以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 01:08:16.96 ID:9jfO2KvI0<> ストパン世界に俺を入れてイチャイチャしようずwwwwwwwwっていうスレ
!ー _
! !::,:.....-――-...、
!,..::´:::::::::::;::::::::::::::::::::ヽ.
. /::://::::::/::::::/!::::::::::::::::ヽ`!:::-..._
/::://::::::/::::::::/ !:::::::::!::::::!:ヽ ー--/
!:://:-―--::/ !:::::::::::!::::::!:::、 /
..!:::::::!`, - 、丶 !-―-、:::::!:::::!´
.!::::、´!丶 ノ ` , -、、::::!::::::! 妄想を垂れ流すのもよし
!:::/! ::::: 丶ノ !:::::! 初SSに挑戦してみるのもよし
.´ 、 ,―-... _ :::::: , !:::::! そこの貴方も書いてみたらいかがですか?
; _丶、::::::::::::ノ , ノ!/!:::::!
;; /、、:/`,-、- ヽ !:/ 12月5日は智子中尉の誕生日ですよ、皆さん!!
. /:/:、 ! /:::、-!
/:::::::/,....、:::::::::::、!丶
ヽ:::/:://! ! 、:::::::ノ:::::..、
`,´:::::::::::::::::::::`::::::::::::::::!
!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ
まとめwiki:ttp://www16.atwiki.jp/vip_witches/pages/1.html
避難所全般:ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/14336/ <>俺「ストライクウィッチーズですよ、皆さん!」
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2011/12/04(日) 01:08:51.61 ID:G/So/CQY0<> >>2なら>>3-1000に寿司奢る <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 01:08:51.87 ID:9jfO2KvI0<> 前スレ
俺「ストライクウィッチーズだろうぜ」
ttp://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1322888755/
避難所
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14336/1320294013/
雑スレ
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14336/1322150163/
wiki運営スレ
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14336/1316961776/
避難所運営スレ
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14336/1314193112/
強さ議論スレ
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14336/1299158886/
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2011/12/04(日) 01:09:26.76 ID:96jaP/Df0<> 落ちたんけ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 01:10:50.34 ID:9jfO2KvI0<> >>4
うむ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 01:12:17.98 ID:9jfO2KvI0<> (´・ω・`) n
⌒`γ´⌒`ヽ( E)
( .人 .人γ / ご覧のスレは
=(こ/こ/ `^´ 人と人との心の壁も破壊します
)に/こ( 壁殴り代行鰍ニ
l:::::::l .置 ss
け 置 ss ,ゝ::ノ .い
! ! .い (::::::::`ヽ て
て (::::::::::::::::l け
/::r=≠、、 ) ! !
⌒ヽ (:::::::::ヾ)___)从 ̄`ヽ 貴方の可能性を信じたい
___ノ (´ ̄`:::::::::::\´´ __∨,/´ 妖怪ss置いてけ(おとよひさ)
な >\!\:厂 ̄ /⌒ゞi!
あ ( /L...:::_ _//ィ⌒/' !
! ! ヽ..__/| `ー,、ヽニ《_/
(´厂| | / `T´/i
/⌒ヽ(⌒| l ヽ < < _.У .!
rfi \ \/// |
/| !! ` ー/ .// !
,. -‐==、、
,. ===、、 . i :::ト、
_,/ `ヾ´´`ヽ、 ゚ .l ウォトカ:::ト、\ 新ss ウラーーーー!
// COLA ::::/ :::::!===l :::|ス. ',
/./ .::::/トカ ::::l | __ ..... _::::|} ヽ l-、 万人の幸福を求める
. ,ィク ,'..__ .::::/ ::::l ウォl '´ `)'`ヽ ヾ;\ 同志達の提供でお送りします
/::{゙ ヽ、 ``丶、;/‐‐- 、::::l `'::┬‐--<_ } ./;:::::\
/::::::::! ,>---‐'゙ー- ...__)イ ,. -‐‐-、ト、 |l::ヽ /;';'★:::\
. /|:::★;';'\/} (ヽ、 _/| (´ _,.ィ!::ヽ. ヾー'´;';';';';';';';';:: /ヽ、
/ ,ノ:::;';';';';';';';';'/ /ヽ、二ニ-イ ヾT ¨´ ,/;';';::`、. \';';';';';';';';';';〈::... <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 01:13:47.61 ID:MG6jqqw20<> 乙 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 01:19:53.23 ID:KHHHJci30<> otu <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 01:25:46.80 ID:9jfO2KvI0<> 予約は1時半からだったよな? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 01:31:20.55 ID:6htZ9PIY0<> せやな <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 01:37:26.02 ID:6htZ9PIY0<> 保守 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 01:43:46.65 ID:9jfO2KvI0<> ありゃ? 予約は……? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 01:45:49.85 ID:kO3eDB7a0<> こないな <>
忍法帖【Lv=14,xxxPT】 <>sage<>2011/12/04(日) 01:49:31.80 ID:jOzskXIoO<> 1時前に落ちたの確認してふて寝余裕でしたパターン濃厚 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 01:53:45.77 ID:kO3eDB7a0<> 予約表
22:00〜
寝る <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 01:56:01.09 ID:9jfO2KvI0<> さっきテレビで芳佳ちゃんが喘いでたお <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 02:02:36.52 ID:9jfO2KvI0<> 予約の人がいないんだったら、せっかくスレ立てたから即興でもしようかな
投下したい人いたら言ってくれ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 02:14:26.19 ID:MG6jqqw20<> 即興マダー? <>
淫獣さん恋をする<>sage<>2011/12/04(日) 02:15:55.84 ID:9jfO2KvI0<> 誰もいないみたいみたいだから即興始めます
『淫獣さん恋をする』の即興短編です
今回は安価ではありません
前回はアレな話ですいませんでした……
酒飲んだ後なので、遅い&クオリティ低いのはご容赦ください
それでは、次から投下始めます
だいたい15分間隔くらいで投下したいと思っとります <>
淫獣さん恋をする<>sage<>2011/12/04(日) 02:26:17.13 ID:9jfO2KvI0<> 前回までのあらすじ
ハルカ「風邪引いちゃいました……」ゼェゼェ
俺「顔を赤らめるハルカ……」ハァハァ
ハルカ「……ンッ……」スゥスゥ
?「可愛らしい寝顔じゃないか……よし、眠り姫にお目覚めのキスを……」
?「よそ様には手を出すなっっていつも言ってるでしょ、エセ伯爵?」
ハルカ「えっ……誰か来たんですか……?」パチリッ
ニパ「伯爵は相変わらずだなぁ」
管野「けっ」
伯爵「やだなぁエディータ、キスくらいじゃ手を出した内には入らないよ」
ロスマン「アンタはそうやっていっつもいっつも……」
ハルカ「目を覚ましたら美少女に囲まれている。ここは天国ですか? 私死んじゃったんですか?」
俺「おっ、起きたかハルカ。502JFWの皆さんがお見舞いに来てくれたぞ」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 02:28:36.42 ID:p0EQK/w10<> 待ってた
支援 <>
淫獣さん恋をする<>sage<>2011/12/04(日) 02:35:56.06 ID:9jfO2KvI0<> ハルカ「あっ……この前会った……。え、えっと……私なんかのためにご足労していただいて、ありがとうございます」カァァ
伯爵「ウフフ……女の子が倒れたあっては、ボクが駆け付けないわけにはいかないからね」
ニパ「まったく……水臭いこと言わないでよ、ハルカ准尉」
管野「オレはニパと伯爵が行くって言うからついて来ただけだぜ」
ロスマン「私はこの娘達だけじゃ心配だから付き添いでね。でも、会えて光栄です、第507統合戦闘航空団エース、迫水ハルカ准尉」ニコッ
ハルカ「そんなっ……私はそんな大層な身分じゃなくてですね……!」ワタワタ
ロスマン「謙遜はなさらないでください」ニコニコ
俺「そうだぞーロリマピーコ先生がおっしゃってるように、称賛は素直に受け取る方が相手のためにもなるんだ」
ロスマン「ちょっと待ってください。俺少佐、今何と?」 <>
淫獣さん恋をする<>sage<>2011/12/04(日) 02:47:51.89 ID:9jfO2KvI0<> 俺「えっ……ああ、ロリマピーコ先生のことね。スマンスマン。ロリババアの貴方にぴったりの渾名だと思って陰でそう呼んでいたんだけど、つい口に出してしまった。ダハハッ!!」
ロスマン「ロリババ――!? …………俺少佐、ちょっとこちらに」
俺「何だい? 真昼間のしかも皆が見ているまえでだなんて、君も大胆だね」
ロスマン「いいからさっさと来なさい」グイッ
俺「はははっ! そう急かすなって!」
ハルカ「行っちゃいましたね……まさか、俺さんが浮気……?」ジワッ
伯爵「いや、エディータに限ってそれはないよ。何しろボクにゾッコンだからね」パチッ
管野「ねぇよ」
<えっ? ズボンを脱げ? こんな場所でなんて君も物好きだねぇ
ニパ「壁越しに聞こえてくるね」
<>
淫獣さん恋をする<>sage<>2011/12/04(日) 02:53:30.52 ID:9jfO2KvI0<> <ふむ、その指示棒を挿すと。なるほどそういうプレイか
<アナルをロリっ娘に責められるっていうのも、俺は大好物だよ
管野「おい、アナルって何だ?」
ハルカ「フフフ……アナルっていうのは、この世で智子中尉の次に美しいものですよぉ?」ワキワキ
伯爵「ウフフ……ナオちゃん、体で教えてあげるよ……」ワキワキ
管野「く、来るなっ! 手をワキワキさせるんじゃねぇ!!」ジリジリ
<へっ? アナルに挿すんじゃないの? それならどこに……
<前にも穴はある? まさか、女の子じゃないんだから。男には棒しか……
<……ってまさか……ちょっと待ってそれは無理だってそんな太いの入るわけないやめてそこはおしっkイグウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 03:01:00.31 ID:pJmwBp3M0<> 支援! <>
淫獣さん恋をする<>sage<>2011/12/04(日) 03:01:44.23 ID:9jfO2KvI0<> ガチャッ
ロスマン「ふぅ、久しぶりにスカッとしたわ」
伯爵「」
管野「」
ニパ「」
ハルカ「俺さんが……俺さんの俺さんが……」ガタガタ
ロスマン「どうしたのよ、皆。顔を真っ青にさせて」
伯爵「えっと……エディータ? いつも軽口を叩いてるけど、ボクはちゃんと君のことを尊敬しているからね?」
ニパ・管野「「もうストライカーは壊しません本当にごめんなさい」」
ロスマン「あら、今日は妙に殊勝ね。どうしたの?」
ハルカ「えっと……ロスマン……さん? 俺さんが失礼しました……。あの人にも悪気があったわけでは……」
ロスマン「大丈夫ですよ。確かにアレな人ですけど、尊敬出来る人だと思っていますから」
ハルカ「えっ……?」 <>
淫獣さん恋をする<>sage<>2011/12/04(日) 03:10:29.43 ID:9jfO2KvI0<> ロスマン「いつも世話になってますからね。本当にお忙しい中よく502基地に顔を出して、ナオちゃんや下原さんはもちろん、他の隊員の面倒も見てくれているんです」
ハルカ「へぇ……」
ロスマン「彼には、ベテランの私ですら教わることが多いんですよ?」ニコッ
ハルカ「さすが俺さん……」ボソッ
ロスマン「確かに、スケベで変態ですけど、優しくて気が利いて話しも面白くて……」
ハルカ「………」
ロスマン「時々、こんな人が恋人だったらなぁって思う時もあります」
ハルカ「えっ………」ジワ…
ロスマン「ウフフ……大丈夫よ、盗ったりしないから」ナデナデ
ハルカ「むぅ……」ジトーッ <>
淫獣さん恋をする<>sage<>2011/12/04(日) 03:18:03.19 ID:9jfO2KvI0<> ガチャッ
俺「おおぅ……股間がジンジンする……。しかし……こんなプレイもありかもしれないな……」ブツブツ
ハルカ「俺さんっ!」ダキッ
俺「おわっ!?」
ハルカ「俺さんはこっちの人にも受け入れてもらえているみたいですねっ! 私、安心しました!」キラキラ
俺「まぁ、世渡りは得意だからな」
ハルカ「でも……浮気は絶対に許しませんからね」ツネッ
俺「痛っ! そんなつもりは毛頭ないっての!」
ハルカ「えへへっ……絶対ですよ?」
ロスマン「あらあらうふふ」
伯爵「妬けちゃうなぁ」
ニパ「アツアツだね」
管野「けっ」
ハルカ「べーだ! 俺さんは私だけのものなんですからねっ!」
おわり <>
淫獣さん恋をする<>sage<>2011/12/04(日) 03:21:50.18 ID:9jfO2KvI0<> 以上です
チラ裏なんですが、この時間の俺の役職は陸海軍問わず欧州の扶桑ウィッチの教育を統括するという役職です けっこう偉いです
それでは、支援してくださった、読んでくださった方、ありがとうございました!! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 03:26:17.78 ID:pJmwBp3M0<> おつおつ <>
淫獣さん恋をする<>sage<>2011/12/04(日) 03:29:38.25 ID:9jfO2KvI0<> 後は皆に任せて俺達は寝よっか、ハルカ
酒飲んで体がダルイ……えっ? 膝枕してくれるの? じゃ、じゃあお言葉に甘えて…… <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 03:31:42.46 ID:9jfO2KvI0<> 名前欄ミスったああああああああああああああああああああああああああああ
スマヌ……スマヌ……! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 03:42:24.85 ID:jOzskXIoO<> 許してほしければ投下続行で <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 03:54:11.87 ID:MG6jqqw20<> 反省は形にしてもらわないとな <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 03:58:51.50 ID:jOzskXIoO<> 本当にすまないという気持ちがあるなら……出来るはずだ……っ!
たとえそれが肉を焼き骨を焦がす鉄板の上でも……!
賭博黙示録俺スレ
自分に責任持てない年齢の奴らはじゃがりこ食ってろ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 04:17:33.27 ID:E4hrEazo0<> 酒も飲めるしタバコも吸えるがまだまだ自分一人で責任を取りきれるとは言えないヒヨッ子です <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 04:22:26.93 ID:1yPqoU7F0<> 酒も飲めねぇタバコも吸えねぇ外に出たら深夜徘徊で補導されるヒヨッ子ですが、投下しておk? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 04:23:22.42 ID:9fWY6ndw0<> GOGO <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 04:28:30.48 ID:E4hrEazo0<> カマーン <>
夜中の短編<>sage<>2011/12/04(日) 04:34:34.45 ID:1yPqoU7F0<> ※地の文多め
※ルッキーニは私の中ではほんとはしっかりした子
ミーナ「ルッキーニ、あなた、そのコート着ていくの?ケーキとりにいくだけよね?」
ミーナ中佐が準備完了した私の姿を見て笑みを浮かべる。
ルッキーニ「だって、このコート着たいんだもん。クリスマス・イヴだからいいでしょ」
真っ白いフード付のコート。すっごくすごくかわいいの。
ついさっきシャーリーがくれたばかりの物。さっき彼氏さんと過ごすからってここを出るときに、クリスマスプレゼントだってくれたんだ。
もう見た瞬間に、一目惚れっていうくらい気に入ったんだよ。
シャーリーがくれるお洋服は、シンプルなんだけどかわいいものばかり。リベリオンで買ってきたものだからちょっと流行おくれかもってシャーリーは言ったけど、そんなこと全然ない。全部、ものすごく気に入ったんだ。
その中でもこのコートは別格。
目に入った瞬間、あまりにも嬉しすぎて言葉が出なかった。
だって、このコートがもしデパートとかで売っていても、ミーナ中佐は絶対に買ってくれなかったと思う。白は汚れやすいし、よそゆき用でどこにでも気軽に着ていくようなものじゃないから。
虫をとったり、外で遊ぶのが大好きな私にはあわないだろう。
真っ白でマントみたくなっていて、フードのところにふわふわのフェイクファーがついてるんだ。
シャーリー曰く、『一歩間違えるとてるてる坊主』だそうだけど、でも、本当にすごくすごくかわいい。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 04:40:08.08 ID:E4hrEazo0<> 支援支援 <>
夜中の短編<>sage<>2011/12/04(日) 04:41:40.74 ID:1yPqoU7F0<> ミーナ「デートじゃなくて残念ね」
デートというひびきにはあこがれるし、501の中にはもう彼氏がいる子もいたりするけど……シャーリーとか……でも、私には全然実感がわかない。
クリスマスだって、みんなでクリスマスメニューの豪華ディナーとケーキを食べて、それからプレゼント交換して……それだけで十分楽しみだから。
ルッキーニ「いいの。ルッキーニには俺兄ちゃんがいるもん。明日は俺お兄ちゃんとデートだもん」
五歳年上の俺お兄ちゃんは一六歳。部隊に唯一の男性のウィッチで、
毎日毎日訓練に励んでいるの。501の名に恥じぬエースになるんだって。
そのお兄ちゃんの訓練も、今日は午前中で終わり。だから練習終わった午後はロマーニャに連れて行ってもらう約束をしている。いろいろ買い物するんだ。
どのお店も、きっとツリーがいっぱいでキレイだとおもう。 <>
夜中の短編<>sage<>2011/12/04(日) 04:53:30.79 ID:1yPqoU7F0<> ミーナ「本当にルッキーニはお兄ちゃん子よね」
だって、ルッキーニ、お兄ちゃんが一番好きだもん。もうミーナ中佐なんて耳タコになってると思うから言わないけど。
芳佳はロッテの相棒のオレさんが好きなんだって。
でも私にはそういうのよくわからない。好きか嫌いかの二択で言えば、基地の大半の仲間は好きだと思う。でも、つきあうとかつきあわないとか、そういう対象じゃない。
グループデートっていうか、男の子も女の子も一緒に遊びに行ったりもするけれど、本当は私はお俺兄ちゃんとおでかけする方が好き。俺お兄ちゃんは休日も自主訓練ばかりだから滅多にそんなことできないけど……。
ルッキーニ「だって俺お兄ちゃんが一番かっこいいもん。だいたい、この齢から彼氏とデートなんて言ったら俺お兄ちゃん卒倒しちゃうよ」
お兄ちゃんよりかっこよくて優しい人なんていないもん。
ミーナ「そうねかもね……それに俺さんも絶対うるさいわよ」
私とミーナ中佐は共犯者みたいに視線を交わした。お兄ちゃんは、私にものすごく甘くて、それから超がつくくらい過保護だった。 <>
夜中の短編<>sage<>2011/12/04(日) 05:05:15.43 ID:1yPqoU7F0<>
ルッキーニ「いってきま〜す」
いってらっしゃいの声を背に聞いて、玄関の外に足を踏み出す。
まだ6時になったばかりなのに外はもうすっかり暗かった。
ほぉっと吐いた息が、夜の中でも白く映る。
頬を撫でたその風の冷たさに首をすくめた。
でも、お気に入りの白いミトンが風の入り込む袖口を、フェイクファーのイヤーマフが耳をしっかりと防寒していたから大丈夫。
ピカピカと点滅するライトに飾られた道を早足に急ぐ。
映画で見た外国のおうちみたく、最近、このへんの家の庭も12月になるとクリスマスデコレーションが盛んだ。
生垣にライトをからませているだけのシンプルなお庭もあれば、スノーマンやサンタの人形が飾られていたり、ミッキーやミニーのプレートが飾られたりしているお庭もある。
基地もももちろんミーナ中佐が率先してみんなで飾り付けをしていた。
駅前の賑やかな通りの方からジングルベルやクリスマスキャロルとかのいろんなクリスマスソングが聞こえていた。
音の震源地は、ケーキ屋さんとかハンバーガーショップ……きっとサンタの格好をしたアルバイトのお兄さんやお姉さんが店頭販売をしているに違いない。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 05:17:28.62 ID:E4hrEazo0<> 支援支援
女の子っぽい視点がいいな <>
夜中の短編>45その視点が難しいです<>sage<>2011/12/04(日) 05:22:19.74 ID:1yPqoU7F0<> ケーキを頼んだのは駅前からちょっと入ったとこの地元のケーキ屋さん。
百貨店で買う有名店のケーキもおいしいけど、私はここのケーキが一番好き。絶対に隠れた名店だと思う。特に苺ショートは絶品なの。
見た目は他のお店と変わらない苺ショートなのに、苺はちゃんと甘くてクリームは甘さ控えめでスポンジはしっとりとふわふわ。
その三つが重なると、もうほっぺた落ちそうなくらいおいしい苺ショートになるんだよ。
これまでいろんなお店の苺ショートを食べたけど、これよりおいしい苺ショートにはまだお目にかかった事がない。
甘いモノが苦手な俺お兄ちゃんだって、ここのケーキは大好きだもん。
弾んだ足取りで通い慣れた……でもいつもと様子の違う道を急ぐ。
駅前はちょうど電車が着いたばっかりだったのか人があふれていた。それもカップルが多い。あと、やっぱりケーキやお菓子の袋を抱えた人。
駅の横を通り抜けていこうとして、駅の掲示板板の文字に目がいった。雪が激しく、機関車が止まっているという。どうやら駅前にあふれている人々はその影響らしい。
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 05:29:27.30 ID:E4hrEazo0<> 支援
まあ視点云々よりとりあえず誤字脱字がちと多い気がしなくもないかなと思った
投下する前にいっぺん自分で読んでみると良いよ <>
夜中の短編>47推敲後、wikiに投下します。<>sage<>2011/12/04(日) 05:35:40.46 ID:1yPqoU7F0<> ??「あーっ、!機関車止まってるじゃん」
ちょっとだけ考え込んでしまった私の後ろで声がした。
振り向いたら、そこにいたのは軍服姿の集団。いろんな国の軍服が混じってた。ものすごく背の高い人もいれば、私より少し高いだけの人もいる。
みんな腰には銃、全身冬服の正装という格好で、少し近寄りがたい雰囲気をしていた。
(どこの部隊の人たちかな……)
お兄ちゃんの、扶桑の軍服を着ている人もいたし、スオムスの士官服の人もいた。
でもどこの部隊なのかな?実験部隊って感じじゃないし、10代から20代……ううん、もしかしたらもっと年上かもしれない人も混じってるし……なによりいろんな国の人が集まってるし…。
ルッキーニ「……あっ」
そんなことを思って、一人の背に501の文字を見た瞬間、小さく声が漏れた。思ったより声が響いたのか、数人の人が振り向く。
俺「ルッキーニ……」
そこに、兄と慕う俺お兄ちゃんがいた。
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 05:45:29.74 ID:E4hrEazo0<> 支援 <>
夜中の短編<>sage<>2011/12/04(日) 05:46:38.63 ID:1yPqoU7F0<> ルッキーニ「お兄ちゃんっ」
嬉しくなって、思わずお兄ちゃんに抱きつく。
俺「おまえ、何でこんなとこいるんだよ。もうこんなに暗いのに……」
やっぱりお兄ちゃんは過保護だ。でも、そんなところも優しくて大好き。
ルッキーニ「クリスマスのケーキ、取りにきたの」
俺「……こんな暗いのに一人で来たのか?みんなは?」
ルッキーニ「みんなお夕食のしたくしてるよ。ルッキーニが一人で取りにいってくるって言ったの」
だってクリスマスだし……よそのおうちのお庭のピカピカ見たかったし……って言ったら、まったくしょうがねえなと言ってお兄ちゃんは口元に笑みを浮かべた。
ちょっと困ったようなその表情がいつものお兄ちゃんだった。
一緒に帰れる?と聞いたら、当たり前だろと笑って、それから、くしゃっと頭をなでてくれた。
<>
夜中の短編<>sage<>2011/12/04(日) 05:56:09.66 ID:1yPqoU7F0<> ??「なあなあ、この子、俺の妹?」
急にのぞきこまれてびっくりした。お兄ちゃんのお友達らしい。
友「……すっげー、かわいー。あ、俺、友っていう、よろしくね」
その隣の金色の髪の人がにこっと笑った。わけがわからなかったけど、小さく頭を下げた。お兄ちゃんのお友達だから無視したらダメだし。
??「ねえ、ねえ、名前、何て言うの?」
端正な容姿の人がすごい人なつこい笑顔で笑う。目のところに泣きボクロがある。あ、たぶん、この人はおれさんだ。お兄ちゃんの話によく出てくる。お兄ちゃんの同僚で、女たらしで有名らしい。
ルッキーニ「あの……」
どうしようと思ったらお兄ちゃんがぐいっと私を腕の中に抱きこんだ。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 05:59:05.83 ID:E4hrEazo0<> 支援 <>
夜中の短編<>sage<>2011/12/04(日) 06:09:37.88 ID:1yPqoU7F0<> 私は部隊でいちばんちっちゃい。背が低いからお兄ちゃんの腕の中にはすっぽりとおさまってしまう。
俺「友、おれ、ウチの妹にちょっかいだしてんじゃねーよ」
友「えー、ずりーぞ俺、いいじゃん、紹介くらいしてくれたって」
おれ「そうだよ。そんなかわいい妹いるなんて聞いてなかったぞ」
俺「えーい、寄るな。おまえらになんか紹介できるか」
友「俺、横暴だぞ」
まるで子供みたいな言い争い。
??「おいお前達、いい加減にしろ」
落ち着いた、少し高い声がお兄ちゃんたちの間に割り込んだ。
俺「少佐…」
おれ「げっ……」
少佐「すまないね、部下が怯えさせたみたいで……」
少佐と呼ばれたその少女は少し腰をかがめ、私と同じ目の高さになってにこっと笑いかけた。
<>
夜中の短編<>sage<>2011/12/04(日) 06:18:52.35 ID:1yPqoU7F0<> ルッキーニ「別に、大丈夫です」
お兄ちゃんのコートをきゅっとつかんだままで、首を横に振った。
だって、別に怯えてたわけじゃない。初めて会うお兄ちゃんのお友達だったから、どうしていいかわからなかっただけ。
少佐?「えーと、ルッキーニちゃん?」
お兄ちゃんが呼んだ私の名前をちゃんと聞き留めたらしい。
ルッキーニ「はい」
少佐?「少佐といいます。お兄さんの上官です、よろしく」
ちょっと驚いた。だって、同僚とか部下だと思ったから。だってどうみたってお兄ちゃんより年上には見えない、華奢な女の子だ。でも、外見には見えない落ち着きようだった。
ルッキーニ「こちらこそ、お兄ちゃんをよろしくお願いします」
ぺこっと頭を下げた。知らない人には礼儀正しくしないとね。
少佐さんは確かお兄ちゃんの扶桑にいた頃の上官のはずだった。名前に聞き覚えがある。
ぷっと誰かが吹いた。
俺「……ルッキーニ、俺は少佐に面倒なんてみてもらってないって」
ルッキーニ「でも、一応、ご挨拶しとかないと」
そんなのいいんだよ。と、お兄ちゃんは肩をすくめて苦笑気味な表情で笑った。あ、今の、私の好きな笑い方だ。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2011/12/04(日) 06:20:26.31 ID:9fWY6ndw0<> しえん <>
夜中の短編<>sage<>2011/12/04(日) 06:26:45.63 ID:1yPqoU7F0<> 俺「……じゃあ、俺、帰るから。みんなも気をつけてな。東に5分ほど歩けばバス亭があるから、そっからでも帰りな。」
「おう」だとか「じゃあな」とか、それぞれにみんながリアクションを返す。
おれ「じゃあな、ルッキーニちゃん」
友「またね」
少佐「俺のこと、よろしくね。」
みんなが声をかけてくれたので、ちょっと嬉しかった。
ルッキーニ「どうもありがとう。……あの、えっと……メリー・クリスマス」
みんな、笑いながら、みんなメリークリスマスと言ってくれた。 <>
夜中の短編<>sage<>2011/12/04(日) 06:34:55.57 ID:1yPqoU7F0<> (……24……25……)
ルッキーニ「……ねえ、お兄ちゃん。今度、お兄ちゃんの友達の所に、連れてって」
お兄ちゃんの友達。どんな人なんだろう?じつは少し気になったり…主に少佐さんとお兄ちゃんの関係とか
ケーキの箱はお兄ちゃんが持ってくれた。重いバックを肩からかけてても、ケーキの袋を片手で持てるの。
(……26……27、28……)
だから私は手ぶら。あ、違う。右手はお兄ちゃんと手をつないでる。暇だから、駅からずっと目に付いたクリスマスリースの数を数えてみたりした。
俺「ダメ。俺、おまえ連れて行ったら心配で困っちまう。」
お兄ちゃんは本気でダメっていう顔をしていた。こういう時は何回言ってもダメなの。だけど、もう少しだけねばってみる。
ルッキーニ 「えー、でも、みんなまたねって言ってくれたよ」
俺「だーめ」
お兄ちゃんは、基本的に私に甘い。
ルッキーニ「いい子にしてるよ?」
俺「だめだって」
ほら、困った顔してる。 <>
夜中の短編<>sage<>2011/12/04(日) 06:44:29.84 ID:1yPqoU7F0<> ルッキーニ「邪魔なんてしないよ」
俺「なんのだよ」
もう一押し。
ルッキーニ「どうしてもダメ?」
上目づかいに見上げて首を傾げる。
俺「……だめだよ。その代わり、明日、ケーキおごってやるから我慢しろ」
ルッキーニ「わーい」
どこのケーキがいいかな?
