャク中尉の片足分・・・材料は十分あるだろ?」

整備兵2「そういうことですか・・・。」

整備兵1「兄妹の使ってたストライカーを片足ずつ使って・・・やばい、何か燃えてきた!!」

整備長「必要なモンは俺がミーナ中佐にかけあう!思いっきり魔改造してやれ!!」
464 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 22:23:37.35 ID:nLeeVkSO0
整備兵2「よっしゃ!早速作業に取り掛かろうぜ!」

整備兵1「俺前から俺軍曹の機体に取り付けたい機能の妄想してたんだよ・・・ふへへへへ。」

整備兵2「技術屋魂、見せてやるぜ!!」

こうして、メカニックオタクたちの夜が更けていく・・・。
465 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 22:23:40.63 ID:4g5Y+gJj0
しえん
466 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 22:25:28.77 ID:gzHFRUZp0
お久しぶり支援
467 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 22:28:24.99 ID:5BS7ycZU0
ソリドナイト支援
468 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 22:28:31.98 ID:nLeeVkSO0
【サーニャSide】

ミーナ「それではミーティングを始めます。」

ミーナ中佐は壇上に立ち、黒板に張られた資料を指した。

ミーナ「先日発見された人型ネウロイを本国は『ファントム』と呼称、私たち501がその討伐を行います。」

坂本「ファントム・・・俺にそっくりな外見といい不気味な霧といい・・・まさに影というわけか」
469 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 22:28:44.32 ID:Scv+Q/wP0
技術屋風情がドウコウできたら宮藤博士の新理論なんていらないわけで
470 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 22:33:11.31 ID:nLeeVkSO0
お兄様を撃墜した人型ネウロイ・・・。
自然と、手に力が入った。

サーニャ「・・・エイラ。」

エイラ「・・・・・・。」

昨日の話は犬さんが現れた件でごたごたしていたきちんと話せなかった。
だからちゃんと話をしたいんだけど、エイラはずっと黙ったままだ。
471 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 22:37:59.27 ID:nLeeVkSO0
エーリカ「・・・・・・。」

リーネ「・・・・・・。」

昨日その場に居たハルトマン中尉の様子も少しおかしい。
あと、なぜかリネットさんも。

ミーナ「そして・・・その件とは別に紹介する方が居ます。」

犬『一応はじめまして、俺の使い魔の犬と申します。』
472 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 22:41:23.19 ID:zrgY/bcm0
支援ー
473 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 22:45:28.72 ID:5h+D61QL0
支援!
474 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 22:46:27.00 ID:nLeeVkSO0
昨日突然現れたお兄様の使い魔を名乗るハスキーはぺこりと頭を下げた。
犬さんが現れた翌日、私たちウィッチーズのメンバーはミーティングルームに集合していた。
それにしても言葉を話せる使い魔が居るのは芳佳ちゃんの兼定のこともあって知ってたけど、やっぱりびっくりする。

シャーリー「そういえばサーニャ、体調はもう良いのか?」

サーニャ「あ、はい・・・。」
475 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 22:50:52.24 ID:nLeeVkSO0
犬さんの一言で部屋が静かになる。
その声に少しイラつきがこもっているのを感じたから。

犬『さて、早速ですがみなさんにお話があります。』

ミーナ「何かしら?」

犬『私の主を撃墜した人型ネウロイ・・・ファントムについてです。』

犬『今の主は戦場には出られない、ですからあなた方だけでヤツと戦わなくてはなりません。』
476 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 22:54:00.37 ID:nLeeVkSO0
>>475の一行目抜けてた

犬『・・・よろしいですか?』 

が入る
477 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 23:00:36.52 ID:nLeeVkSO0
バルクホルン「言われなくてもそのつもりだ。」

シャーリー「ああ!俺に怪我させたこと後悔させてやろうぜ。」

犬『やる気が合って結構です。早速ですが私が主の中で知りえた情報をお話します。』

その言葉に、この場の全員が真剣に耳を傾け始めました。
もちろん、私も。
478 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 23:01:32.25 ID:zrgY/bcm0
支援〜♪
479 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 23:03:51.82 ID:nLeeVkSO0
犬『ヤツの特徴は知っての通りビームの霧です。どうやらこれは自由に収束、拡散ができるようですね。』

犬『もちろん、大量に収束すれば巨大なビームを放つことができます。』

犬『濃度の濃い部分だと銃弾すら焼ききり、そして霧散している状態のものを吸引すれば・・・。』
480 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 23:05:24.14 ID:4g5Y+gJj0
しえん

Levelが足りなくてゆっくり投下かい?
481 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 23:07:17.50 ID:Scv+Q/wP0
lv1でも1000byteは書き込めるけどな
482 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 23:07:17.69 ID:nLeeVkSO0
犬さんはそこから先の言葉を発しなかったけれど、みんな何が言いたいかは分かっている。
私の脳裏に映ったのは、いまだ医務室で目を覚まさないお兄様の姿だった。

犬『・・・続けます、対処法についてですが・・・。』

バルクホルン「あるのか!?」
483 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 []:2012/01/23(月) 23:08:01.60 ID:h51ld44f0
484 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 23:09:11.81 ID:h51ld44f0
3かぁ、、、

485 :兄貴な俺 2Lvに戻ってた・・・[sage]:2012/01/23(月) 23:12:26.69 ID:nLeeVkSO0
犬さんの言葉を聞いたバルクホルン大尉が勢いよく立ち上がった。

犬『ヤツが大量に霧を吐き出す前に叩く、コレに尽きます。』

バルクホルン「・・・・・・。」

犬『非常に不満げな顔をされていますがコレが最も有効なのですよ。』
486 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 23:16:48.42 ID:RzRBBapu0
おタバコを買いに行ってくるであります支援
487 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 23:17:59.47 ID:nLeeVkSO0
坂本「それはわかるが・・・。」

犬『もちろんそちらの言いたいことも分かります。次善策としては・・・。』

犬さんがまずはハルトマン中尉の方を向いた。

エーリカ「私?」
488 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 23:18:14.29 ID:LxCQGkBS0
どんまい、支援ぬ
489 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [sage]:2012/01/23(月) 23:20:23.21 ID:4g5Y+gJj0
チェック
490 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 23:23:00.23 ID:knL4iTh60
支援ぬ
491 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 23:25:59.67 ID:nLeeVkSO0
犬『ええ、あなたの固有魔法で吹き飛ばしてしまってください。』

ミーナ「待って、それは私も考えたけれどそれだとより広範囲に霧が拡散してしまわない?」

犬『いえ、私が見た限りですが、あの霧は本体から一定距離までしか拡散できないようなんです。』

エーリカ「そうなの?」
492 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 23:30:09.18 ID:nLeeVkSO0
犬『ええ、本体が制御できなくなるのか・・・あるいは大気中のエーテルとぶつかって消滅するのか・・・私は後者だと思いますがね。』

ミーナ「そう・・・それならサーニャさんのフリーガーハマーでも・・・。」

サーニャ「え?」

犬『そうですね、霧が密集している部分に打ち込めば爆風で霧を散らせるでしょう。』
493 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 23:34:10.44 ID:nLeeVkSO0
シャーリー「それならリーネのライフルの弾道が確保できるんじゃないか?」

リーネ「どうでしょう・・・爆風で視界が悪くなるでしょうし・・・。」

坂本「ならばサーニャの魔導針で正確な位置を割り出せば・・・。」

犬『そうですね、ある程度の狙いは絞れるかもしれません。』
494 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 23:36:29.28 ID:jbs/hD9Z0
支援

LV2あればこの3倍は貼れるはずなのになんで4行ぽっちしか貼らないんだ?
495 :兄貴な俺 張れたら張ってるって[sage]:2012/01/23(月) 23:39:24.95 ID:nLeeVkSO0
ミーナ「勝機が見えてきたわね、作戦のメインメンバーは・・・。」

ミーナ中佐が辺りを見回す。
ハルトマン中尉、リネットさん、そして私・・・それぞれに目配せをした。

犬『ああ、それとエイラさんもそこに加えておいてください。』

エイラ「・・・えっ。」
496 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 23:43:28.71 ID:V02H6LeA0
支援
497 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 23:45:29.96 ID:nLeeVkSO0
さっきまでずっと顔を伏せていたエイラが反応した。

犬『・・・個人的には非常に心配ですが・・・彼女の未来予知で霧の収束をある程度予測する必要がありますからね。』

ルッキーニ「心配って・・・?」

犬『主の二の舞になられては困りますので。』

エイラ「っ!」

宮藤「え・・・?どういうことですか?」
498 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 23:49:13.46 ID:RIFVoHqEO
    |┃≡
    |┃  ̄`ヽ
 ガラッ.|┃(ィハ从)i、
.______|┃´・ω・ノ゙` オッパ?
    | と   l,)
______.|┃ノーJ_

    |┃
    |┃             , ´  ̄`ヽ
    |┃             ノ イ(ィハ从)i、 オッパ!?
.______|┃            "ヾ(! `・ω・ノ゛
    |┃     (  ;;    ヽと   つ
______.|┃    ( (  ;( ;; ;  ミ三三彡
499 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 23:50:16.56 ID:RzRBBapu0
タバコ買いに着いて来た直ちゃんが雪に興奮しすぎて
車の中でぎゃーぎゃー騒いでたら、案の定スリップしかけた
帰りの車中、直ちゃんがすごい真剣な声で
「あんぜんうんてん、あんぜんうんてんで…」って呟いてた支援
500 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 23:50:45.64 ID:RIFVoHqEO
          ,  -――-  、. ' 三三 ┃|
       /         \ .'..    ┃|
      /  / 〃       ''  . 三┃| _____________
        /_/  / / //      ..┃/
      |  l L{!ヽ_⊥/__/,― | | イ「i.三 < オッパなんて!
      |  | |f tテ=   tテ,ァレl || | | /7┃\
      |  | l廴_ノ⌒{_ ノ//|i レ {..┃|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      |  イ | \ f ーァ , イ/   } !  |..┃|
      ∨ | `' ´⌒ヽ<{  (、 人   イj┃|
      / ゝ‐ '⌒ヽ }ヽゝ、  }/ : :\/:j.┃|
     /   |/: : : :/\ン:.)ノヾ: : : : /.┃|  ガラッ
   / /  !: : : : : : : : : ー7:{: : :`:/... ┃|
  / /{  |  ヽ: : :: : : __: : : : : : : :/:i   ┃|
.  { /{ |  !    \::.:.:.:.:.:.: ̄: :ーイ .:|...  ┃|
  ヘ ヽヽ ヽ    ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.|l:.:!    ┃|
   ヽ. } \ i ヽ  |ヽ:.:.:.:, ': : : : {{:ノj   ┃|
    j ノ  )人/\ j:.:}.:.:,:´: : : :.ll:l .   ┃|
            ソ: : : : : : : : : :||:| 三  ┃|
            /: : : : : : : : : : :{{:ii   ┃|
          /: : : : : : : : : : : :|l:| .  ┃|
501 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/23(月) 23:51:03.38 ID:4g5Y+gJj0
>>498