クリスマスケーキは苺ショート系だから、チョコレートクリームがいいかな……でも、フルーツたっぷりのタルト系も捨て難いな〜。
俺「まだ、色気より食い気かよ……」
俺お兄ちゃんはちょっとだけ呆れたような、でも、どこか嬉しそうな顔で笑った。
「違うもん」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 06:44:30.72 ID:E4hrEazo0<> 支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 06:49:03.56 ID:9HTwosaB0<> しえん <>
夜中の短編<>sage<>2011/12/04(日) 06:54:05.68 ID:1yPqoU7F0<> だって、大事なのはケーキじゃないの。
喫茶店やケーキ屋さんで、お兄ちゃんと一緒に食べるのが大事なの。
本当のデートみたいでしょ。
だけど、そんなこと教えてあげない。
俺「何が違うんだよ」
ルッキーニ「な・い・しょ」
不思議そうに問うお兄ちゃんの目を見て、くすっと笑ってみせた。お兄ちゃんの目が丸くなる。
(……33っと……)
基地の玄関のリースでちょうど33個目。ゾロ目だ。ゾロ目って何かラッキーっぽい感じがする。
俺「ルッキーニ」
ルッキーニ「なぁに?」
振り向いたらお兄ちゃんが少し照れたような笑みを浮かべて言った。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 06:55:32.98 ID:xWkS6O580<> 支援 <>
夜中の短編<>sage<>2011/12/04(日) 07:03:12.71 ID:1yPqoU7F0<> 俺「その…新しいコート、似合ってる」
ルッキーニ「……えへへ。あのね、シャーリーからもらったの」
俺「シャーリーから?」
ルッキーニ「うん。シャーリーから、いっぱいお古のお洋服もらったんだ。」
俺「へえ……」
お兄ちゃんは優しく微笑む。
ルッキーニ「優しそうな人だったよ、彼氏さん」
俺「えっ!!?かっ…彼氏!!?」
にこにこ笑顔の素敵な人。でも、少し黒そうだったけど、それは言わないでおく。
それにしても、恋に疎いお兄ちゃんはやっぱり気づいてなかったのか……
ルッキーニ「うん。この間、お洋服くれたときに、一緒にきてたの。ロマーニャ近くの研究所の職員さんなんだって。」
俺「……………」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 07:05:04.56 ID:WggNevnd0<> へっ?彼氏? <>
夜中の短編>>64俺設定なのでお気になさらず<>sage<>2011/12/04(日) 07:10:39.93 ID:1yPqoU7F0<> 沈黙。ずいぶん驚いてるなぁ、お兄ちゃん。
共に音速を目指す二人は一緒に研究、実験をしているうちに…ってことなんだろう。
ルッキーニ「それでねそれでね!シャーリーのリベリオンの時の学校の先生だったんだって」
私はとっておきの情報を教えてあげた。
俺「えっ」
ルッキーニ「内緒でつきあってたのかな?お兄ちゃんも扶桑にいた時、学校の先生と付き合ってたりした?」
俺「……んなわけねーだろっ。ルッキーニ、お前も、整備兵のおっさんと付き合ってたりしないよな!!?」
……お兄ちゃんは急にすごく真剣な表情になる。
ルッキーニ「大丈夫だよ、ルッキーニ、あんまり年上すぎるのも好みじゃないし」
俺「そんなこと言ったって、ルッキーニはかわいいんだから……。相手が何考えてるかわかんないんだから充分注意するんだぞ」
世の中ロリコンってもんが溢れてるんだからなとお兄ちゃんは真面目な表情で言い諭す。お兄ちゃんはたいへん想像力がたくましい。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 07:15:02.90 ID:E4hrEazo0<> 支援 <>
夜中の短編>>64俺設定なのでお気になさらず<>sage<>2011/12/04(日) 07:19:10.06 ID:1yPqoU7F0<> ルッキーニ「大丈夫。ルッキーニの一番はお兄ちゃんだから……」
ねっ、と小さく首を傾けて笑って見せて、それからお兄ちゃんとつないでいた手を離して、玄関のドアを開けた。
ルッキーニ「ただいま〜」
宮藤「おかえりなさい。あれ、俺さん、どうかしましたか…?」
俺「……な、な、な、なんでもない」
顔赤いよ、お兄ちゃん。
私の一番はお兄ちゃんだけど、この分だとお兄ちゃんの一番も、まだまだ私のものみたい。
(……簡単には、渡したりしないもん)
そう。そこんじょそこらの女の子になんか渡したりしない。
くすりと私は心の中で笑みを漏らした。 <>
夜中の短編<>sage<>2011/12/04(日) 07:20:14.80 ID:1yPqoU7F0<> 支援、ありがとうございました。
夜中の短編と名乗りつつもなんやかんやで明朝の短編になってしましました。
批評、感想等ありましたらお願いします。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 07:27:38.94 ID:WggNevnd0<> 乙乙
俺設定って言ってもウチの姉の彼氏なんだから気になるぜ!! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 07:32:28.64 ID:NpN3UDlK0<> おはよう俺スレ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 07:33:59.24 ID:WggNevnd0<> おやすみなさいボイ…ボニンさん <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 07:47:41.34 ID:xXv/1WI50<> ほ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 07:54:10.95 ID:xWkS6O580<> ほ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 08:03:18.39 ID:uhmX9ogA0<> オハヨウ俺スレ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 08:23:14.08 ID:54ZstGpnO<> ほ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 08:29:12.19 ID:SPbmg8r20<> グリンダさんペロペロ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 08:40:04.56 ID:3STF/DUq0<> お <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 08:42:51.13 ID:3STF/DUq0<> 規制解除されてるな…… <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 08:56:21.74 ID:mTmImtdC0<> 捕 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 09:17:09.73 ID:Mrfvma3u0<> おはよう俺スレ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 09:18:57.27 ID:3STF/DUq0<> ほ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 09:19:05.40 ID:OxwIGWCG0<> おはようシャーリー
今日も頑張ろうね <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 09:34:38.42 ID:wvF+Y4hY0<> ほー・・・・しゅ。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 09:41:26.66 ID:OxwIGWCG0<> ほほ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 09:44:48.30 ID:f8X46AqNO<> 今度は落とさない <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 09:58:30.07 ID:OxwIGWCG0<> やらせはせん!やらせはせんぞぉぉっ! <>
忍法帖【Lv=4,xxxP】 <>sage<>2011/12/04(日) 10:03:11.64 ID:3STF/DUq0<> ほ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 10:05:39.05 ID:esKnMJIh0<> 24時半から予約しとこう <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 10:23:16.19 ID:wvF+Y4hY0<> 三度目の正直というやつだ・・・落とす物か。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 10:41:02.85 ID:mTmImtdC0<> 語尾に必ず。を付けるのは特徴的すぎてトラブルの元になるんじゃないか?一種の識別記号になる
保守 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 10:42:20.31 ID:jYrJB8FV0<> 今日の1930から予約 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 10:46:57.10 ID:mTmImtdC0<> 予約表
1930
2200
2430
訂正があったら教えて欲しいんダナ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 10:48:47.87 ID:9jfO2KvI0<> ふむ、今日は予約がいっぱいだな
ホクホク <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 11:00:06.08 ID:mTmImtdC0<> 捕 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 11:07:13.20 ID:KyDtqDkf0<> 手 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 11:13:33.47 ID:9jfO2KvI0<> 投 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 11:17:10.04 ID:KyDtqDkf0<> げ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 11:20:28.93 ID:9jfO2KvI0<> た <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 11:22:35.89 ID:KyDtqDkf0<> 俺 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 11:28:08.31 ID:MG6jqqw20<> 爆 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 11:29:33.23 ID:9jfO2KvI0<> 撃 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 11:34:01.25 ID:VWn9vdof0<> 保守 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 11:34:06.55 ID:mTmImtdC0<> 捕手投げた俺爆撃
か <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 11:36:23.57 ID:9jfO2KvI0<> フソージェット辺りを投げて、盗塁したランナーをカバーした野手もろとも木端微塵ダナ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 11:36:59.03 ID:KyDtqDkf0<> もはや野球以外の何か <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 11:39:06.61 ID:VWn9vdof0<> 保守投下いくぜえええええええええええええええ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 11:40:24.80 ID:KyDtqDkf0<> よろしくお願いしまああああああああああああっす <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2011/12/04(日) 11:40:40.63 ID:O5o1Z4HI0<> あらあらウェルカーム <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 11:44:35.97 ID:VWn9vdof0<>
〜格納庫〜
エイラ「サーニャって奴と友達になったゾ」
エイラ「大人しくて結構、かわいい奴ダナ」
エイラ「今日も会いに行こーっト」
整備士先輩「おい、てめえざけてんのか!?」
エイラ「お?」
整備士先輩「これやっとけって言ったでしょうがああああ!死ねやあああああああ!」ボカッ、ボカッ
僕「す、すいませんでした!」
整備士先輩「ったく、ちゃんとメモっとけよ」ペッ
僕「はい!」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 11:47:34.74 ID:9jfO2KvI0<> おっしゃああああああああ支援だああああああああああああああああ <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 11:50:36.47 ID:VWn9vdof0<>
整備士先輩「返事がいいだけじゃダメなんだよ。ゴミめが」
僕「は、はい、ごめんなさい……」
整備士先輩「声出せやぁあああああああああああああ!」
僕「は、はい!」
エイラ(お前がだめって言ったんじゃないカ……)
僕「えと……返事がいいだけじゃダメっと……」
エイラ(そんなんメモっても意味ネー!)
整備士先輩「なにやってんだあああああああああああ!!仕事しろやああああああああああああ!!!」
僕「は、はい!」ポロッ
エイラ「あっ」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 11:51:00.23 ID:KyDtqDkf0<> なんか泣きたくなってきた支援 <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 11:57:59.15 ID:VWn9vdof0<>
エイラ「馬鹿な奴ダナ。メモ帳落として行きやガッタ」ヒョイ
エイラ「今度、返してヤルカ」
〜翌日・格納庫〜
エイラ(さてとあいつは……?)
エイラ「お、いタ!」
エイラ「オーイ!」
僕「?あっ、こんにちは!ユーティライネン少――――――」
整備士先輩「おらあああああああああああああああああ!!!!」ドゴォッ!
僕「ぎゃっ」ズテッ
エイラ「えっ」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 12:00:42.08 ID:9jfO2KvI0<> 先輩バイオレンスすぎるだろうwwwwwww
支援 <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 12:04:59.31 ID:VWn9vdof0<>
整備士先輩「なぁにぃウィッチと会話してんじゃあああああ!!禁止だって言ったでしょおおおお!?」ゲシッ、ゲシッ
僕「す、すいませ―――――」
整備士先輩「整備長!整備っちょおおおおおおおおおおおおお!!」
整備長「うっせーなあ、なんだよ?」
整備士先輩「こいつウィッチに変態行為をしましたああああああ!」
僕「えっ!?」
エイラ「へっ」
整備長「まじかよ、めんどくさいことしやがって……」チッ…
僕「ま、まってください!僕は―――――」
整備士先輩「いいわけすんなあああああああ!!!」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 12:06:58.66 ID:KyDtqDkf0<> 501基地ってブラックだったんですね支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 12:08:17.20 ID:0SImtcLa0<> 彼がニイト君に見えてきた <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 12:10:09.78 ID:VWn9vdof0<>
〜執務室〜
ミーナ「クビで」
僕「」
エイラ(と、とんでもない事になっちゃたゾ……!)
ミーナ(やはり若い整備兵を入れたのはいけなかったわね……)
僕「……お、お世話に…………なり、まし―――――」
エイラ「待てヨッ!!」バァンッ!
ミーナ「!? ……エイラさん、部屋に入る時はノックしてからにしましょうね」
エイラ「勝手に話を進めないでくれヨ!」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 12:15:17.61 ID:SPbmg8r20<> クビ宣告か… 俺も2、3週間前に言われたよ
支援 <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 12:16:14.91 ID:VWn9vdof0<>
エイラ「わたしはそいつに痴漢行為されてないってノ!」
僕「!」
ミーナ「……本当に?」
エイラ「そうだヨ!わたしが声をかけたら、急に周りの整備兵達がこいつを痴漢に仕立て上げて……」
エイラ「大体、そういう事されたらぶん殴ってるッテ!」
僕「…………」
ミーナ「なるほど。じゃあ、声をかけたエイラさんに罰を与えます」
エイラ「えっ」
僕「!?」
ミーナ「懲罰房行きで」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 12:17:13.07 ID:KyDtqDkf0<> えっ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 12:19:11.05 ID:f8X46AqNO<> こ……れ……は……ひ……ど……い…… <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 12:20:09.94 ID:AdlBU8q+0<> こんなの絶対おかしいよ! <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 12:25:48.59 ID:VWn9vdof0<>
〜懲罰房〜
エイラ「ったく、なんでわたしがこんな目にあわなきゃいけないんだヨー」
エイラ「手帳渡そうとしただけじゃないカ」
エイラ「迷惑掛けた罰として手帳の中身見てヤルっ!シシシシシ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1938年5月19日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ペラッ
今日は父さんと母さんとお出かけをした。
楽しかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エイラ「なんダヨ。子供の日記カヨ」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 12:27:49.68 ID:rV1vdy9q0<> 何年前から使ってるんだ? 支援 <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 12:33:47.60 ID:VWn9vdof0<>
>>125この時に誕生日プレゼントでお父さんに買ってもらった。
でも忙しすぎて日記をつける暇が無く、不定期に書いているので
かなり日にちが開いてしまっている
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1938年5月21日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ペラッ
ネウロイの攻撃で僕らの国は滅んだ。
父さんが死んだ。僕らは生き残った。
母さんはちぎれた父さんの腕を抱いたままぼーっとしている。
腕を奪う時、とても嫌な匂いがした。
僕が母さんを守らなきゃ。しっかりしなきゃ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エイラ「」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 12:34:21.37 ID:9jfO2KvI0<> うわあああああああああああああああああああああ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 12:38:58.92 ID:KyDtqDkf0<> なんかゴッドファーザーのテーマが流れてきそうだな…支援 <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 12:40:07.18 ID:VWn9vdof0<>
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1939年7月25日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
明日はウィッチ試験。
この前、願書を出しに言った時、周りは女の人ばかりだった。
男で受けるのは僕だけなのだろうか?
周りの女の人に笑われたけど、負けない。
男だって強いんだぞ。
ウィッチになって父さんの仇を討つんだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エイラ「お、おお、かっこいいゾ!」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 12:41:00.60 ID:KyDtqDkf0<> でも今整備兵って事は… <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 12:46:29.94 ID:VWn9vdof0<>
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1939年7月26日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
試験に落ちた。
魔法力はあっても、ストライカーをずっと動かしたり、
シールドを張ったりできる量が僕にはなかったようだ。
魔法力がちょっとでもあれば大丈夫だと思ってた。
仇は一生討てないのかな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エイラ「審査員はダレダ!受からせろヨ!」 <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 12:52:01.95 ID:VWn9vdof0<>
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1939年7月28日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうして僕は男なんだろう。
男はどうしてこんなに弱いんだろう。
整備士になろう。
今の仕事をしながら、整備士になる勉強をしよう。
情けない男の僕も少しは役に立てるはずだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エイラ「ク、クビにならなくてよかっタ……」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 12:54:00.08 ID:9jfO2KvI0<> 頑張れ支援 <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 12:58:15.28 ID:VWn9vdof0<>
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1940年12月13日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
寒い。母さんに温かいご飯と毛布を買ってあげなきゃ。
お金はそれでなくなっちゃうけど。
ご飯食べるの我慢すればいいや。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エイラ「…………」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1940年12月17日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いつまでも喋らない母さんを殴ってしまった。
お医者さんが言うには父さんが死んで、
辛いから喋れないんだって。
僕だって辛いんだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エイラ「……この頃、なにしてたっケ」 <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 13:03:23.51 ID:VWn9vdof0<>
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1940年2月3日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
力が入らない。
仕事ができず、怒られてしまった。
殴られて、口の中が切れちゃった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エイラ「うぐぐ……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1940年2月5日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日も力が入らない。
仕事もろくにできなかった。でも先輩がごはんを食べさせてくれた。
明日、もっとお金が儲かる仕事を紹介してくれる約束をした。
今日はとてもいい日だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エイラ「おお!」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:04:28.74 ID:9jfO2KvI0<> 嫌な予感がする…… <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 13:08:36.58 ID:VWn9vdof0<>
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1940年2月8日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一昨日、先輩にお金をもらった。
殴られたり、チンコ舐めさせられたりした。
まだ気持ち悪い。
助けて父さん。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エイラ「…………」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:09:48.29 ID:KyDtqDkf0<> Oh…… <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:11:40.78 ID:rV1vdy9q0<> My…… <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:12:09.49 ID:xWkS6O580<> God…… <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:13:56.41 ID:AdlBU8q+0<> (゚×゚ )
( ゚×゚ ) <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 13:14:27.08 ID:VWn9vdof0<> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1941年9月19日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やっと整備士になれた。
でも母さんは褒めてくれない。
いつになったら母さんは喋れるようになるんだろう。
ぼくもう16歳になっちゃったよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エイラ「……褒めテ……ヤレヨ…………」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1941年9月21日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ストライカーは魔法力で動く。
それを充電式にし、どうにかして神経で操作できないだろうか?
そうすれば男の人でも飛べるし、神経で動かす義足なんて物も作れる。
無くなった両足が戻れば母さんも笑うはずだ。
これからはそれを目標に頑張ろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エイラ「( ;×;)」ブワッ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:15:23.51 ID:81lPuvHE0<> し、支援・・・ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:17:17.07 ID:9jfO2KvI0<> お、おぅ……支援 <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 13:18:16.49 ID:VWn9vdof0<>
バルクホルン「おい!」ガチャンッ!
エイラ「Σ(;×; )」ビクッ
バルクホルン「うおっ、なぜ泣いてる!?」
エイラ「!? な、泣いてねーヨッ!!」グジグジ
バルクホルン「……ミーナがもう出てもいいとの事だ」
エイラ「そ、そうカ……」グズッ…
エイラ「……あの整備士は?」
バルクホルン「ああ、クビになったよ」
エイラ「」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:19:46.61 ID:f8X46AqNO<> アンマリデアリマスー!!
支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:19:53.53 ID:KyDtqDkf0<> ああ…… <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 13:20:55.85 ID:VWn9vdof0<>
エイラ「ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
バルクホルン「うおおっ!?なんだ急に!」
エイラ「なんでクビにしたんだヨォォオオ!!」
バルクホルン「まあクビというより、転属だな。アフリカの基地に飛ばされるそうだ」
エイラ「あ、あふりかって……」
エイラ(喋れない上、両足の無い母親を連れて、遥か遠くへと引っ越ス……)
エイラ(引っ越し代と労力が半端ないじゃないカ!!)
エイラ「いますぐ戻セコラアアアアアアアアアアア!」
バルクホルン「……エイラ、それが上官に対する態度か?」
エイラ「あっ……( ;・×・)」 <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 13:23:59.71 ID:VWn9vdof0<>
エイラ「えっ、い、いや、そノっ……」
バルクホルン「どうやら相当、あの整備兵に肩入れしていたようだな……」ゴゴゴゴゴ…
エイラ(ま、まずいゾ、こ、このままじゃあいつだけじゃなくわたしマデ……)
エイラ「……ちょ」
バルクホルン「ちょ?」
エイラ「ちょっと待ってロ!!」ギュンッ!
バルクホルン「あっ!待てエイラ!まだ話はおわっとらんぞぉ!!」ダッ!
エイラ(不幸な整備兵ユルセ!お前の日記!シスコン式に書き換えるゾ!)パラパラパラパラ…
〜数分後〜
バルクホルン「ぜぇ、ぜぇ、こ、ここまでだエイラ……大人しく、来てもらおうか……」
エイラ(わたしの固有魔法が未来予知でよかッタ) <>
見守りエイラ やばい時間が…<>sage<>2011/12/04(日) 13:27:55.76 ID:VWn9vdof0<>
エイラ「その前にこれを見るんダナ」ビシッ!
バルクホルン「な、なんだ……それは?……手帳?」ゼェ…ゼェ…
エイラ「これを見てもアイツの転属を止めないって言うナラ……」
エイラ「大尉に”姉”を名乗る資格はナイッ!!」ドヤァッ!
バルクホルン「 ! ? 」
バルクホルン「…………」
エイラ(ドウダ……?)
バルクホルン「面白い。見せてみろ」バシッ!
エイラ(ヨッシャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!)
エイラ(あ、でも二ページしか書き換えてなナイ)
バルクホルン「…………」ペラッ
エイラ(ヤ、ヤベエエエエエエエエエエエエエエエ!)
エイラ(パラパラされタラ―――――――!)
エイラ(マザコンってバレチマウウウウウウウウウウウウウウウ!) <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:28:45.14 ID:rV1vdy9q0<> いや、書き換えんでも同情しちまうがな… <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 13:30:15.57 ID:VWn9vdof0<>
バルクホルン「…………」
エイラ(たのむっ!パラパラすんなヨ!)
バルクホルン「…………」ペラッ
エイラ(イヤアアアアアアアアア!それ以上めくっちゃダメダアアアアアアアアア!)
バルクホルン「…………」
エイラ(めくんなヨ!メクルナヨオオオオオ……!)
バルクホルン「」ピクッ
エイラ「ひいぃっ」 <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 13:33:24.50 ID:VWn9vdof0<>
___
.. ...≦..: ´ ̄ ̄ ミ ー ...、
/.:. イ´ ...:..:..:...:...:..:..:..:..:..:..:..:\
/ ...´ ....:..:..:..:..:..:..:..:..:..:...\:...`:...:...ヽ
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j/ / ./ / /.:. iハ ........ ∨ :ヽ’
′..:/ . ..:.:./:/../:/:... i:{:....:.. .丶:...:..∨....:.:ト{
/:/.:.:′:′/:/:./イ:.i..:..:|:|ヽ..:ヽ...::.. ..:...∨ .:.i
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i./|:/||..:匕ム孑=ミ}∧:..ハ孑テ.ミy:..:....::..i..:l}
|′i :|.:|{ .:.《 {ぅ.::リ ハ:| {ぅ..::ソ》、:. .:.:i!:.′ ブワッ
{ ∧{小..: |とう´ ....: } :...... `てう ∧:}.:/}ノ
{:.:.小 ′ /ィ介}/′
八/`∧ ___ 厶>/′
く斗込. ´ `’ /个ハ
//:.:厂 > . __ イ:./ }::.:..i
//..:./ ,斗i} {≧x |i::..:|
ノ' |:../´..:.:. {廴 冫..:...∨...ノ
,斗一ミ/..:.:.:.:.:.:乂 不 フ´ /≧z {≧ー 、
_,〃..:.:.:.:ノ ___V>' 《〈_シハ. ヽ、
i´...: 斗‐ ラ ̄ ̄/=z-...__  ̄` ∨ , {
}:.、:.. { \ / \≧z ._} 〃: 〈
|:.. \ヽ / 斗‐ヽ:.. / ..: i
{:.. `} , - _..z≦´ ̄ /:. .: |
》. ..:′ ,/ _.. ‐ _.. z≦´ i{: .: |
エイラ「えっ」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:33:47.15 ID:BrSu55ai0<> AAあったのか
支援 <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 13:36:12.62 ID:VWn9vdof0<>
バルクホルン「ま、まさかこんな、こんなにも……!」プルプル…
バルクホルン「お姉ぢゃんなんがのだべに……!」グスッ、グスッ…
エイラ(じ、自分の弟だと錯覚していやがル!?)ドーン
バルクホルン「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」ボッ!
エイラ「おわっ!?」
バルクホルン「今、行くぞっ……!」ギリギリギリ……!
バルクホルン「弟よおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」ドゥンッッ!
エイラ「…………」
エイラ(こ、固有魔法まで使って走ってっちゃたヨ……)ジメンガヘコンデル…
〜翌日・格納庫〜
僕「…………」キュッ、キュッ
エイラ(はぁ、よかっタ。アフリカに飛ばされなかったみたいダナ) <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:36:45.91 ID:KyDtqDkf0<> 支援
つまりどういうことだってばよ…? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:38:31.76 ID:rV1vdy9q0<> 最初の数ページでシスコンと断定したんだろう。お姉ちゃんならやりかねん <>
見守りエイラ >>156お姉ちゃんが一晩でやってくれました<>sage<>2011/12/04(日) 13:39:08.44 ID:VWn9vdof0<>
僕「……ふぅ」ゴトッ
エイラ(……ふふっ、今日もがんばれヨ)
整備士先輩「おいこらあああああああ!」
エイラ「!」
僕「あ、はい!なんでしょうか?」
整備士先輩「こっちのストライカーの整備もやっとけ」
エイラ「!?」
僕「え、でも、これって先輩の――――――」
エイラ(そうダヨ!なんであいつがやんなきゃいけないんダ!)
エイラ(あいつは忙しいんダゾ!) <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:39:16.42 ID:KyDtqDkf0<> なるほど さすがお姉ちゃんは今日もぶれないな <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 13:42:19.39 ID:VWn9vdof0<>
整備士先輩「買い出し頼まれちまったんだから仕方ねえだろーが!」
僕「買い出し?」
整備士先輩「そうだよ!じゃなきゃだれがてめえなんぞに担当のストライカーをいじらせるかってんだ!」
エイラ(なんだ、そういう事カ)
僕「す、すいません!ちゃんとやっときます!気をつけて!」
整備士先輩「おーう」
整備士先輩「さてとタバコ吸うか」
エイラ「!?」
整備士先輩「ちっくしょー、あんにゃろーめ。バルクホルン大尉にかばってもらったとかふざけてんのか」
整備士先輩「オレのダチとか普通に飛ばされてんのに、”ただしイケメンに限る”発動とかうざすぎだろ……」スパー
エイラ(あ、あんにゃろおおオオ……!) <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:44:32.31 ID:SPbmg8r20<> 支援 <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 13:44:59.59 ID:VWn9vdof0<>
整備士先輩「今日は徹底的に――――――ん?」
エイラ「?」
整備士先輩「」ガクッ
エイラ「!?」
バルクホルン「…………」ドドドドドドドド…
整備士先輩「」シーン…
バルクホルン「……よし死んだか」フッ…
エイラ(し、視線だけで殺しタ……)
バルクホルン「あのやらなくてもいい事を今すぐにでもやめさせたいが……」
僕「…………」セッセッ
バルクホルン「……会話ができないのなら仕方がないな」
バルクホルン「あいつがこれ以上不幸にならないよう私が見守ろう」
エイラ「…………」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:46:01.77 ID:KyDtqDkf0<> お姉ちゃん直死の魔眼持ってたんですね支援 <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 13:47:37.18 ID:VWn9vdof0<> エイラ(かっこいいナ大尉……)
エイラ(手帳は返せなかったけど……)
エイラ(あいつにはもう大尉がいるから大丈夫ダナ)
エイラ(よしっ!そうと決まればサーニャの所二――――――!)