  /彡 /彡
  |彳__|彳まるちんぽ!
  , '●-●ヽ                      
 ノ!イ/ノ|/ノi|                 
  ノi|*^ω^) ´  ̄ ̄ヽ        
(( ヾ(  i イ( ィハ从 )i、 ヌプヌプヌプヌプ                    
    ⊂,_とヾ ;;)ω;*)⊃  
           おっぱ・・・チンコ
502 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 23:52:19.43 ID:nLeeVkSO0
犬『・・・失礼、何でもありません。』

エイラ「・・・・・・。」

犬さんはそれ以上の追及をやめたけど、まだ何か言いたそうな表情でした。
(犬に表情があるかと聞かれると微妙だけど)

ミーナ「・・・今日は解散にします、また後日に改めて会議を行います。」

犬『・・・・・・。』

ミーティングは微妙な雰囲気の中で終わった。
503 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 23:52:27.82 ID:4g5Y+gJj0
やっべ、aa見て反射的にスレ誤爆した
504 :兄貴な俺[sage]:2012/01/23(月) 23:56:08.04 ID:nLeeVkSO0
その後、みんながミーティングルームから去った後・・・。

ミーナ「ところで、犬さん。」

犬『なんでしょう。』

ミーナ「俺さんがこの世界に飛ばされた理由・・・何か心当たりはありませんか?」

犬『・・・ありますとも。』

ミーナ「・・・・・・!」


犬『・・・主を戦いの世界に放り出したのは・・・私ですから。』
505 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/23(月) 23:59:38.98 ID:MYFle1Xj0
しえ
506 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:01:34.54 ID:3B4Rb3vK0
ついにそこが言及されるか…
507 :兄貴な俺[sage]:2012/01/24(火) 00:01:50.76 ID:IKjyqYWc0
【犬Side】

さらに追求しようとするミーナ中佐を振り切り、主の居る医務室へと向かう。
主の中へと戻ってしまえば不要な追求をされる心配はなくなる。

犬(・・・"今回"こそ・・・失敗するわけには行かない・・・。)

しかし、私の思考は中断される。

犬(・・・ん?)

ハンガーが騒がしいようだ・・・。
508 :兄貴な俺[sage]:2012/01/24(火) 00:06:13.82 ID:IKjyqYWc0
整備兵1「だぁからぁ!ビーム撃てるようにしようぜ!ビームライフル!俺軍曹の固有魔法なら・・・。」

整備兵2「んなもん作れるかぁ!!もっと現実的なもん考えろ!!つーかもうストライカー関係ないだろ!!」

整備長(ビームソード考えてたんだがなぁ・・・。)

犬『・・・・・・。』
509 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:09:00.52 ID:pD8ipnm10
楽しそうだなwwwww支援
510 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:09:18.45 ID:OmRb5vP2O
ガンダ(ry

支援支援
511 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:09:19.98 ID:97Rxee350
ビームとストライカーと聞くと、別のもんを連想する
512 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:10:12.11 ID:mGZZjft60
アーマーシュナイダー!?これだけか!的なアレか
513 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:10:40.66 ID:i6bGRV7t0
そんなことよりストライカーを射出して敵にぶつけられるようにしようぜ!
514 :兄貴な俺[sage]:2012/01/24(火) 00:11:01.27 ID:IKjyqYWc0
これは正直引く。
大の大人があたりに部品や工具を撒き散らして怒鳴りあっているのだから当然の反応だろう。

犬『・・・ん?』

しかし、ラックに固定されているストライカーを見て私は驚いた。

犬『あれは主のものと・・・サーニャさんの・・・!!』

種類の違う二つのストライカーが一つのセットとして並んでいた。
515 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:11:17.41 ID:97Rxee350
>>513
ヴィクトリーにはこういう使い方もあるんだ!
516 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:12:02.00 ID:jTM+3Xnt0
お前ら楽しそうダナァww

……ネタが理解できんのが辛いが
517 :兄貴な俺[sage]:2012/01/24(火) 00:17:28.11 ID:IKjyqYWc0
犬『・・・議論中のところ失礼します。』

整備兵1「・・・あぁ!?・・・あーっと・・・?」

整備長「ああ、噂の俺軍曹の使い魔の・・・。」

整備兵2「ああ!言葉はなせるって聴いてましたけどホントに・・・。」

犬『そのストライカーについてなのですが・・・。』
518 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/24(火) 00:18:57.40 ID:Btg50MP/0
>>513
海にドボンじゃねーか
519 :兄貴な俺[sage]:2012/01/24(火) 00:20:40.13 ID:IKjyqYWc0
整備長「ああ、俺軍曹のストライカーが片足イカレちまってな・・・。」

犬『!!・・・片足だけですか?』

整備長「ん?おう・・・だからもう片足をリトヴャク中尉ので・・・。」

これは・・・もしかすると・・・。

犬『ず、図面を見せてください。』
520 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:21:28.71 ID:6bxvOtXh0
左右の形状違うと、まともに飛べんぞ?
521 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:22:22.53 ID:jTM+3Xnt0
内部の術式が片方が扶桑式でもう片方がオラーシャ式で…がんばれ整備兵
522 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:22:42.71 ID:94cuXul20
次の予約までもう時間ないけど大丈夫か?
523 :兄貴な俺[sage]:2012/01/24(火) 00:23:58.62 ID:IKjyqYWc0
整備兵1「え?まぁ基本的な部分はもうできてるんですけど、魔改造がまだで・・・。」

整備兵2「バッカ!改良と言え!」

犬『・・・これではダメです。』

整備長「どういう意味だ?」

犬『主の固有魔法は・・・たとえるならひとひねりで大量に水が出る蛇口です。』

整備兵1「は?」
524 :兄貴な俺[sage]:2012/01/24(火) 00:26:11.07 ID:IKjyqYWc0
時間ないんでのこりは避難所に投げ込んでおきます
525 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:27:25.12 ID:2XkMDyyP0
こんなチマチマ長時間占有するなら最初から避難所使えばいいのに
526 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:28:02.67 ID:97Rxee350
まぁ予約までの保守としてはありがたいですし
527 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:28:21.41 ID:97Rxee350
おっと乙乙
528 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:29:31.94 ID:Bonq0hsii
そろそろ予約の時間なんダナ
529 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/24(火) 00:29:53.27 ID:M++vabs90
何か・・・大変ですね。
530 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:30:05.09 ID:0T5sPxmo0
ステンバーイ
531 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:30:15.79 ID:pD8ipnm10
乙ー
532 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:30:15.90 ID:97Rxee350
>>528
あれっ? iPhone規制大丈夫なの?
533 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:30:36.16 ID:KNjIvMP9O
乙!!

そしておやすみ
534 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:31:15.14 ID:jTM+3Xnt0
おついん……自分も寝る…頼んだ
535 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:31:36.11 ID:0T5sPxmo0
ステンバーイステンバーイ
536 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:32:34.19 ID:0T5sPxmo0
>>532
●持ってるから書けるだけ
537 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:33:51.12 ID:Bonq0hsii
>>532
>>536が言ってるように●持ちだから規制()状態
538 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:35:08.05 ID:97Rxee350
(Wi-Fiを切ってテストする音)



(絶望)
539 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:36:20.18 ID:15bmHpUs0
乙ダナー
540 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:36:53.36 ID:F/SkfuZK0
もう少ししたら開始するっと

多分40〜45分位から
541 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:38:03.11 ID:9e3JnKVK0
明日の22時から予約
542 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:38:32.28 ID:9e3JnKVK0
↑ミスった。

今日の22時予約の間違い
543 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:39:36.11 ID:sfFN5bds0
では、>>540の投下が終わった頃に予約
今日は寝ないでスレ保守がんばるよ
544 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:45:01.88 ID:hF43tNbz0
時間があるやつが羨ましい

545 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 00:46:37.87 ID:F/SkfuZK0
前回のあらすじ


ウォーロック大ハッスル。マロニーちゃんも

フューチャーが余計な事を言う

リーネちゃんが拗ねた
546 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:47:04.41 ID:hF43tNbz0
しえんだよー
547 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:47:32.03 ID:BIrdjWTA0
支援は任せておけ
548 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:47:51.58 ID:J6j7PTAk0
支援
549 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:50:34.98 ID:97Rxee350
汚いマロニーちゃん支援
550 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 00:54:00.45 ID:F/SkfuZK0
俺「ミーナさん。今のネウロイの勢力は?」

ミーナ「嘘―ロックがベネツィアの巣に続いてアフリカのネウロイの巣も破壊したそうよ?」

俺「となると…次はカールスラントから徐々に東へ侵攻していく流れか…」

ミーナ「これからどうなってしまうのでしょうね…」

俺「ウォーロックが出来る限り暴走しない事を祈るだけだよ。多分そのうちに暴走するんだろうけど…」

ミーナ「暴走!?」

俺「そう。暴走…。3年前に俺が作ろうとした奴が制御できずに暴走したんだよ。マロニーは改良を加えたとか言っていたけど。今度ももしかするとね…」

ミーナ「暴走したら私達で止めないといけないわね」

俺「そう。その為に俺は12機のジェットストライカーを作らせた訳だ」
551 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:54:23.53 ID:Bonq0hsii
支援
552 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:54:39.95 ID:sfFN5bds0
ゎぁぃ支援だょ
553 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:54:50.43 ID:9e3JnKVK0
支援
554 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 00:58:37.41 ID:F/SkfuZK0
リーネ「…」

ミーナ「俺さん…?」

俺「どうしました?」

ミーナ「リーネさんの事なんだけど…」

俺「…。気にしないでください。もうすぐ機嫌も直る…はずですから」

リーネ「そうだといいですね」

っべー。まじべーわ。まじあのIAどうにかしないとっべーわ

俺「はぁ…」

ミーナ「俺さんも色々と大変みたいね」

俺「まぁ…そんなとこです」

リーネ「小うるさいのが居ると邪魔でしょうから私は席を外しますね」

俺「」
555 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 00:58:40.36 ID:Cr/0/ONO0
支援支援
556 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 01:03:01.72 ID:+IJPAFKg0
拗ねたリーネちゃん支援
557 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 01:05:07.24 ID:F/SkfuZK0
〜ブリタニア〜

マロニー「ふーははははは。見たかウォーロックの力を!ベネツィアに続いてアフリカのネウロイの巣もいとも容易く破壊したぞ」

副官「はい。これで軍の中でウォーロックにケチをつける輩も居なくなるでしょう」

マロニー「そうだといいが。どうやらリベリオンの大統領はウォーロックがお気に召さないらしいがな」

副官「嫉妬しているのでしょう。リベリオンの切り札がストライクウィッチーズやマイティーウィッチーズと慣れ合っている間に我々がネウロイの巣を破壊していることを」

マロニー「そういう風ではなかったがな…。何かを危惧していたみたいだが我々には関係ない」

副官「しかしこれで…」

マロニー「うむ。これでウィッチは不要。これからは我々男の時代が始まる!」

副官「マロニー大将。カールスラントのネウロイを根絶やしにして我々の地位を不動のものにしてやりましょう!」

マロニー「早まるな。まずはウィッチ共を戦場から排除してからだ。それでも遅くはあるまい?」
558 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 01:06:05.25 ID:BIrdjWTA0
支援
559 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 01:06:31.64 ID:Bonq0hsii
支援!

マロニーちゃんが悪役だ・・・
560 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 01:07:54.19 ID:Cr/0/ONO0
ウォーロック暴走フラグが着々と立っていきますね

支援
561 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 01:08:05.85 ID:97Rxee350
世界のウィッチ信奉でマロニーちゃんの命がマッハでやばい
562 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 01:13:24.92 ID:F/SkfuZK0
副官「しかし各国の代表達が何と言いますか…」

マロニー「反論などさせんよ。2度もウォーロックが成果を上げたのだ。もし反論するようであれば…」

副官「ウォーロックを仕向けて脅してやればいいと言うわけですね?」

マロニー「脅すなど聞き捨てならないなぁ。話し合って説得するだけだぞ?」

副官「失礼。ウォーロックと一緒に話し合うだけでしたね」

マロニー「その通りだよ。さぁこれから忙しくなるぞ?」

副官「ですが…ウィッチ達はどうしますか?ウィッチ目当てで軍人をやってる奴等が大半でしょう?」

マロニー「簡単な事だ。彼らに憧れだったウィッチをあてがってやれば前線からウィッチが消えても誰も文句は言うまい」

副官「ははっ。マロニー大将も悪ですね」

マロニー「ははは。何の事かわからんな」
563 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 01:15:50.05 ID:0T5sPxmo0
支援
564 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 01:19:18.10 ID:hF43tNbz0
支援
565 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 01:20:46.46 ID:F/SkfuZK0
副官「そうなった暁には私にも一人頼みますよ」

マロニー「ははは。任せておけ。好きなウィッチを好きにさせてやろう」





マロニー「ここにウィッチを全て前線から撤退させる事を提案する!」

「しかしだなぁ…」

「ウィッチ無しでどうするつもりなんだ?」

「少し成果が出たから調子に乗りすぎではないか?」

「ウォーロックが戦っている所よりもウィッチが戦っている方が華がある…」

「ズボンズボンズボンズボン」

マロニー「やはり予想通りだな…副官」

副官「ええ…。頭の固い連中です。マロニー大将準備は整っています。いつでもご命令を」
566 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 01:21:33.31 ID:YLrmoVnL0
ウィッチ奴隷ルートとか……



ふぅ…
567 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 01:28:31.15 ID:Bonq0hsii
支援
568 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 01:28:45.67 ID:F/SkfuZK0
「マロニー空軍大将。残念ながら急にこのような事は出来ない」

「そうだ。ウィッチがいいんだよウィッチが!」

リベリオン大統領「マロニー大将。ウォーロックがコアの暴走の危険性を抱えている以上…ウォーロックだけに任せる訳にはいかないのだよ」

マロニー「(やはりリベリオン大統領は色々と知りすぎているか…)頃合いだ。副官」

副官「はっ!」

ガシャンガシャンガシャン!

「ウォーロック!?」

「マロニー大将。こんな所にウォーロックを持ち込むなんて何を考えて…」

「早くウォーロックを下がらせたまえ!」

マロニー「誰に向かって口を聞いているか分かってるのですか?今ここに居るあなた方の命は私が握っているようなものですよ?」

「気でも狂ったか!マロニー大将!」

マロニー「なあにちょっと話し合いをしようと言っているだけです」

「話し合いだと!これのどこが話し合いだというのだ!」
569 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 01:30:26.48 ID:97Rxee350
堕としたウィッチでも出してたら、流石に離脱するところだった安心した支援
570 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 01:33:47.31 ID:hF43tNbz0
支援

さすがにそれはドン引き出来るな
571 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 01:35:03.65 ID:F/SkfuZK0
マロニー「話し合いですよ?もしかしたらウォーロックが暴走して攻撃をしてしまうかもしれませんが」

「くっ…。マロニー貴様は一体何がしたいというのだ!」

マロニー「なあに。ちょっとウィッチが邪魔なだけですよ。それにウィッチを殺そうというわけではない。前線から引かせるだけと言っている」

「ウィッチを前線から引かせた後は?」

マロニー「基地の男達に与えてやれば士気が今まで以上に高まるでしょうな。今まで溜めに溜めた欲望を憧れのウィッチでいつでも発散できるとなれば…」

「ウィッチを慰み者にするつもりか!」

マロニー「まあ。そうなりますな。どうです?あなた方も好きなウィッチをこれを期に囲ってみては」

「外道が!」

「ルッキーニちゃんを…」

「おい何を言っているんだ!」

「ウィッチ達を愛人にか…悪くはないかもしれないな」

リベリオン大統領「何を馬鹿な事を!マロニー大将。ウォーロックが暴走した時はちゃんと対処法はあるのだろうな?」
572 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 01:38:17.61 ID:hF43tNbz0
支援

約一名亡霊達に引き渡したほうがよさそうだな
573 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 01:40:07.97 ID:9e3JnKVK0
支援

さらりと堕ちたウィッチを出してくれると思ったけど流石に無かったか
574 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 01:43:09.51 ID:F/SkfuZK0
マロニー「リベリオンの大統領。さっきから煩いですな…」

リベリオン大統領「答えろマロニー大将!ウィッチ達を慰み者にするとなれば仮にウォーロックが暴走したとき止められる者が居るのか?」

マロニー「安心してください。ウォーロックは暴走なんてしませんよ」

リベリオン大統領「だが。もしもという事が!」

マロニー「100%そんな事は起きません。それにいいではありませんか。リベリオンには切り札があるのでしょう?自国は守れるし。鎮圧でもしたらリベリオンが世界のリーダーになれましょう」

リベリオン大統領「くっ…!」

マロニー「反対するのは一人だけでいいですか?」

「マロニー君。さっきの話なのだが…」

マロニー「わかっていますよ?お好きなウィッチを好きなだけ囲うといい」

「いやほう!ルッキーニちゃんとぬぷぬぷできるぞー!」

「それなら私はディートリンデ中佐、バルクホルン大尉、ハルトマン中尉の3人を囲うとするか」

「扶桑の女は中々締りが良いと聞くから坂本少佐と宮藤軍曹を私は頂こう」

「ならばこっちは。リーネちゃん!」
575 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 01:48:03.12 ID:F/SkfuZK0
「クリーチャーになる前にリトヴァク中尉を堪能しよう」

リベリオン大統領「正気か!?」

「我々も命は大切だからな。どうせなら楽しめる方を選択したほうが得策だろう」

「リベリオン大統領。少し肩の力を抜けよ。君もシャーロット大尉を愛人にしてみたらどうだ?」

リベリオン大統領「くっ…」

マロニー「それでは連合軍の総司令の座を私が頂いてもいいですな?」

「おっけー」

「仕方ない。頼んだぞマロニー大将。いや。マロニー総司令」

「マロニー総司令。出来るだけ早くウィッチを。ルッキーニちゃんを送ってくれよ?」

マロニー「ええ…任せておいてください」

リベリオン大統領「(俺君…こっちは非常にまずい事になったぞ)」



576 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/24(火) 01:48:31.48 ID:97Rxee350
寝る
577 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 01:51:13.85 ID:BIrdjWTA0
支援
578 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 01:51:39.54 ID:Bonq0hsii
眠いけど終わるまで頑張ろう支援
579 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 01:53:24.17 ID:F/SkfuZK0
〜海上。エンタープライズ〜

俺「リーネ。ねえ。お願いだから機嫌治して?ローリング土下座でも焼き土下座でもなんでもするから」

リーネ「…」

俺「ああもう…」

サッチ「俺大将。通信が入っています」

俺「こっちはそれどころじゃないんだよ!」

サッチ「どうやら通信の方もそれどころじゃないみたいですよ?」

俺「…?誰からの通信だ?」

サッチ「リベリオン大統領からです」

俺「大統領から!?すぐに回せ」

サッチ「こちらに…」
580 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 01:55:59.14 ID:sfFN5bds0
しえーん
581 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 01:57:31.24 ID:9e3JnKVK0
支援
582 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 01:58:59.91 ID:F/SkfuZK0
俺「大統領。急にどうしたんですか?」

大統領「俺君…まずい事になった。マロニー大将が連合軍の実権を握ってしまった…」

俺「は?大統領あんた何やってたんですか!」

大統領「済まない…。私一人の力ではどうにもすることができなかった」

俺「それで…マロニーが総司令になってどう軍は変わりますか?」

大統領「…。ウィッチの前線からの撤退。そして…」

俺「…言わなくてもわかります。一度ウィッチーズがそうなりかけましたからね」

大統領「そのせいで各国の代表達も…。ウィッチを囲えると大喜びだ」

俺「…」

これはリーネを今すぐ…あれ?