僕「ん?」
バルクホルン「!?」
エイラ「!?」
エイラ(た、大尉とアイツの目が……)
バルクホルン(あ、合ってしまった……)
僕「…………」
僕「……ありがとうございます」ボソッ
バルクホルン「!?」
僕「」ペコッ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:48:41.46 ID:rV1vdy9q0<> サル大丈夫か? 支援 <>
見守りエイラ 二時に家でないと行けなくてこれで最後……<>sage<>2011/12/04(日) 13:53:44.28 ID:VWn9vdof0<>
バルクホルン「//////」ボンッ!
バルクホルン「」バタッ!
エイラ「…………」
僕「…………」カチャカチャカチャ…
エイラ「…………」チラッ
バルクホルン「」シュー…
エイラ「……あー」
エイラ「大尉にはムリダナ」
エイラ「こうなったらわたしが見守るしかないヨナー、仕方ないヨナー」
エイラ「…………」チラッ
僕「…………」セッセッ
エイラ「……ふふっ、今日だけダカンナー♪」
〜つづく〜 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:54:55.72 ID:KyDtqDkf0<> 乙乙! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:56:17.16 ID:9jfO2KvI0<> 乙!
ほほぅ……続くとな <>
見守りエイラ<>sage<>2011/12/04(日) 13:56:31.64 ID:VWn9vdof0<> 最後かけ足になっちゃった!ごめんなさい!
支援ありがとう! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 13:57:13.53 ID:81lPuvHE0<> 乙でした <>
忍法帖【Lv=14,xxxPT】 <>sage<>2011/12/04(日) 13:58:45.54 ID:xWkS6O580<> おつ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 14:01:19.51 ID:wvF+Y4hY0<> 乙!! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 14:08:09.49 ID:7ayWKs9c0<> ほ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 14:13:01.45 ID:SPbmg8r20<> 乙
エイラを抱きしめたい <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 14:18:34.99 ID:Fi8hJuB20<> 16時から予約入れるよ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 14:19:44.16 ID:KyDtqDkf0<> 今日は夕方も夜もホックホクだねサーニャん <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 14:20:23.43 ID:81lPuvHE0<> でしたら、それまでの間保守投下をしても構いませんか? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 14:20:49.46 ID:9jfO2KvI0<> 予約が増えたよ、やったねヘルマちゃん!
予約表
16:00〜
19:30〜
22:00〜
24:30〜 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 14:22:02.72 ID:KyDtqDkf0<> >>177
キャモーン <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 14:22:38.75 ID:wvF+Y4hY0<> >>177
派手に投下してもいいのよ? <>
衝撃波 ありがとうございます。では<>sage<>2011/12/04(日) 14:23:46.24 ID:81lPuvHE0<>
向かいの席に座り、悔しそうに歯軋りをする智子の恨めしい視線を一身に受ける俺は窓の外の景色に目を反らした。
窓越しに見える山々は所々にまだ紅色を残しているものもある。
自然の澄み切った空気を吸いながら山道を歩けば、さぞ清々しい気分になれるのだろうが、今の俺は眼前から注がれる鋭い眼差しに冷や汗を浮かべていた。
圭子「ねぇ、俺」
現実から逃避するかのように流れていく景色をぼんやりと見つめていると、隣に座る圭子が肩をつついて来た。
移した目線の先には膝の上に小さな弁当箱のようなものを置き、恥ずかしげに目を泳がせる圭子が、自分の袖をきゅっと掴んでいる。
一体何の用なのだろうかと首を傾げつつ、口を開く。
俺「どうした?」
圭子「そのっ……俺って卵焼きが好き、なのよね?」
俺「……まぁ」
目が無いほどではないが、好物の部類には入る。
よほどのゲテモノではない限り、基本的に俺は何でも食べる方だった。
唯一許せないのはシュールストレミングなるスオムスの缶入り食品である。
今でも興味本位で缶を開けてしまった当時の自分の浅はかな行動を思い出すだけで吐き気が込み上げてきてしまう。
あのような激臭を放つ食物を食べるのは今後の人生においてもう二度と無いだろう。
というか、断固として食べたくない。
スオムス人には悪いが、自身があれを食べ物として認めることは未来永劫来ないと断言できる。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 14:25:15.39 ID:5n8zGH/A0<> おはよう俺スレ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 14:27:36.00 ID:KyDtqDkf0<> 支援 <>
衝撃波 支援ありがとうございます<>sage<>2011/12/04(日) 14:29:50.74 ID:81lPuvHE0<>
圭子「そのね? 余分に作ってきちゃったから……食べ切れなくて。もし、よかったら……食べてくれない?」
俺「……良いのか?」
圭子「このまま放っておくのも勿体無いし……その、あなたに……食べて欲しくて」
俺「……まぁ。そういうことなら遠慮なく食べさせてもらうよ」
智子「ッ!!」
武子「智子、車内では静かにしなさい。気持ちは、わかるけど……」
最後のほうになると声が尻すぼみになったため、上手く聞き取れなかったが他人の好意を無碍にするわけにもいかず、俺は差し出された弁当箱を受け取った。
途端に智子から突き刺される怨嗟に満ちた眼勢が一層強烈なものへと変化し、俺は反射的に身震いしてしまう。
そんな智子の頭に彼女の隣に座る武子が手を置くも、その武子でさえどこか不機嫌そうに頬を膨らませ、じっとりとした目つきでこちらを見つめているのだ。
一体何が二人の機嫌をそこまで損ねているのだろう。
その原因が自分にあると露とも知らない俺は他人事のように考えながら身を屈めた。
<>
衝撃波<>sage<>2011/12/04(日) 14:35:39.55 ID:81lPuvHE0<>
俺「えっと……箸、箸」
何とも居た堪れない気分を味わいながら足元に置いてある鞄に手を入れて箸を探すも、中々出てこない。
ちゃんと食べ終わったときに弁当箱と一緒に入れたはずなんだけどなぁと考えている内に膝の上に乗る弁当箱の感触が消える。
何事かと圭子のほうへ顔を向けると、ほんのりと頬を染めた彼女は自分の箸で弁当箱の隅に残っていた卵焼きを器用につまむと、
圭子「あ、あ……ん」
俺「っ!?」
今にも消えてしまいそうな声を洩らし、卵焼きをつまんだ箸を俺の口元に向かって差し出してきた。
本人自身もよほど恥ずかしいのか箸を握る手がぷるぷると震え、瞼はきつく閉ざされている。
目を閉じるほど恥ずかしいならば、大人しく箸を渡してくれればいいものを。
俺「あー……ん」
智子「ッッッッッッ!!!???」
武子「智子……ッ! 落ち着きなさい……落ち着くのよ……!!!」
<>
衝撃波<>sage<>2011/12/04(日) 14:41:39.30 ID:81lPuvHE0<>
震える箸の先端に顔を近づけ、口を開き、卵焼きを咀嚼する。
直後、智子が地団太を踏み始めた。
あまりの音量に彼女のほうへ目線を向けると瞳に僅かな涙を溜め、こちらを睨みつけているではないか。
一方で智子を制止する武子ではあったが、彼女自身も悔しそうに唇を噛み、黙って非難めいた視線を送ってきている。
何が何だか、よく分からないがどうやら自分は彼女たちの気分を害してしまったらしい。
黒江「ぐぎぎ……!!」
俺「ご、ごめんなさい……」
敏子「あんたたち。せっかくの旅行なんだから騒ぎを起こさないの。いいわね?」
通路を挟んだ隣の座席に座って、それまでのやり取りを傍観していた敏子が同じように歯軋りする綾香の頭に手を置きながら釘を刺した。
表情こそ笑顔ではあるものの、有無を言わさぬ圧倒的なる圧力に分が悪いと察したのか、智子たちはしゅんと身を小さく縮こませる。
俺「(温泉、か。楽しみだなぁ……)」
再び窓の外の景色に視線を戻す俺が、空を眺めながら胸中でぽつりと呟いた。
事の発端は一週間前まで遡る。
夕食を終えた自分たちに突然部隊長である敏子が部隊全員で休みを取って温泉にいくと言い出したのだ。
初めの内は何を言い出すんだと思っていた俺ではあったが、敏子が言うには休暇の際に市街地の福引で見事に一等である温泉の招待券を六人分も引き当ててきたらしい。
その後は各自がスケジュール調整に奔走し、今日になってようやく部隊全員の休暇が重なり、こうして列車に揺られているのである。
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 14:44:29.78 ID:SPbmg8r20<> 支援でございまーす <>
衝撃波 支援ありがとうございます<>sage<>2011/12/04(日) 14:47:27.36 ID:81lPuvHE0<>
圭子「俺。卵焼きは……どうだった?」
俺「あぁ、美味しかったよ。ごちそうさん」
俺が正直な感想を述べた。
絶妙な焼き加減なだけあってか卵もふっくらとしており、味の加減も申し分ない。
それにしても、あまりにも自分好みの味だったので驚きはしたが、きっと自分の味覚と圭子の味覚が近いのだろうと解釈した。
圭子「えぇ……!!」
智子「……ぐすん。俺の、ばか……」
武子「よしよし」
俺の言葉に圭子が満面の笑みを浮かべて返す光景を見せ付けられ、目尻を拭う智子の頭を武子が撫でた。
智子の子守役という部隊内での役割もあながち間違いではないのかもしれない。
綾香「くそぅ……私だって。私だって」
敏子「ごほん! はいはい。そろそろ駅に到着するから、その位にしておきなさい」
何とか理性を働かせようと、ぷるぷると全身を小刻みに揺らす綾香を尻目に目的の駅が近づいたことを告げるアナウンスが車内に流れ、敏子が席から立ち上がって手を鳴らした。
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 14:49:02.99 ID:wvF+Y4hY0<> キャー衝撃波サーン!!支援。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 14:51:39.07 ID:mTmImtdC0<> 支援
戦前の鉄道車両で放送設備があるということはかなりの優等列車ダナ…羨まし <>
衝撃波 支援ありがとうございます<>sage<>2011/12/04(日) 14:52:46.73 ID:81lPuvHE0<>
今日という日を穴拭智子は心の底から待ち望んでいた。
いつぞや武子の誕生日プレゼントを選びに行った俺に付き添った際には逃してしまったが、よもやこのような形で好機が巡ってこようとは。
温泉旅行という非日常を利用し、密かに慕い続ける俺との距離を一気に縮めようと胸を膨らませていただけに、思い通りに事が運ばぬ現実を突きつけられ今日の彼女は荒れに荒れていた。
俺「お、重い……なんで俺が。みんなの荷物……持たなきゃ、いけないんだ……?」
敏子「男の子でしょ? それぐらいはしなさい」
俺「ちくしょう」
智子「ふんっ!」
と鼻を鳴らし後ろで全員分の荷物を背負わされる俺など眼もくれず、足早に目的地である旅館へと歩き続ける。
せっかくの温泉旅行だというのにくじ引きでは俺の席を圭子に奪われ、挙句の果てには卵焼きをあんな形で食べさせるだなんて。
智子「(俺も俺よ。あんなにデレデレして……)」
後ろを振り向けば、俺の隣を歩く圭子が彼の額に浮かぶ大粒の汗をハンカチで拭っている最中だった。
季節は十二月に入り、すっかりと冬に移り変わっているが、全員分の荷物を持たされここ十数分は休みも無しに歩かされているため汗が出ても何ら不思議ではない。
甲斐甲斐しく頬や首筋を拭われている俺の姿を見て、智子は再び不機嫌そうに鼻を鳴らすのだった。 <>
衝撃波<>sage<>2011/12/04(日) 14:58:16.05 ID:81lPuvHE0<>
俺「あぁぁぁぁ……つかれたぁ」
部屋に通された俺が荷物を放り出して、畳みの上に身を投げた。
あれほどまでの重量を背負ったのはいつ以来だろうかと考えながら手足を伸ばすと、肩と腰から鈍い痛みが生まれ、思わず顔をしかめる。
たしかに自分が男ではあるが、休憩を入れてくれてもいいではないか。
俺「こうなったら」
敏子から聞かされた話によると今日は自分たち以外の宿泊客はいないらしい。
つまり事実上の貸し切り状態ということになり、他の宿泊客に気兼ねすることなく動くことも出来るというわけである。
俺「ぎゃふんと言わせてやる」
このままでは気が済まない。
自分を荷物持ちにしたことを後悔させてやる。
そう意気込んだ俺は着替えと浴衣、その他洗面用具を手にし、部屋を飛び出して大浴場のほうへと駆けて行った。
地上の楽園をこの目に焼き付けるために。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 15:00:19.62 ID:mTmImtdC0<> おいwwww
支援 <>
衝撃波<>sage<>2011/12/04(日) 15:04:14.85 ID:81lPuvHE0<>
温泉の湯から立ち昇る湯気が僅かに景色を覆う中、一糸纏わぬ姿となった女性陣が目の前に広がる巨大な露天風呂に感嘆の吐息を零した。
覗き対策からか、柵は高めに作られているとはいえ豊かな自然の景色を損なわぬようバランスが取られている。
智子「わぁぁぁ!! すごい! すごいわ!!!」
武子「智子、あんまり走り回っちゃ転んじゃうわよ。背中流してあげるから、こっちに来なさい」
無邪気な笑みを浮かべて子供のように走り回る智子の姿に苦笑いを浮かべる武子が彼女に手招きをする。
隣では同じような笑みを作る圭子が大きく伸びをした。
部隊内では隊長である敏子に次ぐ年齢なため発育も他の三人と比べて恵まれており、背を伸ばした際に形の良い双丘がぷるんと上下に動く。
黒江「温泉か。手足を思う存分伸ばしたまま湯に浸かれる」
敏子「あんたたち! ちゃんと入る前に身体を洗いなさいよぉ!!」
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2011/12/04(日) 15:08:21.74 ID:O5o1Z4HI0<> しえーん <>
衝撃波 >>193、195支援ありがとうございます<>sage<>2011/12/04(日) 15:10:12.05 ID:81lPuvHE0<>
女性陣が女湯で姦しい会話を楽しんでいるところに同じく、誰もいない男湯に入ってきた俺は足音を立てないよう敷居の役割を果たす柵に向かって歩き出す。
俺「ごくり」
この向こうに地上の楽園が広がっているのだと思うと、生唾を飲み込まずにはいられなかった。
普段は巫女衣装や陸軍の制服に包まれている彼女らの瑞々しい裸体を拝めることが出来る。
仲間の裸を覗くという背徳感が俺の煩悩を昂ぶらせた。
再び唾を飲み込んだ俺が柵に手を添え、体重を傾ける。
軋む音が一切立たないことから、新品に取り替えたか。それとも頑丈な造りとなっているのか。
どちらにせよ、力を入れても物音が立たないというのは好都合であった。
俺「よし。いくぞ」
溝や凸部分に手をかけ器用に柵を登っていく。
子供のころの木登りの経験がこんな形で活かされるとはと思いつつ、見つからないよう身長に顔を出した俺が息を飲み込んだ。
湯煙で視界が覆われているかという予想は見事に裏切られ、彼の視界に無防備な裸身を晒す智子たちの姿が入り込む。
俺「おぉぉ……おぉぉぉ……!!!」
<>
衝撃波<>sage<>2011/12/04(日) 15:16:11.03 ID:81lPuvHE0<>
まずは智子。
部隊内で最年少だけあってか身体つきは未発達ではあるが小ぶりなヒップには、そそられるものがある。
また、湯で濡れた黒髪が白い背中に張り付く後姿が何とも言えない扇情さを醸し出しており、今後の成長に期待が出来た。
次に武子。
全身に付着する石鹸の泡を桶に溜め込んだ湯で流す姿がやたら艶かしい。
日頃、制服の下から自己主張する胸は外気に晒され、その均整の取れた姿を見せつける。
黒江は日々剣の鍛錬を欠かさないだけあってか、腰周りに一切の無駄がないがそこには女性特有のしなやかさと柔らかさが確かに存在していた。
更に、腹部には愛らしいおへそが姿を覗かせている。
圭子だが、やはり他の三人と比べて年長なためか肉付きがよく胸、腰、ヒップと申し分ない破壊力を秘めていた。
特筆すべきは太ももであろう。
これもまた、軍人としての訓練の賜物なのか贅肉といったものはないが、その肉感的な柔らかさは乳房や臀部以上もの情欲を男に与えてくれるに違いない。
そして、最後に敏子である。
もはや彼女に関して言うことは何も無い。
年相応に発育した彼女の肉体は大人の色気をむんむんと放っており、既に全身が凶器と化していた。
湯によって艶やかな光沢を帯びる全身が俺の息遣いを荒いものへと変えていく。
<>
衝撃波<>sage<>2011/12/04(日) 15:22:39.40 ID:81lPuvHE0<>
俺「よし、撤収」
これこそが最後のエデンという奴なのだろう。
胸中でそう呟きながら俺が柵から飛び降り、何事も無かったかのような顔で身体を洗い始めた。
本当ならばもっと拝んでいたかったが、欲を出しすぎれば破滅するというこの世の理を悟っていた彼は後ろ髪を引かれる思いを味わいつつも吐息を零す。
このあとに地獄が待っているとも知らずに。
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 15:22:51.90 ID:9jfO2KvI0<> ハルカ「そうですよね。智子中尉のお尻は素晴らしいです」
支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 15:26:22.83 ID:O5o1Z4HI0<> あばばば支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 15:27:42.53 ID:81lPuvHE0<>
少し早いですが区切りが良いので、この辺りで切らせて頂きます。
ここまで読んでくださった方々、支援をしてくださった方々。
本当にありがとうございました。
それでは失礼します。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 15:30:07.11 ID:pJmwBp3M0<> 乙! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 15:30:40.96 ID:9jfO2KvI0<> 乙!
続き待ってるよ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 15:31:16.41 ID:KyDtqDkf0<> 乙乙 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 15:36:54.44 ID:OxwIGWCG0<> 乙
この後マッスルなおじ様達が集団で入ってくるのか <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 15:37:43.53 ID:f8X46AqNO<> なんという生殺しwww
乙!!
次も宜しく頼みます! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 15:44:13.60 ID:NpN3UDlK0<> ほしゅ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 15:45:27.31 ID:wvF+Y4hY0<> 乙乙ー。さてはてどうなる事やら。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 15:48:28.84 ID:9jfO2KvI0<> テスト
,,, -―、- 、
/== ''¬_ヽ: : : .
/ \: : : : :.', 保守目安である
ノ;= 、ー`: : : : : : :| Britannia expects that every man will do his duty.
. /, ヽ: : : : : : : :|
〈 ' ィ'´ ̄` ヽ: : :_.: : : :| 平日 休日
/ 赱ァ = Yィ、ヽ.: :| 19:00〜0:00 5分以内 5分以内
/ `ー '´ ト 〉} l: :/ 0:00〜2:00 15分以内 10分以内
ゝ }ゝ、 イ >/,ノ:/ 2:00〜4:00 25分以内 20分以内
〈 _ _, `T l| イ::,' 4:00〜9:00 45分以内 40分以内
L_ / / /' / └| 9:00〜17:00 20分以内 15分以内
/ / ' イ / -‐i 17:00〜19:00 10分以内 10分以内
ヽ_ -‐' ,. -‐ /:::\
〉-‐ ´ /:::::::::::::::\
/lヽ、 /:::::::::::::::::::::::::::\
,...:;':´`Y' ヽ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. ,..::'::::;:代_ソ 〆::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.::'::::::::::/ 介 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::/ /|/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 15:53:13.14 ID:KyDtqDkf0<> 首相!首相じゃないか! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 15:56:34.09 ID:VWn9vdof0<> ただいま俺スレ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 15:58:12.05 ID:SPbmg8r20<> >>211
ペロペロ
衝撃波さん乙
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 16:02:09.25 ID:3STF/DUq0<> そろそろか? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 16:02:12.18 ID:VWn9vdof0<> 衝撃波さん乙
16時のヒトマダー? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 16:04:08.28 ID:7ayWKs9c0<> そろそろだな <>
命の道標<>sage<>2011/12/04(日) 16:07:04.83 ID:Fi8hJuB20<> この時間だし間は若干空き気味で
次からはじめます <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 16:09:30.89 ID:3STF/DUq0<> 支援支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 16:12:41.98 ID:7ayWKs9c0<> 待ってたぜ
支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 16:12:59.52 ID:5n8zGH/A0<> 支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 16:14:30.95 ID:pJmwBp3M0<> 支援 <>
命の道標<>sage<>2011/12/04(日) 16:15:13.82 ID:Fi8hJuB20<> 俺「うーん…・・・」
宮藤「俺さんさっきからずーっと唸ってばかりいますけどどこか痛むんですか?」
俺「すまない芳佳、考え事をしてた」
宮藤「考え事にしてはずいぶんと悩んでるみたいですけど……」
俺「芳佳、もし芳佳なら人質になっている大切な人が2人居るとする。例えば美緒とリーネにしようか、芳佳が助けられるのはどちらか一人、芳佳ならどうする?」
宮藤「私ならですか?」
俺「そう。芳佳ならどっちを助ける?」
宮藤「私なら……」
俺「事前に言っておくと両方助ける。ウィッチに不可能はない。というのはダメだからね?」
宮藤「うー……俺さんのいじわる」 <>
命の道標<>sage<>2011/12/04(日) 16:22:01.91 ID:Fi8hJuB20<> 俺「仕方ないだろ?私は今まさにそんな状況に立たされそうになっていてどうするべきなのか、どちらを助けるべきなのかを考えてる真っ最中なんだよ」
宮藤「そうだったんですか。だけど私の答えは決まってます!」
俺「芳佳ならどうする?」
宮藤「やっぱり私はギリギリまで両方助ける方法を探します。俺さんが何て言おうとウィッチに不可能はありません」
俺「……」
宮藤「俺さん?やっぱりこの答えはダメですよね」
俺「いや……実際両方助ける方法も無くは無いんだ。ただしそれをやろうと思うとなるとね」
宮藤「また何か問題が起こるんですか?」
俺「まあね……どんな問題が起こるかはいえないけれど。少なくともこの方法をとると少なくとも3人くらいは泣いてしまう人が出てしまうんだ」
宮藤「俺さん、私に良い考えがあります!」
俺「今度はなんだい?」
宮藤「一人で2人を助けようとしなければいいんです。12人でその2人を助けちゃえばいいんですよ。あ、坂本さんとリーネちゃんを引いたら10人ででしたね、えへへ」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 16:25:28.54 ID:4ToTUBGs0<> 支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 16:28:15.81 ID:7ayWKs9c0<> 支援 <>
命の道標<>sage<>2011/12/04(日) 16:29:15.55 ID:Fi8hJuB20<> 俺「……」
宮藤「俺さん良い考えじゃないですか?これならきっと問題なく2人を助けられます」
俺「……」
宮藤「俺さんどうしちゃったんですか……?」
俺「すまない芳佳、少し一人で考えたいことができてしまったんだ」
宮藤「あっわかりました。治療を早く終わらせますね」
俺「すまないね……」
*俺部屋
ポチ「ご主人様、どうするんですか?美緒さんと芳佳さんどっちを助けるつもりです?」
ピーコ「あの子も言っていたじゃない、両方助けちゃえばいいのよ」
俺「両方助けられたらどんなに楽か……」
ピーコ「いけるでしょ。10人がかりで助ければいいじゃないの。あんた一人で全部やろうと思ってるんじゃないわよ」 <>
命の道標<>sage<>2011/12/04(日) 16:36:04.88 ID:Fi8hJuB20<> 俺「黙れ。みんなの協力を得られたらどれほど楽かなんて私にもわかっている!協力を得られるなら最初から考え事なんてしない!」
ポチ「ご主人様一体どんな状況でどんな事をしようとしているんです?」
俺「オペレーションマルス終盤に起こるはずのことだ……美緒はネウロイに捕らえられ、芳佳は美緒を助ける為に自分の魔法力を全て使い果たす…・・・」
ポチ「両方とも助からないんですか?」
俺「助かるよ美緒も芳佳も。だけど芳佳の魔法力が無くなるのが問題なんだ」
ピーコ「確かにそれは不味いわね。扶桑の守り神として祭りあげられなくなる、これは大きな損失……いえ今までの準備が全て水の泡」
俺「さすが姉さんの使い魔だけはある。知っているみたいだね」
ピーコ「あんたこそまだ扶桑のことを考えてるとは思わなかったわよ?」
俺「一応これでもね……」
ピーコ「それならもう最初から決まっているようなものじゃない。美緒は諦めなさい」
ポチ「ご主人様、美緒さんの事を忘れられないかもしれませんが決断はいつかは必要です」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 16:36:41.65 ID:3STF/DUq0<> しえーん <>
命の道標<>sage<>2011/12/04(日) 16:40:44.43 ID:Fi8hJuB20<> 俺「もう一つ方法がなくもない」
ポチ「まさか……」
俺「そのまさかだよ、ポチ」
ポチ「本気ですか?」
俺「本気も本気。遅かれ早かれ私は死から逃げられはしない。それならこのときに……」
ポチ「お姉さまをはじめご家族、国民達が悲しみますよ?」
俺「かもしれないけど英雄として祀られるのも悪くはないかなってね?」
*庭?
坂本「999……1000……」
俺「やあ美緒、訓練にせいがでるね」
坂本「俺か。何をしに着たんだ?」
俺「特に何しに来たわけじゃないんだ。ただね美緒の顔を見ておきたかったんだ」 <>
命の道標<>sage<>2011/12/04(日) 16:46:26.61 ID:Fi8hJuB20<> 坂本「私の顔をか?」
俺「うん。今の内に忘れないように脳裏に刷り込んでおかないと」
坂本「何をばかばかしい、まるで死ぬ直前みたいな事を言うな。まだ猶予はあるんだろ?」
俺「無くは無いかな?」
坂本「はっきりとしない奴だな……」
俺「私がはっきりしない男ってことは美緒だって重々承知してるだろ?」
坂本「確かに違いない」
俺「なあ美緒……」
坂本「何だ?」
俺「 」
坂本「!?」 <>
命の道標<>sage<>2011/12/04(日) 16:48:57.47 ID:Fi8hJuB20<> ヘルプコールがあったのでこれで中断
支援ありがとう <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 16:49:33.28 ID:5n8zGH/A0<> 乙乙 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 16:50:30.36 ID:7ayWKs9c0<> おつー <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 16:50:30.85 ID:xXv/1WI50<> 乙! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 16:51:12.07 ID:pJJhTPvP0<> おつおつ
続き待ってる <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 16:52:32.71 ID:NpN3UDlK0<> 乙乙乙 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 16:54:18.69 ID:xWkS6O580<> 乙 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 16:57:22.83 ID:u9CCbhhn0<> 乙
坂の上の雲が今日からまた始まるよ、もっさん <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 16:58:59.39 ID:3STF/DUq0<> おつ〜 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 17:02:59.22 ID:xW624rFK0<> 乙保守 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 17:05:35.19 ID:z2YkOew40<> ただいま俺スレ!