大統領「俺君?俺君!まさか君もウィッチが囲えるひゃっほう!とか思ってないだろうね?」

俺「そんな事あるわけないでしょう!彼女位いるし!親公認だし!」

あっぶねー…
583 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:03:33.71 ID:hF43tNbz0
しえん
584 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:04:25.45 ID:Cr/0/ONO0
支援
585 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 02:04:38.15 ID:F/SkfuZK0
大統領「そんなん事があったからリベリオン軍は連合軍から一時離脱することになった」

俺「…それがいいでしょうね。ネウロイの巣が破壊し終わったら次のターゲットはリベリオンになりそうですけど」

大統領「その時は仕方ない…協力してくれるんだろう?」

俺「勿論。祖国をぐちゃぐちゃにされてたまるかよ…」

大統領「多分。すぐに君の所にもマロニー大将から命令があるだろう」

俺「…。俺の好きなようにやってもいいですか?」

大統領「もちろん俺君に全て任せる」

俺「わかりました。大統領。情報をありがとうございました」

大統領「こちらこそ力になれずすまなかった。私も長居はできないからここで通信を切る」

俺「大統領もお気をつけて…」


俺「大変な事になったな…」

リーネ「俺さん…さっき邪まな事考えてましたよね?」

俺「全然?全然そんな事考えてないよ。絶対だよ?」
586 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:08:08.33 ID:9e3JnKVK0
支援
587 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:08:21.13 ID:0T5sPxmo0
しえ
588 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:08:33.34 ID:hF43tNbz0
支援

リーネちゃん鋭い……
589 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 02:10:40.34 ID:F/SkfuZK0
リーネ「…」

俺「リーネ…俺をそんな目で見て欲しくないんだけど…」

リーネ「…」

俺「…はぁ」

サッチ「あの…俺大将。これから我々はどうするおつもりですか?」

俺「ああ…そうだった」

サッチ「まさかマロニー大将の言う通りにするわけではありませんよね?」

俺「まあね…今は様子見ってところか。マロニーから命令が来たらその時に考えよう



590 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:12:21.28 ID:hF43tNbz0
ラスト支援

おやすみ皆の衆
591 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:15:25.54 ID:J6j7PTAk0
支援
592 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 02:16:22.65 ID:F/SkfuZK0
〜まもなくして〜

サッチ「俺大将…。マロニー総司令からの通信が入っています」

俺「早速来たか。回してくれ」


マロニー「俺大将久しぶりだな」

俺「お久しぶりです。マロニー大将…いや今はマロニー総司令とお呼びした方がよかったですね」

マロニー「ははは。別にマロニー大将のままで構わない。賢い君の事だ。私がどんな要件で直々に通信をしてきたかはわかっているのだろう?」

俺「それがまだあまり…。海上だと情報がなかなか…」

マロニー「よろしい。本日をもって第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズ及び第508統合戦闘航空団マイティーウィッチーズは解散とする」

俺「…」

マロニー「今すぐブリタニアへ寄港するように」

俺「…解散したあとは?」

マロニー「君達は人気者みたいだからな。各国のお偉いさん達の所へ行くことになるだろう」

俺「…それで?」
593 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 02:21:53.75 ID:F/SkfuZK0
ミーナ「まさかそれは…」

俺「多分ミーナ中佐の考えている通りの事だと思う」

バルクホルン「どういうことだ?」

坂本「お偉いさん達が我々に会いたいと言う事か?」

ミーナ「違うわよ…私達に偉い人達の愛人になれって事だと思うわ」

マロニー「その声はミーナ中佐かな?さすが鋭い…。だがこれで君達は今後生活の心配もなくなる。戦わなくても済む。良い話ではないか」

俺「…」

ミーナ「そんなのお断わりよ…!」

マロニー「拒否できる立場ではない事位わかっているだろう?」

ミーナ「…」

俺「マロニー大将。お願いがあるんだけど」

マロニー「俺大将から私にお願いか…。良いだろう聞いてやろうではないか」

俺「…マロニー総司令。俺も是非ウィッチを愛人として囲いたいんだけど」

ミーナ「俺さん!?」

リーネ「俺さん最低です。見損ないました」
594 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:23:40.25 ID:YLrmoVnL0
シエンタ
595 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:26:32.54 ID:BIrdjWTA0
支援
596 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 02:27:16.90 ID:F/SkfuZK0
坂本「最低だな」

バルクホルン「今すぐここで再起不能にしてやろうか?」

マロニー「ははは。君もやはり男というわけか」

俺「まあね。俺だってウィッチとぬぷぬぷしたいし」

マロニー「正直者は私は好きだ。よろしい。誰を囲いたいんだ?」

俺「一人じゃものたりないから数人指名してもいいですか?」

マロニー「一人じゃ満足できないか。よろしい何人でも指名するといい」

俺「えへへ…マロニー総司令。お話が分かる人でよかった」

ミーナ「…」

坂本「…」

バルクホルン「…」

サッチ「…」

リーネ「…」

これでいい。周りからゴミ虫を見るような目で見られているけどこの際仕方ない…

597 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:28:17.03 ID:Bonq0hsii
支援
ミノムシからゴミムシにランクダウン・・・
598 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:36:48.02 ID:RIndKpL20
戦力を集中させて、ウォーロックを袋叩きか?
599 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 02:38:17.63 ID:F/SkfuZK0
俺「うーん…誰にしよっかなー」

マロニー「うむ。誰がいいんだ?」

俺「それじゃあ…。リネット・ビショップ。ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ。坂本 美緒。ゲルトルート・バルクホルン。シャーロット・E・イェーガー。
   エーリカ・ハルトマン。サーニャ・V・リトヴャク。エイラ・イルマタル・ユーティライネン。ペリーヌ・クロステルマン。フランチェスカ・ルッキーニ。宮藤 芳佳」

ミーナ「まさか俺さん…」

俺「あと…ジェーン・S・サッチ。新藤美枝。雁淵孝美。セシリア・E・ハリス。デリア・M・ジェラム。ジェイミー・E・スウェット。
   ドロシー・ベイカー。松田昌子。小村定恵。合わせて20人程愛人として囲いたい」
マロニー「…」

俺「ほら。俺って欲張りだからね。いいだろ?マロニー総司令」

どう出る…?

マロニー「…。わかった。その20人を愛人として囲うといい…」

俺「ありがとう。マロニー大将!話がわかる人がTOPに立ってくれて助かるよ」

マロニー「うむ。酒池肉林の航海をこれから楽しむといい」

俺「えへへ…とっかえひっかえお楽しみさせてもらいます」

マロニー「俺大将が彼女達を愛人とするならブリタニアに来てもらう必要はなくなったわけか…しばらくはネウロイも現れないだろうから海上でのんびりしているといい」

俺「了解しました。マロニー総司令」
600 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 02:44:04.92 ID:F/SkfuZK0
俺「…ふぅ。…何こっちを見てるの?」

リーネ「まさかとは思いますけど…。本気で全員を愛人として囲おうなんて考えてませんよね?」

俺「流石に20人も無理かな…2-3人なら  おっと」

リーネ「…」

俺「冗談だよ。俺にはリーネが居るから愛人なんて必要ないからね」

リーネ「…///」

ミーナ「俺さん。ありがとう。ゴミを見る用な目で見てごめんなさい」

坂本「いやあ。俺の事だから一瞬本気かと思ってしまった」

バルクホルン「早まらなくてよかった」

おいおい…

リーネ「だけどこれからどうするんですか?」

俺「どうもしないよ。俺達に出来る事なんて今は無いに等しいからね。…だから今はひたすらに訓練だ。ウォーロックと渡り合う為にジェットストライカーを使いこなせるようになってくれ」
601 :ミノムシIF[sage]:2012/01/24(火) 02:44:58.88 ID:F/SkfuZK0
終わり。お休み

深夜なのに支援ありがとう

ついでに24時半から予約っと
602 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:46:18.22 ID:0T5sPxmo0
乙!
603 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:46:52.20 ID:9e3JnKVK0
乙でした
604 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:47:20.39 ID:Cr/0/ONO0
おつー
605 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/24(火) 02:47:51.47 ID:M++vabs90
606 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:47:51.01 ID:n5o/Fz0l0
おーつ
607 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:47:58.56 ID:pD8ipnm10
遅くまで乙でした!
608 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:48:33.83 ID:sfFN5bds0
乙でしたー

03:00ちょい前から保守がてら投下ー
609 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:49:16.39 ID:+IJPAFKg0
乙乙

お休みなさい
610 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:50:00.13 ID:BIrdjWTA0
明日もまってるぜ?

乙!
611 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:51:15.19 ID:Bonq0hsii
お休み乙

こっちもあっちも続きが気になるからまたいつもの時間の投下を頑張ってくれよ
612 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:53:27.77 ID:BIrdjWTA0
寝る保守
613 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:54:18.84 ID:n5o/Fz0l0
さて、寝るか
614 :雑用俺[sage]:2012/01/24(火) 02:58:22.05 ID:sfFN5bds0
保守もかねて先日のビューリング好き雑用俺君の続き投下

今回もそんなにいちゃいちゃしないので、この時間に
615 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:58:39.44 ID:pD8ipnm10
スタンバーイ
616 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 02:59:50.84 ID:sfFN5bds0
*スラッセン開放パーティ翌日*

オヘア「うう…二日酔いに筋肉痛ねー…」

エルマ「あううぅ…」

ハルカ「皆さんおはようございます!」

オヘア「ハルカはビックリするぐらい元気ねー」

ハルカ「それはもう…ぬっふっふ…邪魔者が消えた以上、後は私がっ!私が!」

エルマ「あぅぅ…」

智子「あれ?ビューリングどこ行くの?」

ビューリング「ちょっと街に出てくる。何かついでに買ってくる物はあるか?」

智子「んー…特にないけど…あ、そうだ、湯たんぽとかあればお願い」

ビューリング「ユタンポ?何だそれは」

智子「えーっと、こう金属の中にお湯を入れて、栓して布で包んで…って分らないわよね」

ビューリング「…まあ似たような物があれば買ってこよう」

智子「お願いね。ああ、ちなみに今日も訓練するからなるべく早めに帰ってきなさい」

ビューリング「了解」
617 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 03:02:21.34 ID:pD8ipnm10
ブレないハルカさんチュッチュッ支援
618 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 03:04:08.76 ID:sfFN5bds0
ハッキネン「ビューリング少尉が出かけましたね?」

智子「うわっ!ビックリした… 少佐いつの間に後ろにいたんですか」

ハッキネン「それは失礼しました…ふふふ…」スタスタ

智子(気配がない…まさに雪女ね…)

         トモコショウイィィィ!! 

智子「げ…… はぁ…なんであの子はあんなに…」ブツブツ


*スラッセン*

ビューリング(酒場…全壊というか、屋根が吹き飛んでるな…)

住民「ん?あんた酒場に用かい?」

ビューリング「ああ、まあな」

住民「それならあっちの方にちょっと行った所の仮設テントでやっとるよ」

ビューリング「そうか、ありがとう」

住民「なあに、こんな時だ。誰だって酒くらいは飲みたくなるもんだよ」
619 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 03:05:30.19 ID:tmHy2EI50
石油ストーブで湯を沸かして湯たんぽに入れる
布団が暖まって最高だぜ支援
620 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 03:08:16.94 ID:sfFN5bds0
マスター「いらっしゃい」

ビューリング(報告通り、かなり被害を受けてるな……。瓦礫がテーブル代わりか)

マスター「わるいね、見たとおりの有様でねよ。だが酒樽は無事だった。どうやらネウロイは全員下戸らしいぜ、がっはっはっは!」

ビューリング「あー…… とりあえず、コーヒーでも頼めるか?」

マスター「あいよ。ちょっと待ってな…おい坊主!カハヴィ一杯頼む!」
?「わかりましたー!」

ビューリング(この声…あいつか)

マスター「いや、悪いね魔女さん。挽いた粉しか残ってないんで口に合うか分らんが、簡便してくれ」

ビューリング「大丈夫だ。口の方を合わせる」

マスター「はっは!そいつはいい。まあ座ってくつろいでいてくれ」

俺「コーヒーお待たせいたし…ってあぁっ!」

ビューリング「よお、元気か」

俺「しょ、少尉!き、来て下さったんですか!ああありがとうございますあわわわわ」ガチャン!

マスター「おい、何してんだ坊主!」

俺「す、すいませんマスター!」

ビューリング「いや、実はこいつは……」
621 :支援感謝[sage]:2012/01/24(火) 03:12:29.23 ID:sfFN5bds0
マスター「そうだったのか 坊主が話してたウィッチってのは、あんたの事だったか」

ビューリング「それが仕事だからな 気にしないでいい」

僕「いえ、でも本当に助かりました…何度お礼を言っても足りないくらいです」

マスター「んーむ…こいつの命の恩人なら、代金を貰うわけにもいかねえな」

ビューリング「そうか?中々美味いコーヒーなんだがな」

俺「えへ…えへへ…ありがとうございます」

マスター「こいつは、まあ孤児でな。二年くらい前に家の裏口で野垂れ死にしそうな所を拾ってやったんだ。それ以来雑用だなんだで使ってやってるが、大した才能もなくてなぁ」

俺「えぁ……酷いですよマスターぁ…」

マスター「しかもちっとも男らしくないだろ?読み書きも出来ねえし、運動も駄目。唯一褒められるのは、カハヴィを淹れるのが上手って所だけなんでな」

俺「う…いや、でも最近はちょっとは男らしくなってると思うんですけど…」

マスター「こいつ、無事戻ってきたときにゃビービーうるさくってよぉ。うちのかみさんに一晩中泣き付いてやがってさ」

俺「ま、マスター!」

ビューリング「はは…そうか、そいつは何よりだな」

俺「うう…ビューリング少尉まで…」

俺(でも…笑うとやっぱり、綺麗だなぁ…女神様みたいだ)
622 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 03:14:35.98 ID:pD8ipnm10
支援〜♪
623 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 03:16:09.22 ID:J6j7PTAk0
支援!
624 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 03:16:33.85 ID:sfFN5bds0
ハッキネン「失礼します」

マスター「おや、いらっしゃい」

ビューリング「な…なんで少佐がこんなとこに!」

マスター「わるいね、見たとおりの有様でよ。だが酒樽は無事だった。どうやらネウロイは全員下戸らしい!ガッハッハ!」

ハッキネン「…ネウロイがアルコールを摂取するのですか?」

俺/ビューリング(うわぁ…)


ハッキネン「美味しいカハヴィですね」

俺「ありがとうございます」

ビューリング「……」モクモク

ハッキネン「ティータイムなのですから、タバコは控えたらどうでしょうか?」

ビューリング「好きにさせてください…そんな事より、尾けていたので?」

ハッキネン「いえ、とんでもないですよ。『はは…そうか、そいつは何よりだな』と、月に数度しか見せない少尉の笑顔が咲いた辺りに到着しました」

ビューリング「おい少佐」
625 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 03:19:55.85 ID:sfFN5bds0
マスター「しかし、スラッセン解放の英雄と、その司令官がうちに来るとはな」

俺「そうですね…これでこのお店も安泰ですね、マスター!」

マスター「でけえ口叩いてないで、さっさと裏で皿洗いして来い!」

俺「はあい!それじゃあ、少尉も少佐もゆっくりしていって下さいね〜」

ハッキネン「はい、それはもう」

ビューリング「…仕事はいいのかよ」

ハッキネン「たまにはサボりも必要だそうですので」

ビューリング「まったく…」

ハッキネン「第一、それは貴方も同じではありませんか?」

ビューリング「私はただ、買出しに出ただけです」

ハッキネン「なるほど、お使い前のコーヒーブレイクですか では、私もお付き合いさせていただきます」

ビューリング「……」
626 :支援感謝です[sage]:2012/01/24(火) 03:24:21.53 ID:sfFN5bds0

マスター「……で、お二人さん。何か話しがあって来たんだろう?」

ビューリング「は?」

ハッキネン「さすが、察しが早いですね」

マスター「伊達や酔狂で勤まるほど、酒場の店主ってのは甘くないんだ ……坊主の事だろう?」

ハッキネン「ええ、出来れば彼について詳しく教えて頂きたいのですが」

ビューリング「おい、少佐…」

ハッキネン「少尉は黙っていて下さい。これは命令です」

ビューリング「く…」

マスター「このテント酒場には水道がなくてよ。水場まで食器やらを担いでいかなくちゃならん。時間はそれなりにあると思うぜ」

ハッキネン「お気遣い、ありがとうございます」

マスター「それと…悪いが、あんた達が知らない事は、殆どないだろうな。あいつは寒い夜に裏口で倒れてた。それを偶々拾って、偶々酒場の手伝いをやらせていただけだ」

ハッキネン「ほかに何か変わったことは?たとえば、知らない間に物が消えていたりとか」

マスター「おい、少佐さん。あいつはそんな汚い奴じゃない」

ハッキネン「では、物が急に壊れたり、配置が変わっていたり、静電気が溜まりやすくなったり…」

マスター「いい加減にしてくれ。あんた、何が言いたいんだ?」
627 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 03:28:23.52 ID:sfFN5bds0
ハッキネン「あの子を養うようになってから、何か変わった事があったか聞いているのですが」

マスター「そんな物はねえよ。ただいつも通り酒と料理を振舞う。それが酒場ってもんだ。あいつが来てから変わった事といったら、すこしばかり客入りが増えた程度だ」

ビューリング「おい、少佐…もういいだろう?」

ハッキネン「…そうですね。マスター、失礼しました」

マスター「……いや、力になれなくて悪いが、俺もあいつもあんたと違って凡人なんでな」


ハッキネン「ところでマスター、町の復興には大分時間が掛かりそうですね」

マスター「ああ、まあ仕方ないさ。あんたらは町を取り戻してくれた。元通りに復興するのは俺たちの仕事さ」

ハッキネン「軍としても、協力できるところは協力していく意向を固めています」

ビューリング「そうなのですか?」

ハッキネン「ええ、余剰物資を配給に回したり、上層部ではウィッチを災害派遣する形も検討しているようです」

マスター「本当か?そうしてくれると助かるんだがね」

ハッキネン「加えて、カウハバ基地では今回の戦災で負債を負った方、特に店舗経営者に対する援助を行う予定ですよ」

ビューリング「援助?」

ハッキネン「たとえば…戦災で子供を養えなくなった経営者などに手を差し伸べたりなど」

マスター「…っ!」
628 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 03:32:22.04 ID:sfFN5bds0
ハッキネン「今回のネウロイ進軍で受けた被害…たとえば酒場の復旧…大分費用がかかりそうですね」

ビューリング「少佐!あんたは何を…!」

俺「ただいまもどりました〜……って、あれ?ど、どうかしたんですか?」

ビューリング「い、いや、何でもな…」
マスター「悪いな。そろそろ夜の営業に備えて休憩する時間だ。帰ってくれ」

俺「え?何言ってるんですかマスター、まだ休憩まで三時間も…」

マスター「帰ってくれ」

ビューリング「……」
ハッキネン「…では、そうしましょうか少尉。俺君、美味しいカハヴィでした」

俺「あ、ええと、ありがとうございます…?」

ハッキネン「マスター、代金ですが…」

マスター「…いらんよ。サービスだ」

ハッキネン「そうですか、では軒先にお金を落とすことにいたします。行きましょう少尉」

ビューリング「あ、ああ…すまなかったなマスター、俺も元気で」

俺「は、はい!ビューリング少尉も、怪我とか気をつけてくださいね!」

ハッキネン「それと、マスター。先ほどの援助の話。考えておいて下さい」
629 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 03:36:47.05 ID:sfFN5bds0
マスター「……」