そして道標さん乙
坂の上の雲三部開始が待ち遠しいねシャーリー <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 17:06:20.43 ID:NpN3UDlK0<> 坂の上の雲は今日からだったか <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 17:09:12.31 ID:3STF/DUq0<> 坂の上の雲は7時半からだっけ? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 17:13:11.98 ID:z2YkOew40<> >>242
yes <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 17:13:58.21 ID:xXv/1WI50<> 今って予約ないよな・・・
保守投下よろしいか? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 17:24:24.47 ID:rV1vdy9q0<> ステンバーイ…CoD4買おうかな <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 17:24:39.73 ID:3STF/DUq0<> あぶねぇ保守
>>244保守する気あんのかよ・・・ <>
更正試練を受ける俺<>sage<>2011/12/04(日) 17:25:15.32 ID:xXv/1WI50<> 準備も出来たし始めます
>>246ゴメン遅れた <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 17:26:11.88 ID:K8KWgx0h0<> 急に人がいなくなる、もとい特定の書き手の時だけ人が集まるんだから仕方ない <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 17:28:10.39 ID:z2YkOew40<> >>248
全部見たいわけじゃないから仕方ない <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 17:30:31.75 ID:NpN3UDlK0<> 保守 <>
更正俺<>sage<>2011/12/04(日) 17:31:08.61 ID:xXv/1WI50<> 俺「海に行きたい」
一同「・・・はぁ?」
俺「よし、お前ら明日海に行くぞ」
ミーナ「ず、随分いきなりね・・・」
俺「近くに海があってそこに行かないなんて敷地の無駄じゃない」
坂本「んー・・・そうだな。考えてみるか」
俺「わーい!海だー!水着だー!海水浴だー!」
リーネ「えぇっ!海に行くんですか!?」
俺「行くんですね!これが!」
リーネ「あの・・・私は基地で待機で・・・」
俺「あぁ!?」
リーネ「ひっ!」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 17:34:21.16 ID:9jfO2KvI0<> 待ってたよ
支援 <>
更正俺<>sage<>2011/12/04(日) 17:37:08.21 ID:xXv/1WI50<> 俺「何抜かしてんだ、てめゴルァ。息抜きしねぇでどうすんだ、あぁん!?」
リーネ「で、でも水着が小さくなってて・・・」
俺「へいシャーリー!」
シャーリー「ん?」
俺「リーネちゃんに水着貸したれ」
シャーリー「あぁ、別にいいぞ」
リーネ「えぇ!?」
宮藤「やったねリーネちゃん!これで新調しなくても済むね!」
リーネ「(シャーリーさんの水着・・・派手なのに・・・ううっ・・・)」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 17:39:50.47 ID:UH4HWoBM0<> 3cmも違うとブカブカでつけれたもんじゃないぞ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 17:42:21.18 ID:9HTwosaB0<> ほっほう <>
更正俺<>sage<>2011/12/04(日) 17:44:43.75 ID:xXv/1WI50<> 俺「さて、俺も準備しちゃいますか!」
ミーナ「そういえば俺さんの水着は用意してないわね」
俺「ちゃんと整備兵の子達から借りるから安心なさい」
ミーナ「うん!それなら安心ね!」
俺「(アレ・・・あるかな・・・?)」
〜次の日〜
俺「いいいいいいいいいいいいやっふうううううううううううううう!!!」
宮藤「やったー!海だー!」
リーネ「そ、そうだね芳佳ちゃん/////」
(うぅ・・・シャーリーさんの水着派手だよぉ・・・) <>
更正俺<>sage<>2011/12/04(日) 17:49:35.01 ID:xXv/1WI50<> シャーリー「ふふっ・・・恥ずかしがってる恥ずかしがってる・・・」
リーネ「シャーリーさ〜ん!」
シャーリー「いや、でも似合ってると思うぞ?」
リーネ「/////」
サーニャ「あれ?エイラ・・・水着新しくしたの?」
エイラ「ウン。こう見えても結構背が伸びたんだ」
サーニャ「そうなんだ・・・」ジー
エイラ「ナンダ?どうかしたのか?」
サーニャ「どうしてパーカーなんて着てるの?」
エイラ「どうしてって言われても・・・」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 17:53:20.98 ID:E4hrEazo0<> 今思ったけど海岸で訓練の時ってウィッチは全員海岸に行ってるよな?
お目付け役もいないし基地から望遠鏡なりなんなりで覗き放題じゃね? <>
更正俺 >>258その妄想をSSにするんだ!間に合わなくなっても知らんぞー!<>sage<>2011/12/04(日) 17:55:02.18 ID:xXv/1WI50<> サーニャ「俺さーん!」
エイラ「お、おいサーニャ!なんで俺を呼ぶんだ!?」
サーニャ「エイラの可愛い水着見てもらおうと思って・・・駄目?」
エイラ「いや、駄目じゃないケド・・・」
サーニャ「ならいいよね!」
エイラ「でも・・・・・・あー駄目だ!やっぱり駄目ダーーーー!」
サーニャ「・・・」
エイラ「いや、別に俺に見てもらうのが駄目って訳じゃなくてダナ」アセアセ
サーニャ「なら見てもらっても」
エイラ「違う!今の訂正!え・・・えーっと・・・・・・」
サーニャ「ヘタレ・・・」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 17:55:57.15 ID:rV1vdy9q0<> エイラかわぇぇ…支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 17:58:15.03 ID:9jfO2KvI0<> エイラかわいいよエイラ <>
更正俺<>sage<>2011/12/04(日) 17:58:59.02 ID:xXv/1WI50<> 坂本「おい、宮藤!リーネ!ペリーヌ!俺!来い!」
<はーい!
俺「何?なんかすんの?」
坂本「俺・・・お前その格好はどうした・・・」
俺「どうだ!海の男だろ!」
E:シュノケール
E:青いウェットスーツ
E:モリ
坂本「その装備で一体何を?」
俺「そりゃー勿論・・・」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 18:00:48.21 ID:E4hrEazo0<> あの無人島のBGMが流れてきそう支援 <>
更正俺<>sage<>2011/12/04(日) 18:01:10.96 ID:xXv/1WI50<> (推奨BGM:http://www.youtube.com/watch?v=A8OJd7v31Xk&feature=related)
俺「うらーらーらーらーらーらーらーらーらーらー!」ドダダダダ
俺「海へーーーーーっ!ピョーン!!!!!」ピョーン
坂本「お、おぉぉぉぉ!?」
俺「昼飯の調達は任せろー!」
ザブーン!
宮藤「わぁー!カッコいいー!」
ペリーヌ「あなたの目はどうかしてまして?」
リーネ「いいなぁ・・・」
坂本「全く・・・仕方のない奴だ・・・」
坂本「じゃあ俺の分の訓練を3人でやるとするか」
宮藤「」
ペリーヌ「」
リーネ「」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 18:03:34.09 ID:9jfO2KvI0<> もっさん容赦ない……
支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 18:05:52.74 ID:4vLN3+Le0<> しーえーん <>
更正俺<>sage<>2011/12/04(日) 18:06:19.90 ID:xXv/1WI50<> 坂本「もっと気合いを入れろ!そうだ!俺のように!」
宮藤「う・・・うらーらーらーらー・・・らー・・・・・・」
リーネ「う、海へーーーー!」
ペリーヌ「ピョーーーーーン!!!」
ザバーン!
坂本「はっはっは!その意気だ!」
ミーナ「お昼ご飯が楽しみだわ〜」
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------
---------- <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 18:07:31.64 ID:E4hrEazo0<> 地中海の海の幸とか素敵だなあ <>
更正俺<>sage<>2011/12/04(日) 18:13:32.95 ID:xXv/1WI50<> 〜俺サイド〜
マグロ「」ビチビチ
カジキ「」ビチビチ
俺「んー・・・取り敢えず二匹捕まえたけど・・・12人分じゃ足りないよな・・・」
「育ち盛りな子供もいることだし・・・もうちょっと捕るか?」
俺「やっぱり伝説と言ったらあの生物が来なくては話にならん」
―――ピキンッッ
俺「来たか・・・」スチャ
???「」ニュルニュル
俺「現れたな!伝説食材・・・タコ!」
ミズダコ「」ニュルニュル
俺「素晴らしいほどしっくりこない。もうちょっとカッコイイ感じに・・・」
仙猫「オクトパスなんてどうです?」
俺「オクトパス?いやもうちょっと・・・」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 18:14:52.79 ID:6htZ9PIY0<> クトゥルフとかどうだ? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 18:15:26.51 ID:4vLN3+Le0<> ちょっとシャーリーにプレゼントしてくる <>
更正俺<>sage<>2011/12/04(日) 18:18:58.24 ID:xXv/1WI50<> ミズダコ「?」
俺「もういいや、大王イカよ!いざ、尋常に勝負!」
仙猫「(既にタコじゃない気が・・・)」
俺「うらああああああああああああああああああああ!」
ガキィン!
ズゴォォォォンン!ズドドドド!
ヌチャヌチャ ネリネリ クチュクチュ
ブシャアアアアアアア!
---
------
---------- <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 18:19:42.17 ID:rV1vdy9q0<> 南米で蛇に襲い掛かった笑う蛸が来るかと思ったが違った <>
更正俺<>sage<>2011/12/04(日) 18:24:20.51 ID:xXv/1WI50<> エイラ「ふぁ〜・・・眠いナ〜・・・」
サーニャ「エイラは海に入らないの?」
エイラ「エッ?・・・だ・・・だって・・・」
サーニャ「?」
エイラ「(サーニャと二人っきりになれる機会を逃せるわけないじゃないか・・・)」
エイラ「(それに俺に会ったらなんて言われるか怖いし・・・)」
サーニャ「変なエイラ」
エイラ「ははは・・・」
グウウウゥゥゥゥゥゥ・・・
エイラ「あー・・・腹減ったナー・・・」
サーニャ「うん・・・」
エイラ「昼飯はまだなのカー?中佐ー!」
ミーナ「今俺さんが捕まえにいってるわ。多分そろそろ戻ってくる頃だと思うのだけれど・・・」 <>
更正俺<>sage<>2011/12/04(日) 18:30:06.44 ID:xXv/1WI50<> ザバァ!
俺「でっかい大王イカ!獲ったどおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
ミズダコ「」ペタペタ
俺「ぎゃああああ!やめろ!くっつくな!」
ミズダコ「」ペタペタ
俺「この・・・・・・うらああああああああああああああああ!」ブォン!
エイラ「・・・エ?」
ビチャァ!
俺「あっ」
エイラ「ひ・・・ひぇぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ミズダコ「」ニュルニュル
俺「(・・・うん、触手プレイも案外ありダナ・・・)」
シャーリー「なんだ?どうしたー・・・・・・ってタコ!?」
ルッキーニ「わー!おっきなタコだー!」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 18:31:52.09 ID:E4hrEazo0<> (ズボンを脱ぐ音) <>
更正俺<>sage<>2011/12/04(日) 18:36:44.68 ID:xXv/1WI50<> 俺「ふん!!!」ギュー
エイラ「も、もっと優しく・・・!いつっ!」
俺「むぅ・・・とれねえ・・・」
エイラ「ど、どうすんだ!これ!」
俺「あーもう!どっせーい!」ガッ
ムニュッ
俺「ん?」
ムニュムニュ
俺「・・・」チラッ
エイラ「お、おい/////」
俺「ぶっ」ブシャァァァァ!
シャーリー「うわっ!鼻血が噴き出た!」 <>
更正俺<>sage<>2011/12/04(日) 18:41:52.56 ID:xXv/1WI50<> 俺「くっ!・・・タコの上からでもこの威力・・・俺はどうやらお前をなめていたようだ」フキフキ
エイラ「いみわかんねーこと言ってないでさっさととってくれヨ!」
俺「しょうがないな・・・ちょっと痛いかもしれないけど我慢しろよ?」スッ
エイラ「エッ?エッ?エッ?????」
俺「さぁ。俺選手のフリーキックです。あの選手は強欲ですからね。きっと直接ゴールを狙いにくるでしょうねー」ゴキゴキ
サーニャ「(一人ナレーション・・・?)」
シャーリー「(サッカー・・・?)」
ルッキーニ「(うじゅ・・・?)」
俺「十分距離をとって・・・今走り出しました!」ダッ
エイラ「お、おいまさか・・・!」
俺「ジェットシューーーーーーート!!!」
ミズタコ「っ!」
バチィィィィィィィィィィン! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 18:44:11.84 ID:pJmwBp3M0<> 支援 <>
更正俺<>sage<>2011/12/04(日) 18:47:09.38 ID:xXv/1WI50<> ミズタコ「」ポーン
エイラ「わああああああああああああああああああああ!!!」ポーン
俺「はーい。オーライオーライ」
ヒュゥゥゥゥゥ〜・・・
俺「よいしょ!」ガシッ
エイラ「」
俺「おーい、大丈夫か〜?」
エイラ「」
俺「はっ・・・!死んでる・・・!」
サーニャ「大丈夫です」スッ
俺「?」
サーニャ「―――。――――――――。」ボソッ <>
更正俺<>sage<>2011/12/04(日) 18:52:42.12 ID:xXv/1WI50<> エイラ「なっ、何言ってんだサーニャ!////」ガバッ
俺「あ、起きた」
サーニャ「エイラはやっぱりこういうの憧れるの?」
エイラ「ち、違う!私は別にそういうわけじゃ・・・」チラッ
俺「何故こっちを見る」
エイラ「わー!放せ放せー!」ジタバタ
俺「あー!わかったわかった!」スッ
シャーリー「そういえば俺。昼飯はまさかタコだけじゃないだろうな・・・」
俺「他にもマグロみたいな魚とかカジキみたいな魚がいたから一応獲っといたぞ?」
ルッキーニ「お腹ぺこぺこ〜はやくご飯にしよーよー」
俺「よっしゃ!いくぞー!」
一同「おー!」 <>
更正俺<>sage<>2011/12/04(日) 18:55:59.40 ID:xXv/1WI50<> エイラ「・・・・・・・・・はぁ・・・」
[[サーニャ「エイラ。お姫様だっこだね。」]]
エイラ「お姫様だっこ・・・か・・・」
エイラ「ふふっ・・・」
俺「なーにやってんだ、いくぞ!」ヌッ
エイラ「うわぁ!?いたのか!?」
俺「気付かなかったん?」
エイラ「怖いから後ろ立つなよナー・・・」
俺「あぁ、それとだ」
エイラ「?」
俺「一人でニヤけてると気持ち悪いぞ?」
エイラ「う、うるせーーーーーーーーーー!!!」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 18:56:47.91 ID:4vLN3+Le0<> しーえん <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 18:57:23.37 ID:xXv/1WI50<> 取り敢えず今日はここまで
マグロやカジキが出演したのはKKIで <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:00:16.59 ID:uhmX9ogA0<> 乙
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:01:00.91 ID:4vLN3+Le0<> おっつ! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:01:40.11 ID:9jfO2KvI0<> 乙!
地中海と言ったらクロマグロ!! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:08:08.09 ID:AdlBU8q+0<> o <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:08:41.29 ID:uhmX9ogA0<> アドリア海まで回遊してたっけか
まぁ大西洋から地中海まで回遊するから居ないことはないかな <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:09:26.61 ID:mTmImtdC0<> 乙乙乙 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:15:16.64 ID:NpN3UDlK0<> 保守 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:19:07.05 ID:pfxV48L20<> 保守 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:21:41.10 ID:uhmX9ogA0<> ほりたい <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:24:58.43 ID:O5o1Z4HI0<> どうぞ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:25:29.89 ID:m7hR1co80<> アッー! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:25:50.77 ID:uhmX9ogA0<> だがお前はお断り <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:26:29.81 ID:AdlBU8q+0<> じゃあ俺が <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:27:50.05 ID:O5o1Z4HI0<> あんまりですわ!あんまりですわ!! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:28:50.92 ID:Qt9HDrnK0<> ホモばっかりだねミーナさん
僕達はあっちで坂の上の雲を見よう <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:31:28.68 ID:W/4l39h9O<> ペリーヌさん、不二子のものまねやってくれよ <>
ビューリングさんと俺<>sage<>2011/12/04(日) 19:31:54.61 ID:jYrJB8FV0<> それでは投下行きます
今回は短めです
>>299俺も見ながら投下します <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:32:08.22 ID:uhmX9ogA0<> >>299
いいケツしてんじゃねーか力抜けよ
ダメだ、なんかアホらしくなってきた <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:32:48.78 ID:rV1vdy9q0<> ビールでも飲んで落ち着きナ <>
ビューリングさんと俺<>sage<>2011/12/04(日) 19:36:00.69 ID:jYrJB8FV0<> ━自室━
ビューリング「ん?」
俺「どうした?」
ビューリング「タバコを切らしたみたいだ」
俺「そうか。そういや購買のタバコも切れてたな」
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:38:21.73 ID:uhmX9ogA0<> 支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:39:02.43 ID:4vLN3+Le0<> しえん <>
ビューリングさんと俺<>sage<>2011/12/04(日) 19:41:53.63 ID:jYrJB8FV0<> ビューリング「市街に買いに行くぞ。」
俺「え、ちょ、午後から訓練…」
ビューリング「そうか、それは残念だ…一人で買ってくるよ…」
そう言いビューリングはとても残念そうな顔をする。嘘だとは分かっていてもそんな顔されたら行くしかないじゃないか…
━駐車場前━
俺「急に降ってきたな。これじゃ出かけられないぞ」
ビューリング「…」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:43:45.82 ID:p0EQK/w10<> しえん <>
ビューリングさんと俺<>sage<>2011/12/04(日) 19:47:08.22 ID:jYrJB8FV0<> 車の借用許可を取って来たのと同時に吹雪が吹き始めた。これでは市街に出るのは不可能だろう。
ビューリング「仕方ないあきらめるか…」
俺「そうするしかないな」
━自室━
俺「俺の吸うか?」
ビューリング「いや、いいよ」
俺「吸わなくてもいいのか?」
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:52:35.76 ID:uhmX9ogA0<> 支援 <>
ビューリングさんと俺<>sage<>2011/12/04(日) 19:52:58.06 ID:jYrJB8FV0<> ビューリング「…これを機に禁煙、とはいかなくても減煙してみるよ」
俺「どういう心境の変化だ?」
ビューリング「お前の吸う『ヒカリ』とやらは濃すぎて吸う気にならん。それに」
俺「それに?」
ビューリング「今のままでは将来お前との間に子供が出来た時に悪いからな」
俺「///」
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 19:55:56.49 ID:mTmImtdC0<> (壁殴) <>
ビューリングさんと俺<>sage<>2011/12/04(日) 19:58:36.32 ID:jYrJB8FV0<> しかし三日たってもなかなか吹雪は止まなかった。
基地機能に特に被害は無かったが、ビューリングには大被害だったようだ
もう、タバコを切らして三日目
ビューリング「…」イライライライライライライライライライラ
相当キているようだ。三日間タバコを一本も吸っていない
俺「そんな無理するなよ」
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:02:15.83 ID:eFbmdjrS0<> ビューさんニコチン中毒やったか…
支援 <>
ビューリングさんと俺 支援感謝です<>sage<>2011/12/04(日) 20:03:51.63 ID:jYrJB8FV0<> ビューリング「うぅ、仕方ない…一本寄こせ」
俺「頑張った頑張った、ほら」
ビューリング「…クソッ、相変わらず不味いな」
俺「ラッキーストライクが上手すぎるんだよ」
ビューリング「我慢出来ん、口直しだ」
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:04:51.02 ID:p0EQK/w10<> しえんしえん <>
忍法帖【Lv=15,xxxPT】 <>sage<>2011/12/04(日) 20:07:55.76 ID:xWkS6O580<> 支援 <>
ビューリングさんと俺 支援感謝です<>sage<>2011/12/04(日) 20:10:06.10 ID:jYrJB8FV0<>
そう言いビューリングが顔を近づけてくる
そしてビューリングの唇が触れる
何が起きたか分からないうちに舌を絡められる
ビューリング「…ん。やっぱりこうでないとな」
俺「///」ぽかーん
ビューリング「なに呆けてる。そろそろ雪も止んできたことだし市街に行くぞ」
俺「うん」
終わり
続け <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:10:56.36 ID:p0EQK/w10<> 壁が…無い…!?