俺「マスター…?一体どうしたんですか?」

マスター「五月蝿い ほれ、さっさと店閉めて来い」

………
……

ビューリング「おい、あんた一体なにを」

ハッキネン「先ほど述べた事は事実です。それに、ああいう言い方をした方が物事が美味く運ぶ時もあるんですよ」

ビューリング「だからってな…」

ハッキネン「第一、俺君にそのまま基地に来ないか聞くのは反則でしょう?」

ビューリング「なに?」

ハッキネン「…どうやらわかってないようですね」

ビューリング「だから、一体なんなんだ?」

ハッキネン「いえ、分らないならそれで。さて、少尉。運転はお任せします」

ビューリング「…くそったれ」

ハッキネン「上官を侮辱ですか?では、懲罰として運転を命令します」

ビューリング「……」
630 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 03:38:45.29 ID:pD8ipnm10
支援だ!
631 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 03:39:31.24 ID:sfFN5bds0
いらん子雑用係の俺君はビューリングお姉ちゃんが大好き 第二話 おしまい



次くらいからようやく俺君がビューリングお姉ちゃんに甘えだします
ど深夜に支援ありがとうございましたー

さて、朝まで保守だ
632 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 03:40:10.12 ID:pD8ipnm10
乙ー

俺もいるから眠かったら寝ちまえよー
633 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 03:43:04.09 ID:sfFN5bds0
やる事ないから書き溜めしつつ保守るよ
日が出てきたら外に出なきゃならんかもだけど
634 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 03:53:54.95 ID:sfFN5bds0
四時前のほ
635 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 03:54:08.61 ID:pD8ipnm10
           ,,, -―、- 、
         /== ''¬_ヽ: : : .
        /      \: : : : :.',     保守目安である
        ノ;=    、ー`: : : : : : :|    Success is not final, failure is not fatal: it is the courage to continue that counts.
.       /,      ヽ: : : : : : : :|
      〈 ' ィ'´ ̄`   ヽ: : :_.: : : :|                  平日         休日
      /  赱ァ =   Yィ、ヽ.: :|     19:00〜1:00   10分以内      5分以内
      /  `ー '´      ト 〉} l: :/     1:00〜2:00    15分以内     10分以内
       ゝ  }ゝ、    イ  >/,ノ:/      2:00〜4:00    25分以内     20分以内
      〈 _ _, `T   l|   イ::,'       4:00〜9:00    50分以内     45分以内
      L_   / / /'  / └|       9:00〜17:00   20分以内     15分以内
      /    / '  イ / -‐i       17:00〜19:00  15分以内     10分以内
      ヽ_  -‐'   ,. -‐  /:::\
        〉-‐  ´   /:::::::::::::::\
       /lヽ、    /:::::::::::::::::::::::::::\
    ,...:;':´`Y' ヽ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.  ,..::'::::;:代_ソ  〆::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.::'::::::::::/ 介  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::/ /|/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
636 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 04:04:11.26 ID:pD8ipnm10
ほしゅっと

今日はこっちでも雪降るのかなぁ
637 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 04:12:12.50 ID:YLrmoVnL0
いまさらだけど乙
本当にいちゃいちゃするんだろうな……?
638 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 04:24:41.86 ID:pD8ipnm10
予約表

2200時〜
2430時〜


残ってたら今夜中に完走しそうだね
639 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 04:38:50.18 ID:pD8ipnm10
ほしゅですよー!
640 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 04:48:30.95 ID:pD8ipnm10
ほい
641 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 04:50:03.69 ID:sfFN5bds0
ほしゅほしゅ
雪がやんでしまった

>>637
いちゃいちゃします
まだ導入部がやっとこ終わったところですので…
642 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 04:58:58.12 ID:pD8ipnm10
現実逃避のためにおもむろに保守投下


俺「よっしゃーとりあえず一段落ついたああああああああああ!!」ノビー

俺「ってうお!? もうこんな時間か!? スマンハルカ、待たせたな……って……」

ハルカ「」スゥスゥ

俺「………クスッ」

俺「よっと……」

ヒョイッ ダキッ

俺「こんな時間まで待っててくれてありがとな」

ハルカ「……んん……」スゥスゥ

俺「よいしょっと」

トサッ

ハルカ「」スゥスゥ

ファサッ
643 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 04:59:01.02 ID:4qzF60J80
ウィッチとヌプヌプしたいですロスマン先生
644 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 04:59:22.97 ID:4qzF60J80
おっと支援
645 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 04:59:42.38 ID:pD8ipnm10
俺「よし、おやすみハルカ……って……」

ギュッ

ハルカ「……う〜ん……ムニャムニャ……」クゥクゥ

俺「袖を掴まれた動けないじゃないか……」

ハルカ「スゥスゥ」ギュゥゥ

俺「俺もこのままお前といっしょに寝ちまおうかなぁ……」

俺「………」

ハルカ「」クゥクゥ

俺「いや、」ウデハズシハズシ

ハルカ「ううん……!」スゥスゥ

俺「今日一日ずっとお前の相手をしていられるように、やること全部終わらせちまった方がいいよな」

ハルカ「」クゥクゥ

俺「よ〜し! ハルカが起きる前に全部終わらせちまうぞー!」ノビー

ハルカ「」スゥスゥ

俺「それじゃあおやすみな、ハルカ」ナデナデ
おわり
646 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 05:00:34.96 ID:sfFN5bds0
ハルカチャンチュッチュねー 乙!
647 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 05:00:48.65 ID:pD8ipnm10
ハルカをモフモフしながらベッドに倒れ込みたいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお



ふぅ……
さて、そろそろ現実に戻るか

スレ汚し失礼した
648 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 05:03:30.35 ID:4qzF60J80
乙乙ー
ハルかわいい
649 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 05:16:23.98 ID:pD8ipnm10
保守だぞー
650 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 05:21:12.44 ID:sfFN5bds0
保守点検
651 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 05:26:47.14 ID:4qzF60J80
発表用資料さっさと完成させるぞ美佐ァ!
652 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 05:39:02.77 ID:pD8ipnm10
サァミンナネロソトハマックラダゾ
653 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 05:51:46.33 ID:TKQAVuKt0
ルチアナ「もう朝ですよ?」

俺「いや、まだ外は暗い。寝るまでが夜だ」

ルチアナ「いやあの...何も用も無く起きているなんて無駄過ぎますから」

俺「じゃあ君が先に寝れば良いじゃないか」

ルチアナ「俺さんが先に寝るまでは寝ません」

俺「えぇー・・・ルッチーの寝顔見たいのになぁ」

ルチアナ「その早く寝なさいという催促をそっくりそのまま返します」

俺「あ、じゃあルッチーは俺の寝顔見たいんだ」

ルチアナ「...早く寝てください!!」ポカッ

654 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 05:56:55.48 ID:pD8ipnm10
僕もルッチーの寝顔が見たいです!
655 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 06:02:56.00 ID:TKQAVuKt0
ルチアナ「Zzz...」

俺「やっと先に寝たか・・・」

ルチアナ「むにゃむにゃ...」

俺「♪〜」ナデナデ

ルチアナ「ゃ...すぅ...」

俺「・・・」プニプニ

ルチアナ「ぅ...ふぁ...」

俺「......」ツー

ルチアナ「くぅぅ...」

俺「ふふふ...」

ルチアナ「このド変態」

俺「!?」

ルチアナ「Zzz...」
656 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 06:13:36.34 ID:pD8ipnm10
ルチアナ!?
657 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 06:26:17.39 ID:97Rxee350
おー?
658 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 06:26:41.31 ID:pD8ipnm10
保守ダゾ
659 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 06:41:43.46 ID:pD8ipnm10
サァミンナオキロアサナンダナ
660 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 06:45:15.60 ID:TKQAVuKt0
ルチアナ「...」ムクッ

俺「グガー...Zzz」

ルチアナ「ふわぁ・・・寝ていたんですね」

俺「Zzzzz....」

ルチアナ「薄着で寝るなんて・・・風邪引きますよ?」

ルチアナ「これを着てくださいね」

俺「Zzz...ルッチー...」

ルチアナ「・・・暖まるように、お鍋を作っておきます。それまでゆっくり寝てください」

俺「アリガト...Zzz」

保守おつかれさまです
661 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 06:47:16.67 ID:pD8ipnm10
ルチアナマジ女神
662 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 07:01:53.00 ID:pD8ipnm10
保守でゲソ
663 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 07:19:40.52 ID:pD8ipnm10
眠いほしゅ
664 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 07:19:42.15 ID:hF43tNbz0
おはよう俺スレ
665 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 07:33:00.08 ID:jN24STzO0
しゃぶれよ
666 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 07:37:12.10 ID:KNjIvMP9O
おはよう諸君

今日は雪ダナ
667 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 07:38:52.99 ID:TKQAVuKt0
フェル「あーら、どうしてこんなに大きくしちゃっているのかしら?」

フェル「...ふふ、分かっているわよー。エッチな事思っていたんでしょ」

フェル「私が小さくしてあげるわね・・・」

ここで筆は止まっている...
668 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 07:39:33.58 ID:4qzF60J80
寒いのやーだー!
669 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 07:43:55.38 ID:pD8ipnm10
最高気温5度ってマジかよ……
670 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 07:53:50.86 ID:15bmHpUs0
出かける直前保守
671 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 08:01:16.75 ID:pD8ipnm10
出かける前保守

さみぃよぉ家出たくねぇよぉ
672 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 08:19:40.15 ID:BV0om9JY0
雪に埋もれかけてたヘルマちゃん保護した
673 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 08:24:40.74 ID:KNjIvMP9O
雪に埋もれかけていたナオちゃんを救出

急いで風呂へ運ぶ事に
674 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 08:30:42.79 ID:4qzF60J80
うちも最高気温4度なんだぜ…
うがああ外出たくないよおおお
675 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 08:44:25.94 ID:wyZOv4uV0
ほし
676 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 08:52:21.53 ID:BV0om9JY0
ハルカ呼んでヘルマちゃんと一緒に入浴させたったwwwwwww
677 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 09:05:53.27 ID:YLrmoVnL0
雪凄すぎてはしゃぎすぎたルッキーニが
678 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 09:15:04.11 ID:YLrmoVnL0
滑って転んで沿道に踊り出たところに車が
679 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 09:39:43.81 ID:TKQAVuKt0
(対戦車ミサイルで車を吹き飛ばす様子)
680 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 09:56:39.01 ID:YLrmoVnL0
爆風に腰をぬかし、叱る俺を尻目に なんとか立ち上がろうとするルッキーニ
681 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 10:06:12.50 ID:XXDaGYqjO
襲いくる俺たち
682 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 10:23:18.18 ID:KNjIvMP9O
という夢を見て怯えるサーニャに
683 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 10:39:29.55 ID:YLrmoVnL0
くちびるにメモリーを口ずさみながら俺登場
684 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 10:43:42.95 ID:xqt2nxOPO
最近こまけえことはいいんだよ精神無さすぎじゃねーの?
いちいちイチャイチャするんだろうな、とか確認したり
気に入らないものは片っ端から噛み付いたり

やっぱり少しお前らおかしい、住民の入れ替わりはあったんだろうけどこのままじゃマジで廃れるぞ
685 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 10:52:09.95 ID:YLrmoVnL0
だめだ そっちは危ないよペリーヌ
686 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 10:57:49.33 ID:XXDaGYqjO
こっちでイチャコラしようねニパ
687 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 11:04:13.56 ID:Q0qOQErf0
こまけえことはいいんだよは何やってもいい免罪符じゃないですしおすし



保守
688 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 11:09:39.25 ID:BIrdjWTA0
おはよう俺スレ
689 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 11:14:33.15 ID:Bonq0hsii
690 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 11:20:33.03 ID:exYgJKJO0
691 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 11:30:46.33 ID:XXDaGYqjO
692 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 11:38:39.88 ID:xqt2nxOPO
>>687
いやわかってるけど間口狭くしすぎだろと最近特に思うんだよ
そんな閉め出ししまくっていいことあるか?
693 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 11:43:47.80 ID:Bonq0hsii
694 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 11:44:40.60 ID:pD8ipnm10
まあ最近皆ピリピリしすぎだとは思うよ

カルシウム食えカルシウム
695 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 11:46:20.56 ID:exYgJKJO0
飯食ってくるか
696 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 11:51:17.32 ID:pD8ipnm10
寝る前に即興でもするお
いいですかい?

最初だけ安価あるんだけど人いる?
697 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/24(火) 11:55:56.46 ID:M++vabs90
いる
698 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 11:59:11.49 ID:pD8ipnm10
>>697
人いた!

昼間で人少なそうなので安価はちょっと少なめにします

ヒロイン安価下2 1.エルマ 2.エイラ 3.ニパ 4.ラプラ 5.ハッセ
デート場所もいっしょに書いてもらえると助かります
699 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 12:00:50.13 ID:BIrdjWTA0
1
700 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 12:00:58.40 ID:MbnSbLvx0
3

火葬場
701 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 12:01:37.48 ID:wDznCu7a0
エルマ スオスムの湖沼地帯をサイクリング

ガンバレー
702 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 12:02:27.14 ID:YLrmoVnL0
ハッセ 九十九里浜
703 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 12:03:56.64 ID:pD8ipnm10
おk、ニパと火葬場デートな

すいません話考えるのに5分くださいお願いします
704 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 12:08:43.25 ID:BV0om9JY0
支援
705 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 12:10:30.39 ID:pD8ipnm10
一応話思い付いたので次から投下始めます
706 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 12:19:37.31 ID:pD8ipnm10
「なんたらかんたらうんたらかんたら」ブツブツ

ヒック グスッ オシイヒトヲナクシタナ グスッ

俺「う〜む長いなぁ……」ボソッ

ニパ「………」ジーット

俺「おいニパ」

ニパ「………」ジーット

俺「?」




俺「いやーすまなかったな、お偉いさんの火葬に付き合ってもらっちまって」

ニパ「いいって。俺さんも大変だね。見ず知らずの人のお葬式にも出席しないといけないなんて」

俺「まあそういうのが俺の仕事みたいなもんだからなー。ところでさ、お前亡くなった人と面識あったのか?」

ニパ「えっ何で? まったく会ったことないよ」

俺「あれ? そうなのか? その割には火葬場で妙に真剣に祈ってたな」

ニパ「それはまあそうだよ。あの人だってスオムスのために頑張ってくれた人なんでしょ? その人があの世で幸せになることを祈るのは当然じゃない?」
707 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 12:25:20.12 ID:pD8ipnm10
俺「ふ〜ん。お前義理堅いなぁ」

ニパ「う〜ん我ながらやりすぎな気がする……。もうちょっと器用に生きられたらなぁ……」

俺「そんなこと言うなって。俺はお前のそういうとこすっげぇ好きだぞ?」

ニパ「ほ、ほんと…?」モジモジ

俺「ほんとだぞー。ずっとそのまま真っすぐなお前でいたらいつでも頭をクシャクシャしてやる」クシャクシャ

ニパ「はははっ痛いよ!」
708 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 12:32:27.32 ID:pD8ipnm10
俺「それにしても、火葬場って独特な雰囲気があるよなー」

ニパ「そうだねー。ついてない私は何だか身の危険を感じちゃうよ……」

俺「ああ……お前はヤバそうだな。遺体といっしょに火葬場に閉じ込められてそのまま焼かれて……」

ニパ「や、やめてよ俺さん! 想像しちゃったじゃん!」

俺「大丈夫だって」

ニパ「うう……俺さんが変なこと言うから嫌な想像しか出来なくなっちゃったよ……」ガクブル

俺「そんなことになっても俺がお前を守ってやるからさ」ニッ

ニパ「俺さん……」キュン

俺「お前一人じゃ死なせん。俺もいっしょに燃えてやる」

ニパ「ちょっそれじゃ結局私死んじゃうじゃん!」

俺「それはまあ仕方ないって」

ニパ「ああもうまたいつものようにからかって! せっかく珍しく俺さんキュンとしたっていうのに!」

俺「はっはっはっ!」



おわり
709 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 12:34:13.94 ID:V6fia4Fb0
710 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 12:34:15.17 ID:pD8ipnm10
以上です
短くて申し訳ない
なんかキャラごとに展開がワンパターンになってるな……
エイラとニパは動かしやすいけど話が作りにくいのぉ もっと精進せねば

それでは、支援してくださった方、読んでくださった方、ありがとうございました!
711 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 12:35:40.62 ID:BV0om9JY0
おつおつ
しんみりしたのもいいな
712 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 12:39:21.72 ID:pD8ipnm10
夕方まで寝る
後の保守はまかせた
713 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 12:55:05.01 ID:KNjIvMP9O


火葬場ってもはやデートじゃn(ry
714 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 13:04:30.35 ID:Bonq0hsii
715 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 13:13:28.92 ID:GezLZbfSO
716 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 13:35:34.42 ID:J6j7PTAk0
717 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 14:00:33.99 ID:TKQAVuKt0
保守
718 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/24(火) 14:17:25.49 ID:M++vabs90
捕手
719 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 14:39:49.71 ID:J6j7PTAk0
720 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 14:44:21.51 ID:wDznCu7a0
保管
721 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 14:56:05.88 ID:J6j7PTAk0
義務
722 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 15:09:44.93 ID:XXDaGYqjO
なし
723 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/24(火) 15:16:57.23 ID:M++vabs90
梨田
724 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/24(火) 15:31:18.53 ID:GezLZbfSO
ハム
725 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 15:33:04.78 ID:hFVBzcA40
太郎
726 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 15:39:07.60 ID:KNjIvMP9O
梨田ハム太郎wwwwww
727 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 15:47:18.27 ID:wDznCu7a0
ぽろっと書いてみた。保守目的でいい?
728 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 15:49:34.90 ID:J6j7PTAk0
729 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 15:52:55.01 ID:wDznCu7a0
とある深夜の厨房

俺「腹減った…何かないか。硬くなったパンの耳でもいい」
――ガサゴソ
―――カパ
俺「冷たくなった飯だけか。くそ、温かければバター醤油で食えるのに」

俺「宮藤、起きてこねえかなあ、オジヤ食いたい……」
――オジヤとは はて?
―――味噌汁にぶっこんでも同じでは     ネコマンマというのでは?
――――味噌汁の作り方も良く解らん お湯に味噌を溶きこめば……マズ!
―――――ダシとかいうやつか! カツオブシをそのまま放り込むのかね?

?「頭の黒いネズミ、其処で何かやってる」

俺「うぉっ!! なんだ、シャーリーか。バルクホルン大尉かと……って!」

シャーリー「ん?」

俺「透けてる透けてる!!」

シャーリー「気にしないでいいよ。何か食べるのか? 私にもくれよ」

俺「(合法!)飯だけあるんだが、オカズになるものが余りなあ(別のオカズ、眼に焼き付けよっと)」

シャーリー「おい、眼! ガン見は不味いぞ? メシにショーユ掛けて食べりゃいいじゃん」

俺「(クソー)冷えてるから不味いって。どーするかなあ」

シャーリー「なんか在るだろ? どいてみ?」
730 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 16:01:46.18 ID:wDznCu7a0
俺「(おお、おおお!冷蔵庫のバックライトで浮かび上がるシルエットオオオオオ!)ゴクリ」
――いやあ、いいケツ 俺もしゃがむかね ああ、突きたい撫でたい嗅ぎたい……
―――足もすんばらすぃ〜 眼福ぅ〜 エヘエヘエヘ

シャーリー「ベーコンのきれっぱしとニラにピーマン。後は卵しかないなあ」

俺「いやいや、十分でしょう(極上オカズでございますれば、はい)」

シャーリー「へえ、じゃあ作ってよ」

俺「ギク! あー……ヤキメシでいいか? 不味かったらごめん(作った事ネーよ)」

シャーリー「いいよ。宮藤級を期待するのも酷だしさ。チャチャッとよろしく」

俺「お、おう(厳しー)。 あ、卵を炒ってくれるか?」

シャーリー「そのくらいなら出来るぜ」

――はて? ラードを溶かしてベーコンと野菜を炒めば……メシは後投入 だろう?
―――焦げてきた! ギャー! 火が! やべやべやべ! メシぶっこめば! キエタ。
 調味料? 醤油だろ、・・・…胡椒も少し入れてみよう?
――――……疲れた