乙 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:11:01.64 ID:uhmX9ogA0<> 乙 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:18:48.12 ID:pJmwBp3M0<> 支援! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:19:15.97 ID:JJlww0r70<> 落ちるよ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:19:30.56 ID:jYrJB8FV0<> 保守 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:26:24.06 ID:9jfO2KvI0<> ほっしゅ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:28:18.90 ID:VWn9vdof0<> 次の予約はいつだ? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:28:34.30 ID:uhmX9ogA0<> ぶ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:29:16.85 ID:9jfO2KvI0<> 雑談をしよう(提案)
雑談ネタ:最近始まった新作について
ネタ振りだけして俺は借りていたDVDを返してくる <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:31:03.81 ID:KHHHJci30<> では俺も飯を買いに... <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:36:18.18 ID:AdlBU8q+0<> ふむ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:40:37.07 ID:VDpzOtfC0<> ほ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:43:09.68 ID:VWn9vdof0<> 雑談を強いられているんだっ! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:43:43.83 ID:uhmX9ogA0<> 作品名を上げると色々湧いて出てくるのがちょっとね
>>327が借りてたDVDの方が気になりますなぁ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:46:47.49 ID:f8X46AqNO<> プライベート・ライアンと、バンド・オブ・ブラザーズは戦争映画好きなら見ておくべき名作。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:49:01.70 ID:VWn9vdof0<> プライベートライアン←世界史の授業で見た <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:49:55.48 ID:uhmX9ogA0<> 俺の時はフルメタルジャケットだったなぁ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:49:59.00 ID:z2YkOew40<> 寒いと思ったら窓が全開だった
誰が開けたんだよ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:51:38.03 ID:mTmImtdC0<> ???「簡単に開いたでありますwwwwwwwwwピィwwwwwwwwww」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:54:17.08 ID:uhmX9ogA0<> 何の為に玄関があるのかとry <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:54:52.73 ID:AdlBU8q+0<> >>337
(右ストレート) <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:55:01.39 ID:9jfO2KvI0<> >>332
ボトムズの4巻 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:58:27.05 ID:VWn9vdof0<> 昨日、ぼくなつ4やってたらボトムズ出てきたわ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 20:58:33.52 ID:uhmX9ogA0<> そうだったか
てっきりエロイのかと思ってた <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:02:47.21 ID:9jfO2KvI0<> >>342
エロいのはパソコンに入ってる奴だけで充分であります
予約表
22:00〜
24:30〜 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:09:20.53 ID:AdlBU8q+0<> うむ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:10:29.89 ID:pJmwBp3M0<> ふむ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:13:30.01 ID:f8X46AqNO<> ねむ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:13:44.35 ID:5n8zGH/A0<> ぬふう <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:15:38.18 ID:NpN3UDlK0<> アッー! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:18:04.02 ID:mTmImtdC0<> む せ る <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:18:40.53 ID:uhmX9ogA0<> ? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:22:49.03 ID:9jfO2KvI0<> 穴拭智子の能力値は、統率77、武力57、知力8、政治92、魅力47です。
智ちゃん知力8って…… <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:24:05.33 ID:uhmX9ogA0<> アホの子か
否定はしない <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:25:47.35 ID:f8X46AqNO<> 政治減らして統率と武力に分けようぜ
あと魅力低すぎ
最低でもその倍はある <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:26:14.85 ID:9jfO2KvI0<> ちなみにハルカさんは
迫水ハルカの能力値は、統率99、武力93、知力69、政治58、魅力29です。
つええ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:27:38.81 ID:uhmX9ogA0<> ハルカって出来る子だったのか <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:28:15.91 ID:9jfO2KvI0<> 最後に俺
俺の能力値は、統率29、武力106、知力62、政治30、魅力97です。
これだとよっさんになるかな? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:30:16.42 ID:9jfO2KvI0<> これは京極さんがツイッターでやってたコーエー的に能力値測ったーってやつな <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:34:20.91 ID:wvF+Y4hY0<> >>354
「能ある鷹は爪を隠す」という奴かな・・・? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:37:20.83 ID:3STF/DUq0<> タイトル入れてみると意外と面白いな
結構その通りだったり全然違ったり <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:40:16.97 ID:9jfO2KvI0<> >>358
女性相手だったら無双出来るからね、あの娘 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:45:58.30 ID:sZ/maMbc0<> ほしゅううん <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:49:34.76 ID:AdlBU8q+0<> 俺が <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:49:55.24 ID:sZ/maMbc0<> 俺達が <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:50:34.27 ID:uhmX9ogA0<> ? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:50:58.54 ID:6htZ9PIY0<> 俺だ! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:52:47.09 ID:hLlA7tMI0<> った <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:53:14.14 ID:9fWY6ndw0<> ハルカさん腹パンちゅっちゅっ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:54:47.46 ID:AdlBU8q+0<> それは残像だ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:55:19.15 ID:sZ/maMbc0<> な、なんやてー
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 21:58:49.50 ID:uhmX9ogA0<> そろそろだっけ? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:00:18.50 ID:9jfO2KvI0<> うむ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:03:06.54 ID:u9CCbhhn0<> もう少しだけ野暮用があるので15分から始めます <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:03:14.18 ID:sZ/maMbc0<> 支援待機 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:05:02.28 ID:9jfO2KvI0<> 把握した
ほっしゅー <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:10:54.08 ID:9fWY6ndw0<> ふへへ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:11:05.17 ID:NpN3UDlK0<> 保守 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:15:51.85 ID:9jfO2KvI0<> そろそろかい? <>
父と子の<>sage<>2011/12/04(日) 22:17:04.21 ID:u9CCbhhn0<> 始めます。今回はいつもの最初のはなし
俺「みっおちゃーん」
坂本「俺か騒がしい……」
俺「美緒ちゃんそんな冷たい事言わないでくれよー。今日はいい天気だし俺と一緒に修行でもどうだ?」
坂本「なるほど。それも悪くないな」
俺「そうとなればおれの奴も誘ってくるかー。俺直々に指導とかしちゃうぜー?」
坂本「おれなら今日はシャーリーと街へ出かけて行ったぞ?」
俺「なにそれ聞いてない。デート?デートなの?15のガキのくせに年上の女の子とデートなの?」
坂本「そうらしいぞ?」
俺「美緒ちゃん、俺達も街へデートしに行こう。修行してるばあいじゃねぇ」
坂本「馬鹿者、私たちは休みではない」
俺「ちきしょう……」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:19:23.31 ID:9jfO2KvI0<> 支援〜♪ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:20:40.77 ID:NpN3UDlK0<> 支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:22:28.89 ID:uhmX9ogA0<> 支援
とーちゃん頑張らないと息子の存在がががが <>
父と子の<>sage<>2011/12/04(日) 22:22:38.94 ID:u9CCbhhn0<> 俺「あれ?そういえばおれの奴は未来で彼女とか居るんだよな」
坂本「確か先輩らしい人物と付き合ってったとか?」
俺「あっちで突き合ってるのにこっちでもとか父さんそんな子に育てた覚えはありませんよ」
坂本「覚えなど無いだろうな。なんせお前は本来ならおれが生まれる前に死んでたらしいではないか」
俺「」
坂本「街へデートに行ってはやれないが一緒に修行は付き合ってやるぞ?」
俺「ありがとう美緒ちゃん。少しだけ元気が出たよ」
坂本「まったく……仕方のない奴だ」
俺「仕方ないってなんだよ。俺はこう見えても一途なんだよ」
坂本「しつこいの間違いじゃないのか?」
俺「ちっちっちっ……自慢じゃないが俺が剣の次に」
坂本「わかったわかった。わかったから早く準備をしろ」
===
==
=
・ロマーニャの街 <>
父と子の<>sage<>2011/12/04(日) 22:27:42.35 ID:u9CCbhhn0<> シャーリー「ロマーニャに来るのも久しぶりだなー。前来た時はおれの剣を探しに来たときだったなー」
おれ「はい。前回はあまりロマーニャを周れませんでしたからね」
シャーリー「今日はそんな用事もないから思いっきりロマーニャを案内してやるよー」
おれ「シャーリーさんありがとうございます」
シャーリー「いいよいいよ、約束だもんなー」
おれ「///」
シャーリー「俺と違って本当におれは真面目だよなー。俺に勝ったら一緒にデートしてくださいだもん、てっきり俺みたいにえっちなことをさせろって言うかと思ってたよー」
おれ「父さんとあまり一緒にしないでください……」
シャーリー「それもそうか。でも血は争えないっていうぜー?」
おれ「多分母さんの血が濃かったんですよ」
シャーリー「確かにそうかもなー……前髪を切り揃えてちょっと化粧して服を着せたら坂本少佐そっくりだもんなー」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:29:49.16 ID:Fi8hJuB20<> 支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:30:15.52 ID:3STF/DUq0<> 支援支援 <>
父と子の<>sage<>2011/12/04(日) 22:32:23.53 ID:u9CCbhhn0<> おれ「そこの部分は少しだけコンプレックスなんですけどね……」
シャーリー「どうしてだー?」
おれ「女の子っぽいっていじられて……」
シャーリー「確かにかわいいもんなー」
おれ「シャーリーさんまで……」
シャーリー「でもこの間の俺との戦いとか、ネウロイとの戦いは凛々しくてかっこよかったぞー?」
おれ「///」
シャーリー「あはは。やっぱりおれは可愛いよ」
おれ「もう、シャーリーさん!」
シャーリー「さ、こっちだよ。立ち止まってるとおいてくよー?」
おれ「待って」
シャーリー「ほら、あたしの手握りなよ。これなら置いてかれないし迷子にならないだろ?」
おれ「はい」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:36:19.26 ID:YMF5Lmt/0<> 支援 <>
父と子の<>sage<>2011/12/04(日) 22:38:07.31 ID:u9CCbhhn0<> ===
==
=
・基地
俺「なー美緒ちゃん。美緒ちゃんは結婚とか考えてんの?」
坂本「い、いきなりなんて事を聞くんだ」
俺「そんな取りみだすような事なんて聞いてないだろー?」
坂本「結婚か……いつかはしたいとは思うが今はまだ考えてはいないな」
俺「そうかー。いつかはねー」
坂本「それがどうした?」
俺「いやほら、なら俺にもチャンスがあるなーってさー。チャンスがあるって言うよりおれがまだ消えてないってことは……」
坂本「まさかお前と結ばれる運命を斬られてもまたお前と結ばれる訳か?」
俺「だってそーだろ?おれは俺と美緒ちゃんの子供なわけだしさー」
坂本「まだわからないぞ?実は私と別の誰かの子供の可能性だってある」
俺「ぐぬぬ……外見からして美緒ちゃんの息子なのは確定か」 <>
父と子の<>sage<>2011/12/04(日) 22:43:01.13 ID:u9CCbhhn0<> 坂本「そうだろうな。相手は一体だれなのだろうか」
俺「だから俺だって!俺の子供!でないと友がおれに剣術教える訳ないし、俺の技も教えてねーよ」
坂本「ふむぅ……」
俺「美緒ちゃん、俺のどこが嫌だってんだよ。こう見えても家柄も実はそれなりにいいし、顔もそうわるくはないし、美緒ちゃんを守れる位には強い。士官学校での成績だって悪くなかったんだぜ?」
坂本「しいて挙げればしつこい所かな」
俺「」
坂本「それさえ治れば少しはな……」
俺「」(ぶんぶん)
坂本「どうしたんだ、急に黙って?いつもなら何か言い返してくるだろう?」
俺「」(ぶんぶん)
坂本「おーい俺ー?」
俺「なんだい美緒ちゃん、寡黙な俺に惚れたかい?」
坂本「……」
俺「何その沈黙!しつこい所が嫌っていったからこうしてたのに!」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:44:22.22 ID:5n8zGH/A0<> 支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:44:42.20 ID:uhmX9ogA0<> 支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:44:49.42 ID:z2YkOew40<> 支援支援 <>
父と子の<>sage<>2011/12/04(日) 22:48:43.84 ID:u9CCbhhn0<> 坂本「ばかもの……」
俺「何か言ったか?」
坂本「ばかものと言ったんだ!」
俺「ひでぇ」
坂本「誰も嫌いな所はしつこい所と言ったがお前を嫌いとは言ってないだろう」
俺「え」
坂本「命がけで助けてくれるような相手を嫌いにはなれないだろう」
俺「嫌いじゃないなら俺の事が好きなんだな?よしならえっちしよう」
坂本「……前言撤回。やっぱり嫌いになれそうだ」
俺「冗談だよ冗談。美緒ちゃん冗談位通じないと駄目だぜ?」
坂本「その割には目が本気だったぞ?」
俺「ばれち」
===
==
= <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:52:05.99 ID:pJmwBp3M0<> 支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:52:09.13 ID:NI4r8E/o0<> 父必死すぎだろ・・・童貞だから仕方ないか
支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:53:52.49 ID:Fi8hJuB20<> 支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:53:55.52 ID:uhmX9ogA0<> 支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 22:55:06.91 ID:in0EFeW10<> 支援
父ちゃん・・・ <>
父と子の<>sage<>2011/12/04(日) 22:56:17.73 ID:u9CCbhhn0<> ・再度ロマーニャ
シャーリー「ふー、これで一通り有名な所は周ったかなー」
おれ「シャーリーさんおれの我が侭を聞いてくれてありがとうございました」
シャーリー「別にかまわないさー。どの道今日はあたしもロマーニャに来る予定だったしなー。おれもデートだけでよかったのかー?」
おれ「はい。これで十分です……未来には先輩が待ってるから」
シャーリー「そういえば未来で付き合ってる子がいたんだっけー?」
おれ「はい……シャーリーさん本当にごめんなさい」
シャーリー「どうして謝るんだよー?」
おれ「シャーリーさんが先輩に似てるから、先輩の代わりみたいにしてしまってごめんなさい」
シャーリー「なんだそんなことかー。あたしはおれをほっとけなかったからこうしてあげてるだけだから気にするなよー」
おれ「ありがとうシャーリーさん」 <>
父と子の<>sage<>2011/12/04(日) 23:02:29.53 ID:u9CCbhhn0<> ===
==
=
俺「ようお帰り」
おれ「父さんただいま。父さんどうしたの?笑顔が微妙に気持ち悪いよ?」
俺「失礼な。いい事があったから仕方ないだろー」
おれ「いいこと?」
俺「そこで可愛い倅に問題。どうして俺は機嫌がいいでしょうか。1.美緒ちゃんとえっちした 2.美緒ちゃんとせっくすした 3.美緒ちゃんと子作りした 4.美緒ちゃんと修行した。さあどーれだ」
おれ「4」
俺「ファイナルアンサー?」
おれ「ファイナルアンサー」
俺「……」
おれ「……」
俺「…………正解!どうしてわかったんだよ」
おれ「わかるもなにも1つだけ明らかに答えが違ったし……」
俺「ふふふ……正解だけどただ一緒に修行をしただけじゃないんだなこれが」 <>
父と子の<>sage<>2011/12/04(日) 23:08:39.40 ID:u9CCbhhn0<> おれ「何?」
俺「ふっふっふっ……聞いて驚くなよ?美緒ちゃん俺の事は嫌いじゃないってさ。いやーよかったよかった」
おれ「よかったね父さん。でも父さん……出来れば早くさっきの問題の1−3までこぎつけてね。少しずつだけどおれが消えかけてるから」
俺「まじで?」
おれ「今は服を着てるからわからないけど体の一部がうっすらと透けてきてるから……」
俺「それってお前。いつ消えてもおかしくないってことかよ」
おれ「父さん次第かな?このまま母さんと進展がなかったらおれは……」
俺「……」
おれ「でもまだ父さん大丈夫だよ。おれはここにいるから……」
俺「あ、ああ、わかった。少し真面目に頑張ってやるよ」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:10:40.01 ID:in0EFeW10<> おれ大ピンチじゃねえか支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:12:08.51 ID:uhmX9ogA0<> 息子の息子がヤバいのか支援 <>
父と子の<>sage<>2011/12/04(日) 23:13:49.44 ID:u9CCbhhn0<> ===
==
=
・数日後
おれ「うーん……」
シャーリー「おはよ、おれー」
おれ「おはようございます……」
シャーリー「昨日はうなされてたけど大丈夫だったかー?」
おれ「えっ?うなされてたんですか?」
シャーリー「心配したんだぜー?先輩先輩ってずっと呟いてたし消えたくない消えたくないってねー」
おれ「そうでしたか……」
シャーリー「でも普通そうで安心したよ。あたしは先に食堂に行くからおれも早く着替えてきなよ?」
おれ「はい」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:15:24.70 ID:sZ/maMbc0<> 支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:17:34.80 ID:rV1vdy9q0<> あれ?じゃあ一つのベッドで寝たの? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:19:29.92 ID:NpN3UDlK0<> 支援 <>
父と子の<>sage<>2011/12/04(日) 23:20:33.46 ID:u9CCbhhn0<> おれ「……だいぶ透けてきてる。服で隠せる部分だからマシだけど隠せない部分まで透けてきたらどうしよう。触れるから包帯でもまいてごまかせばいっか」
おれ「でもこれって……父さん母さんとあれからあまり進展してないって事だよね。でも父さん母さんが無事ならおれがこの時代にやってきた事は無駄じゃなかったのかな……?」
おれ「だけど……このまま消えたくない。怖いよ……父さん母さん……助けて先輩……シャーリーさん」
シャーリー「何を助けて欲しいんだー?」
おれ「あっ……しまった」
シャーリー「おれ、お前……どうしたんだよこれ」
おれ「えっと……消えかかってる」
シャーリー「消えかかってるってどういうことだよ……」
おれ「父さんと母さんが結ばれる運命まで斬ったからこの先父さんと母さんが結ばれ無いかもしれない」
シャーリー「あの二人……いいのかよおれはそれで」
おれ「仕方ないよ。こうなるかもしれない事を承知で父さんと母さんを助けたんだ……」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:23:33.89 ID:vtLYTmo00<> 支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:26:16.14 ID:uhmX9ogA0<> 支援 <>
父と子の<>sage<>2011/12/04(日) 23:26:31.42 ID:u9CCbhhn0<> シャーリー「だけど今消えたくない、怖いって言ってたじゃないか」
おれ「確かに怖いし消えたくない……でもきっとおれは父さんと母さんを救うために神様がこの時代に飛ばされてきたと思うんだ。だからきっとおれが消えるのも無駄じゃない……うっ……けど怖いよ……」
シャーリー「おれ……」(ぎゅぅ)
おれ「シャーリーさん……その、できればこの事は誰にも言わないで。特に母さんにはお願い……」
シャーリー「いいのか?」
おれ「うん……母さんの人生だもん。無理に好きでも無い人とひっつかせる訳にはいかないよ」
シャーリー「おれが消えるかもしれないのにか?」
おれ「うん……」
おれ「あ……もう一つだけお願いがあります。本当に消えそうになったときはもう一回こうやって抱きしめて貰ってもいいですか?」
シャーリー「もちろんいいぞ」
おれ「それなら消えそうになっても怖くないや……」
===
==
= <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:29:17.78 ID:uhmX9ogA0<> 支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:30:35.22 ID:rV1vdy9q0<> このおれにはがんばってもらいたい…支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:33:01.69 ID:wvF+Y4hY0<> 支援だ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:33:48.87 ID:NpN3UDlK0<> 支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:35:52.60 ID:in0EFeW10<> 目から汁が・・・支援 <>
父と子の 最後の最後でブレーカーがぶっ飛んだの巻<>sage<>2011/12/04(日) 23:35:54.29 ID:u9CCbhhn0<> 今回はここでおしまい。次回へ続く。支援ありがとうございました
次回予告
ミーナ「オペレーションマルスを開始します!」
===
==
坂本「くっ……ネウロイは私の魔法力を使ってシールドを張っているのか。みんな逃げろ!」
===
==
俺「さーて、ちょっくら美緒ちゃん助けてくるわ。シールド?そんなものが何だってんだよ。あのバカでかいコアもどうするかって?誰にそんなこと聞いてるんだよ」
俺「でかくたって俺がする事はただ一つ。あのコアを斬って美緒ちゃんを助けるだけだ」
===
==
おれ「待って父さん!母さんは……おれが消えてなくなる前に必ずまた助けるから……ここで父さんまで行ってしまったらおれのしたことが無駄になっちゃう……」
===
==
俺&おれ「俺達に斬れない物なんてこの世に存在しない!!!」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:36:59.63 ID:NpN3UDlK0<> 乙乙 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:38:21.28 ID:5n8zGH/A0<> おつー <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:38:29.87 ID:in0EFeW10<> 乙乙乙 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:38:40.96 ID:pJmwBp3M0<> おつ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:38:55.12 ID:vtLYTmo00<> 乙 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:40:23.26 ID:z2YkOew40<> おっつおっつ
とーちゃんともっさんまた死ぬ運命に取り憑かれるのか……? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:41:19.27 ID:3STF/DUq0<> おつー
終わりが近づいてるな <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:41:54.68 ID:VWn9vdof0<> 乙
東野圭吾の時生を思い出した。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:42:08.51 ID:Fi8hJuB20<> 乙! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:44:05.38 ID:+nGYiK6m0<> おつおつ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:47:00.63 ID:uhmX9ogA0<> おつ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:47:42.98 ID:u9CCbhhn0<> 保守
明日の22:00から予約します <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:51:06.54 ID:z2YkOew40<> 次で今日の予約終わりか <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:55:16.81 ID:9jfO2KvI0<> | ∧ ∧
|/ ヽ ./ .∧
| `、 / ∧
|  ̄ ̄ ̄ ヽ
| ̄ ̄ ̄月曜日 ̄ ̄ ̄)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.\
|ヽ-=・=-′ ヽ-=・=- / やあ
|:: \___/ /
|::::::: \/ / <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/04(日) 23:56:33.11 ID:uhmX9ogA0<> 輪姦せーー! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:00:21.40 ID:jQvQA42Z0<> 時報うぜぇ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:01:55.93 ID:2EhAh/M50<> おやすみ皆の衆 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:04:26.18 ID:y9oRJVHW0<> 予約表
0:30〜
22:00〜 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:04:32.03 ID:OAKV9nbY0<> キングクリムゾン!月曜日を吹き飛ばす!! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:06:58.72 ID:+Xjgo3vG0<> 流石ゴッグ、月曜日でも何ともないぜ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:07:04.20 ID:y9oRJVHW0<> 智ちゃん、敏子さん誕生日おめでとう!!
こらハルカ、興奮しないの <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:08:02.53 ID:D/3GStak0<> 眠いけど寝れない・・・ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:08:30.78 ID:34AFgy0V0<> ジャンプ買ってこよう <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:11:33.74 ID:44F6VkAb0<> ホモスレ開始! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:13:04.29 ID:/atP9oSp0<> 終了 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:13:27.82 ID:fvyOo76y0<> トモちゃん、プレゼントは俺だよ(はぁと <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:14:08.37 ID:e52mTVkD0<> ルッキーニちゃん即売会開始 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:14:37.60 ID:jQvQA42Z0<> 443のベッドから枕だけくすねて来た <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:21:18.14 ID:fvyOo76y0<> >>445
/ ̄\
| ^o^ | <なんとなく 命に かかわる パンチを しますよ
\_/
/ ヽ
| ヽ | _ _,.’;./ ̄\
ヽ _ ̄=−_− _._))| |
|  ̄ ;’,.∴;\_/
| i | / ヽ
.| || / /| |
| ノ ノ / / | |
.| .| ( / / | :|
/|\.\ し | |
し'  ̄
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:26:18.32 ID:e52mTVkD0<> 落札者がいないので私がもらいますね
さあルッキーニちゃんお股開いてね <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:27:52.10 ID:y9oRJVHW0<> ミーナさん>>447です
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:29:09.20 ID:OAKV9nbY0<> (>>447が椅子に縛り付けられる音) <>
隠し子<>sage<>2011/12/05(月) 00:33:04.31 ID:REcUlZ2g0<> 時間きたし開始っと
今回は3行で微妙にわかる前回の隠し子さん
リーネ「あなた誰ですか…?」
ニイト「俺って名前すら憶えて貰えてなかったんだ…犯しとけばよかった」
俺「俺は一体誰なんだ…」
楽しい楽しい鬱回がまた始まるよ! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:34:43.73 ID:+Xjgo3vG0<> 鬱回来いよ!
支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:36:28.25 ID:wRepKOhJ0<> ほう……支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:39:04.75 ID:e52mTVkD0<> しえ <>
隠し子<>sage<>2011/12/05(月) 00:40:18.98 ID:REcUlZ2g0<> 〜基地・格納庫付近〜
宮藤「それでね。リーネちゃん最近は…」
リーネ「そうなんだ。みんな頑張ってるんだね」
ヒソヒソ…
整備「おい、見ろよ…」
整備「ああ…あのビッチ魔女まだいたんだ」
整備「お相手が今は居なくなったから頼んだらやらせてくれるんじゃねぇの?」
整備「おい、お前いってみろよ。この間例の奴が好きなように使っていいとか言ってたし童貞卒業させて貰えるかもしれないぜ?」
整備「ちょ無理。お古はちょっと受け付けないんだ」
整備「なら俺いってみるかwwwリネット曹長をいかせちゃうぜ?」
整備「お前の粗チンじゃ無理だろwww俺少尉のイチモツのサイズ見なかったのかよ」
整備「見た見た。あんなでかいのと比べたらなぁ…お前じゃ無理じゃないか?」
ヒソヒソ… <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:42:06.82 ID:D/3GStak0<> 支援 <>
隠し子<>sage<>2011/12/05(月) 00:44:38.47 ID:REcUlZ2g0<> リーネ「…」
宮藤「気にすることないよリーネちゃん。無視無視。後であの人達にはミーナさんにお仕置きしてもらえばいいから」
リーネ「…うん。芳佳ちゃん。もう大丈夫だよ」
宮藤「いこうリーネちゃん」
リーネ「うん」
・
・
・
整備「しかし俺達憧れのリネット曹長がまさかなー」
整備「俺少尉の玩具だったなんてちょっとがっかりだよ」
整備「あーあ。俺リーネちゃん衆やめようかな…」
ニイト「先輩たちは何の話してるんすか?」
整備「ようニイト。今リネット曹長がここに来てたからリネット曹長について話してたんだよ」
ニイト「リネット曹長についてっすか?」
整備「おう。ニイトお前はどう見る?頼んだらやらせてくれると思うか?」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:48:12.20 ID:+Xjgo3vG0<> 支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:48:13.96 ID:44F6VkAb0<> 支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:48:50.25 ID:/atP9oSp0<> おっと支援 <>
隠し子<>sage<>2011/12/05(月) 00:51:13.39 ID:REcUlZ2g0<> ニイト「やらせてくれるって先輩…。ありえないっすよ」
整備「ありえなくないって。俺少尉に毎日玩具にされてたんだぜ?」
整備「今頃身体をぜってー持て余してるって」
ニイト「そうっすかねぇ…」
整備「どうしたニイト。お前随分リネット曹長に入れ込んでたのに…熱でもあるか?」
ニイト「そんなの無いっすよ」
整備「あれだろ。入れ込んでたからショックなんだろ。俺少尉の玩具になってたのがさ」
整備「ニイトお前処女厨かよ」
ニイト「そりゃショックでしたよ?でも別に俺少尉の玩具だったからって俺の想いは変わらないっす。今でもリネット曹長の事が好きで好きでしょうがないっす」
整備「ふーん。そうか」
整備「それじゃあニイト。リネット曹長に頼み込んで俺と穴兄弟にでもなるか?」
ニイト「だから別に俺はいいっすよ…俺はリネット曹長をそんな目で見てるんじゃないっす」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:52:18.84 ID:5FS6b4Ma0<> このニイト君は偽物ダナ、支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:55:17.07 ID:+Xjgo3vG0<> 綺麗なニイト君支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 00:55:36.34 ID:34AFgy0V0<> 支援 <>
隠し子<>sage<>2011/12/05(月) 00:58:28.29 ID:REcUlZ2g0<> 整備「ならいいや。折角誘ってやったのに」
整備「行こうぜ。行こうぜ」
整備「ニイト。お前がその気じゃなくても俺達はその気だからな。先に具合でも確かめてお前に教えてやるよ」
ニイト「…」
・
・
・
〜廊下〜
リーネ「…」
整備「リネット曹長ちょっといいですか?」
リーネ「はい?どうされたんですか?」
整備「ちょっと頼みごとがあって…おい。やれ」
整備「リネット曹長。ちょっとだけ静かにしててくださいねー」
リーネ「!?」もごもご
整備「頼みごとっていうのはほら。ちょっと俺達を気持ちよくさせてほしいなーって」
リーネ「んー!んー!?」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:00:32.65 ID:D/3GStak0<> 俺さん早く助けにきてあげてくださいよー! <>
隠し子<>sage<>2011/12/05(月) 01:04:11.78 ID:REcUlZ2g0<> 整備「別にいいでしょう?この間俺少尉も言ってたじゃないですか」
整備「へへっ。リネット曹長だって俺少尉が居なくなって持て余してるんでしょう?」
整備「大人しくしてりゃすぐにすみますから」
リーネ「んー!んんー!んー!!!」
整備「誰かに見られる前にさっさとやっちまうぞ」
整備「それじゃまずは俺からー」
整備「とっとと終わらせろよ?後がつまってんだ」
整備「わかってるって。なら少しは手伝えよ。ズボン下ろしたり上着のボタンとったりさ」
整備「わかったわかった。手伝えばいいんだろ」
整備「そうそう。それじゃリネット曹長俺達のお相手よろしくおねがいしまーす」
整備「おい見ろよ。俺達に襲われてんのに準備万端みたいだぜ」
整備「手間が省けたな。それじゃいただきまーす」
リーネ「んーーーーんーーーーーー!!!!」
ガチンッ
整備「…」バタン <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2011/12/05(月) 01:04:37.79 ID:fvyOo76y0<> 驚きのクズ率
支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:05:56.13 ID:44F6VkAb0<> 支援
いいぞもっとやれ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:06:40.37 ID:D8aDF68A0<> この整備兵たち・・・クビだな。
支援。 <>
隠し子<>sage<>2011/12/05(月) 01:08:58.92 ID:REcUlZ2g0<> 整備「おいおいいきなり倒れてどうしたんだよ一体…!?」バタン…
整備「ニイトてめぇ!」
ニイト「先輩たちこそ何やってるっすか?とっととその汚い手を離すっす」
リーネ「ニイトさん…?」
整備「よくも二人をやってくれたな!」
ニイト「うるさいっす。先輩も同じ目にあいたくなかったら倒れてる二人を連れてとっとと戻るっす。ミーナ中佐にちくるっすよ?」
整備「くそっ。覚えてろよニイト!」
ニイト「俺は覚えてないっす」
リーネ「…」
ニイト「リネット曹長大丈夫っすか?」
リーネ「…ニイトさん、ありがとうございます」
ニイト「いえ。俺は当たり前の事をしただけっす。リネット曹長。またあいつらが来るといけないっすから早く服を着直して部屋に戻るっす」
リーネ「…うん」
ニイト「まったくあの先輩たち最悪っす…リネット曹長も気を付けてくださいっす」
リーネ「…うん」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:11:28.06 ID:34AFgy0V0<> あれ・・・?
ニイト君によるレイポォじゃないだと・・・ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:11:53.34 ID:WJ572pwX0<> 支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:13:06.77 ID:D8aDF68A0<> ニイト君が輝いている!!支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:16:14.99 ID:D/3GStak0<> ニイト君どうしちゃったんだ、君も俺と同類の屑だったじゃないか・・・!
支援 <>
隠し子<>sage<>2011/12/05(月) 01:16:28.65 ID:REcUlZ2g0<> ニイト「(これでいいっす。これでいいっす。今なら簡単にやれちゃいそうだけど…我慢っす)」
リーネ「ニイトさん、本当にありがとうございました」
ニイト「いえいえっす。リネット曹長気を付けて戻ってくださいっす」
・
・
・
ニイト「ハァ…戻って一人寂しくぬくっす…」
・
・
・
〜翌日〜
整備「リネット曹長。オナシャス!筆おろししてください」
整備「リネット曹長。俺を童貞卒業させてください」
整備「リネット曹長。俺のここを治療してください」
整備「リネット曹長。一緒に気持ちよくなりません?」
リーネ「あの…私は…そんな…」
ニイト「先輩たち辞めるっす!もう俺少尉が言っていた事は無効っす!あきらめるっす!」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:20:00.20 ID:e52mTVkD0<> 何もないんじゃさすがにニイト君が可愛そう
俺のケツなら使うと良いぞ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2011/12/05(月) 01:20:39.55 ID:fvyOo76y0<> しえーん
>>476
(腹パン)
<>
隠し子<>sage<>2011/12/05(月) 01:20:57.39 ID:REcUlZ2g0<> リーネ「!?」
整備「ニイトお前でしゃばんなよ」
整備「じゃますんなよ」
ニイト「ミーナ中佐に言いつけるっすよ!」
整備「ちっ…いこうぜ」
整備「あーあ。ニイト君。いつの間にかいい子になっちゃってさ」
ニイト「まったく…」
リーネ「ニイトさん、また助けてくれてありがとうございました」
ニイト「整備班の問題は整備班内でできれば片づけたかったっす。リネット曹長何度も言うけど本当に気を付けるっす」
リーネ「…うん。次は気を付けるね」
ニイト「本当に気を付けてくださいっすよ…?前回と今回は運よく俺が助けに入れたけど次はどうなるかわからないっすからね」
リーネ「…うん」
・
・
・
ニイト「ハァ…リネット曹長…うっ」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:21:27.48 ID:D8aDF68A0<> >>476
ハリセン <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:25:00.90 ID:e52mTVkD0<> あふんしえん <>
隠し子<>sage<>2011/12/05(月) 01:26:40.35 ID:REcUlZ2g0<> ニイト「ハァ…もう右手は嫌っす…俺もリネット曹長とやりたいっす…」
整備「どうしたニイト?」
ニイト「別にどうもしてないっす」
整備「リネット曹長のことだろ。最近一部の暴走してる奴等から助けたって聞いてるぜ?」
ニイト「丁度現場に出くわしただけっす」
整備「あいつらも自重しねーとミーナ中佐にばれたらどうするんだって話だよな」
ニイト「そうっすよね」
整備「ニイト。お前もまさかリネット曹長としたいなんて考えてないよな?リネット曹長を助けてるのも点数稼ぎで…」
ニイト「ち。ち。ち。違うっす!俺は別に…」
整備「ならいいけどな。…ニイト。リネット曹長は辞めとけ?」
ニイト「どうしてっすか?」
整備「お前も見ただろ?俺少尉との事」
ニイト「確かに見たっすけど…。だからどうしたっすか」
整備「お前がいいっていうなら止めはしないけどさ…?」
ニイト「リネット曹長は汚れてなんてないっす!例えそうだったとしても俺は気にしないっす」 <>
隠し子<>sage<>2011/12/05(月) 01:33:18.63 ID:REcUlZ2g0<> 〜ブリタニア〜
ミノ「俺君。慌てる必要はないけどいいんだな?」
俺「…はい。やっぱり僕は自分が何者なのかを知りたい…!」
ミノ「やっぱりそうだろうな。また何か困った事があったら君の父親を経由して俺に相談してくれればいい」
俺「助けてくれた上に何から何までありがとうございました」
ミノ「君を見てたら昔の俺を少しだけ思い出してしまっただけさ。お父さんには君が今どんな状況なのかは話を付けてあるから何も心配することはないよ」
俺「はい。ミノムシさんこそお元気で」
・
・
・
俺「…ここが僕の家。…ごめんください」
リーネ父「…俺君待っていたよ?話はミノムシ君から聞いたよ。まずはお帰りと言うべきかな?」
ミニー「お帰りなさい。ここがあなたの家よ」
俺「…はい」
ウィルマ「彼が私の弟君?初めまして。長女のウィルマよ。もう結婚して違う場所に住んでたんだけどちょっと事情があって今は実家に戻ってきてるの」
俺「ウィルマ姉さんですね…?初めまして…俺です」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:37:48.54 ID:+Xjgo3vG0<> ウィルマさん食われちゃいそうだ
支援 <>
隠し子<>sage<>2011/12/05(月) 01:38:22.22 ID:REcUlZ2g0<> ミニー「俺君大変だったようね…。でももう大丈夫よ。少しずつあなたが何者なのかを説明してあげるから」
リーネ父「明日から話を聞かせてあげよう。今日は疲れているだろう?」
ウィルマ「どうせならリーネも戻ってこればよかったのに」
リーネ…?
俺「リーネって誰ですか?」
ウィルマ「そうだった。記憶が混乱してるんだったわね。リーネっていうのはあなたの双子の妹の事だよ?」
俺「僕の双子の妹…うっ…頭が痛い…」
また頭が痛い…変な映像がまた…
ウィルマ「ちょっと。大丈夫?」
ミニー「俺君。落ち着いて深呼吸するのよ」
俺「…」
リーネ父「大丈夫だったか?もう大丈夫なのか?」
俺「…はい。もう大丈夫です。ちょっと頭痛がしただけだから…」 <>
隠し子<>sage<>2011/12/05(月) 01:39:54.37 ID:REcUlZ2g0<> 終わり。お休み
深夜なのに支援thx
また24時半から予約しておこうね。リーネちゃんとウィルマさん! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:41:18.24 ID:34AFgy0V0<> おつおつ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:42:42.14 ID:JVe+aLio0<> おつ! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:42:55.50 ID:+Xjgo3vG0<> おつー
ウィルマさんもやっちゃおうぜ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:44:04.02 ID:/atP9oSp0<> 明日も待ってる
乙 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:45:42.63 ID:D/3GStak0<> 乙乙乙!
これで今日はもう寝れる・・・
続き楽しみにしてるからな <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:47:12.40 ID:2qgYE+6r0<> 寝る前の乙と保守 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:52:44.41 ID:44F6VkAb0<> 乙
ニイト君が少し綺麗すぎやしないか? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:56:30.21 ID:34AFgy0V0<> おやすみ俺スレ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 01:59:47.94 ID:+Xjgo3vG0<> 深夜勢あとは任せた <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 02:13:38.00 ID:S7AMUm6h0<> 保守 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 02:22:08.26 ID:S7AMUm6h0<> 次から保守投下、します。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 02:29:17.70 ID:S7AMUm6h0<> 1945年2月16日。
ベルギカのサントロンでは厚い雲がしんしんと雪を降り積もらせ、周りは銀世界となっていた。
その雪の中、とある基地の一室に集まる4人のウィッチ。彼らは...
俺「誕生日おめでとう!ハイデマリー!」
パンッ パンッ
部屋に鳴り響くクラッカーの音。カラフルな紙吹雪が部屋中にばら撒かれていく。
ハインリーケ「おめでとう!」
いつもはツンデレな大尉も、今日は素直に祝ってくれるなぁと見ていると
ハインリーケ「・・・何ジロジロ見ているんだ。祝って何が悪い...」
俺「いやぁー今日は素直だなぁって」
ハインリーケ「なっ?!...//」 <>
トンビ俺 一足早いマリー誕生日短編<>sage<>2011/12/05(月) 02:37:06.63 ID:S7AMUm6h0<> ハイデマリー「その・・・祝ってくださってありがとうございます。ハインリーケさん」
ハインリーケ「...これは単なる社交辞令であってだな...」ボソボソ
俺の前で顔を赤くしながら呟くハインリーケ大尉。右でその姿を楽しそうに見るハイデマリー。
そして左には・・・
ヘルミーナ「ささ、早くケーキを食べましょう。ね?」
ケーキナイフを持った中佐の姿があった。
俺「そうですね。お腹が減りました...」
ヘルミーナ「じゃあ4等分にしましょう・・・」
彼女は手馴れた手つきで、ケーキの台座を回しながら素早く4つの切れ込みを入れていく。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 02:37:24.65 ID:1FOhi2MQ0<> おお。支援だ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 02:38:11.18 ID:alE1vPXP0<> うひゃあ支援 <>
トンビ俺 一足早いマリー誕生日短編 支援ありです<>sage<>2011/12/05(月) 02:43:58.33 ID:S7AMUm6h0<> 俺(ハイデマリーとハインリーケの教師とも言える人。どんな人だと思っていたが・・・)
俺(見た目は出来る人、だけど意外に明るい...)
ヘルミーナ「俺くん?お皿取ってくれるかしら?」
俺「は、はい」ガタッ
ゴンッ
ハインリーケ「ーーー!!」
ハインリーケ「...いきなり足を伸ばすな!」
俺「す、すまん・・・」 <>
トンビ俺 一足早いマリー誕生日短編 支援ありです<>sage<>2011/12/05(月) 02:51:24.43 ID:S7AMUm6h0<> ヘルミーナ「・・・炬燵って不便ねぇ。暖かいから良いけど。」
ハイデマリー「お二人とも大丈夫ですか?」
俺「うん。何も問題ないよ」
ハインリーケ「少しはこっちの事を気遣え!」
俺「まぁ・・・炬燵だから仕方ないね」
ハインリーケ「...何か上手く良い含められた気がする...」ボソボソ
ブツブツ言いながらも炬燵から足を出さない大尉。やはり気に入っているようだ。
俺(やっぱり買っておいて良かったな。ここは一気に寒くなるし)
そう思いながら皿を取り、炬燵で温まる皆に配っていく。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 02:57:14.91 ID:eOCht0Y20<> いいぞー!やれやれー!! <>
トンビ俺 一足早いマリー誕生日短編<>sage<>2011/12/05(月) 02:58:34.72 ID:S7AMUm6h0<> ヘルミーナ「よーし。切り分けられたわ」
俺「・・・あのー」
座ると歪に4等分されたケーキの姿が。半分ずつ切れば良かったのに...
ハイデマリー「私はこの小さいので...」
ヘルミーナ「私はこれね」
小さいのと普通のが各自の皿に。残るのは極端に小さい物と大きい物の二つ。
ハインリーケ「ではこの大きな・・・」
ヘルミーナ「...フトルワヨ」 <>
トンビ俺 一足早いマリー誕生日短編<>sage<>2011/12/05(月) 03:06:44.16 ID:S7AMUm6h0<> ハインリーケ「!?」
俺「あっハインリーケ大尉は小さいので良いんですねー」スッ
ハインリーケ「ああっ...」
俺「あーハインリーケ大尉はこっちの方が良いんですかぁー?」フルフル
皿に盛ったケーキを目の前で振ってみる。くやしそうな顔を浮かべる大尉。
ハインリーケ「・・・わらわはこっちで良い!」ガツッ
ヘルミーナ「...ふふふっ」
ハインリーケ「美味しい...」モグモグ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 03:08:48.97 ID:OBQNVpOFO<> 支援支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 03:10:43.76 ID:7YXbnsCX0<> ヘルミーナ……G59のミーナさんだと…?
こりゃあフルアシストじゃなきゃクリア不可か… <>
トンビ俺 一足早いマリー誕生日短編<>sage<>2011/12/05(月) 03:13:38.76 ID:S7AMUm6h0<> 俺「...どうぞ。俺の分も食べて良いですよ」
ハインリーケ「だが・・・」
俺「昨日のネウロイ撃墜の横取りのお詫び、という事で」
ハインリーケ「...ありがとう」
俺「どういたしまして」
俺の皿を受け取り食べていく大尉。脇の二人も同じく食べ始めていた。
俺「・・・さてと」
炬燵から身を乗り出し、奥に置いてあった箱を引っ張り出す。
中には大量のミカン。そこから一つ手頃な物を探して皮を剥いた。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 03:16:53.69 ID:7YXbnsCX0<> 漏れのも剥いてくれ <>
トンビ俺 一足早いマリー誕生日短編 皮むき器を...<>sage<>2011/12/05(月) 03:19:23.89 ID:S7AMUm6h0<> ハイデマリー「それは・・・オレンジですか?」
俺「ミカンだよ。炬燵と一緒に送ってもらったんだけど・・・」
ヘルミーナ「オレンジより皮が薄いのね」
俺「それ以外にも違いますよ。お一つどうぞ」
一つの房を渡してみる。不思議そうに口に含む中佐。
ヘルミーナ「・・・オレンジよりも甘くて、でも酸っぱい...」
俺「どうです?」
ヘルミーナ「...美味しいわ!」
ハイデマリー「私にもお一つ、頂けませんか?」
俺「どうぞどうぞ」 <>
トンビ俺 一足早いマリー誕生日短編<>sage<>2011/12/05(月) 03:25:11.10 ID:S7AMUm6h0<> ハインリーケ「わらわも...」
俺「口の周りにクリーム付いてますよ。どうぞ」
ハインリーケ「!!...///」フキフキ
恥ずかしそうにミカンをとっていく大尉。
しばらく後、部屋に鳴り響いていたフォークの音は
ミカンを剥くかすかな音に代わっていた。
ハイデマリー「・・・美味しいな」モグモグ
ハインリーケ「・・・はい」モグモグ
俺「ミカンは軽く皮を揉むと剥きやすくなりますよ」
ハイデマリー「そうなんですか?」
俺「うん。理由はよく分からないけどね」
ハイデマリー「......」モニモニ <>
トンビ俺 一足早いマリー誕生日短編<>sage<>2011/12/05(月) 03:32:43.62 ID:S7AMUm6h0<> ハインリーケ「しかしこの白いのは何とかならないのか?苦いのだが...」
俺「確かに苦いですが、その中にも栄養分があります。なるべく食べた方が良いですよ」
ハインリーケ「そうなのか・・・」
ヘルミーナ「・・・俺くん。お茶を淹れたいのだけどやかんは無いかしら?」
俺「あー・・・今綺麗に洗って乾かしている途中です。取りに行きますよ」
ヘルミーナ「なら私も行くわ。丁度歩きたいと思っていたし」
俺「構いませんけど...」
俺とヘルミーナ中佐は二人を残し、部屋を後にする。
暖房が効いている部屋と比べて外は凍えるような寒さだ。その中を静かに歩いていく。 <>
トンビ俺 一足早いマリー誕生日短編<>sage<>2011/12/05(月) 03:38:03.27 ID:S7AMUm6h0<> 俺「やかんは医務室です。向かいましょう」
ヘルミーナ「医務室?」
俺「殺菌をする為に薬剤を借りていたんですよ...」
宿舎から渡り廊下を通って医務室へ。外では雪が止んだものの、日差しは一向に差して来ない。
ヘルミーナ「・・・貴方なら」
俺「?」
ヘルミーナ「うちのマリーを任せても良いかもしれないわね」
外を眺めながら静かに話し始める中佐。
滑走路を眺めるその表情はどこか寂しい感じがした。 <>
トンビ俺 一足早いマリー誕生日短編<>sage<>2011/12/05(月) 03:45:55.90 ID:S7AMUm6h0<> 俺「・・・俺はまだまだですよ」
ヘルミーナ「貴方のマリーを思う気持ちは本物。だから何も問題無いわ」
ヘルミーナ「それに腕前も...多分ナイトウィッチの中でも1、2位を争うだけの能力はあると思うの」
俺「1、2位?」
ヘルミーナ「...俺くんはマリーと戦う事になったら勝つ事が出来るのかしら?」
俺「さぁ・・・出来ないでしょうね。色んな意味で」
そうこうしている内に医務室まで着く。中ではドクターが暖炉にあたっていた。 <>
トンビ俺 一足早いマリー誕生日短編<>sage<>2011/12/05(月) 03:53:49.29 ID:S7AMUm6h0<> ドクター「俺君。それに...」
ヘルミーナ「ヘルミーナ・レント。今日はマリーのお祝いで来ました」
ドクター「レントさんですか。こんにちは」
俺「あのやかん、もう使えます?」
ドクター「良いよ。また何かあったら言ってくれ。こう見えても薬品を扱うのは得意でね...」
俺「あ、ありがとうございましたっ」
何か危ない感じがしたので一目散に部屋まで帰ることに。
部屋に戻ると... <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 03:55:40.38 ID:OBQNVpOFO<> おっと支援 <>
トンビ俺 一足早いマリー誕生日短編 支援ありです<>sage<>2011/12/05(月) 04:01:10.00 ID:S7AMUm6h0<> ハイデマリー「Zzz」
ハインリーケ「...Zzzz」
ヘルミーナ「あらあら。ちょっとの間に寝てしまったわね」
俺「甘いものを食べて炬燵の中に居たらコロッと寝ちゃいますよ・・・」
やかんに水と茶葉を入れてストーブの上に。
クツクツと水が温まる音を聞きながら、また俺と中佐は炬燵に入った。
ヘルミーナ「暖かさが染み渡るわね...」
俺「ええ・・・」
俺は手を伸ばし、机に突っ伏すハイデマリーの頭をゆっくり撫でてみた。
ハイデマリー「...ンン...Zzz」 <>
トンビ俺 一足早いマリー誕生日短編 支援ありです<>sage<>2011/12/05(月) 04:07:31.18 ID:S7AMUm6h0<> ヘルミーナ「・・・二人とも、本当によく育ってくれたわ」
中佐の方を振り向くと、彼女も同じように寝ているハインリーケ大尉の頭を撫でていた。
俺と違ってワシャワシャしているが。
ヘルミーナ「貴方も知っての通り、二人とも性格に難があって...」
ヘルミーナ「でも二人とも、ウィッチになりたいという気持ちだけは強かったわ...」
俺「マリーは誰にも頼らないように強くなる為。ハインリーケ大尉は貴族の誇りにかけて。ですか」
ヘルミーナ「今思い返しても、この子達は本当に面白い子だったわ・・・」
ハインリーケ「...ウルサイ...Zzz」
俺「人を教える立場、というのはどういう感じですか?」
ヘルミーナ「どう、と言われても・・・上手く言えないわね」
ヘルミーナ「でもいずれ俺くんにも分かる時が来るわ。教える立場になる時が来るでしょう」
俺「俺は教えるのは苦手ですよ...」 <>
トンビ俺 一足早いマリー誕生日短編 支援ありです<>sage<>2011/12/05(月) 04:12:32.90 ID:S7AMUm6h0<> ヘルミーナ「そう?さっきは上手く教えていた気がするんだけど」
俺「あれは...
ウゥゥゥゥゥゥ!!!
『只今本部より緊急入電!ベルギカ国境付近の上空に敵ネウロイ編隊を発見の報告!』
ハインリーケ「敵襲か!?」バサッ
ハイデマリー「...近いですね。すぐに抑えないと」ムクッ
ヘルミーナ「私はここで指揮を執るわ。貴方達で迎撃して頂戴!」
「了解!!・・・」バタンッ
ヘルミーナ「任せたわよ・・・ハインリーケ。マリー。それに俺くん...」
・・・ <>
トンビ俺 一足早いマリー誕生日短編 支援ありです<>sage<>2011/12/05(月) 04:16:56.75 ID:S7AMUm6h0<> 「大丈夫ですか?...」
俺「ん...」ウトウト
ハイデマリー「もう眠いのですね」
俺「マリー・・・今は?」
ハイデマリー「今と言われましても...22時ですよ?」
俺「ここは・・・ノイエカールスラントの・・・」
俺「さっきのは5年前の昔話か...」
ハイデマリー「本当に大丈夫ですか?水持ってきますね」
俺「ああ。ありがとう・・・」
彼女から水の入ったコップを貰い、ふと窓へと目線を向ける。
窓からは綺麗な星空が見えた。あの星座はオリオン座だろうか。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 04:18:38.53 ID:OBQNVpOFO<> フフフ…デッドエンド支援… <>
トンビ俺 一足早いマリー誕生日短編 そしてこのEND<>sage<>2011/12/05(月) 04:24:15.63 ID:S7AMUm6h0<> 俺「ここは雪、降らないんだよな」
ハイデマリー「俺さん?」
俺「・・・いや、何でもないよ」
俺「...そろそろマリーの誕生日だよね。何か欲しいものある?」
ハイデマリー「欲しいものですか?......それは...」
ハイデマリー「俺さんとの・・・子供が・・・/////」
俺「ゴホッゴホッ...!!」
ハイデマリー「俺さん!?」
俺「...うん、ちょっと驚いただけ...」
俺「・・・今日は良いんだね?」
ハイデマリー「はい・・・その・・・」
ハイデマリー「・・・今日は一杯愛してくださいね///」
---
誕生日短編。当日投下は本人の都合により恐らく不可能という事で今日投下しました。
もし書ける時間があれば何か別のテーマ...新婚などで書いてみたいです。無論ルチアナの方も書いていきます。
それではお休みなさい。後は任せました。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 04:29:05.32 ID:alE1vPXP0<> 乙!
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 04:36:38.62 ID:OBQNVpOFO<> 乙、爆発しろ! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 04:45:31.86 ID:alE1vPXP0<> 発表用資料を作ろうと思ったら部屋が綺麗になっていた
何を言って(rx <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 05:03:46.96 ID:1FOhi2MQ0<> ほしゅ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 05:16:26.84 ID:yqunuVuT0<> シャケのカマ鍋だよルッキーニちゃん <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 05:50:37.89 ID:yqunuVuT0<> 雑炊作ろうね、ルッキーニちゃん <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 06:12:57.78 ID:fvyOo76y0<> おぅふ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 06:39:42.52 ID:OZShglD+0<> ほ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 06:53:35.41 ID:fvyOo76y0<> 眠い、布団から出たくないよシャーリー…… <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 07:04:29.22 ID:y3gpYXXf0<> しゃりぽっぽ!?
しゃーぽっぽ!? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 07:29:14.44 ID:6PlZgZWH0<> ほも <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 07:29:17.56 ID:ZeN2Mc2T0<> 美味しかった <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 07:36:33.48 ID:S7AMUm6h0<> おは保守 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 07:40:21.50 ID:uex0XNxkO<> おはようございます <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 07:44:31.57 ID:y9oRJVHW0<> おはよう、ハルカ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 07:56:18.54 ID:Q4ZkMje7O<> おやすみ皆 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 08:06:33.19 ID:HppKn+Ll0<> 次から少しの間だけ保守投下をさせていただきます <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 08:12:02.33 ID:y9oRJVHW0<> ごーごー
支援したいのはやまやまだがそろそろ俺は出かける <>
衝撃波 智子誕生日SS<>sage<>2011/12/05(月) 08:12:51.88 ID:HppKn+Ll0<>
疲れ切った表情を浮かべた俺が布団の中に潜りながら今日一日に起きた出来事を回想した。
列車に揺られ、卵焼きをご馳走になり、荷物を持たされ、女性陣の入浴現場を覗き、酔った智子たちに顔やら首筋やらを舐められ、部屋に連れていって寝かせた。
疲労が込められた溜息を盛大に吐き出して今日ほど濃密な一日は久しぶりだなと思い、徐に天井へと視線を投げる。
この疲れも覗き料とすれば安いほうかと割り切って寝返りを打った。
込み上げて来る眠気には勝てず電気を消そうと思い立った、その時である。
襖が開く音に身体を起こして入り口へ振り向くと、そこには腰まで伸びた長く優雅な黒髪の持ち主がこちらを見つめていた。
僅かにつり上がった目尻の奥の黒瞳には日頃漂う凛とした眼光の代わりに寂寞の色が浮かんでいる。
俺「と、智子っ!?」
俺が裏返った悲鳴を上げる。
端正な容貌を寂しげに歪める彼女の姿もそうだが、彼を驚愕させたのは智子の格好であった。普段ならば陸軍征服や戦闘時に身にまとう巫女衣装によって覆い隠された肢体の殆どがさらけ出されているのだ。
裸体の上に半纏一枚を羽織る出で立ちである彼女の胸元にはさらしすらも巻かれていない。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 08:14:16.59 ID:y9oRJVHW0<> 智ちゃんきたああああああああああああああああああああ
出かける前支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 08:16:22.68 ID:DIccR8qB0<> 支援 <>
衝撃波 智子誕生日SS 支援ありがとうございます<>sage<>2011/12/05(月) 08:19:08.47 ID:HppKn+Ll0<>
俺が裏返った悲鳴を上げる。
端正な容貌を寂しげに歪める彼女の姿もそうだが、彼を驚愕させたのは智子の格好であった。
普段ならば陸軍征服や戦闘時に身にまとう巫女衣装によって覆い隠された肢体の殆どがさらけ出されているのだ。
裸体の上に半纏一枚を羽織る出で立ちである彼女の胸元にはさらしすらも巻かれていない。
俺「おまっ! なんて格好してるんだよっ!?」
幸いにも半纏の丈が長く、また前も留められているため女性として肝心な部分は隠されてはいるものの、
無駄な肉はないものの触れたら絶品の触り心地を期待させる白いふとももや襟元から顔を覗かせる鎖骨が秘める艶やかさは
思春期の少年の肉欲を刺激するには充分すぎるほどの威力を誇っていた。
智子「……」
顔色を朱に染め、半ば悲鳴とも取れる声を上げる俺に智子が歩み寄った。
近づくに連れて白い美貌の細部が顕となり、俺はそれまで自身を焦がしていた動揺や男としての情欲がすぐさま消えていく感覚を覚えた。
<>
衝撃波 智子誕生日SS<>sage<>2011/12/05(月) 08:25:07.94 ID:HppKn+Ll0<>
智子「……」
顔色を朱に染め、半ば悲鳴とも取れる声を上げる俺に智子が歩み寄った。
近づくに連れて白い美貌の細部が顕となり、俺はそれまで自身を焦がしていた動揺や男としての情欲がすぐさま消えていく感覚を覚えた。
俺「とも、こ……?」
智子「っく……ひっく……ぅええええ」
黒い宝石のような瞳から大粒の涙をぼろぼろと零しながら智子がしゃくり声を上げた。
両手を持ち上げ、込み上げる涙を拭うも生暖かい透明な雫はいくら拭っても枯れる気配を見せない。
俺「智子? 一体どうしたんだ?」
智子「ひっぐ……どうしたも、こうしたも……ないわよぉぉ!! ばかぁぁ!」
なるべく刺激しないよう落ち着いた口調で話しかけたつもりであったが、今の彼女には余り効果はなかったようだ。
部屋の入り口近くで立ち尽くしたまま泣きじゃくり始める智子の様子に一体何事かと俺が駆け寄ると彼女は彼の背へと腕を回し、きつく抱きしめた。 <>
衝撃波 智子誕生日SS<>sage<>2011/12/05(月) 08:31:12.68 ID:HppKn+Ll0<>
俺「……智子?」
智子「どうして、よぉ。なんで……いっつも……武子たち、ばかりに優しくするのよぉ」
俺の身体に埋めた顔を、涙をこすり付けるかのように左右へ振る。
幼い頃から、それこそ物心ついた時からずっと傍にいたのだ。
だというのに、最近の彼はちっとも構ってくれないばかりか、やたらと武子や圭子や黒江の傍にいる気がしてならない。
智子「もっと、私にもかまってよぉ……」
心の底からの願いをぽつりと呟く。
自分だけのものだと思っていた彼が他の少女たちとばかり仲良くする姿を見せ付けられ、智子の胸の内には不安と寂しさが沸々と込み上げていた。
幼少期から今日に至るまで離れることなく過ごしてきた彼が、いつか遠くへ行ってしまうかもしれない恐怖に囚われそうになってしまう。
たしかに身体つきも部隊の中ではまだ未成熟かもしれない。
無鉄砲さも抜け切っておらず、武子たちと比べるとまだまだ“子供”なのかもしれない。
それでも、彼を想う気持ちは世界中の誰よりも強いと自負しているのだ。
<>
衝撃波 智子誕生日SS<>sage<>2011/12/05(月) 08:37:14.25 ID:HppKn+Ll0<>
俺「智子……ごめんな」
智子「……ばか……ばかっ」
ぽかぽかと胸板を叩く智子であるが強めに抱きしめられたことで
充足感で頬を緩ませつつあった。
想いを寄せる男性からの抱擁は涙を流す少女を
俺「……そうだ。智子」
智子が泣き止んだのを見計らい、俺が一度智子から離れる。
枕元に置いてある自分の荷物から何かを取り出し、時計を確認すると、ちょうど針は午前零時を示していた。
智子「……ぅ?」
俺「本当は朝一番に渡すつもりだったんだけどな……」
智子「これ……これって……!!」
俺「誕生日おめでとう。智子」
手渡されたのは手の平サイズの小さな紙袋であり、誕生日プレゼントとしては些かスケールが小さいように見えなくは無い。
しかし、智子にとってプレゼントの大きさなど深く気にすることでもなかった。
俺が自分の誕生日を忘れずにいてくれたという喜びが彼女の胸の奥を満たしたのだ。
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 08:39:29.03 ID:ZeN2Mc2T0<> しえんしえん <>
衝撃波 智子誕生日SS<>sage<>2011/12/05(月) 08:44:46.20 ID:HppKn+Ll0<>
智子「開けてもいい!?」
俺「おぉ。もちろん」
智子「ぅ……わぁぁぁ……」
俺の二つ返事を受け、袋を開けた智子の端正な顔立ちに無邪気な笑みが零れた。
袋の中から姿を見せたのは二組の髪飾りであった。
白い羽の細工が施されているその髪飾りは智子の優美な黒髪によく映えるデザイン
智子「きれい……本当にいいの?」
俺「あぁ……というか。つけてくれないと困る」
見た目こそ小さいものの、値段は俺の俸給の二か月分に相当する。
何でも欧州の有名なデザイナーが製作したらしい。
こうして智子の笑顔を見ることが出来たことを考えると、多少財布が軽くなったことなど安い大したことではなかった。
俺「そうだ。つけてやろうか?」
智子「おねがいしてもいい?」
俺「もちろん」
俺が智子の髪に手を伸ばす。
柔らかな手触りにむず痒さを感じつつも、髪飾りをつけるのに適したポイントを手で探った。 <>
衝撃波 >>548 支援ありがとうございます<>sage<>2011/12/05(月) 08:50:40.66 ID:HppKn+Ll0<>
智子「んっ……なんだか、くすぐったいわ……」
くすぐられているような感覚に頬を染める智子が身を捩らせた。
瞼もきつく閉じ、苦悶な表情を見せる彼女の姿に生唾を飲み込んで俺が髪を弄り続ける。
俺「すぐ終わるから。我慢してくれ」
智子「うん……ふぁっ……そ、こはぁっ」
俺「よしっ。終わったぞ」
智子「ど、どう……?」
俺「あぁ。すっごく似合ってるぞ」
智子「……ぅん。ありが……と」
俺「本当にごめんな。寂しい思いさせて」
智子「そ、そうよっ! 謝るくらいなら、何か……誠意を見せなさいよ……」
俺「誠意って言われてもなぁ」
プレゼントだけでは機嫌を直すことは出来なかったかと顔をしかめて頭を掻き毟る。
しかし、これ以上どうやって彼女の機嫌を取り繕えば良いか検討がつかない。
智子「じゃ、じゃあ!」
俺「うん?」 <>
衝撃波 智子誕生日SS<>sage<>2011/12/05(月) 08:56:28.48 ID:HppKn+Ll0<>
思案に暮れる俺を前に智子が口を開いた。
白い頬は既に朱一色に染まり、何か言おうとしているのだろうが羞恥心がそれを邪魔しているのか口を何度も開けては閉じる。
そして、
智子「いっしょの布団が……いい」
躊躇いがちに目を伏せ、殆ど声としての機能を果たせていないような言葉をやっとの思いで搾り出した。
俺「一緒の布団って……えぇっ!?」
智子「だめ、なの?私じゃ……いや?」
自身が放った言葉に狼狽する俺に縋りつき、真っ直ぐに視線を注ぐ。
やはり彼にとって自分は妹でしかないのだろうか。
それとも圭子たちのような身体つきの良い娘の方が好みなのだろうか。
一秒ごとに不安が溢れ、胸中で騒ぎ始める。 <>
衝撃波 智子誕生日SS<>sage<>2011/12/05(月) 09:02:13.01 ID:HppKn+Ll0<>
俺「その、だなっ……嫌だって意味じゃないぞ?」
縋るような眼差しを受け、俺が取り繕う。
決して智子に魅力を感じていないわけではない。
恥ずかしい話ではあるが、部屋へと入ってきた彼女の艶かしい格好に情欲を滾らせてしまった自分がたしかにいるのだ。
艶やかな黒の長髪も。
それとは対照的に白い柔肌も。
黒の宝玉を思わせる双眸も。
全てが思わず息を飲み込んでしまうほどに美しいのだ。
しかし、妹分だと思っていた少女が“女”になりつつある現実が俺に理性を取り戻させた。
どれだけ自分が智子に憧れの念を抱いたところで、彼女が自身を兄として見ていたら、この思いも単なる押し付けになってしまうのではないか。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 09:08:14.37 ID:D8aDF68A0<> 朝からご苦労様です〜。支援。 <>
衝撃波 智子誕生日SS 支援ありがとうございます<>sage<>2011/12/05(月) 09:08:44.75 ID:HppKn+Ll0<>
智子「じゃあ……どうして?」
俺「そのっ。おまえが……きっ、きれいだから、だよ」
智子「えっ……?」
俺「その、だな。正直に言うと……部屋に入ってきたお前を見て。すごく……興奮した」
鼻の頭をかく俺を唖然とした表情で見つめる智子の脳裏には様々な言葉が飛び交っていた。
綺麗? 私が?