シャーリー「!! おい!」

俺「ギクッ! 不味いか、だよな」
731 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 16:07:18.09 ID:KNjIvMP9O
支援
732 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 16:09:18.30 ID:hFVBzcA40
てーれってれー
733 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 16:11:29.38 ID:wDznCu7a0
シャーリー「うまいっ!見た目は駄目だが美味い!」

俺「アハ、よかったよ(醤油ヤキメシが口に合うとはね……)。卵の炒り方が上手なんだろ(?美味くねえ)」

シャーリー「ん? お前が作ったからさ。また頼むよ。醤油と胡椒って合うなあ、美味い!」

俺「(?コイツも味音痴だったのか?)いいよ、俺が基地に居る間は作るよ(でへへ〜、ネグリジェ〜)」

シャーリー「お前さあ、ドンカンって言われた事は?」

俺「うむ、学校の級友からよく言われたな(キッパリ」

シャーリー「……お代わりくれるか。大……いや、少なめで」

俺「(シャーリーらしくないな。やっぱり不味いのか……)あいよ。このくらいか?(少ないか」

シャーリー「オーライ、ちょうどいいよ。――お前とずっと居たいけど」

俺「ん? そんなにヤキメシが気に入った?(次はもっとまともに作るぜ)嬉しいねえ」

シャーリー「……」

シャーリー「えっとさ、おまえ好きな人いるのか? その人にこれを作ったりしたの?」

俺「彼女居ない暦が年齢だ。このヤキメシは人生初の料理だな(ゆで卵は料理とはいわねーよな)」

シャーリー「ふうん」
734 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 16:15:30.29 ID:J6j7PTAk0
支援!
735 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 16:20:37.30 ID:wDznCu7a0
シャーリー「わたしが初めて食べたわけだ、お前の手料理」

俺「大したもんじゃなくてごめんなー。シャーリーが手伝ってくれたから出来たんだな」

シャーリー「……嬉しいよ」

俺「ほい、お茶」
ズズー フウ〜 腹がようやくくちくなった……おかず収集再開

シャーリー「音、出しすぎだよ」

俺「扶桑では良いのだよ、植民地の別嬪さん(言っちゃったよ、おい!)」

シャーリー「おいおい、ブリタニアに毒されたな。紅茶よりわたしは緑茶のほうがいいけどな」

俺「(あれえ? ……リアクション欲しかったな)砂糖もミルクも――」

シャーリー「レモンも入れない! 身体に良さそうじゃない、アハハ!」

俺「コーヒー好きの国民とは思えネー、ゲラゲラ」

シャーリー「……女だよ、わたしもさ」

俺「? どう見ても女に見えるぜ」

シャーリー「……気になる人に合わせたい……んだよ」

俺「? 坂本少佐? 宮藤?」
736 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 16:29:35.31 ID:wDznCu7a0
シャーリー「……鈍感だよね クス」

がちゃん
俺「あぢいいいいいいいいいいいいい!」

シャーリー「おい、馬鹿! なに湯のみ落してんだよ! 大丈夫か、水で冷やさないと!」

俺「あぢ! あぢ! 冷せったって無理だ! とどかねえ」

シャーリー「風呂場だ! よし、チャンス!」

俺「ひー なに耳出してんだよ!」

シャーリー「私が抱いていく! 私のせいだ!」

俺「一人で行く! オーローセー」

シャーリー「駄目! 私は何時もお前と居る! 私が決めたんだ!」

俺「え!」

シャーリー「いいだろ? ほら、行くぞ!」

俺「いいけど良くない!」

シャーリー「いいの!」


むかついてきたから御仕舞い。
御支援感謝!
737 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 16:33:57.12 ID:KNjIvMP9O
ふざけんな最後までやりやがって下さいお願いします
738 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 16:42:52.04 ID:wDznCu7a0
ギク んじゃ

風呂場(弩深夜無人 三時間後にサーニャ使用予定?)

俺「な、な、シャーリー、後は俺が自分でやるからさ」

シャーリー「駄目! まずは冷水で継続的に冷やすんだ! そう教わっただろう?」

俺「ひいいいいいいいいいい! 頭は火傷していないよ!」

シャーリー「あ、御免。少し下がって、うん、下腹部に当てるんだよ」

俺「ふう……痛みが楽になるね」

シャーリー「よかった。後で医務室にいこうな」

俺「うん。ウォッ?!」

シャーリー「やっぱり痛いんだろ? 我慢して」

俺「う、うん(ソフトカップのブラだったのかあああああああ!頂点見えてるし!)」
!やべえ!
――素数を全部述べよ
―――1、3、5  あれ? ええい、フレミングの法則をオーム公式にて表せ!
――――右良し、自分側良し、サムアップ 違う、絶対違う!

シャーリー「制服が皮膚に癒着していたら不味いんだよね」

俺「え? 火傷ってそんなになるんだったっけ?」
739 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 16:51:19.51 ID:ETVn3cD10
皮膚が衣服に張り付いて大惨事になるらしいんダナ
740 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 16:51:53.72 ID:ETVn3cD10
そして支援という肝心な言葉を忘れていたしえんぬ
741 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 16:53:17.10 ID:wDznCu7a0
シャーリー「うん、そう習ったよ。そうなると皮膚の再生が不完全になってケロイドになるとか」

――ケロイド? ちんちんがケロイド・・・… 下手すると一生童貞!!

俺「やばいって! 医務室にすぐ――」

シャーリー「今は駄目!冷やしながらそっと衣服を……おい、ポケットナイフ、貸して!」

俺「ちょん切るのは嫌だあ!」

シャーリー「服を切るの! さ、貸して!」

サクサク  シャッ!

俺「(怖い……手を滑らせ   おお、おお! シャーリーのオッパイが!) 痛! あつつ……」

シャーリー「あと少しだから! お願い、我慢!」

俺「はいぃ!(コストエルゴスム!われは求め訴えたり!デカルト万歳!)」

シャーリー「ゆっくり剥いで見る。ああ、神様……」

俺「うん(げ 全部切られた・・・・・・)。あの、ねえ、ねえってば!」

シャーリー「ん? 痛い?」

俺「痛みは我慢できるけどさ、あのさ、それを取ったら、俺下半身だけすっぽんぽん――」

シャーリー「緊急事態です。恥ずかしいのと・・・…あとで後悔するのとどっちがいいの?」
742 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 16:53:21.67 ID:15bmHpUs0
支援、そしてもげてしまえ
743 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 16:55:12.54 ID:KNjIvMP9O
キてます支援
744 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 16:59:21.43 ID:J6j7PTAk0
支援
745 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 17:01:50.43 ID:wDznCu7a0
―― 全部取れた ふぇーぇ・・・…真っ赤だし
―――全部見られた! 俺だけ! なんか納得できないけど痛いから〜〜〜納得できぬ!
――――ネグリジェが濡れると凄い事になると知ったのは収穫だけど

俺「ね、シャーリー。君は着替えておいでよ、風邪引いちゃうぜ」

シャーリー「私のことなんていいから。お前のほうが大事だから・・・…クシュン」

俺「俺は大丈夫だよ。ね、頼むから乾いた服を着て――」

シャーリー「やだ! お前と一緒にいるって言ったでしょ。・・・…脱いじゃえばいいんだ、うん」

俺「駄目! 其れはだめ!」

シャーリー「どうして? 正直、寒いよ。濡れたのを脱いで、拭けば大丈夫だからさ」

俺「えっと、えー。正直に言うけど、今、そうなった姿のシャーリー見たら、俺死ぬ」

シャーリー「はい??」

俺「限界一杯一杯なの! だから、余り刺激しないでくれよ……」
オネガイシマス サッシテクダサシャァ ハリサケルトオモワレマス、ハイorz

シャーリー「・・・あっ!」

俺「有難うございますです」

シャーリー「じ、じゃあさ、お前の後ろで脱いで拭くよ。な?」

俺「うん、それなら大丈夫、多分」
746 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 17:07:03.34 ID:wDznCu7a0
俺「(バスタオルを巻いて、上にはシャツを羽織って医務室までいけばいいな。……誰にも見られたくねえ!)」

ぴと
シャーリー「ホントに御免ね・・・・・・」
――ぎゃー! 背中が! 背中に! 当たって――

シャーリー「お前も寒いよね。暖めてあげる・・・・・・」

俺「ぎゃああああああああああああああ!」

股間を押さえた俺が失神したのは五秒後であった。



綺麗に全周水ぶくれとなったイチモツに丁寧に包帯を巻きつつ軍医が笑ったのは部外秘。



御仕舞い。
747 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 17:08:36.89 ID:IKjyqYWc0
748 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 17:10:37.37 ID:wDznCu7a0
支援に感謝です。
749 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 17:13:52.29 ID:15bmHpUs0
乙!
750 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 17:17:50.15 ID:J6j7PTAk0
乙乙
751 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 17:26:34.44 ID:DTt785Hg0
保守
752 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 17:35:53.10 ID:J6j7PTAk0
753 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 17:53:31.17 ID:15bmHpUs0
保守
754 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 17:59:40.08 ID:0T5sPxmo0
755 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 18:05:57.36 ID:ETVn3cD10
756 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 18:13:05.95 ID:2QgoMlUX0
757 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 18:16:26.47 ID:BIrdjWTA0
758 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/24(火) 18:25:21.58 ID:lJoTYGWF0
759 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/24(火) 18:30:35.33 ID:Btg50MP/0
雪が降ってるの観るとムラムラするんだが俺だけだろうか
760 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 18:40:02.61 ID:exYgJKJO0
ほっしゅ
761 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 18:43:18.50 ID:J6j7PTAk0
酒保
762 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/01/24(火) 18:51:06.69 ID:KNjIvMP9O
煙草盆
763 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/01/24(火) 18:56:16.75 ID:Btg50MP/0
君って
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