興奮した? 私に?
智子「ふにゃ」
次の刹那、智子が頬を緩ませた。
幸せを満面の笑みで表現し、そのまま俺を強く抱きしめる。
彼が自分を妹ではなく一人の女として見ていたことへの歓喜が彼女
俺「とっ、智子ぉ!?」
智子「おれ……おれ……ふふっ」
弾んだ声音で抱きつき、甘えてくる智子の豹変振りに俺の頭は混乱した。
何が彼女をここまで喜ばせたのかわからないが、この体勢は非常に不味い。
互いに浴衣の所為か密着すると、身体の柔らかさがダイレクトに伝わってきてしまうのだ。
当然のことながら、これからも発育していくであろう彼女の胸の柔らかさも伝わってきてしまっているわけで。
<>
衝撃波 智子誕生日SS<>sage<>2011/12/05(月) 09:14:18.51 ID:HppKn+Ll0<>
俺「離れてくれ! 当たってるから! 色々と当たってるから!!」
智子「そ、そうね。当たっている……ものね」
俺「……え゛?」
智子の意味深な言葉に首を傾ける。
何かに気付いたのか、恐る恐る視線を下半身に落とした俺が息を呑んで絶句した。
股座からいきり立った愚息がズボンを突き破らん勢いで自己主張し、更に柔らかな智子の肌にぐいぐいと先端部を押しつけているではないか。
俺「(うあぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁあぁぁぁああああ!!!???)」
思えば、ここ数日の間忙しくて自己処理をする暇もなかった。
そんな性欲を持て余している最中にあんなことが起きたのである。
既に俺のリビドーは理性を上回る寸前にまで高まっていたのだ。 <>
衝撃波 智子誕生日SS<>sage<>2011/12/05(月) 09:20:16.09 ID:HppKn+Ll0<>
俺「(まずい)」
このままでは智子を押し倒しかねない。
ウィッチは純潔を失えば魔法力が失われるという話を耳にしたことがある。
中には例外となる者もいるようだが、智子がその例外なのかどうか分からない手前、手を出すわけにもいかない。
もちろん例外だとしても彼女が合意をしなければ無理な話である。
力で女を物にするほど腐り果てていない俺は持ち前の強靭な精神力で性欲を跳ね除けた。
智子「それで……どうなのよ」
崩れかけた半纏を直しながら智子。
隆起する男根を間近で見たばかりか擦り付けられ、彼女の頬を染める朱色は抜けていなかった。
智子「同じ布団で、いいの?」
俺「……わかったよ。その代わり、あんまり刺激しないでくれよ?」
智子が笑みで応え、差し出された俺の手を握り締める。
布団の中へ入る俺に続いて潜り込み、その華奢な身体を彼へと密着させた。
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 09:27:32.88 ID:DIccR8qB0<> 支援 <>
衝撃波 智子誕生日SS<>sage<>2011/12/05(月) 09:29:06.47 ID:HppKn+Ll0<>
俺「ちょっ!?」
智子「……おちつくわ」
胸板に顔を摺り寄せた智子がうっとりとした口調の声を洩らす。
俺「そんなに落ち着くものなのか?」
智子「もちろん」
たしかに男も女の柔らかな部分に顔を埋めれば落ち着くかもしれないなと思いつつ智子の背中に手を伸ばして撫でる。
智子「ふにゃ」
すぐに蕩けたような声が胸元から返ってきた。
視線を更に下へ落とすと使い魔であるコン平の尻尾が布団から飛び出し、右へ左へとリズミカルに揺れ動いているのが視界の中へと入る。
<>
衝撃波 智子誕生日SS >>557支援ありがとうございます<>sage<>2011/12/05(月) 09:36:20.45 ID:HppKn+Ll0<>
俺「懐かしいな。小さい頃もこうして布団に入ってきた智子の背中を撫でたっけ。覚えてるか?」
智子「えぇ。寒いときはこうやって身体を寄せ合ったわよね」
俺「怖い話聞いて泣きながら布団に入ってきたときもあったよな」
智子「もう! その話はやめてって言ってるじゃない!」
過去の恥ずかしい思い出を掘り返された智子が口を尖らせ、楽しげに笑う俺を睨みつけた。
智子の非難の眼差しを受け流し、俺が続ける。
俺「あの頃の智子はどこか行くと必ず後ろについてきたよな」
智子「もう、やめて……はずかしいわ……」
怒りと羞恥心が逆転し、とうとう耐え切れなくなって手を頬に添えた。
俺「はははっ。悪かったな。それじゃ、そろそろ寝るぞ」
いやいやと頭を振る智子の黒髪を撫でつけ、大きな欠伸を搾り出す。
間の抜けた声に思わず笑みを落とした智子が俺を見上げた。
智子「おやすみ。俺」
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 09:37:40.73 ID:HppKn+Ll0<>
以上で今回の投下は終了となります。
ここまで読んでくださった方々、支援をしてくださった方々。本当にありがとうございます
あとで色々と修正を入れておかないとなぁ・・・
それでは失礼します。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 09:40:05.18 ID:NQTyF7Nm0<> 乙 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2011/12/05(月) 09:40:49.32 ID:kwE4M7oq0<> お疲れ様ですー
保守がてら……というには感覚が短いですが僕もちょこっと、投下させていただきます。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2011/12/05(月) 09:42:22.41 ID:kwE4M7oq0<> 俺「フライトデッキよりC.D.C、フライトデッキよりC.D.C。 ウォーウルフの発艦を確認 どうぞ」
CDC《こちらはレキシトシンCDC、続けて『クラッシャー』を発艦させる。 発艦位置に誘導せよ》
俺「フライトデッキより、CDC。 『クラッシャー』の誘導を開始するがいいんだな? どうぞ」
CDC《命令に変更は無い どうぞ》
俺「了解した……オヘア少尉!」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 09:43:45.17 ID:kwE4M7oq0<> キャサリン「おー、どーしましたー?」
俺「カタパルトまでタキシングしてください」
キャサリン「……わたーし、艦長に嫌われてる思ってましたー」
俺「さぁ、上の連中の心変わりじゃないですか? とにかく、頑張ってください」
キャサリン「のーぷろぐれむでーすね!」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 09:44:35.95 ID:kwE4M7oq0<> 俺「あっと! エンジンを始動する前に主翼を展開しますので、動かないでください?」
キャサリン「そーりぃ、わすれてました!」
俺「勘弁してくださいよ少尉。 クラッシャーなんてコールサインは今日で卒業しましょう」
キャサリン「好きで呼ばれてるわけじゃないでーすね」
俺「よし、主翼展開完了……魔導エンジン点火、どうぞ!」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 09:45:26.07 ID:kwE4M7oq0<> 俺が一旦離れると同時に、ブルルルルと大きな音が響き。 R-1830-86、ツインワスプエンジンに火が入る。
キャサリン「今日ーもワイルドキャットはご機嫌でーすね」
満足げにうなづく少尉の頭を軽く撫でてから俺は、予備弾倉を手渡した。
俺「フラップをランディングで固定してください」
キャサリン「チェックしたねー」
俺は少尉の手をとり、滑走開始位置までエスコートすると総重量と装備重量の書かれたクリップボードを掲げた。
キャサリン「……ちょっと太ったかもねー」
こころなしか顔を赤くしながら冗談を言う少尉に、問題ないとサムズアップで答え、安全距離まで離れる。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 09:46:30.40 ID:kwE4M7oq0<> 俺「尾輪ロックを確認してください」
キャサリン「チェック」
俺「回転数が安定するまでそのまま待機してください。 CDC,CDC、こちらフライトデッキ……マイ・スイートの発艦準備完了、どうぞ」
CDC《こちらはレキシトシンCDC、発艦を許可する……君の彼女(ユアスイート)にキャプ(艦長)から伝言だ》
俺「なんと伝えれば?」
CDC《帰ってくる時に絶対に艦を壊すな だそうだ》
俺「伝えておきます、交信終了」
キャサリン「エンジン出力安定しまーした」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 09:47:42.38 ID:kwE4M7oq0<> 俺「オヘア少尉、発艦の許可がおりました! いつも通り、高度1500まで急上昇して編隊に合流してください」
キャサリン「はーい、それと……」
俺「はい?」
キャサリン「ああいうのは直接いって欲しいでーす」
頬を染めながら無邪気に笑うオヘア少尉に、一瞬見とれてしまったがすぐに自分の仕事を思い出し、チョークを解除するために歩み寄る。
俺「ははっ、努力します ちなみに現在風速は5-0-5、1500で0-0-5です。 突風はありませんが不意の横風に注意してください」
照れ隠しのため務めて事務的な調子で対応する。
チョークにつながれたロープに手をかけ、接続を確認していると、少尉が耳をかせとでもいうようにちょいちょい、と手を動かした。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 09:49:52.35 ID:kwE4M7oq0<> キャサリン「かかったねー♪」
そういうと少尉は顔を近づけた俺の両頬をつかみ自分の方を向かせ……唇を重ねた……のだと思う。
咄嗟のことで何も反応できなかったが、顔が離れたとき少尉はいたずらっ子のような笑顔を浮かべていた。
キャサリン「さ、チョークを解除してくださーい」
フライトデッキ全体からはやしたてるような、歓声が響く中……俺は再び彼女の頭を撫でてから、安全位置に移動し、ロープを引いた。
キャサリン「大空にただいまでーす!」
少尉は出力全開で飛行甲板を走りぬけてから一瞬沈み込んで、すぐに急上昇していく。
それを見送りながら最後に照れくさそうに笑っていたマイ・スイートの横顔を思い出し、上空を旋回する魔女編隊に大きく手を降った。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 09:51:05.26 ID:kwE4M7oq0<> 魔女たちはこころなしか大げさな動作で慣性機動をこなし編隊を組んで紹介任務に飛んでゆく。
俺「がんばれよ、マイスイート……」
ほんの一時、『愛しい人』の無事を祈ってから、帰ってきた少尉をどうやって安全に着艦誘導しようかと頭を悩ませる。
それは全く骨の折れる仕事だが…… あの子が無事ならそれでよしだ。
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 09:56:40.21 ID:kwE4M7oq0<> ということで終了です。
短い&稚拙な文章ですみません。
それでは、失礼いたしました。 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 10:03:55.22 ID:eOCht0Y20<> グッジョブジョブ! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 10:04:01.60 ID:e52mTVkD0<> 乙
ただ誰かが投下してから10分は空けた方が良い <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 10:04:34.00 ID:y3gpYXXf0<> ほ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 10:16:23.56 ID:y3gpYXXf0<> ほ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 10:32:43.69 ID:y3gpYXXf0<> ほ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 10:42:23.26 ID:y3gpYXXf0<> ダレモイナイノカ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 10:44:37.02 ID:D8aDF68A0<> ここにいるぞ!!
と言いたいが・・・投下できる物がねぇのよ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 10:47:45.71 ID:iQwYQPN20<> お前は投下しなくていいから失せろ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 10:50:57.98 ID:REcUlZ2g0<> 休みっていうのは素晴らしいな
オールスター書いてみたいけど案が中々まとまらないね… <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 10:51:49.14 ID:y3gpYXXf0<> 語尾に。をつけると容易に特定されるからやめておけとあれほど…滅多につける奴はいないんだから空気読め <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 10:53:40.71 ID:y3gpYXXf0<> >>580
キタイスルンダナ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 10:54:00.25 ID:htWbpJjAO<> 出先じゃなかったら小ネタの一つでも投下出来たんだが……
運が良かったな、今日のところは見逃してやろう <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 10:54:42.32 ID:34AFgy0V0<> 語尾に○がなくても、丸わかりだよ・・・?
根本的な所から改善しないと無理
以下オールスター案を提供する雑談 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 10:57:01.63 ID:y3gpYXXf0<> 予約表
2200
2430
間違ってたら訂正してほしいんダナ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 10:57:52.63 ID:D/3GStak0<> おはよう俺スレ
>>580期待したいけど3本同時で大丈夫か?
筆は早いみたいだからいけるのか・・・? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 10:59:15.31 ID:y3gpYXXf0<> 使い魔の系統でまとめたAS
鳥系・小動物系・ペット系…etc <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 11:05:23.15 ID:ktrV2nr70<> 使い魔が話し合うAS <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 11:08:19.78 ID:5SXByf/m0<> 君と響きあうAS <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 11:14:48.25 ID:5QCYFWg60<> 揺るぎない信念のAS <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 11:15:25.88 ID:alE1vPXP0<> 血を血で洗いあうAS <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 11:19:46.34 ID:htWbpJjAO<> 人類最後の希望AS <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 11:32:57.60 ID:EXLGlfX2O<> 学園都市的なAS <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 11:50:08.10 ID:e52mTVkD0<> ひる <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 11:50:47.06 ID:D8aDF68A0<> ヒルナンデス! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 11:54:39.22 ID:aZsd7gOB0<> 俺っていいとも! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 12:06:52.74 ID:y3gpYXXf0<> \躁ですね!/ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 12:10:43.80 ID:shxdJjhl0<> あ、ありのままに起こったことを話すぜ・・・
『クリスマスSSを書いていたら聖夜じゃなくて性夜になっていた』
何を言っているのか分からねーとおもうが(ry
おかしい・・・初めはただのイチャイチャだったのになーフシギダナー <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 12:17:38.61 ID:OBQNVpOFO<> HAHAHA何言ってんだクリスマスなんて元々性夜だろ?……チクショウ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 12:31:26.92 ID:NQTyF7Nm0<> みーなさんじゅうきゅうさい! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 12:31:57.64 ID:yqunuVuT0<> ミーナ さんじゅうきゅうさい! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 12:33:14.71 ID:e52mTVkD0<> ミーナちゃん…はぁっ…はぁっ…うっ…
ふぅ… <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 12:33:19.10 ID:aZsd7gOB0<> さんじゅうきゅうさいミーナさん! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 12:36:14.41 ID:OBQNVpOFO<> 色んな意味でアウトォー! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2011/12/05(月) 12:39:01.56 ID:ZeN2Mc2T0<> ミーナさんvsエルマさん
みんな頑張ろうね! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 12:50:42.29 ID:OBQNVpOFO<> お琴割します <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 12:52:46.70 ID:NQTyF7Nm0<> 肉棒がデカそうな俺 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 12:53:38.87 ID:yqunuVuT0<> 最近そのネタばっかだな
一週間で五回は見てる気がする <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 12:54:24.45 ID:ZeN2Mc2T0<> すいません、昼間から男根の話とかかんべんして下さい <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 13:00:06.42 ID:NQTyF7Nm0<> ごめん…すまんかった
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 13:05:03.06 ID:ZeN2Mc2T0<> ボンボン読者は腹パン <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 13:05:34.78 ID:ZeN2Mc2T0<> やべ、誤爆 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 13:09:55.82 ID:yqunuVuT0<> 朱宮くんのちんちんぺろぺろ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 13:22:53.85 ID:yqunuVuT0<> サァサーニャオキロヒルナンダナ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2011/12/05(月) 13:39:06.01 ID:ZeN2Mc2T0<> prpr <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 13:52:28.30 ID:Q4ZkMje7O<> ヌチャヌチャ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 13:53:14.80 ID:tgjCdoOqP<> >>616
ズブリ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 14:04:43.15 ID:Q4ZkMje7O<> オゥフ <>
忍法帖【Lv=15,xxxPT】 <>sage<>2011/12/05(月) 14:10:32.70 ID:DIccR8qB0<> ほ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 14:19:15.40 ID:htWbpJjAO<> 例えば俺が美少女だとするじゃん? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 14:19:50.94 ID:ZeN2Mc2T0<> デュクする <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 14:31:24.87 ID:uex0XNxkO<> ウワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 14:41:17.29 ID:y3gpYXXf0<> ミーナさんさい <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 14:42:10.61 ID:yqunuVuT0<> ミーナさい
ミーナ祭!? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 14:51:37.73 ID:hu6yUdnp0<> 保守 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 14:52:19.22 ID:ZeN2Mc2T0<> 開催を許可します!(cv:田中理恵) <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 14:57:20.40 ID:yqunuVuT0<> とか言いつつ真っ裸のコスモッピに網戸をはりかえられた後
耳元でエコな台詞言われながら屋上に発電パネルをつけられて
ねっとりとした施工でいよいよ母屋をリフォームされたら
勃起すんだろ!?
レ^ヽ l;;;;;;;;;;;;;;'''';;;;;;;ミ
(_,,;-、 );;/´`i;ミ`i;;;;;;
)i)ノ ノノ б);;;;;;;;;;;ミ
,ノ ~ ノ 、 ,/ノ;;;;;ミミ;
_,-‐(ヒ_]-ヒ_ン )-、_ `ーj `l ~t(;、;;;;;
/ ",___,"", ', `ー=、 j、 );;;
i ヽ _ン ノ _,,,=-‐‐、 ヾ~´ ノ i、 ,,ノ/;;;
`ー―-t t――'´/ 、 ,-‐-'"^ヾ`l / ヽ イノ
,,-―'´ `ー--|:::>ィ`ー、_-ヽ `tゝ=''T") `i、
/ n 、_ ィ/~>-‐-、rヽヽrヽ | j----、、 _,,..ィ
i r'/ TOS / ̄(,イ´ ``^'''"´ l l __ 7'
i V TEM / / ll `ヽ/
() ) (/ ,/' <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 15:02:28.99 ID:ZeN2Mc2T0<> はい <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 15:06:54.51 ID:7B26Hm9P0<> 投下する人がいないようなので、保守がわりに投下しまーす <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 15:08:23.54 ID:/QTQlJ/00<> えっ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 15:12:31.89 ID:/QTQlJ/00<> ごめん誤爆った
カモンカモン <>
俺と私と時々オカン >631 ありがとうございます!<>sage<>2011/12/05(月) 15:13:35.45 ID:7B26Hm9P0<>
俺「ゴルディオンクラッシャー(物理)を喰らって生きてる俺マジ不死身」
私「因みにお前はギャグ補正かかってないのに、その不死身っぷりだ。世界中の人間が死に絶えてもお前だけひょっこり生き残ってそうな生命力と耐久力、という設定」
俺「便利な言葉だ、“という設定”。大体、これでケリがつく。では、前回の三つの出来事!」
一つ! 様々な問題を抱えたジェットストライカーと頑固なバルクホルンの組み合わせ!
二つ! 案の定、過剰な魔法力の消費で墜落するバルクホルン!
三つ! 仲間を救うためジェットストライカーで出撃したバルクホルンであったが、私の固有魔法で事無きを得る! そしてバルバトスる俺!
俺「俺が敵を倒しているだけなんだが。あと、裸エプロン」
私「元々そういうキャラだしな。問題解決は殆ど私へ丸投げだ」
俺「いやぁ、俺はシャルルマーニ十二勇士のアストルフォと大差ないから、しょうがねえや」
私「理性が蒸発しちゃってる!?」
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 15:13:50.43 ID:OBQNVpOFO<> >>629
来いよベネット! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 15:14:34.63 ID:yqunuVuT0<> 金品なんか捨ててかかってこい! <>
俺と私と時々オカン >633‐634 ベネット「規制なんか怖かねぇ、野郎投下してやる!」<>sage<>2011/12/05(月) 15:20:42.70 ID:7B26Hm9P0<> ――回想 2時間前
私「臨時補給……?」
ミーナ「ええ、物資が必要になってしまってね。宮藤さんとシャーリーさん、ルッキーニさんの三人でローマの街まで行って貰おうと思って」
私「はあ……」
ミーナ「こう言っては何なのだけれど、あの三人だけでは何かと不安でしょう……?」
私「まあ、言葉にするのはどうかと思いますが、お気持ちは察します」
ミーナ「それで、私さんにも付いて行って貰えると助かるのだけれど……」
私「引率ならバルクホルンが適任だと思いますが?」
ミーナ「ネウロイの襲撃に備えて、基地の戦力を必要以上に分散させる訳にはいかないわ」
私「ふむ。それならば、仕方がありませんね。分かりました、引き受けます」
ミーナ「ありがとう。これで後顧の憂いはなくなったわね!」パア
私「………………俺の手綱は、握っておいて下さいね?」
ミーナ「………………ッ!?」バササッ!
私「気持ちは分かりますけど、書類を落とすほどショックを受けなくても……」 <>
俺と私と時々オカン<>sage<>2011/12/05(月) 15:26:50.18 ID:7B26Hm9P0<> ――現在 執務室
ミーナ「――と言う訳で、私さんはローマへ出かけました」
俺「成程、把握した。でもさー、何か問題起きても私じゃ、どうにもできないぜ。心臓ポンコツ自称するくらいだし」
ミーナ「私さんなら、問題が起きる前に何とかしそうだけど……」
俺「まあね。だけど、個人の主張や行動は最大限尊重する奴だから、問題もう起きてるんじゃねぇかな?」
ミーナ「不安になるようなことを言わないでちょうだい」
俺「まあいいや。アイツなら何とかするだろ。自分に出来る範囲は弁えてるし、誰かの命でもかからなけりゃ、自分の命をかけたりしないだろ」ドサァ
ミーナ「何で、ソファに座るのかしら……?」
俺「はぁん? 外に居るともっさんとかバルクホルンが訓練訓練てうるさいんだよ」
ミーナ「貴方の場合、欲望を運動で発散した方がいいんじゃないかしら?」ニコニコ
俺「あっざーっす!! BBAの嫌味はらしゃーっす!!」
ミーナ「嫌味が、まるで嫌味にならない……」
俺「実際、もっさんと訓練したって俺の為にならねーんだよなぁ。ぶっちゃけ生ッチョロすぎて」
ミーナ「そういえば、早朝訓練で逆に潰されてしまったって落ち込んでたわね、美緒……」ハァ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 15:28:37.38 ID:D8aDF68A0<> 本当にイジメルのが好きな俺であった
支援 <>
俺と私と時々オカン >637 支援、ありがとうございます!<>sage<>2011/12/05(月) 15:32:14.84 ID:7B26Hm9P0<> 俺「んな訳で、俺は今日も惰眠を貪る日々なのですよ」
ミーナ「だったら自主訓練でも、他の娘達と親睦でも深めたらどうかしら……?」
俺「訓練、意味ないからダルい。他の連中は色々とメンド臭い」
もっさん&バルクホルン → 面を見れば訓練訓練、お前の性格叩き直してやる! ダルい。
ペリーヌ&エイラ → 主にもっさんとサーニャ関係で色々五月蠅い、メンドイ。
エーリカ → ろくな会話にならない。そもそも寝てる。
サーニャ&リーネ → いつもの調子で話したら確実に泣くじゃないですか、ヤダー!
私&宮藤&シャーリー&ルッキーニ → 基地に居ない。どうして俺を捨てたの!?
俺「って感じだ。私がいないとアンタといるのが一番いい。主にボケとツッコみのバランス的に考えて」
ミーナ「私はツッコみしたくて、してるんじゃないわよ!」
俺「だが、ボケられたらツッコみをしてしまうツッコみ体質なんだよ、アンタは。口ではそういっても、身体の方は正直だ……!」
ミーナ「だったら私や私さんの胃に対するダメージも鑑みて!!」
俺「分かってる。胃に穴が開く限界を見極めてやってるから安心しろよ」
ミーナ(始末に負えない上に、安心感が皆無すぎる……!) <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 15:36:33.67 ID:D8aDF68A0<> この俺が「身体の方は正直だ」と聞くと卑猥に聞こえてしまった俺は重症ダナ・・・
支援するぜ <>
俺と私と時々オカン >639 支援、ありがとうございます!<>sage<>2011/12/05(月) 15:37:58.29 ID:7B26Hm9P0<>
不安と苛立ちから無言になるミーナを尻目に、俺はあー喉渇いた」などと呟き、部屋を後にする。
風の向くまま気の向くままに行動する俺から解放されたと安堵したが、数分後に戻ってきた彼に大きな溜め息を吐き出した。
ミーナ「何処かへ行ったんじゃなかったの……」
俺「いや、喉渇いたから飲み物取ってきただけですよ?」
ミーナ「………………」ハア
俺「人のツラ見ただけで溜息って、割と酷いよなぁ」
ミーナ「だったら、そうされないように行動するべきじゃないかしら……?」
俺「なんで君達は、俺が人の為に自分の生き方を曲げなきゃならないと言うんだい? わけがわからないよ」トポポポ
とぼけた無表情という、それこそ訳のわからない表情で首を傾げながら、俺はティーカップに紅茶を注ぐ。
俺「ほい、どぞー」カチャ
ミーナ「あ、ありがとう」
まさか自分の分まで用意されていると考えていなかったようで、ミーナは思わずどもる。
俺の心中は察せなかったものの、それを好意と受け取り、作業の手を止めて注がれた紅茶を口にした。 <>
俺と私と時々オカン<>sage<>2011/12/05(月) 15:43:10.29 ID:7B26Hm9P0<>
ミーナ「…………あら、おいしい。微妙に味と香りが違う気がするけれど、私物?」
俺「まさか、俺は街に行ってない。リーネとは入れ方が違うだけだろ」ジー
ミーナ「貴方にそんな繊細なことが出来るとは思えないわね。…………それで、何を見てるのかしら?」
俺「BBAの小皺」ジー
ミーナ「小皺なんてないわよ!」
俺「…………どうでもいいが、この書類、ここ間違ってるぞ」
ミーナ「憐みの視線を向けるのは止めて!」
ミーナは涙目になりながら睨むも、俺はどこ吹く風といった表情で書類を指差した。
キリキリと頭と胃が締め付ける感覚にうんざりしながらも、俺の指し示す先を見る。
ミーナ「あ、あら……?」
俺「な、間違ってるだろ」
ミーナ「そ、そうね。ありがとう、助かったわ」
<>
俺と私と時々オカン<>sage<>2011/12/05(月) 15:49:32.15 ID:7B26Hm9P0<>
俺「お疲れですかー? 体調管理くらいしっかりしてくださいよー、隊長さん」ヤレヤレ
ミーナ「うるさいわね! どう考えても疲れの原因は八割が貴方のせいです!」
俺「うん? まあ、認めないことはないけれど、他にも原因はあんじゃね? 上層部からの嫌味とか。中間管理職は大変だねぇ」
ミーナ「一つ言っておきます。貴方の悪口のお陰で上層部の嫌味は、もう何だか、言いたいことがあるならハッキリ言えばいいのに、くらいの感慨しか沸かなくなったわ……」
俺「やったね、ミーナちゃん! 精神力が増えたよ!」
ミーナ「もぉぉぉ! 少しは反省しなさいよぉぉぉぉッッ!!」
俺「ハ、それはさておき。どら、たまにはちょっとくらい手伝ってやるか」コレとコレとコレとコレー、と
ミーナ「ちょ、ちょっと、素人がそんなことしないで! 余計に仕事が増えるじゃない!」アタフタ!
俺「書類整理も、部隊運用の知識も多少はある!」
ミーナ「…………あなたの通っていた学校、軍に関係しているのかしらね」
机の上に広がっていた書類を持って、俺は来客用のソファに座る。
そんな俺に、以前から気になっていたことをミーナは問うた。
俺にせよ、私にせよ……そして、基地にはいない母も恐らくは二人に並ぶほどの性能を秘めた人間であろうことは容易に察せる。
普通などでは決してない一家。その詳細とまではいかずとも、何らかの情報を手に入れられるのではないかと考えた。
それが得られるなら、多少の仕事の増加は安いものだろう。
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 15:52:35.17 ID:/QTQlJ/00<> SHIEN <>
俺と私と時々オカン >643 支援、感謝します!<>sage<>2011/12/05(月) 15:55:47.19 ID:7B26Hm9P0<> ミーナ(美緒も前回の出撃で、俺さんが戦場が初経験ではないと言っていた。それが隊の皆を危険に晒す可能性があるのなら……)
俺「ふーん? なに、そんなに気になるの、俺のこと?」
ミーナ「ええ。と言うよりも、あんな唐突な現れ方をした者に興味を持たない人がいるかしら?」
俺「成程、道理だ。理解は出来ないし、したくもないが。……で、何が聞きたい? 俺はアンタが望む答えを用意しよう」ニヤァ
ミーナ「………………嫌な、笑い方をするのね。でも、私はふざけている訳じゃないわ」
真面目なミーナとは対照的に、俺は心底馬鹿にしきった、相手の心情から何からを全て否定するような嘲笑を浮かべた。
俺「んー、そうだなー。じゃあ、アレだ。俺や私の生みの親は心底クズで、自分の都合のいい殺戮人形を作りたくて、色々な技術を仕込んだってのはどう?」
ミーナ「………………」
俺「おや、お気に召さない? じゃあ、これは? 実は元の世界を何度か救ったことがある英雄なんだ、俺達一家は。なかなかの燃え要素だろ?」
ミーナ「…………貴方ね」イラ
俺「これも駄目? そだなー、じゃあ仲間を殺されて一度は復讐に燃えた少年兵なんてどうよ? これはどっちかって言うと燃えじゃなくて萌えじゃね?」
ミーナ「私は、真面目に聞いているのよ。そんな与太話、誰が信じるというの?」
俺「その言葉が聞きたかった!」
普段の無表情は何処へいったのか、俺の表情が喜悦に染まった。 <>
俺と私と時々オカン >643 支援、感謝します!<>sage<>2011/12/05(月) 16:02:24.62 ID:7B26Hm9P0<>
俺「どうして、俺の話が与太だと言い切れる?」
ミーナ「どう考えても、そんな風には見えないわよ。現実的に考えてもありえない……」
俺「ま、そりゃそうだ。今の俺と符合する要素は精々が戦闘能力くらい。精神面ではどれもこれも符合しないだろうな。じゃあ逆に、普通の一家だと言っても信じはしないだろう?」
ミーナ「……ええ、ネウロイを前にしても微塵も動揺しない人間が、一般人とは言えないわ」
俺「何を言っても信用されないのなら、一番信用できる台詞を用意しよう。そもそも、アンタ等には何が真実であるかを判断する材料すら、手に入れられないからな」
ミーナ「……それは、……」
俺「俺達は別の世界の人間だぜ? その言葉の真偽を一体あんた等はどう判断する? そんな手段があるとでも?」
ミーナ「……………………」グ…
俺「結局の所、あんた等は自分にとって据わりの良い言葉しか受け入れるだけさ。なら、それを用意してやるって言ってるんだ。どうだ、俺の優しさが身に染みる思いだろう?」
ミーナ「……優しさ? ただ底意地が悪いだけね」
それは必要最低限の情報しか与えるつもりはないという、遠回しでありながらも明確な拒絶だった。
<>
俺と私と時々オカン<>sage<>2011/12/05(月) 16:10:29.08 ID:7B26Hm9P0<>
ミーナ(……説明する気はない、か。いえ、そもそも私が理解できるかも分からない。余計な先入観を――――)
俺「でー、どんな説明して欲しい? 面白おかしく歪曲して伝えてやっからさー」キラキラ
ミーナ「顔が、生き生きとしてる!? 何、そのからかってやる的な顔は! しかも相変わらず目が死んでるのが怖いッ!!」
俺「それもこれも、ゴルゴムの乾巧って奴が変身するディケイドの仕業なんだ」
ミーナ「あからさま! あからさまに分かりもしない誰かに責任転換するのはやめて!!」
俺「いいんだよ。大体、これらの所為にしとけば話が丸く収まるんだから」
ミーナ「罪をなすりつけられた側は溜まったものじゃないわ!」
声を荒げすぎて肩で息をし始めたミーナであったが、そんなことを気にする俺な筈もなく、黙々と勝手にぶんどった仕事をこなしていく。
不安から、ちらちらと俺の様子を見ながら、自らもまた仕事を消化していった。
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 16:16:34.19 ID:1NDyhSeCI<> 支援 <>
俺と私と時々オカン >647 支援、ありがとうございます!<>sage<>2011/12/05(月) 16:17:26.27 ID:7B26Hm9P0<>
俺「んー、ま、こんなもんかねぇ……どうよ?」
ミーナ「………………」
俺「黙ってないで何とか言ったらどうですかぁ?」
ミーナ「文句のつけようもないわね。もしかしたら、美緒よりも向いているかもしれないわ」ハア
俺「はぁん? 褒めてんのに溜息吐くとか人のこと馬鹿にしてんのん?」
ミーナ「いいえ、これで性格がもっとマトモならよかったのに、と心底思っただけよ」ニコ
俺「ふーん。ま、人間なんて一皮剥けば俺みたいだよ皆」
ミーナ「仮に性悪説が正しかったとしても、誰も彼もが貴方みたいな腐った人間じゃないわ」ニコニコ
俺「いや、俺はピッチピチな新鮮な肉体ですけど? くさったしたいと一緒にすんな!」
ミーナ「そういう意味で言ってないわよ!」
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 16:20:44.34 ID:uex0XNxkO<> シェン <>
俺と私と時々オカ 支援、感謝します!<>sage<>2011/12/05(月) 16:24:24.94 ID:7B26Hm9P0<>
仕事に対して真面目に取り組む俺であったが、お決まりのボケをこれでもかというほど炸裂させ、ミーナはツッコミと頭痛に気が回りすぎて仕事が思うように、はかどらない。
そんな、見ている分には微笑ましい光景の中であっても、時はゆっくりと過ぎていく。
俺「あー、もう日も暮れちまって。………今日の分、これで終わりかー? おい、返事くらい――」
ミーナ「………………」スー、スー
俺「あらら、寝ちゃってら。…………疲れが溜まってたのか。仕事の途中で寝るとは、やっぱりBBAだな」
机に突っ伏して眠るミーナを見て一人呟くが、どう考えても彼女の疲れの原因は俺である。
俺「やれやれだ。起こすのもアレだし、寝かしといてやるか。…………私もそろそろ戻ってくるかねぇ」
ミーナ「……ッ、うーん。こ、これ以上、問題を増やさないでぇ……」
俺「コイツ……寝ている時まで苦労人属性だと……? 仕方ねぇ、ちょっとくらい優しくしてやったりなんかしちゃったり、嘘だったり……」
眠り姫に自分の学ランを羽織らせ、しばらく安らかな寝顔を眺める。
俺「……………………」ニヤ <>
俺と私と時々オカン<>sage<>2011/12/05(月) 16:30:43.12 ID:7B26Hm9P0<> それから数時間後。日が暮れ、空が墨を流し込んだように黒く染まり始めた頃、ミーナは目を覚ました。無論、俺の姿はない。
ミーナ「ん、ぅう…………はッ! 仕事が!?」ガバッ!
ミーナ「あ、あら? ……終わって、る? ……あ、こっちも!?」
ミーナ「もしかし――――なくても、俺さん、ね。あ、これ、上着……」
何故俺のようなフリーダムかつアナーキーな人物が嫌われず、女だらけの基地でやっていけているのか?
それは単に、私が緩衝材としての役割を果たしているだけでなく、俺がミーナに対してやったように地味に点数を稼いでいるからである。
しかも、何が始末に負えないかと言って、俺自身がそれを分かった上でやっているところだろう。
言うなれば、雨の日に不良が捨て猫、捨て犬に優しくしているところを目撃してしまった人間の心境。ジャイアン映画版の法則ともいう。
ミーナ「もう、起こしてくれればよかったのに……」
じんわりと暖かな何かが心に広がっていくのを感じながら、嫌味を言い過ぎてしまっただろうか、俺はどこに行ったのかと考えた。
俺がBBA呼ばわりをしようと、根は乙女。普段見せない一面を見ると、トキめくこともあるだろう。完全に俺の術中に嵌っている。
ミーナ「いけない、宮藤さん達も戻ってくるでしょうし、出迎えに行かないと。……一応、これも持って行きましょうか」
肩に掛けられた俺の上着を丁寧に折り畳み、薄く笑いながら部屋を後にする。
しかし彼女は知らない。俺の悪ふざけが仕掛けられていることを……! <>
俺と私と時々オカン<>sage<>2011/12/05(月) 16:36:58.11 ID:7B26Hm9P0<> ――夜 車庫
俺「おー、来た来た。おかえりー」
シャーリー「お、わざわざ出迎え? 悪いねぇ」
俺「気にすんな。お前等を出迎えに来た訳じゃねぇ、私を出迎えに来ただけだから」
シャーリー「……お前さー、そういうこと言わない方がいいと思う」
俺「言いたいこと言うのが俺なんだよ。…………つーか、どうしたんだ、その二人?」キョトン
私「………………」ハァァァ
ルッキーニ「うぐ、ッ……ぐじゅ……ごべん゛な゛ざーい゛」ビェェェェェッ!
宮藤「あ、あはは……実は」
芳佳の話によると、ルッキーニが食糧調達の金を使い込んでしまったとのこと。
更には南下したネウロイがローマの街を襲撃したりと、すったもんだの展開が待ち構えていたのだとか。
<>
俺と私と時々オカン<>sage<>2011/12/05(月) 16:43:12.71 ID:7B26Hm9P0<>
俺「はー? でも、食糧買ってきてんじゃん」
シャーリー「い、いやー、それは……」←サっと目を逸らす
宮藤「…………」←右に同じく目を逸らす
私「立て替えて置いた」
俺「……は?」
私「我々の金で立て替えて置いた」
俺「はぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!?!?」
私「仕方あるまい。監督責任は私にもある。彼女から目を離した私も悪い」
俺「それで全額立て替えたのかよ!? アホか! それならこのおっぱいお化けと淫獣にだって責任あるだろうがよ!」
シャーリー「いやぁ、あたしも宮藤も持ち合わせがなくてさぁ、悪い悪い」
宮藤「す、すみません」 <>
俺と私と時々オカン<>sage<>2011/12/05(月) 16:49:26.01 ID:7B26Hm9P0<>
俺「っざけんなッ! お前等の胃袋に入れるもん買う為に働いてんじゃねーんだよ、俺は! 家族の為に働いてるんですぅッ!!」
私「知っている。だが、彼女達は仲間だぞ、助け合うのは当然だろう?」
俺「知るか! ガキの世話もできねーような奴は飢えて死ね!!」
宮藤「ひ、酷い。そ、それは確かに私達も悪かったですけど、何もそこまで」
シャーリー「そうだよ。立て替えって言ってるだろ? ミーナ隊長が何とかしてくれるって」
俺「残念ながら、そんな余裕はこの隊にはねぇ! いまカツカツなんだよ! さっきまでBBAの書類仕事手伝ってたから経済状況までお見通しだボケ!!」
シャーリー「マジで!?」
俺「マジだ!!」
俺「つーか、なんでそんな元気いっぱいなんだよ! 私なんて疲れ果ててるじゃねぇか! 私がルッキーニ探してる間、テメェら何してた!!」
シャーリー「い、いや? ちゃんと、探してたよ? な、宮藤!」ダラダラ
宮藤「え、ええ。そんなの、当たり前じゃないですか!」ダラダラ
俺「……………………」ジー
シャーリー「な、なんだよその目! 仲間の言う事が信じられないっていうのかよぉ……」ダラダラ
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 16:55:01.73 ID:D8aDF68A0<> こんなに激怒している俺だが無表情か?
いや、家族の為に般若顔になっているのだろうか?
気になる支援 <>
>656 割と本気で怒っているので、無表情ではないです。ちょっと表情変わった程度のイメージです<>sage<>2011/12/05(月) 16:57:11.06 ID:7B26Hm9P0<>
俺「……………………あ、口になんかついてるぞ、二人とも」
シャーリー「え? 嘘だろ!?」ビク
宮藤「はッ!? まさかあの時の!?」ゴシゴシ
シャーリー「……って、何もついてないじゃないか」
宮藤「もう、つまらない嘘なんかついて、何だっていうんですか」
俺「ああ、嘘だぜ。…………だが、マヌケは見つかったようだな」
宮藤「え?」
シャーリー「あ……」
俺「あの時ってどの時? ねぇ、なんでそんなに焦ってるの? ねぇねぇ、もしかしてルッキーニが居なくなって私が駆けずり回っている間、お前等なんか食ってたの?」
宮藤&シャーリー「「………………………………す、すみませんでしたー!」」
俺「屋上へいこうぜ……ひさしぶりに……キレちまったよ……。裸に向いて基地の屋上にある女神像から逆さ釣りだ」ゴゴゴゴゴゴ
宮藤&シャーリー「「……ひぃぃッ!!」」
<>
俺と私と時々オカン<>sage<>2011/12/05(月) 17:03:27.84 ID:7B26Hm9P0<>
私「そこまでにしておけ。彼女達にばかり責任があるわけじゃないんだ。それに悪かったな、お前が稼いだ金を勝手に使って」
俺「それは別に構わねぇよ。管理はお前に任せてあるんだ、どんな使い方をしようが文句はねぇ」
シャーリー「え、えーと、じゃあそんなに怒らなくてもいいんじゃ……」
俺「あ゛あ゛ッ!?」ギンッ!
シャーリー「はい! すみませんでした、サー!」
俺「俺が怒ってんのはなぁ、家族の為に稼いだ金を、なんで他人なんぞの為に使われなきゃならねぇってことなんだよぉ、分かったかぁッ!!」
宮藤「は、はい! 了解しました!」
俺「テメェら、金が返ってこなかったら、ルッキーニ含めた三人に請求するからな」
シャーリー「ちょ、それじゃあ……」
俺「あ? 反論するならしてみろや。最終的に、はい論破っつってやるからよぉ」
シャーリー「い、いやぁ、それでも宮藤なんかは家族とかに仕送りしなきゃだし、勘弁してほしいなぁ、なんて……」
俺「は? 知るか、家族を助ける前に借りたもん返さんかい。ああ、安心していいぞ。ウシジマくんも言っていた。女はいくらでも金を稼ぐ方法があるってよぉ」ニヤァ…
シャーリー(絶対に怒らせちゃいけない相手を……)ガクガク
宮藤(……怒らせちゃいましたぁ)ブルブル <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 17:07:18.47 ID:fJAd4i3K0<> 支援なう <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 17:07:41.67 ID:D8aDF68A0<> あ・・・悪魔だ・・・
ガクブル支援 <>
俺と私と時々オカン >658‐659 支援、ありがとうございます!<>sage<>2011/12/05(月) 17:09:36.54 ID:7B26Hm9P0<>
ミーナ「……ちょっと、どうしたの、そんなに声を上げて」
俺「あ、ヤベ……」
私「ああ、ミーナたいちょ――――ッ!?」
シャーリー「た、助かっ――――ッ!?」
宮藤「どうしたんですか、ふたりと――――ッ!?」
ミーナ「どうかしたの、三人とも? 鳩が豆鉄砲くらったような顔をして。そういえば、他の整備員の人達も同じような顔をしていたけど……」
俺「いやぁー、ミーナさんの美貌に面喰ってるんですよー、きっとぉ」
ミーナ「もう、そんなことを言っても、何も出ませんからね」
俺(やべぇ、想像以上に面白いことになってる。吹き出しそう)プルプル
ミーナ「それからこれ、ありがとう。でも、次からは起こしてちょうだいね?」
俺「あー、はいはい上着ね。いやまあ、随分気持ちよさそうに寝てたから、いたず――そのまま寝かしておいたんだがねぇ」
ミーナ「気持ちはありがたいけど、他の隊員に示しがつかないから」
俺「へーい。この部隊で示しもクソもないと思うがな」
ミーナ「それでも、取っておかなければならない体面というものがあります」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 17:13:10.31 ID:D8aDF68A0<> おい・・・まさか・・・ <>
俺と私と時々オカン >661 さて、どうなるでしょう……?<>sage<>2011/12/05(月) 17:16:28.77 ID:7B26Hm9P0<>
俺「じゃあ、俺はそろそろ中に戻るとするかー、っと」ダッ!
私「待てぇぇぇッ! 逃がすかぁぁぁッッ!!」グッ!
俺「グェェェェェっ! ……ちょ、お前、やめろよ。全力疾走しようとした相手の襟首掴むの。オシシ仮面みたいな声でちゃった」
私「掴みもするわ! お前はこの状況を投げっぱなしで逃げるつもりか!?」
俺「そうですけど、なにか?」
私「ふざ、けるなぁぁぁぁぁぁっ!!」ガシッ
俺「は? 人の片足掴んでってこれ、――――ドラゴンスクリュッッ!?」ドグシャッ!!
ミーナ「…………あの二人は、何をやってる、の?」
シャーリー「あー、非常に言い難いんだけど――――はい」グイ
ミーナ「」
シャーリーは引き攣った笑顔でトラックのサイドミラーをミーナの顔が映るように動かした。
ミーナ「な、なによこれぇぇぇぇぇぇぇッ!!!」
<>
俺と私と時々オカン >661 さて、どうなるでしょう……?<>sage<>2011/12/05(月) 17:23:49.10 ID:7B26Hm9P0<> 推奨BGM SATSUGAI[ttp://www.youtube.com/watch?v=d7l_wAfTZ9Q]
ミーナの顔は白塗り、黒いくま取りでメイクされており、額には“殺”の一文字が書かれていた。
俺「ぐ、ぐふ。ドラゴンスクリューとか藤波辰爾か長野原みおかよ。…………アレ、ヨハネ・ミナウザーU世だ。うそ、ミナウザーさん、ミナウザーさんじゃないっすか!!」
ミーナ「貴方の仕業ねぇぇぇぇぇッッ!!」
俺「は、歯ギター! もしくは一秒間に十回レイプ発言お願いします!」
ミーナ「人の話を聞きなさいよぉぉぉッ!!」ビェェェンッ!!
俺「泣かないでくださいよミナウザーさん! 折角のメイクが落ちちゃうじゃないっすかッ!!」
ミーナ「ちょっとでもいい人とか思った私のバカぁぁぁぁぁッ!」
俺「そうだね。アンタがバカだったんだよ。だから、俺は悪くない」
ミーナ「もぉぉぉぉぉぉッ!!」バシーンッ!
宮藤「あ、俺さんがビンタで張り倒された。……ミーナさんが来た時は、ちょっといい感じの雰囲気だったのに」
シャーリー「どうしてこうなった……」
私「いや、あんなメイクされたら誰だって怒るだろう?」
シャーリー&宮藤「「で、ですよねー」」 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 17:26:01.84 ID:uex0XNxkO<> ナンジャコリャァッ!?
支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 17:28:46.27 ID:OBQNVpOFO<> アホだ、真性のアホだ…
支援 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 17:29:03.30 ID:FE3lbXJ7O<> これウィッチdisってるだけにしか見えないがイチャイチャはいつするの?
<>
俺と私と時々オカン<>sage<>2011/12/05(月) 17:30:39.21 ID:7B26Hm9P0<> 次回予告!
俺「で、色々あってエイラと喧嘩したと」
サーニャ「…………はい」コクン
とある理由から、仲違いをしてしまったサーニャとエイラ。
俺「まあ、そうだな。だが、早く仲直りしておけよ。後悔は先に立たない。いずれ別れの時は来るんだ。できるだけ、楽しい思い出は多い方がいいだろう?」
サーニャ「……でも、」
俺「気楽にいこうぜ。失敗すればそこまでだった、成功すればまた笑いあう。それだけで十分だ。十分、すぎる」
第五話『おい、なんでアイツが真面目なんだ? 誰が変なもん喰わせた?』
お楽しみに! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 17:32:31.42 ID:alE1vPXP0<> 乙乙
次回の俺は今回の俺じゃない俺に違いない俺だな <>
俺と私と時々オカン <>sage<>2011/12/05(月) 17:35:53.57 ID:7B26Hm9P0<>
>664‐665 支援、ありがとうごございます!
>666 不快にさせて申し訳ありません。イチャイチャももう少し先になりそうです。
今回の投下は、以上です。
そろそろ部隊と打ち解けてきた、という設定なので、次回や次々回辺りから、ゆっくり仲を進展させていくつもりですので、気長にお待ちください。
では、支援してくださった方、読んでくださった方、ありがとうございました!
<>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 17:36:15.78 ID:D8aDF68A0<> 乙ー!!次回も楽しみにしているぜ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 17:43:11.64 ID:S7AMUm6h0<> 乙保守 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 17:47:49.07 ID:h32N2d5N0<> 乙乙 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 17:53:56.38 ID:CQxgzppL0<> 保守 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 17:54:02.71 ID:R+RSohmb0<> 予約表
2200〜
2430〜 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 17:58:53.88 ID:R+RSohmb0<> 小ネタ投下する
よろしいか? <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 17:59:19.41 ID:GXw+HkTu0<> ほしゅー <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 18:07:48.76 ID:R+RSohmb0<> いっていいかな……?
次から投下します <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 18:08:18.46 ID:S7AMUm6h0<> GOGO <>
淫獣さん&アナルワイプさん恋をする<>sage<>2011/12/05(月) 18:10:04.83 ID:R+RSohmb0<> 智ちゃん誕生日小ネタ
淫恋俺「智子、ハッピーバースデー!!」
アナル俺「さぁ、カーニバルの、」
ハルカ「始まりだ!!」
アナル俺・ハルカ「「いやっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおうっ!!」」ガタッ
智子「えっえっ? あ、ありがとう……?」
アナル俺「ぐへへ……誕生日だよ、アナルワイプさん……」ジリジリ
ハルカ「げへへ……私達が骨の髄まで祝ってあげますからね……」ジリジリ
智子「こ、来ないでよっ! 誕生日くらい爽やかに過ごさせてっ!」
ジリリリリリリ
アナル俺「ケケケ」ネチョネチョ
ハルカ「ククク」ネチャネチャ
智子「ちょっ! 電話かかってきたからっ! 電話がかかってきたから離れなさい変態共!」
<>
淫獣さん&アナルワイプさん恋をする<>sage<>2011/12/05(月) 18:12:25.33 ID:R+RSohmb0<> ガチャッ
智子「もしもし?」
『もしもし智子?』
智子「その声は……武子?」
『そうよ。誕生日おめでとう、智子』
智子「あ、ありがと……あんっ! そんな所触らないで!」
ハルカ「幼馴染に現状報告をしてあげましょうよぉ、智子中尉ぃ」サワサワ
智子「ちょっ……胸はダメ……!」
『智子?』
智子「ご、ごめんね! ちょっと虫が……きゃっ!?」ビクッ
アナル俺「ふむ……やはり君のアナルの形は素晴らしいね」サワッ
智子「触らないでください! 打ち首にしますよ!?」 <>
淫獣さん&アナルワイプさん恋をする<>sage<>2011/12/05(月) 18:14:40.79 ID:R+RSohmb0<> 『………』
智子「ゴメン! ゴメンね武子! 淫恋俺さん! コイツらを何とかしてください!」
淫恋俺「うっ……ふぅ……イカン、ズボンがズブズブになってしまった。これは部屋に戻って代えてこなければ」スタスタ
智子「」
『智子、智子ぉ?』
アナル俺「アナルワイプさんアナルワイプさん」クイクイ
智子「何よっ!?」
アナル俺「言うの忘れてた。誕生日おめでとう」ニッ
ハルカ「生まれてきてくれてありがとうございます!」ニコッ
智子「………」
『うふふ……いい仲間達じゃない』
智子「………うん…」
<>
淫獣さん&アナルワイプさん恋をする<>sage<>2011/12/05(月) 18:17:12.66 ID:R+RSohmb0<> アナル俺「さて、挨拶はこれからにしてそろそろ本番といこうか」
ハルカ「えへへ……夜はこれからですよぉ?」
智子「」
淫恋俺「おっ前座はもう終わりか?」
智子「やめっ! 離せ! 武子! 助けて武子!」
『…ツー……ツー……』
智子「切れてる!? ちょっやめっ……そこは……アアンッ……アーッ!!」
淫恋俺「…………うっ……ふぅ……ダメだもう脱いじゃおう」ヌギッ
おわり
以上です
スレ汚しすいませんでした <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 18:19:06.41 ID:EXLGlfX2O<> 乙 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 18:19:42.72 ID:HppKn+Ll0<> 乙でした <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 18:26:10.59 ID:ZeN2Mc2T0<> 乙おーつ!
トモちゃん祝われて良かったね <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 18:28:37.76 ID:D8aDF68A0<> 乙 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 18:29:07.71 ID:yqunuVuT0<> 4Pですか?
なんなら俺も入りますけど <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 18:29:54.83 ID:R+RSohmb0<> ほしゅっと
予約までけっこうあるな…… <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2011/12/05(月) 18:36:17.39 ID:ONGeu74v0<> 乙です
保守っす <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 18:40:29.48 ID:CQxgzppL0<> ほ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 18:45:42.27 ID:DIccR8qB0<> う <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 18:47:47.84 ID:R+RSohmb0<> け <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 18:49:53.25 ID:IBpGfW7L0<> ん <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 18:55:14.13 ID:yqunuVuT0<> :☆:
..::* ◎.。
..::彡彳*‡:*..
.:+彡*★:ミ:♪:ミ。:., Merry Christmas!
.:彡'゜‡,※゜.◎::▲:ミ,::..
.,;彡*;▲彡゜*★::.ミ~:ミ+:..
..*彡゜◎.从♪.:ミ,☆,゜〓:ミ:,,
.:彡★*..☆,彡.:◆.ミ.+:◎,ミ。:..
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以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 18:59:24.95 ID:R+RSohmb0<> >>694
パソコンに嫁がいる俺勝ち組すぎワロタwwwwwww <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 19:00:18.52 ID:155GJGy40<> 街中のライトアップなんて砕けてしまえ <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 19:06:04.64 ID:YLd1dssJ0<> 今年もクリスマスは男だけで闇鍋して過ごすんだ…
明日の2200頃予約 <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2011/12/05(月) 19:06:59.04 ID:34AFgy0V0<> 今年のクリスマスは2日連続お泊りだね <>